辻仁成 – 太陽待ち

とても分厚いので、少し読書モードでなかった時期に読んだために時間がかかってしまった。でも時間がかかったのはそれが理由だけでない。じっくりと話を噛み砕きながら読みたかったから。それほど、内容の濃い、複雑な、いい話だった。

書 き方自体もすごく不思議な構成になっていて、各章がそれぞれ登場人物の一人称でつづられていく。物語の最初は登場人物たちの関係がどんどん描かれていき、 ラストに向かうにしたがって各人の一人称的な描き方になっていく。最初はあちこち話は飛ぶし、一人称が変わっていくので話についていきにくいのだけれど、 そのジグソーパズルのように散らかった話が、どんどん結びついていって、まとめあげられていく構成は見事だった。そしてなんといっても物語の端々に登場人 物たちの台詞(とくに独白)から辻さんの考えがひしひしとつたわってくるのが、とてもいい。

老映画監督が抱える戦時中のトラウマ、兄の元 恋人への恋心に悩む弟、その恋人が抱える兄への断ち切れない思い、広島原爆投下の下見中に捕虜となったアメリカ兵の自分の行為への懺悔、その息子が抱える 日本社会で生きる異人の苦悩。そんなものたちが複雑に絡まりながら、やがて、生きていくこととは?死ぬこととは?老いるとは?なすべきこととは?などな ど、考えても果てのない誰もが抱く人生に対する疑問を浮き彫りにしていく。決して「こうである」と明快に答えをだせるものでないけれど、登場人物たちのな かにそのヒントというか答えの一端を探す事ができる、と思う。

そして日本人たちにいまだに影をおとす戦争とはいったいなんだったのか?も う直接しるものは少なくなってきたにせよ、その次の世代の人間もやはり影響をうけている。それは一体なんなのか?原爆はいったいなんだったのか?そんなこ とへの問題提起的な小説にもなっていると思う。すぐ隣にあることだけれど、普段は意識していないものごとが目の前におかれた感じ。

こんな長い小説のレビューなんて簡単にかけない。消化に時間がかかりそう。でもすごく読み応えあってよかった。辻さんの作品のなかでも好きな部類。刹那的でないのが珍しいような気がする。

太陽待ち
太陽待ち – Amazon

全然大丈夫

めちゃめちゃまったりした映画だった。でもそのまったりさ加減が適度でたいくつになったり、しょうもなかったりしないあたりが絶妙の加減だったと思う。

い まの流行なのかなこんな感じの映画。昔の日本映画の寡黙さをポップにしたような感じというところか。ときどきなるほどなーという哲学的な台詞がでてくると ころもいい。でももうちちょい全体的に深みというか立体感あったほうが好きかな。この映画は立体感というより不思議感が立体感をだしてる感じだったけれ ど。

とくになんてことはなかったけれど、はじめは貧相だった木村佳乃がどんどんかわいくみえてくるあたりがよかった。あ、あと地味ーに鳥居みゆきの存在感がよかった(笑)

全然大丈夫
全然大丈夫 – Amazon

転々

すごくいい映画、そしていいお話だと思う。

あらすじなんてめちゃ簡単にかけてしまうけれど、その分、主人公二人の心理、ゆっくりだが確実に流れてしまう時間、まだまだ東京のあちらこちらに残る心に目に沁みる風景たち、そういうものたちがじんわり心にはいってくる。映画自体のゆっくりしたテンポもとても心地いい。

オ ダジョーのなんとも(いい意味でちゃんとした)テキトーな感じの演技もすごいいけれど、三浦友和のなんともいえない昔はかっこ良かったけれど、いまはおじ さん的な、ラフだけれどよく見たら渋いなー的な、絶妙なバランスの存在感が画面の中で際立ってて、めちゃくちゃいい感じだった。

それと映画全体のテンポを出したり、ちょっとしたアクセントをつける「時効警察」の面々たちがいい味をだしてる。何度でもみたくなる映画だった。

あてもなく散歩する。それがどんなに贅沢なことか。

転々
転々 – Amazon

ヒトラーの贋札

第二次世界大戦中、ドイツの捕虜としてつかまったユダヤ人たちのうち、印刷技術をもったものたちが、収容所内での少しましな待遇をうけられるかわりに贋札つくりをさせられるお話。

ドイツ映画だからなのか、華美なことがなく、淡々と物語が進み、少し全体的にセピア色がかった映像がその単調さに拍車をかけるが、それがゆえに、物語の本質やら登場人物たちの心理がより浮きだってみえるような作品だった。

