(旧)2011.5月の日記

2011/5/31
武井・中村DUO@三宮BigApple

実に7年ぶりにBigAppleに出演というN村くん。
20年前ぐらい、お互い学生だったころはよくつるんで無茶苦茶して、
分かってもしないのにとにかく無茶な演奏をして、そこからいろいろ学んでいった仲間。
彼との演奏もキムサクか、東京で一緒にやったときか、そんな以来なので5年ぶりぐらいか。

実は彼と演奏するのはいつも非常にプレッシャーがかかる
(ちゃんと細部まで注意を払ってきちんと演奏すべきと無言で言われているように思う)ので、
いつもとても緊張して赴くのだけれど、
今日はちょっと気持ちが楽な感じ。少しはぼくも大人になったのかもしれない。

ちょっと早い目に集合してリハ。お互いのオリジナルを。
さすがN村くんの曲はピアニストしか書けないだろうなーという曲だった。鋭利で少し青い感じ。
比べてぼくのは普通の歌謡曲みたいだなーー。ま、それはそれでいいのだ。
しかし難しい。楽譜がどういう音を求めてるのかはやっぱりわからないので、
ピアノで弾いて貰って、それを聞いて。前よりは分かるような気がする。
リハであんまりやりすぎてもなので、あとは本番まかせ。

久しぶりの組み合わせだからか、はたまたN村くん効果だったのか(たぶんこれ)たくさんのお客さんが。
しかも懐かしい人多数!昔同じようにつるんでいた人ももう子連れ。
なんか顔見てると昔にタイムスリップしたかのような錯覚さえ憶える。

さて、演奏は最初からシリアスで、でも以前思っていたほど目茶でもなく、
お互い楽に演奏できる感じで。ちゃんと音にストーリーがあって、色があって、意味がある感じ。
僕自身もよくなったのかそれともたんに鈍くなったのか、
あまり以前ほどがちゃがちゃしなくてもよくなったよう。
もちろん2人とも変化しているのだろうけれど、
こうやって同じシチュエーションでやってみると、時間の経過、自分の変わり具合を、
なんとなく定点的に見れたような気もした。悪くない。

スタンダードやオリジナルを交えて2ステージ。
好き勝手に好きなようにやって楽しめた。
「音を重ねる」彼が言うそのとおり。
平行に存在するのではなく、ある音にある音を重ねてそこから違う音が導かれる、
久しぶりにそこがクローズアップされて、そうやったなー、忘れてたかもなーと思い知った夜だった。

次はもう一人ぐらい入れてやりたいねぇ。

2011/5/30
武井4@萱島おとや

今日はいつものK作くんとのDUOシリーズの特別版ということで、
いつもお世話になってるN井さんの企画でのカルテット。
いつもの相棒K前くんに加えてベースにA玉氏を迎えて。
んでいつものようにのろのろっと集まって。

しかし今日はK作くんのバースディも兼ねていたせいか、
お客さんで満杯に。たぶん今夜は世界で一番ここが熱いな。

カルテットだし、いつもと違うようにやろうかなーとも思ったけれど、
お店の感じとか、みんなの感じとか見ていると、自然にいつものように。
スタンダードを普通にやるけれど、これがぜんぜん普通じゃなくて、
魔法のような時間が。
とにかく4人ともがよく聴いてるし、
いまのこと、先のこと、そして全体の絵をよく感じている。
そしてそれを真剣に聞いてくれて、めちゃ喜んでくれるひとたち。
間違いなくみんなで一体となって作ってるライブだった。

間の時間はいつものようにパーティー。
人数多かったのでどうかなーと思ったが、
今日もたくさんの料理がでて、たくさん飲んで食べておなか一杯。

後半はセッション三昧。ミュージシャンもたくさん来てたので入れ替わり立ち代り。
これまた楽しい時間になった。
いやー、マジックが起こったなぁ。みんなすばらしかった。

こんな夜を体験できて、ほんとおおきにです。>おとや&N井さん

2011/5/29
MPP企画・東日本大震災チャリティー『種を蒔く』ライブ@谷町6丁目カレー呂

偶然が偶然を呼んでの今日のイベント。
何かしたいとは思っていたけれど、具体的にするとなると自分の力では難しい。
そういうときにそれを煽ってくれる人がいれば、そこに人は集まる。
そんなことが具体化したようなイベントだった。

『種を蒔く』主催者のT元さんによれば、
”がんばろう”とか”花を咲かそう”とかそういう言葉にするには力がないけれど、
種を蒔いて、それがそこにいたひとたちに伝播して、
そこからまた種が広がれば、いずれ大きな花が咲く、と。
いいことだなーと思いました。

IさんとSのDUOユニット。O友くんT北くんY川くんそしてF田さんとのユニット。
コントのロンドンズのみなさん、カレー呂のみなさん、
来て下さったみなさん。それぞれみんなが少しずつ気持ちを持ちよったら、
きっと大きなことができるだろうなーと思えた。
ちっさくてもいいから憶えておくこと、続けていくことが、大事。

