石田衣良 – アキハバラ@DEEP

漫画やらドラマにもなったんかな?この作品。やっとこさ読んだ。すごく分厚いけれど、すっと読める。革新的なサーチエンジン「クルーク」を生み出した6人の天才たちとそれを奪おうとする大手ソフト会社がアキハバラで戦う。

あ まりよくしらないけれど何かとイメージが先行するアキハバラという町の風俗や人々、それに数年前までのITバブルのときのコンピュータ関連の世界的な熱 気、そんなものがごちゃまぜになった雰囲気がよく伝わってくる。そのなかで苦しみながら立ち上がっていく主人公たちの冒険談がすごく楽しい。なにかやって やるぞ、という気持ちがわいてくる。

ストーリーは実際にごろごろしていそうなもの。秋葉原やこの業界に縁のない人には気持ち悪いかもしれ ないけれど、ごく普通なことだ。ストリートファイトがあるんかはわかんなけれど。きっと石田さんのことだから、また綿密な調査をしたんだろうなぁ。AIっ てのがどこまでプログラミングできるのかはよく知らないけれど。

この先どうなっていったかも、読んでみたいなぁ。書いて欲しい。

アキハバラ@DEEP
アキハバラ@DEEP

 

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