本 当の話なのかどうか知らないのだけれど、生きるために自分の本意と違う事を(自分の信念に反する事を)するというのは、外様な意見としてはどうしてなんだ ろ?そんなことしなくていいのに、なんて思ってしまいがちだけれど、究極な状態ではなんでもありになってしまいそうな気がする。それでも自分の意志を貫こ うとするものもあれば、みんなのためにあえて嫌な事を進んでする、そういう者もいる。

どちらがよくてどちらが悪いという次元の話ではな く、よく考えても結論なんてだせない話だけれど、もし現実にそんな状態になってしまったら、時間だけは過ぎ去ってしまうから、結局何かを選択せざるを得な くなるのだろう。そんなとき、自分がどういう風に生きていくのか、そんなことを考えさせられた。

でも、そのあと、一体どんな気持ちになるのか、想像すらできない。

ヒトラーの贋札
ヒトラーの贋札 – Amazon

(旧)2008.10月の日記

2008/10/31
見原洋子@京都RAG

お昼過ぎにお店いり。もうセッティングはしてあって、
僕は遅い方だった。お店をひろげて(笑)セッティング。
このバンドではいろいろな楽器使うからそれ自体も楽しいけれど、
どう並べようかなー、なんて考えるのもまた楽しい。
まるで大きな編成のバンドのときのキーボードのひとのよう
(あれって、基地とか、
なんかのメカのコクピットみたいでいつもうらやましい)。

準備できたところでリハーサル。
練習はおわってるから、ひととおり確認すべきことをしたり。
いつもやりなれているのでPAのNさんももう慣れたもの。
音量をあんまり出さないバンドだと、
ここのアコースティックなPAの音がとても気持ちいい。

結構思ったより早く終わったので、
うだっとしてからみんなでご飯。
最近どうもいろいろうまくいかず雲行き怪しいというYーその話で盛り上がったり。

お店にもどるともう開店してて、お客さんも結構きてた。
準備をのろのろっとしているうちに開演時間となる。
さて、今日はどんなステージになるのかな?

満員のお客さんのなか、1曲目のイントロがはじまる。
ありゃ?なかなか歌が始まらないなー、と思って横を見てみると、
M原やん、また泣いてるやーーーーん!(笑)。
前回同様1曲目イントロで感極まるM原やん。それ見てたらつられそうになるしー。
「こんなにたくさんのお客さんが来てくれて、
聞いてくれると思うと、それだけで泣けてきて」だそう。
でも、それ、とてもよくわかる、うんうん。

ステージはいい感じで進行。
あんまり大げさな歌もMCもなく、すすーっと進んでいく分、
M原やんの歌声と曲たちがよく聞こえて、
じんわり染み込んでくる感じがして。
弾き語りのコーナーで「卒業写真」やったのとてもよかった。
本家本元よりよかった。楽屋でしんみりしてしまった。

後半も新曲なんて織り交ぜながら。
事前の練習で完成したハッピーバースデーな曲も、
たくさんのお客さんの気持ちのおかげで、とてもいい曲に響いたし。
ああ、いいライブだった。
ほんまいつもいい歌聞かせてくれて嬉しい。
そしてそれに集まるお客さんもとても幸せそうでよかった。

今日読み終えた本:辻仁成「太陽待ち」

2008/10/30
オフ。家事とかにいそしむ。
一度つくってなくしてしまった、蔵書リストをつくる。
漫画が500冊ぐらいあった(笑)

2008/10/29
清水武志(Pf)4@新大阪WAZZ

たまにやってる組み合わせで、久しぶりにWAZZ。
相変わらずいい雰囲気。
S水さんとAさんはもうきてて、準備してるときにO曽さんも到着。
うだうだっとしゃべったりしているうちにスタート。

今日もS水さんのオリジナルばかりで。
E.D.F.と同じ曲なのに、全然違うものになるのが
(当たり前だけど)おもしろい。
しかしいつものE.D.F.のサウンドのイメージもあったりして、
そのギャップにおかしなかんじになったりもする。
慣れというのは怖いなぁ。

でもここは3回ステージあるので、
そのうちになれた。
久しぶりにやる曲とかもできるので、これまた楽しい。

ご飯もおいしいし、長続きしてほしいお店だな。

2008/10/28
昼、今週末にあるM原やんのライブのリハーサル。
半年ぶりぐらい。みなさんひさしぶりー!
せっかく早い時間にあつまったのに、数々のトラブルがあり(笑)、集まったのは結構時間経ってから。
早速練習をば。

