カルチャークラブで一世を風靡したボーイ・ジョージの半生を描いたミュージカルを映像化した作品。
カルチャークラブといえばもうずいぶん懐かしいバンドで、その当時のイメージと曲の感じしか覚えていないけれど、今改めて歌詞を見、曲を聴くと、いかにこのバンドが凄く、素晴らしく、とんがってたか?ということが分かる。そしてその影で彼がどういう風になっていったか、というドラマが面白い。というかこのミュージカル、本人も出てるのよね(伝説の人リー・バウリー役)。
まずびっくりしたのはボーイ・ジョージ役のユアン・モートンがめちゃくちゃそっくりだったこと。あとみんな当然のように歌がめちゃくちゃうまくて、ストレスなく引き込まれてしまうこと。ボーイ・ジョージ本人の(多分アドリブ)がめちゃくちゃ面白いこと。 ほんとよくできたショーで、生で見たかったな。
ボーイ・ジョージをよく知る人にはもしかして物足りないいのかもしれないれど、素人には面白く、そして衝撃的だとおもう。こんなミュージカル、みたいなぁ。
2003 イギリス
2005年12月24日公開