アーサー・ゴールデン – さゆり

去年だかいつだったか映画化されて話題になった(チャン・ツィーが主演だったっけ?)作品。外国人が書いた花柳小説として話題にもなった。

な によりも昭和初期から終戦後にわたる時代の舞妓さん・芸妓さんたちの日常が事細かに描かれていて、それだけでも読んでいておもしろい。もちろんこれは「さ ゆり」なる芸名の芸妓の半生をつづったフィクションの小説なのだけれど、かなり詳細に下調べしたようで、その時代時代の人間模様が手に取るようにわかる。 また小川さんの訳がとても適していて、京ことばのうつくしさがよくわかる。

どうしても芸者やら花魁やら、とかその世界こととなると、確 かな知識なんてなく、誤解やら(外国人にも日本人さえも)へんな認識ばかりが先行してしまいがちなのだが、アーサー・ゴールデンのこの文章からはそんなこ とはみじんも感じられず、こういう世界に対する愛情さえ感じる。こういう文化を生み育んだ国の人間としては、ほんと頭の下がる思いだ。

し かしこれが祇園の花街の世界どす、というわけではなく、100人いれば100通りの世界があるわけで、これをよめば花街やらお茶屋さんのことがわかるわけ ではない。でも思っていたのとは全然違う、人間くささやらおかしさ、そしてそのすばらしい文化、芸の世界についてもっと知りたいという気持ちをかきたてて くれる。上下巻一気読みした。すばらしい。

文芸春秋 2004

さゆり〈上〉
さゆり〈上〉 – Amazon
さゆり 下
さゆり 下 – Amazon

田口ランディ – オクターヴ

届いた手紙を唯一の手がかりに、バリに友人を捜しに行く小説。そこでの1週間の滞在中にいくつもの神秘的な体験をし、自らを解放するというお話。

単 なる小説としてではなく、バリに興味があったり、バリの人たちがどういう風に考えてるのかとかを知りたい人が読んでもきっと面白いと思う。実際こういう風 にはっきり書いてる小説ってのはないんじゃないかな?あまりにも違う、現代(西洋文化)社会との価値観、システムの違い。

いまの世の中 ははっきりいって大半が西洋人というか白人たちが生み出したシステム=価値観で動いている。それは便利で快適だけれど、それらが導入されるまで存在したほ かの(日本も含む東洋的文化も)文化を淘汰し標準化、客観化してしまった。いいことなのか悪いことなのかはわからない。けれどもそういったものをもってい た人間たちの能力は失われたり、影をひそめてしまったりしてしまった。

小説では絶対音感をその象徴として扱っている。音楽教育を受けた 主人公が身につけている絶対音感(=暗喩としての西洋的社会システム)が、ガムランやバリの自然の神秘に触れることにより崩壊し解放されることにより自分 を取り戻す(=今の社会システムの中での自分の立ち位置を再認識する)。

確かにいまの社会ではその仕組みや価値観からはみだすものは排 除されたり、本人の居心地が非常にわるかったり、どこかに矛盾やひずみが潜んでいる。もしかするとそれは血として引き継ぐものからの抵抗なのかもしれな い。あまりにもあたりまえに受け入れてるいまの社会のありかたがいいのかどうか?なくしてしまったものはなにか?そんなことを考えさせられてしまう、そう 思える小説だと思う。

この本からたくさんのヒントをもらった気がする。

筑摩書房 2007

オクターヴ
オクターヴ – Amazon

栗本薫 – もう一つの王国(グイン・サーガ 113)

のっぴきならない状態になってきたグイン一行。いよいよタイスから逃れられなくなり、ガンダルとの対戦がせまる。この巻もグインが活躍してくれてうれし い。ガンダルとの対峙のシーンはかなりわくわくした!しかしこの後どーなるのか?よもやあいつがあんなところで出てきて、実はあんなヒミツが・・・・ あぁ、書けない!