最初にまだ完成していない新曲をみんなで仕上げる作業から。
だいたいの構想を考えてから、やってみながら細かい部分を詰めて、
いろいろいじくりまくったら結構時間かかったけれど、
最高にハッピーな曲になった♪

その後も久しぶりやる曲とかを次々に練習。
だいぶ忘れてるなー。
でも。やっぱり楽しいなー、いい曲ばっかりだ。

2008/10/27
夜、ひさびさにストリート、前回休んだからなー(汗)
しかしもう秋も深まってだいぶ寒い。

準備して早速はじめるが、最初はなかなかお客さんも立ち止まってくれない。
やっぱり寒いからかなぁ。
それでも一生懸命やってると聴いてくれる人もちらほらでてきてうれしい。

しかし23時も近づいてくるとほんまに手がかじかんでくるようになった。
もう冬も間近やなぁ。

2008/10/26
Sakura@なんばHATCH

久しぶりのHATCH。
時間どおりに入るとみんなも同時ぐらいに到着したらしく、
一緒に機材ももってあがったりしてステージへ。
まだ設営の途中のようだったので、楽屋へ。
ここの楽屋は見晴らしがよくていい(でも実は外からもばっちり見えてるらしい笑)。

準備が整うまで楽屋でうだうだ。
ステージが整ってから楽器のセッティングをして、
そのままサウンドチェック、リハーサルと。
やってない曲なんかのチェックをしたりしたあと、
ゲネぐらいのノリで、進行全体をチェック。
やっぱりHATCHはやりやすくていいなぁ。無線のマイクも借りれたし。

結構一生懸命リハをやったので、
今日の開演時間は早いので、もう開場ぎりぎり。
楽屋にもどってどたばたと準備。ちっとも落ち着く間なしー。
でもまぁ開演までにはちょっとコーヒーでも飲んでうだうだ。
今日のこのバンドに誘ってくれたHさんとしゃべったり。

さて開演。さすがに人気あって客席は満員。
みんなとソデで気合いをいれてからステージへ。
僕の出番は途中なのでみんなの背中を応援。
ええライブになりますよーに。

SAKURAが出て行くとお客さんのボルテージもあがりまくりで、
ダンスからステージが始まる。横からみててもかっこいい。

2曲おわったところでするっとステージへ。
ステージからみる客席っていつみても素敵。
SAKURAの歌に応えられるように吹いてたら一瞬で終了。
またすっと引っ込んで、と。

一旦楽屋にもどってひといき。
またすぐにステージ脇に戻ってステージを眺める。
その間にもかっこいいステージはつづいて、
その次にアコースティックコーナーが。

んでまた出番。メドレーのコーナー。
今度はバックコーラスのMika、Yammyの隣に陣取って(?)。
一種に振りすんのも楽しいしなー。やっぱこういうライブってやめられない。
でもこれもあっという間。つまんなーい。

その後もステージ袖からずっとながめる。
ほんといい歌やなー。
それになんて芯のある歌声なんか。こういう声質ってほんと好き。
単に歌うまいとか、声綺麗ってんじゃなくて、
よく声が立ってて、よく届く。
だからいい歌詞がよく聞こえてくる。ああ、たまんない。涙もちろり。

ダブルアンコールまで含めて2時間ほど。ほんとあっという間だった。
こんなにずっと見ていたいライブも久しぶりだった。
やっぱりいい音、歌、奏でる人たちってのはいつまでみていてもまぶしいものだ。
あー、このステージが終わらなきゃいいのに。

終わってみんなと楽屋でうだうだ。
うだうだ片付けて、うだうだ乾杯したりして(笑)。
打ち上げは新大阪にあるオーガニックなレストランで。
どの料理もすごい美味しかった。
お酒も飲んでないのに、えらい楽しかった。
やっぱいいライブだったからやなー。

ほんまSAKURA、みなさん、おつかれさま。んで、ありがとう。

2008/10/25
昼からすこし用事でいま一時帰宅しているN林さんところへ。
パソコンの具合をみにいく。壊れているかなにかがおかしいのかとにかくみてみないとわからないので。
最悪なパターンを想像していってみたけれど、
結局結線が悪かったのと、設定がごちゃごちゃになってただけだった。
NTTの助けも借りてなんとか復帰。よかったよかった。
結構ぎりぎりまでかかったのでいったんとんで家に帰ってから甲東園へ。

