となりのトトロ

実はこの映画はテレビでしか見たことなくて、それもずいぶん前に見たきりだったので、ずっと見たいと思っていたのだ。ようやく見れた。DVDバンザイ。

ジブリ作品というか、宮崎監督の描く映画の世界(とくに日本やそれに似た土地を舞台にしているもの)は、昭和3~40年代のようにも見えるし、もしかすると現在どこか田舎にひょっとして存在してるんじゃないかーと思わせるような、そんな懐かしいあたたかな風景に満ちている。この作品で描かれている場所もすごくそんな感じ。年をくったせいか、そんな部分にすごく郷愁を感じ、涙ぐんでしまう。涙腺ゆるくなったなぁ。

改めて見てみて、ジブリ作品のなかでも一番か二番目に好きな作品と思う。話どーのこーのじゃなくて、単純にあったらいいなー的な夢を与えてくれる、そのシンプルさがダイレクトに伝わってくるから。トトロやまっくろくろすけ、ねこバスなんかがほんまにおったら、なんて素敵なんやろ!と単純に思ってしまえるほど、作品の中に没頭してしまえる。楽しい。幸せ。すごく単純に幸せを感じられる。

広っぱで泥んこになりながら走り回る、そんな子供のいる家って、いいなぁ。いいなぁ。いいなぁ。

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