早川書房 2007

もう一つの王国 グイン・サーガ 113
もう一つの王国 グイン・サーガ 113 – Amazon

江國香織 – ぬるい眠り

江國さんの本はいつもそうだが、この本は特にそうで、それぞれの短編にでてくる人物たちの生き方の感覚というか、”感じ”というかがとてもある意味ストレート、すごく感覚的で、共感できるような気もするし、恐ろしいような気もする。不思議な感覚。でも嫌じゃない。

普 段自分が社会やその他自分以外のものと接している部分というのは、何らかの見てくれやら殻やらそういうものをまとっているのが普通なのだけれど、そういう ものをとっぱらってしまって、すごくベーシックな素直な、ストレートな感覚で、今一度見直してみると、ずっとシンプルに、それがわがままと簡単に片付けら れてしまうかもしれないけれど、より自分で生きていけるのかもしれない、ということを行間で読んでしまうのだけれど、実際そうするのって難しい、でも憧れ てしまう、でも無理かも、と、へんな感覚が頭をどうどうめぐりしてしまう。

でもすてき。こういう人たちは好きだ。

新潮社 2007

ぬるい眠り
ぬるい眠り – Amazon

(旧)2007.6月の日記

2007/6/30
明け方寝たのであんまり十分に寝た感じはしないが、
チェックアウトの時間もあった
(でもここは実は13時まで延ばせる宿だった)ので、
起きてからロビーで誰もこないなーとぼーっとしてると、
F原がやってきたので、
しばらくうだっとしたあと彼と近所の鰻屋さんをひやかした後、
別れて名古屋駅から新幹線に乗る。

1時間ぐらいだからすぐ新大阪着。
そっから在来線にのって帰宅。はー、おうちは落ち着く。
風呂はいってだらだらしたりしたあと、
梅田に出て少しだけフライヤー配り。

2007/6/29
お昼に新大阪へ。
今日はUSHとRM、そしてファクトリーのS田さんと連れ立って名古屋のプラチナムへ。
また今日はちょっとした撮影班も同行。
慣れないカメラにちょいと緊張する一同(笑)。
新幹線での名古屋はほんますぐ、あっという間。
タクシーでお店まで。久しぶりの名古屋プラチナム。

開店準備と並行してリハーサル。
まずはRMのショーケースにあわせて照明シュートの調整、
次に僕らのサウンドチェックをやって、
最後に一通りゲネを。
その間もずっとカメラが追うので、
そのうちに慣れて何も気にならなくなった。おもろいもんだ。

一旦宿に戻ってから着替えてインタビュー撮り。
ざっくばらんというか、かなりテキトーにしゃべったのだけれど、
大丈夫かなー(笑)。
質問はごっついまじめな奴ばかりだったのだが。
いい絵になってるといいのだがー、心配(^^ゞ

お店に戻ると、ぼちぼち盛り上がってる感じ。
1周年のパーティーなので盛大にせなあかんしなー。
といってるうちに僕らの出番が。

USH3+Rm@プラチナム名古屋

Rm sisterのオープニングから始まって、
まずはインストもので徐々にペースをあげていく。
が、なんとなーくお客さんの感じが重くてなかなかノリがでない。
前半戦は結局調子でず。

真ん中にRmのショーケース。
これがめちゃくちゃかっこよくて、
見てる僕らもそれにつられてテンションめちゃ上がり。
いままでいろいろ一緒にやってきて、
いろんなショーみてきたけれど、
今日のが一番かっこいい!すばらしい!!

その後は歌もので。
久しぶりのMこちゃんの歌もえぇ感じだし、
盛り上がって当然のディスコチューンを並べたので、
最終的にはえら盛り上がりで、ふー、よかったよかった。
やっぱりみんなでわーって楽しまないとな~。

終わってから楽屋でしばらくクールダウンして、
一旦宿に戻り、再び集合して、栄にあるJAPへ。
もともとS田さんとRmがプラチナムが終わった後に遊びにいく、
といってたのに、僕らも便乗する形で。

ほんと栄のど真ん中ぐらいにあるビルの5FにあるJAPは、
大阪のSoulFucktryと同じニオイのする、
えー音がかかってるBar。
でもみんな踊りまくり。僕らも呑んでわいわい。
お店のご好意にも甘えてゲリラライブも。
これがまたプラチナムとは違ってラフにわーってやって楽しかった。

結局明け方近くまでわいわい。
ほんまおもろかった。名古屋恐るべしやなー。
あー、もうへろへろ、疲れたー!