高田英子(Vo)3@甲東園CANDY

実はT田さんとまともにやるの初めてかも。
今日は鍵盤持ち込んでもらってのライブ。ピアノも初めましてのK丸くん。
若くていいなぁ。

準備してる途中にお客さんも来られたので、
リハもなしで、音がでるよーってな状態だけ確認してライブ。
最初にK丸くんと1曲だけDUOしてからT田さんをお迎え。
お店がリラックスした雰囲気だからか、
なんだかパパーンと頑張って歌うイメージあったT田さんも終始リラックスした歌。
これがすごいよかった。

また選んできた曲もええ曲ばっかり。
普段自分とかバンドでライブしてるときって、
世間にあるいろんないい曲たちってほとんど忘れててでてこないけれど、
こうやってやらせてもらえるチャンスあると、改めて
「ええ曲やなー」と心底思える。今日はそんな曲がたくさんあった。
忘れないように、いつか自分でもやろっと。

ほんと今日は落ち着いたリラックスしたライブで、
ライブ前までいろいろイライラしてたんも、すこし解消した。
ありがとう。

2008/10/24
E.D.F.@桃谷M’sHall

わりと早めに到着したので、だらだらと準備してから、
まだだれもこないけれどおなかへってしまったのでいつものご飯やさんへ。
驚くべきことに、ごはん、さんま丸焼き、げその天ぷら、そば(うどん)で420円やった、安すぎ!

M’sに帰るとぼちぼちお客さんやらメンバーがあつまってきた。
久しぶりのひともおるし、常連さんも。
そんな中ライブスタート。

今日はいつになくスムーズなステージ。
曲の進行がなんだかつながりもよくて過分でも足らないでもない雰囲気で紡がれていく。
すごくいいペースですすむライブって見てて飽きないよねぇ。
S水さんのMCも冴えわたってて、いやー、あっという間に1回目終わり。

ちょっとぐだぐだして2回目スタート。
ここでもなんだかスムーズなステージ、なんでやろ?秋やから?
いやー、最後まで終始スムーズだった。珍しい。

終わってからちょっとぐだぐだして帰る。
S水さん、夜走り気をつけてね。

2008/10/23
昼から来月2回目のライブをやるしのMINTの練習。
今回はいつのまにやら決まったテーマ「星」を題材にしたメドレーをつくったり、
新曲があったり。さすがS水さんもO笠くんとも2回目ともなると自分の立ち位置やら、
お互いの位置関係がわかってきてるので、練習もスムーズに。

新しい曲の確認のあとは前やった曲を数曲復習。
割と忘れてたり憶えてたり。まぁ大丈夫やなー。
あとは当日ということで次あるのでちょっと先にださせてもらう。

芦原橋へ移動してまたちょっとスタジオ。
バイトつづけてるT田くんにあって無駄話。
めちゃひさしぶりにKちゃんとMぶくんにも会う。新しいバンドだそう。
みんないろいろやってんなぁ。僕もやりたいなぁ。

2008/10/22
オフ。ちょっと天気悪し。久しぶりに家事したり、
明日以降の準備したり。

2008/10/21
武井~箕作DUO@寝屋川音や

比較的ゆっくりいってみたら、お客さんもK作くんもきてて、べべだった(笑)すいません。
ささっと準備して、そっからライブ始めるわけでもなく、
K作くんやらお客さんやらマスターやらとだらだらしゃべる。
なぜか、このところ話題はヅラの話ばかり(笑)。

今日も好き勝手にやらせてもらう。
昨日調整してもらうまで2日ほど前の楽器つかっていたので、
また感覚が変わってしまって最初慣れない。
というか楽器の抵抗が違うとこうも違うか、ということを改めてしる。
同じセッティングでもだいぶ吹奏感変わるもんね。

慣れようとしたせいか、今日はやたらと吹きまくってしまい、
お客さんにも「今度は音があんまりない感じがいい」と指摘されてしまう。
そう、その通りです!

でもやっぱりK作くんとのDUOは楽しいなあ。

2008/10/20
サンキュー!サンキュー!
無事39歳を迎える事ができました。
ほんまこれもみなさんのおかげです。
これからも頑張りますんで、ほんまよろしくお願いします!

