栗本さん、亡くなってしまった。
もうこの物語もあと数冊で未完でおわってしまうのか。寂しすぎる。
とにかくご冥福を。
草原地方を横断していたヨナ。しかし騎馬民族に襲われてあわや全滅の憂き目にあうところ、偶然通りかかったスカール一行に救われ、彼だけが生き残る。そしてスカールと行動をともにしヤガへ。
大自然に大して、人の生き死になんてすごく小さなこと。まるで人間が踏みつぶした虫けらのようなもの。生きているとはなに?そんなヨナの心の言葉がなかなか興味深い。
しかし、ヤガっていったいなんなんだ?
ハヤカワ文庫 2009