2007/6/28
MITCH@心斎橋11

この店ってまだあんまし知られてないよう。
心斎橋OPAの隣のビルの最上階なのだが、
路上には看板とかでてないしなー。
ちょっとアダルトな感じの、
ちょっと淫靡な感じのするお店。
ライブとかイベントとかパーティーとかやってるが、
ジャズのライブはまだ2回目だそう。

リハをやってから外に出て、
近所のもつ鍋やさんへ。
周防町にあるなんて知らんかったなー。
しかもここはもつ鍋が流行るもっとまえからある老舗だそう。
うまー!!暑いときの鍋ってえぇねぇ。

戻ってしばらくするとライブスタート。
まずオープニングアクトにAfnicaが出て、
僕らはちょち遅めのスタート。
今日もいい意味でテキトーなステージングが楽しい。
Kさんのベースがぶんぶんいうて気持ちいい。
僕も何も考えずに好き放題やれるから楽しい。

結局40分のステージを2回だった予定なのに、
両ステージとも1時間越えになってしまい、
終わってみたら終電すぐであわてて帰る。
こういうライブは何度やってもいいなー。

2007/6/27
昼からUSHのリハ。
前のリハで作ってみた曲を思い出したり、
F原がもってきた新しい曲のアイデアを試してみたりする。
うん、いい感じ。またオリジナルが生まれるわん♪

終わってからすぐにプラチナム大阪へ移動。
今日はプライベートなパーティーでの出番。
一通りリハをやってから一旦外へでて休憩。
向かいにある喫茶店は昭和な感じで落ち着く♪

パーティーが始まった頃に店にもどり、
VIP席でうだうだ。しかしこの店ってほんまハイパーやなー。
最初は固かったお客さんたちも、
DJがうまーくうまーく持ち上げて、
僕らの出番の頃にはめちゃいい感じに。

出番は短いものだったけれど、
これがありえへんぐらいのめちゃくちゃな盛り上がり。
まぁ、絶対うけるようなディスコチューンの連続だから、
盛り上がって当たり前やねんけれどなー。
ま。面目果たせてよかったよかった。楽しかったし。

2007/6/26
昼に起きて昨晩の続き。
明日と週末にあるプラチナムの出番は結構ある意味ハードなの
できちんとしてないといけないのだ。

夕方くらいにはだいたい出来上がり、
何度も確認してからMIXつくって出来上がり。ほっ。
一応準備しておくことはできたかなー。

2007/6/25
朝早くKぬちゃんを起こして出発。
慣れない車を運転して、出石から福知山に抜けて、
そのまま高速を使って神戸へ。
ま、いうても同じ兵庫県なので近いといえば近い。
行きは結構時間かかったが、
帰りは急いだわけではないけれど、3時間かからず到着。

家でいったんちょいと休んで、
昼前に家をでて例の土建屋さんに行こうとしたのだが、
車にのったらシートベルトが出ないようになってしまい、
あれこれがたがたやっても出てこないので、
そのまま仕方なく出発。

でもこれがよくなかった。
普段シートベルトはいつもしてるので、居心地悪いし、
こんなんで警察に止められたら嫌だなーと内心焦っていたせいもあり、
当初予定していた梅田ヨドバシに行かずに日本橋にいって、
必要なものを買い物していたら駐禁とられた(T_T)。
焦っていたので駐車場いれんの忘れたという・・・はぁぁ。

そのまま土建屋さんで仕事。
でもまたちょっと宿題を残してしまう、うまくいかんの。

帰りがてらお世話になってる車屋さんにいって、
シートベルトを取り替えてもらう。直ってよかった、ほっ。
しかしいいこと無い一日やったな。

家に帰ってから今週あるプラチナム用のオケ作り。
あまり出来のよくなかったやつの作り替えやら、
サイズ変えたりいろいろやることあり。
ま、やることは決まってるのでできるのはわかってるのだが、
なんせ時間かかる。結局朝まで。

2007/6/24
午前中にKちゃんに迎えにきてもらって一緒に出発。
豊岡いくのんひさしぶりやなぁ。何年ぶりかなぁ。
のんびり走って、途中でお約束の出石そばたべて、
定刻にライブ会場へ。
今日はライブハウスとかやなくて、
コウノトリ文化館、へー。

平田フミト&山田能史Latin Session@豊岡コウノトリ文化館

何もない会場なので、
音響の準備に、会場の設営なんかをして、
ちょっと確認のリハをしたら、
お客さんを入れて。すぐライブ。
地元のみなさんの協力あって、満員。

演奏も昨日と同じような感じで。
でも2日目だから、みんな曲に慣れてるし、
なじんでていい感じ。
昨日よりも勢いもあって楽しい。
お客さんもわーって踊ってくれるしねー。