・・・・でも、CSシーズン第1ステージ、阪神負けた・・・トホホ。

2008/10/19
有馬へ毎年やってるイベントの仕事に。

今年もこの仕事ができるのでうれしい。
なんかねー、詳しく言えないけれど、面白いのだな。
ただの宴会のBGMなんだけれど(笑)
長時間にわたる宴会なので、みんな酔っぱらっていく時間的経緯がおもしろいのだ。

ま、呑んでるときの僕もあんなんなんやろな(苦笑)

2008/10/18
KJSオーケストラ@松原市文化会館

お昼過ぎに会館に入ってリハーサル。
事前の練習に参加できなかったので譜面の多さにびびったり、
難しい譜面にうなったり。大丈夫かねぇ。
結構みっちりリハーサルをして、本番待ち。もうだいぶ疲れた。

今日は先月USHも出演した南河内ジャズフェスティバルのなかの一つ。
S崎さんのMCでコンサートはスタート。
たくさんある楽曲をうまくならべてビッグバンドの魅力をうまく伝えようという企画。
なるほど、ビッグバンドのスタンダードあり、よく知られた曲あり、
違った雰囲気のものあり、歌あり、などいろいろ。

今日はもうどうしても楽器吹きにくくてやなので、
以前吹いてた楽器をもってきてみた。
昔の感触わすれてたけれど、今使ってるやつに比べたら新品みたいに吹きやすくて楽しい。
でもちょっとヘビーやなぁ。いつもより吹いてて疲れるわぁ。
でも新鮮だった。

2008/10/17
MITCH@淀屋橋RoyalHat

前回好評だったので、無理をいってまたレギュラーのライブ曜日じゃないときに入れてもらう。
ゆっくり集まって準備だけしてあとは本番待ち。
たくさんお客さんがやってくるが、
よく見てるとどうやら最近裏にできた個室系居酒屋のお客さんばっかり。
こっちのほうが数段楽しいのになぁ・・・笑

なので、お客さんの出足は最初ぼちぼちだったけれど、
ライブ始まるとだんだんと集まって、やっぱり今日も満員の店内。
それにこのMITCHのライブなんて、ほんま楽しいやんねぇ。
しかも一昨日やってきたO迫さんが今日も最初から入ってくれて、
賑やかな事ひとしきり。いやー、面白いわぁ。

2008/10/16
オフ。家事したり。楽器屋さんへ修理に行きたかったが、T見さんが出張でいないとのこと。ガックリ・・・

2008/10/15
昼から来週末あるライブのリハ。初めましての方が多いので緊張する。
ちょろっとしか出ないのだけれど、そのあたりを中心にリハしてもらう。
バンドはばっちりだし、なんといっても声がすばらしいので、聞き惚れてしまった。
うーん、来週楽しみ。

夜、MITCH@ニューサントリー5

先週ぐらいから楽器の調子がわるくなってしまってるので、
今日もすごく吹きづらい。
でもそれをなんとかごまかしごまかし演奏。
なかなかうまくいかないので、やりながらげんなりしてしまう。
途中から今回もO迫さん登場。
3人でアンサンブルしながらやるのは、楽しいな。

2008/10/14
昨日はぼちぼち解散して寝たので、ちゃんと起きて、朝のバイキングをたべて、
チェックアウト時間にS水さんと落ち合って出発。
すこし雨、すこし肌寒い。けれど走っていくのには問題なし。

2人でまたうだうだいいながらR11を走って桜三里を越え、
渋滞とかに巻き込まれるのがいやなので、土居から高速にのって大野原まで。
そっから琴平方面へぬける。

2人1台だとツーリングのときのようなだらだら感がなくて、さっさと走っていくので、
ちょうどお昼ご飯どきになったので、宮武へ(やっぱりね)。
空いていてすぐに食べられてうれしい。
そのままついでということで、善通寺市内のふつーの店、それから琴平でもう一軒
(S水さんがめちゃ昔にはじめていったといううどん屋さん)をまわって、
なぜかシトロエン好きの人に出会ったり。

そっからR32で高松へぬけて、昨日と同じフェリーで宇野へ渡る。
この1時間ほどの昼寝がとっても大事。
そのまま宇野からR30~R2、そして市街地の渋滞を避けるためにブルーラインを通って再びR2へ。
結構渋滞もなく姫路もこえたが、ここで事故渋滞。
そこでR250にうつって西明石までいって、そっから第二神明、阪神と乗り換えて帰る。

