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石田衣良 – LAST

ほんとこの人のかく小説群はどれもリアル。リアルという言葉がリアルさをなくすほど現実的、というか現実的ではなくて、”まさにいまそこにあること”という感覚か。ドキュメントでもない。ほんと今進行してることのように思える。生々しすぎるというか。

LAST、ということでいろんな人間の最後の何か、を描いた短編集。どの話もすごく現実感を伴うので、読んでいて胸がえぐれそう。怖い。きつい。ドキドキする。

なかでもひとつ、ラストホーム、という話。ある男が職を失い(怪我が原因で)、家を失い、ホームレスとなって公園のビニールハウスに居をうつすのだが、そうなる男、そしてそこにいついている人たちの暮らし、それと関係なく佇む現実社会、そんなものが自分のこれからとすこしオーバーラップしてしまう。不安。

講談社 2005

石田衣良 - LAST

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