終わってから宿に戻り、
その宿にあるお店で打ち上げ。
スタッフのみなさんも混じって大宴会。
わいわいこういうのも、いいなあ。


2007/6/23
平田フミト&山田能史Latin Session@梅田Royal Horse

久しぶりのH田さん。
相変わらず濃いなー(笑)。
早速リハーサル。前にもやった曲とかが中心。
H田さんの曲、前にもやったけれどかっこいい。

折角の週末だったけれど、
何かと重なったのかお客さん少なめ。
でもそれでも演奏には関係ないない。
F原とのホンセクはやりやすいので、
細かいこと考えなくてもできるのでうれしい。

軽めにやったつもりだったけれど、
結構長い時間やった。
とういか、ヴィーやんの加わったリズムセクションが盛り上がりまくって、
みんなソロ大会やったもんな。
でもリズムの音楽やから、こういうのは見てるだけでかなり楽しい。

血が騒ぐっていのうのはこういうことよね。


2007/6/22
E.D.F.@桃谷M’sHall

めちゃめちゃひさしぶりのM’sHall。
3月以来やもん。こんなんM’s出るようになってから初めてだわ。
ちょっと早めにお店にいって、車屋のほうの場所を借りて、
Sみんのレコーディングをやる。自然なリバーブ感がいい。
でも急にはあんまりでけへんなー。一曲やって断念。

S水さんと飯を食いにいって、
お店でぼーっとみんなを待つ。
メンバーもお客さんもゆるゆるとやってくる。

久々のE.D.F.。なんかそれだけでうれしい。
今夜はベースはUネさん
いつものEDFのサウンド。
今夜はすこしハード目なカンジか。
S水さんのMCもやっぱり相変わらず面白いし、
お客さんの雰囲気もすこぶるよくて、
あー、いい気持ち。

いつもあっという間におわってしまうから残念。

2007/6/21
昼からN林さんとこに行ってPCの修理。
なんかことあるごとにCPU使用率が100%いくのが、
アンチウイルスソフトだというのが驚き。意味わからん。

その後土建屋さんにいって新しいPCのセッティング。
しっかしええ機械が安なったなー。ほんま。
しかしセットアップの最後、
ワークグループの参加のところでつまずいて、
これがなんでなんかだいぶ時間くってしまったが、
これがサードパーティーのファイアーウォールのせいだとは。
それぐらい通せよなー、もう。疲れた。

2007/6/20
ホゲホゲ団@京都CANDY

遅めに集まってうだうだっと打ち合わせというか、無駄話。
別にやる気がないわけじゃーなくて、
その日みんなのノリがあう曲をやりたい
(んだと思ってるのだが笑)から。
何曲か候補ぱぱっとでるのだが、
難しい奴はパス。なんとなーくオーダーきまる。

今日はいつもみたいにだだだーっといく感じじゃなく、
大人っぽい感じ(だと言われた、ってなんやねん笑)で。
S村君のやったバラードええ曲やわー。
ほかにもやりたかったいい曲もできたし、満足。

2007/6/19
夕方から久しぶりに学校へ。
Gさむと一緒に練習。
しかし学生おおいのー。
麻疹騒ぎもどこへやら。
学校も通常営業。

しかし僕がおったころにくらべて規制がふえたもんだ。
いやだいやだ。


2007/6/18
午後から大阪へ。
楽器を変えてからいまいちしっくりきてないアルトのマッピを探しに。
平日(とくに月曜だからか?)はハービスは空いてていいわー。
ジュウジヤさんで3時間ぐらいあれやこれや試奏。

へとへとになったが、
なんとか満足いくのが見つかってよかった。

2007/6/17
朝おきてみんなより先に出発。
結局雨はふらず天気がもってうれしい。
地下鉄で天神までいき、乗り換えて博多へ。
一瞬唐津までいこうとも思ったりしたが、
やっぱり遠いのでやんぴ。

博多から新幹線にのる。
ゆっくり寝ようと思うが、
本がおもしろくて眠れず(笑)。

結局一睡もせず帰宅。
そっからひたすらうだうだうだうだ。
あー、疲れた。

2007/6/16
昼に港の方へ出かけてお昼ご飯をたべ、
んでからそのまま会場入り。

今日はまだできて間もないビル(なのか?)のレストランで。
音響機材も一切合切持ち込みなので結構荷物多い。
みんなで設営してそのままリハ。
なかなか音が決まらずに苦労したけれど、
なんとかやれる状態になってよかった。