いやー、S水さん、長距離運転ありがとう。おつかれさまでした。

2008/10/13
たけタケ@松山シュガービレッジ

S水さんに朝早くに迎えにきてもらって、いざ松山へ。
いつものように阪神~第二神明~明石BP~高砂BP~姫路BP~竜野BPをとおって2号線で岡山へ。
結構スムーズにきたのでまだお昼過ぎ。そのまま南へ下って玉野からフェリー。
1時間ぐらい昼寝して高松入り。時間もそんなにないのでそのまま善通寺までいってうどんを。
最近めちゃ気に入っている一屋。やっぱりうまいなぁ。

そっから11号線をざざっと走って、さぬき豊中から高速にのってそのまま松山へ。
なんとかぼちぼちな時間に到着。宿に荷物を降ろしてそのままグレッチへ。
ちょうど対バンのtoku-panさんがリハやってるところ。
マスターもママも元気そうでなにより。コーヒーをもらって一息。
あぁやっぱりこのお店のこの雰囲気好きだなぁ、と。

いうてるうちにシュガービレッジスタート。
toku-panさんからはじまって、僕ら、んでまた入れ替わってと2交代で。
久しぶりの人たちもいっぱいきてくれたし、
ほんといつも満員のお客さんが来てくれるのでとてもうれしい。

今日はほとんどS水さんのオリジナルばかりで。
すこしなんだかへんな雰囲気から始まったけれど、
すぐに慣れていつものDUOな感じで。やっぱ楽しいな。
まぁM’sのときのようにだらだら満開ではできないけれど(笑)

2回目もアンコールまで随分長い時間やってしまう。
でもそれだけの楽しさがあったからな。
終わってからお店でちょっとだらだら。
でもだらだらしてたらえらい遅くになってしまう。

同じく出演してたKAJAに会いにいくがすれ違いで会えず。
結局だれにも会えなかった、ショック~。
ラーメンとかたべて、TOMMYSいってKーやんに会ってから帰る。

2008/10/12
オフ。あんまり調子よくなかったので実家に帰ろうとおもってたのはやんぴ。
でも家でずっといると腐ってしまいそうなので、ちょっとなんばへ出かける。
パークスにはいってる自分の好きなお店を覗きにいくが、
なんと、撤退してた・・・・ガーン、ショック。こんなんばっかり。トホホ。

2008/10/11
久しぶりに布引ハーブ園へ。
ちょっと天気があやぶまれたけれど、結局晴れた!
春は雨ばっかりだったので、外でできなくて残念だったけれど、
今日は外。やっぱりきもちいい。

久しぶりのギターのN勢氏とタイコにM田くん。
変則トリオだけれど、結構自由にできるのでいい。
3回あるステージ。最初はあったかくてよかったのだけれど、
3回目になるとだいぶ寒い。
そのせいか少しお客さんの足も遠のく。
今朝しでいって、来月大丈夫かなぁ?

帰りがけにこれだけ来た事あるのに通った事ないハーブ園をぐるっとめぐる。
いい匂いのものもあれば、きっついのも。おもしろいなぁ。

2008/10/10
SOUL FEVER@京都RAG

RAGも久しぶりのよーな。
時間通りに入るとみんなもぼちぼちきてる感じで。
以前と同じ感じのステージなので、サウンドチェックもそこそこにさっそくリハ。
昨日ちゃんとやれなかったインスト2曲の仕上げ、やっぱ難しい。
そして歌ものをざざっと。以前の曲も不安なやつはやっといて、と。
結構たくさんやったのでリハだけで疲れた。

Mコちゃんと近所のご飯やさんにいって飯&まったり。

戻って、ほぼオンタイムでライブ開始。
インストからスタート、めずらしくUSH3人でフロントたって。
そのあとM田さんとコーラスが現れると、いつもの慣れ親しんだSOUL FEVER。
いつまでたっても芸風変わらないのがいいなぁ、M田さん。
久しぶりだったからか1回目は一瞬で終了。

ちょっと休憩挟んで2回目。
めちゃくちゃ難しいインスト始まりであったが、なんとかクリア。
そのあとはもうM田ワールド満開で、いつものように狂乱(?)のステージが。
R哉さんの弟子の飛び入りもあって、にぎやかなステージだった。

終わってから、まだ誕生日まで10日もあるとゆーのに、ケーキでお祝いしてもらう。
これが恥ずかしいやら照れくさいやらだったけれど、
とってもうれしかった。ケーキもうまかったし♪お菓子のレイまで。
ほんとありがとう。

2008/10/9
夜から明日のライブのリハーサル。
なんせ2年ぶりくらいのSOUL FEVERになるのでみっちりと。
スタジオに時間前にいくとつぎつぎにメンバーが。
めちゃ久しぶりのHっくん、相変わらず元気そう。
コーラスの2人も相変わらず・・・・ううむ、かわったか?(笑)
そのほかのメンバーもほんま久しぶり。そうやないのはUSHの3人だけか(笑)。

最初の1時間ほどはインストの曲をいろいろと。
当初予定していた曲が両方ともやたらと難しいので一同頭を悩ませる。
そのあと、歌ものを。
久しぶりのライブなので、以前と同じなんてアカンので、半分ぐらい新曲に。
結構これが分量多くて大変だったが、なんとかクリア。

インストもあわせてやってると時間足りなくなって、ちょっと延長。すっかり深夜。
結構長丁場だったし、明日も早いのでさっさと解散する。疲れた。

2008/10/8
朝から割と近所にある大型量販店へいってPCを買う。
昨日から下調べしてたおかげでさっさと迷わずに買う。e-Machinesの安いやつ。
最新型なんて必要ない。これで十分。5万でおつりくるし。
家にもってかえって早速セットアップすると、さすが速いマシンなだけあり、
セットアップもそんな時間食わず。わーい、快適だ♪

甲東園Live Cafe CANDY

先月半ばにオープンした新しいお店。
なかなか甲東園って音楽やってる感じしないのだけれど、
関学のお膝元だし、やりようによっては盛り上がっていくかも。

今日は最初のライブということでいろいろ準備やらなんやら緊張して迎えたが、
お店のお客さんがたくさんきてくれて満員御礼。
ライブもK作くんとの気楽なDUOだし、
ゲストはそれに動じないA井さんだし、
とにかくやってみないと様子わからない、というのでやってみた割にはいいライブだったと思う。
思っていた以上にお店もやりやすいし。
お客さんに囲まれてる感じもなれると楽しい。

これからもっと盛り上がっていきたいな、と。

2008/10/7
朝、毎日のようにPCを立ち上げようとすると、立ち上がらない・・・!
どうやら電源がイカレてしまったらしい、、、どうしよ。
いろいろ策を練ってみたが、このPCもだいぶ使ってるし、
部品を入れ替えるよりは、買ったほうが何かといいかなーという結論に。
あー、イタイなぁ。

Word Of Forest@三宮BigApple

今日はとくに新曲はやらず、いつものレパートリーから。
なので今日はちょっといろいろ考えながら。
同じようにばっかりやってたら楽しくないしなぁ。

でもなかなかうまくいったりいかなかったり。
これがライブの面白さなんだろうけれど、
うまくできないと、ちょっとへこむ(^^ゞ

2008/10/6
オフ。ストリートの予定だったけれど、
風邪なのか熱がさがらずにお休みさせてもらう。うーん、ダウン。

でもちょっといきたかったので夕方N林さんが入院している病院へ。
堺の病院から転院してずいぶんリハビリも進んだというので。
鴫野から少し歩くけれど、結構便利なところにあるボバース。
ここはほかとはぜんぜんちがうリハビリ方法だそう。
中はとても病院とは思えない、なんだか明るく開放感ある建物。
病院くささもないし、みんな明るいし。

肝心のN林さんは、すこし歩く訓練もできるようになるくらい回復してるし、
しゃべりも普通になってきたし、えらい進歩!
そんなことだけなのにすごくうれしい。
いやー、リハビリってすごいな。
2時間ぐらいだらだらしゃべったり笑ったり。よかったよかった。

今日見た映画:全然大丈夫

2008/10/5
昼からちょっと仕事。
中途半端に雨がぱらぱら。ああ嫌だ嫌だ。

2008/10/4
UNITED SOUL HORNZ@富田林すばるホール

2年前にもこんな企画あったが、
今年は「南河内ジャズフェスティバル」と銘打った企画がこの秋に催されており、
そのひとつとしてUSHのライブが。しかも富田林て!
余裕をもって出発したら、余裕ありすぎて、近所の駅で小一時間ぼーっと。
Mコちゃんを拾って会場いり。
いかにもーな公民館タイプのホール。でも立派でいい。

メンバーは揃ったが、話がうまくとおってなかったのか、
機材が一部不揃いだったためリハ開始がおくれる。
でも今日はそんなきびしいステージではないので、
音さえできたら、あとはなんとかなるしー。

でも機材もすぐにそろったのでリハーサル。
今日はカバーが大目。笑うような名曲のオンパレード(笑)。
MコちゃんやTちゃんの歌もありで盛りだくさん。
作戦も十分練ったのでまぁ大丈夫だろう。