本番までの間、そのへんでぼーっと。

Japonismo@博多Hasta Cuba Club

今日はHidekiさんの地元博多ということもあって、
お客さんもいっぱいで大賑わい。
ぶっとおしで1ステージ思いっきりやる感じ。
2日連続でやったら、
やっぱり2日目のほうがみんながなじんでいい感じになってる。
今日もホンセクはあまり無理しない感じで。

アンコールもわわーっともらって、
いいライブだった。あーよかった。

終わってからお客さんひくのをまって片付けて、
そこからやっぱり博多ということで、長浜の屋台へ。
一番行きたかったところは満員で入れなかったので、
近所の屋台に適当に。
やっぱ屋台っていいよね。季節的にもいいし。
おでんがうまかった。

今夜も同じ音響さんところで泊めてもらう。

2007/6/15
三宮でY田さん、F士くん、Aちゃんと集合して車に乗り込み、一路西へ。
阪神高速~第二神明~明石バイパス~加古川バイパス~姫路バイパス~竜野バイパス、
といつものコース(笑)をいってから、R2を少し走ってそのまま山陽道へ。
あまり急がないペースでゆるゆると。

ちょっとは寝ようと思ってたのだけれど、
いろいろちょろちょろしゃべってたのもあるけれど、
今の時期って日の出がやたらとはやい(^^ゞ。

朝8時過ぎに別動部隊と合流して、
そのまま九州自動車道をはしって佐賀を越えて長崎入り。
さすがにこのままだとみんな倒れてしまうので、
嬉野温泉へ。
温泉旅館立ち並ぶなかにあるスーパー銭湯でお風呂&仮眠。
結局夕方までぐーすか、あー、よく寝た。

そっからまた走って佐世保へ。
お店に到着して早速準備してリハ。
みんな疲れもあるのに元気。

リハ終わってからせっかく佐世保にきたんだからと、
近所を歩き回って商店街にあった佐世保バーガー屋さんへ。
後から知ったんだけれど、
佐世保バーガーって、これ!ってのはなくて、
認定店がいっぱいあるのね。
僕がいったのもそんな店のひとつ。
みんなのイメージほど大きなバーガーではなくて普通のサイズだったが、
ナチュラルな味でとっても美味。んー、いいもの食べた♪

Japonismo@佐世保DUZZLE PAZZLE

なんか今日は変則的なステージ構成で、
最初にオープニングで数曲演奏したあとに質問コーナーみたい
なんがあって、
もうちょい演奏したら1回目終わり。
んで、だいぶ時間空けてから2回目を本格的にやる、
っていう構成だった。

待ち時間でライブが冷えたら嫌だなーとおもったけれど、
やっぱりサルサ好きたちは熱く、
最後までわわーっとやる感じだった。

おわってからすぐに片付けて、
そのまま博多へ。
高速道路つかったら遠回りというので、割と地道つかって博多へ。
結構遠いやん!!!(苦笑)

そのまま晩飯がてら軽く宴会。
でもみんなかなりへとへとだったので、
割に短い時間だった。ほっ。

明日お世話にもなるPAさんのうちに泊めてもらう。快適♪


2007/6/14
昼からN林さんのレコーディングに。
ちょうどA玉氏が終わったところで
(今回のアルバムのレコーディングは、
ほんとばらばらにやってるので誰にもあわん!)、
その後に弦とピアノのN島さんのやつをやって、
僕とT中くんの出番。

軽快な感じの曲だったので、
アレンジャー(といってもこれはカバーだが)のT村くんから
イメージを聞いて、
そのままブースへ。
試しに一回練習してすぐ本番。

バックトラックもいい感じだし、
やりやすいし、楽しいな、この曲。
結局2テイクでおわり。こんなでいいのか?(笑)

そのあとT中君の別の曲へのソロ入れをながめてから出る。
東大阪へ。

箕作=武井DUO@俊徳道Crossroad

リハもなしで口打ち合わせだけで。
彼とは最近やる機会が増えてきててうれしい、
なんといっても自由だから。
というか妙なひっかかりがないからか。

今日はほんと自分勝手というか、
やりたいよーにお互いやってみた、と思う。
だからすっごいらくちんだったし、
やった曲もどれもよかった。自由度高いのって好き。
リズム、サウンド、全部大事よね。

終わってゆっくりする時間もなく三宮へ移動。
いまから九州へ移動。

2007/6/13
夜、来月あるセッションのリハ。
元Charangaのコンガ奏者Victor Saggaraがきてるので
(というか日本に住んでるらしい)、彼と練習。
その後今週末からの九州ツアーのあるJaponismoのリハ。

さすがにずーっとサルサで吹き続けはつかれた。

2007/6/12
昼からUSHのリハ。
夏のライブに向けて。
あ、次のライブは8/22(水)ね、みなさん来てね!

前回のライブのリハの反省から、
前もってリハやろうと 汗。
今日は前の曲をやることより、新しい曲作りのネタ出しみたいな感じ。
結構だらだらやったけれど、これもまた楽しいのよね。

終わってからみんなでホルモン鍋をつつきにいく。
やっぱりライブの打ち上げだけでなくて、
バンドで呑むってのは大事なことよね。

2007/6/11
昼過ぎからMTのレコーディング。
ずっといろいろセクションを考えてたのだけれど、
1曲はできたものの、もう1曲はできず、その場勝負(^^ゞ

みんなに見守られながらやるの、恥しいなー(笑)
作ったセクションを試しながらREC。
うん、なかなかいい感じよー。
みんなのお褒めもいただいて、
いやいやむずかゆい。
ソロもまぁまぁな感じ。
でもこれ実はやり直したいなー(ボソ)

もう一曲はKちゃんと相談しながらあーだこーだ。
シンプルな感じでこれまた性格違った感じのセクション、
かっこいい。
ソロもパパパーッとノリでやってみたらOK。
うん、これはいい感じね。

でも結構みっちりやったので、
Zに借MIXつくってもらって終了。
すっかり夜中、
おつかれさまでしたー。

2007/6/10
チェックアウトしてからそのまま出発。
東京を横切ってそんまま東名に乗って一路関西へ。
途中横浜ぐらいでめちゃくちゃきつい雨がふってびっくり。
その後は何事もなかったかのように晴れ渡り、
快適なドライブ。

途中静岡にかかったあたりから、
先週の景色と重なる、うーん、デジャビュだ。

ゆっくり走ったし、
結局夕方京都で解散。
そっから電車で帰宅。
あー、体つらいよー。

2007/6/9
朝起きてうだうだっとして、
昼すぎに4人ほどで御徒町へ。
なんでもいいトンカツ屋さんがあるらしいので。
実はとっても有名な店やそうね、「蓬莱屋」。


ひれかつ!!

店構えは戦前からあるのかなーみたいないい感じ。
なによりも食したヒレカツめちゃくちゃうまい!
関西にはこんな感じのなさそうよねー。
でも値段も立派だったけれど・・・・。

その後アメ横を冷やかして、
そこでみんなと別れるが、
結局宿にもどってまったり。

夕方みんなで集まって合羽橋へ。
へー、ここって道具屋筋みたいなとこなんね。
なってるはうすはそのすぐ脇。
結構ジャズ系の老舗らしい、しらなかった。

サウンドチェックがてらのリハをちゃちゃっとやって終了。
近くだという浅草まで歩いて飯。
劇場とならんだところにある、
えー感じにひなびた中華屋さんでラーメン。ほっとする。

戻ってしばらくしてライブ開始。
対バンのボントロデュオ(でも飛び道具ばりばり)
を、ほほーっと感心してみる。
んで、ヘキサの出番。

ヘキサグラズマ@合羽橋なってるはうす

昨日の余韻があるので、
ライブは最初からかなりスムーズというか、
イメージがすごく膨らむ。
何度もやったら飽きたりするんだけれど、
いやいや、
同じ曲でも昨日よりも新鮮な感じ。
楽しい~♪

昨日よりも自由度高いというか、
はっちゃけた感じになって、
もうやりたい放題(笑)。
結構集中したからめっちゃ疲れた。

終わってから今日もうだうだ。
思いがけない知人Gさんが来てたので近況を知らせ合う。

今日は遅刻しないように宿にもどって就寝。

2007/6/8
朝早くに枚方に集合。
ヘキサグラズマのメンバーで集まって車一台にのっていざ東京へ。
そんな速いペースではなかったのでしんどくはなかったが、
それでもやっぱり車移動はしんどいなー。

夕方六本木に到着。
はじめてのライブハウスだったんで、
六本木のどこかなーと思ってたら、ヒルズのすぐ近くだった(^^ゞ。
というか実はここ、
オーナーが某サックス吹きで知り合いだったという笑。