開場のずいぶん前からお客さんが並び始め
(宣伝が行き届いていたのか、こういう場所でのこんなコンサートはなかなかないためか?)
開場したらあっという間に満員になった。うれしいことだ。

で、ライブ開始。
ふだんのUSHのライブとはだいぶ違う雰囲気のはずなので、
さてどう攻めようかーなんて思っていたが、
始まってみると開場のノリもとてもよく、
MコちゃんのMCも抜群で、すぐに会場とうちとけて、僕らのペースでライブが。
あまりにも盛り上がりすぎたたためか、
予定曲を全部できないうちに1回目終了。

すこし作戦変更して、すぐに2回目のステージ。
もうのっけからやりたい放題。これぞUSHのステージという感じか。
歌のコーナーも、お客さんと遊ぶコーナーもいい感じに。
いやー、さすがやねMコちゃん。

てなわけで、アンコールまで怒涛のような2時間のステージだった。
あーー、楽しかった。

2008/10/3
JAYE&ZOOCO@アメ村BigCat

ぼちぼちな時間に会場入り。BigCatひさしぶりやなぁ。
相変わらずアメ村はいい感じだ、好きやわ。
早速ステージにあがってセッティングを。そのままサウンドチェック。
今日は(も?)エンジニアはTさんなので、もう好きにやらせてもらう。
絶対いい音やろうしなー。

みんなそろったところでリハーサル。
一通り段取りどおりざっと通す感じで。
昨日リハやったところだから、曲はそう心配ない。
ちょっとうやむやになってるところとかを確認して。
やっぱり広いステージはやりやすいなぁ。

結構みっちりリハやったので疲れた。
楽屋でしばし休憩。
で、本番。

満員のお客さんのなか、JAYE&ZOOCOが登場してライブスタート。
この2人の組み合わせってなかなか絶妙だと思う。
やっぱり声質なのか、声の高い低いなのか、非常によくあうとおもう。
シャウト系の曲はJAYEさんがひっぱり、
ねっとり絡むバラードでは2人が交じり合い、と。

バンドもすごくいい感じなので、上に乗ってる僕は非常にやりやすい。
返りの音もいい具合だし。
途中のT太のコーナーもよかった。やっぱ声変わるといいなぁ。
父との絡みも最高だったしー(笑)

2時間ほどのライブだったけれど、あっという間だった。
最後のクワイアもとてもよかった。

終わってから近所で打ち上げ。
そんな飲まないつもりだったのに、駆け足でえらい飲んでしまう。
やっぱ酒うまいわぁ(苦笑)。
おかげで終電乗るためにえらい走る羽目になる・・・トホホ

2008/10/2
昼から昨日と同じスタジオにいってちょっと仕事。
そのあとそのまま居残って明日のライブのリハーサル。

なんせ全然様子分からずなので、
できるだけやることを考えてみてきたけれど、
実際は音出してみないとわかんない、と。
でもJさんもバンドの皆さんも気心しれてるので、
よっぽどへんてこな事をしない限り怒られたりはしない(笑)し。
音だしながら、ほかのメンバーとも相談して、
自分のパートをつくっていく。

曲ごとに細かい点を決めたり、展開を打ち合わせたり。
ぼくは知らない曲が半分ぐらいあったので様子を見ながら。
知ってる曲はめちゃ楽しいし。やっぱりバンドいいのはいいなぁ。
息子Tタがえらいいい声になってるのでびっくり。

最後にクワイヤも加えての練習をして終わり。
あー、深夜になってしもた、眠いー!

2008/10/1
昼から週末にあるUSHのリハ。
あらかじめ作戦は練ってあったので、
忘れてる曲やらひさしぶりの曲やらを練習したり。
音をだしてみたら、心配していた事たちが払拭されていくので、
楽しいし、安心する。

夜、ひさしぶりに東京からきてるNANAちゃんとセッションライブ。
Y田さんとかと会うのも久しぶりだ。
リハでVやんがなんだかんだとゴネたので雰囲気悪くなりかけるが、
みんなでなんとかフォローして事なきを得る。

本番もラテンならではのリラックスしたセッション。
本当ならホーンはセクションでやりたいところだったが、
まぁこういう風に一人でもでけへんことないし、楽だわん。
久しぶりのラテンは体にきもちいい。
やっぱこんなリズムも好きなんよなぁ。
NANAちゃんも元気でうれしかった。