ステージにくらべて人数がおおかったので、
片付けてなんとかうまくステージにのってリハ。
ま、事前にリハは十分やってたので、
今日やる段取りとかを確認して終了。

リハ後一旦宿までいく。
メトロで南千住まで。
名前はきいたことあったけれど、ここへは初めて来た。
すごいローカルなところねー。
というか東京ってほんま広いなー。

で、すぐにお店に戻る。
ちょうど対バンがやってる最中。きれいな歌声。
んでヘキサグラズマの番。

ヘキサグラズマ@六本木Vanila Mood

のっけからテンション高くスタート。
いつもやってるふにゃふにゃな感じのセッション的ライブと違って、
ちゃんとアレンジされてるけれど、
自由度の高いバンドはメリハリ効いてかっこいい。
きちっとした曲はあくまできっちり、
自由な曲はさらに自由に。
クミさんも奔放ですごい。

1時間なんてあっという間。
というか、
その予定だったのに、
アンコールまで含めたらえらい長い時間やってた、
そんな感じしなかったのに。
えーライブやった証拠かねー。

終わってから来てたお客さん
(ヘキサが東京でやるのは久しぶりらしいし)
と挨拶したりしゃべってたりしたらえらい時間に。
実は宿には門限があったのだ(が、安い)。

慌てて出るものの渋谷やらで混んで、
道もちょっと迷ったりして結局遅刻。
怒られちゃった(笑)。

あー、疲れた。よく寝よう。


2007/6/7
予定してたこともあったが、
なんだか家から出るのが億劫でひきこもり。
SみんのMixとか譜面書きとか。
しかしさっぱり進まない、いい天気なのに。


2007/6/6
昼過ぎから今週末のヘキサグラズマの練習。
久しぶり(10年ぶりぐらいか)のスタジオだったので迷ってしまった。
5時間弱みっちり練習。
久しぶりなのでだいぶ忘れているところもあるが、
肝心なところは覚えてるし、
勘でやったらだいたいただしい、恐るべし僕(笑)。

確認できるところは全部確認して終了。
あさってからの段取りを決めて
(しかし車で東京は遠いのー)解散。

なんだかこのところうまく眠れないのもあって、
次のリハまで時間もあったので車で仮眠。
地下は暑いががまんして寝る。
というか横になりたかったのね、僕。

夜、ハポニスモのリハ。
来週末の九州にむけて。
ヒデキさんも交えて。
ほんとこのひとは元気というか、
パワーあふれてて一緒にいて気持ちいい。
これならサルサも悪くない、
というかこの人はほんとラテンのバイブレーション溢れてる。
楽しい。

2007/6/5
夕方からSみんのレコーディング。
レコーディングできるようにとぼちぼち機材をそろえていってた
(もちろん自分のため)のだけれど、
レコーディングに使うのは初めてだったりする。
だから昨晩から試してたのだが、無事にできそう。

2時間だけ個人練習でスタジオにはいってボーカル録り。
さすが慣れてるというか、
普段からたくさん歌ってるだけあって、
なんどもなんどもテイク重ねたり、パンチする必要もなく、
無事2曲とも終了。あとは僕が間奏とか入れたら出来上がりね。

ちょっとお茶をしばいてから解散。
家に戻って1曲Mixする。ソフトの使い方がいまひとつわかっておらず苦労。
でもこういう作業ははっきりいって好きだな。

2007/6/4
オフ。移動が続いたからか体だるい。
何もしないことにして、何もしなかった(笑)。
それでも、ま、一応明日の準備とか。

2007/6/3
朝はやくに家をでて電車で新大阪へ。
9時過ぎの新幹線に乗る。
途中京都駅で相棒魔Hと合流。
今日も一日長いからちょっとでも寝ようとするが、
なんせこの男と一緒になるとべらべらしゃべるもんだから、
結局あんまり眠れず。

おまけに降りるのが静岡駅。
いままで降り立ったことないから、
名古屋からどれくらいかわかんないし、
乗り過ごしたらそれこそ一大事なので・・・・。


静岡到着!

静岡駅から在来線で由比駅へ。
すぐ横を東名が走ってる。
ここは通った覚えがあるあたりやなー。
しかしえぇ感じのところだわ。桜えび食べたい!

そっから送迎バスで走ること30分ほど。
浜石岳の中腹にあるのが浜石まつりの会場。

The Miceteeth@静岡由比浜石祭

すでに3日目になるこのイベント。
山中にこんな大きな会場ができあがってるとはびっくり。
大漁旗が来た人をむかえてくれる、いい感じ!
すでに3日目のイベントがはじまってて、
バンドの音がしてる。

会場裏の楽屋みたいなところでメンバーと合流。
昨日から前乗りしてる彼らはすっかりエー感じに。
薄曇りだけれどいい天気で気持ちいい。
僕らもゆっくりして会場になじむ、
山の上ってほんま気持ちいいなー。

ゆるゆるっと準備して、
ステージの入れ替えやって、出番。

会場のテンションもすっごくいい感じで、
最初から無理なくもりあがってて楽しい。
ゆるーく、でもクールで熱い感じ。
毎回毎回思うけれど、
ほんまやってて幸せやし、めちゃ楽しい♪

やっぱ野外はいいなー。
開放感あるし、このバンドにあってる気するなー。
空に吸い込まれていく音はほんと気持ちいい。

終わってからはひたすらうだうだ。
次にでたハナレグミの声で癒され、
SOIL&”PIMP”SESSIONSの元気さに圧倒され・・・・と、
イベントをかなり満喫。

さすがに最後まではいなかったが、
暗くなるまで楽しんで会場をあとに。
帰る前に山の上から夜景をたのしんで下山。

その後は飯食って、ひたすら走って帰宅。
さすがにくたびれた。

2007/6/2
なにわゴズペルフェスVol.9@なんばハッチ

お昼に会場入り。
バンドのメンバーやらソロの方々やらクワイヤの方々、
そしてスタッフの方々、もう揃って準備がはじまってる。
今日はおおきなコンサートだからあまり時間が押したりもしない。
バンドの準備が整ったらすぐにリハーサル。


F原とロニーくん

クワイヤのリハを終えてから楽屋でうだうだ。
今日手伝いのUSH3人は出番が最初と最後なので待ち時間だらけ。
2人息子(コージェイズ)やら、今回初登場のZOOCOさんやらとうだうだ。
吉弘さんの息子さん(10)がラッパ吹くってんで、
F原を囲んでみんなでわいわい。
最後の曲で彼にも参加してもらおう。しかしかわいいな♪

リハが全部おわったら、少し間があってすぐに開場、そして開演。
ハッチは大きな会場だが、たくさんのお客さんが。
やっぱりさすがやなJayeさんは。そして神の力か。
オープニングにソロの方々もクワイヤもすべて出演して華々しくスタート。

あとは楽屋でモニタで吉弘さんのすばらしいピアノやら、
ブレンダのすばらしい歌声、
相変わらず神々しい向日さんの声、
じんわりする岩渕さんの声、
そしてすっと通ってくるZOOCOさんの声などに耳を傾ける。

・・・・・が、実は楽屋は大騒ぎ(笑)。
4人のガキどもに占領されて上や下やの大騒ぎ、
ま、かわいいから許すけれどー。
さすがに2時間ぐらい相手してたら疲れたわい、おっさんどもは!

そしてコンサート終盤、藤井牧師の説教の間にセッティング。
この牧師の話がめちゃいい話で、
ちょいとうるっとしてしまった。

その感動そのままにJMCのライブ、
そこにコージェイズが登場し、
ラストにフルゴスペルで歌い上げる。
会場のテンションも最高潮になって、
あぁいいコンサートやなーと思えた瞬間だった。
ラストにはまた全員登場し、
その息子のラッパも参加して大団円。
あー、いいコンサートやったな。

僕らUSHはそうでもなかった(でも待ち時間もつらい)けれど、
バンドのみなさんはほとんどずーーっとステージのうえだったのでヘトヘト。
ほんまお疲れさまでした。

うだうだするのもほどほどにして帰る。
明日もあるしのー。

2007/6/1
夜、明日のリハ。
JMCとのリハ、今日はMコちゃんもきて3人揃って。
ざーっと一通り通すのみ、時間があんまりない。
確認すべきことは全部やり、
漏れた部分や先週確認不足だったものに関しては居残って練習。

終わっていったん解散。
ぼーっとしてるのもする場所がないので、
さっさと梅田に移動して車の中でMコちゃんとうだうだ、
どうでもいい会話がこういうときはいい。

USH3@西天満OnAndOn

毎月一度は出させてもらってるオン。
KENTさんいつもありがとう。いつものメンツも。
今日は知り合いのお客さんもいたが、
なんだか全体的にあんまりノリがよくなくて残念。
僕が最初のMCをスカタンしたのが原因か(^^ゞ

明日の入りも早いので、
今日は終わってからうだうだせずにさっさと帰る。