2011/5/28
武井努3@芦原橋cafe Make

一昨日にひきつづきK前くんM上くんとのトリオで。
天気ちょっといまいちの感じだったけれど、演奏はかなりバッチシな感じ。
新曲もちょっと手を加えて。でもこれが加えすぎてややこしくなってしまった(^^ゞ。
それと別の曲をつくっててできちゃったさらに別の曲を持っていく。
これはギターが要りそうだけれどね。

お客さんの出足が遅かったけれど、それでもたくさん来て下さった中でスタート。
一昨日よりさらに自由。勝手気ままにやらせてもらえてとてもハッピー。
曲もちゃんと足についてきたし、何やってもちゃんと何かになるのが素敵。

新曲たちもどんどん育っていってほしいな。

2011/5/27
E.D.F.@桃谷M’sHall

今日T中くんが休みだということをみんな集まるまでわかってなかったメンバーたち(^^ゞ。
準備だけしてS水さんといつものとこでご飯。
今日はお客さんの出足が遅くて結局いつものように20:30ごろになってスタート。

カルテットなのでまたいつもやらない曲たちを。
めちゃ懐かしい曲とかやったりして。一瞬焦るがなんとなく覚えてるのよねぇ。
どれもいい曲だなぁ。

数日前にM’sのスピーカー変わったそうで、音がやたらと生々しくていい感じ。
新しく出るS水さんのソロアルバムもめちゃいい感じに鳴ってくれる。

2011/5/26
武井努3@明石POCHI

出掛けは今日も雨。ああいやだなぁと憂鬱な気分で電車にのる。
しかも乗った電車がえらい混んでた車両だったので、明石に到着するまでにえらく疲れてしまった。
お店につくとM上くんが。ちょっと新曲を練習してたらK前くんも到着。
さらさらっとおさらいをする。

POCHIのシステムが変わって3ステージになっていたので、
やっぱりなかなかそんなにやらない3ステージはちょっとくたびれるのだけれど、
やればできるもんで、お客さんの熱意にも支えられてえらく熱いステージだった。
自分の曲をすごく理解してくれる人とやると、新たな発見あるし、
ものすごくうれしい。

新しい曲もいいかんじに育ちそう。

2011/5/25
Electric Psychedelic Dixie@三宮BigApple

高槻ジャズストのときめちゃくちゃしてたので、今日はどうしようかなーと思い、
当初の構想どおり古いスタイルのジャズやデキシーの曲をやってみようと曲をいくつか持っていく。
MITCHのところでいろいろいい曲教えてもらっているので。

普通の簡単な曲をどう料理するかが面白いのよね。思ってもないことが起こるし。
演奏も普通にはじまったけれど、いきなりな展開になってもバンドはのっかってくるし、
すんごくいい演奏だった。ただ閑古鳥啼きすぎやけど・・・・。
今日のK美ちゃんもいかしてた、狂ってるわー!(笑)

今日読みおえた本:江國香織「いつか記憶からこぼれおちるとしても」

2011/5/24
Billboard LIVE OSAKAへ。Blue Noteのころにいったきりなので、
3年ぶりぐらい?リハのためにお昼ごろ到着したが、もう入り方忘れていたので、
スタッフの人に迎えに来てもらう。情けない。
すでにみなさん到着していて(ほぼはじめまして)、
挨拶したり準備したりなんだかんだうだうだしてからリハーサル。
すでにバンドのほうは朝から準備していたらしく、
ホーン隊が入る曲だけ最後におさらい。

初見だったけれど、なるほどS田さんが言うとおり、一度やるとなるほどなーと分かるので、
2度目からは好きにやってみる。K井さんとのサックスも合いやすいし、やりやすい。
ちょっとだけの出番だけれどコリャ楽しいねぇ。むせびなくサックス!

リハ終わってから結構時間あって、ぼーっとしてから本番。
BillboardになったといってもBlueNoteのころと感じは一緒。
ステージに上がるとなんかえらく懐かしい感じがした。
ずずずーーーっと吹くと横からK井さんが「イエイ」といってくれるのがうれしい。
2回のステージとも、ちゃんとショーになっていて、
その一部分として期待されたとおり機能するというのは、気持ちいいもんだ。

真奈尚子さん、歌声も人物としてもすごく素敵だった。

2011/5/23
hikari@京都CANDY

今日も雨。あまりにもざざ降りなので駅まで歩いていくが
(昨日は自転車乗っていってGパンがびしょびしょになったので)、
結局靴がぐしょぐしょになってしまった。雨いやだ。しかももうすぐ梅雨だし。

hikariちゃんもだいぶ慣れてきたというか落ち着いてきて、
今日のライブ運びはとてもよかった。
僕自身もえらく落ち着いていたし。昨日のエエ感じがまだ残ってるよう。

帰りもまだまだ雨。嫌だ。

今日読みおえた本:梨木香歩「西の魔女が死んだ」

2011/5/22
E.D.F.@滋賀寺庄ビビリイズカフェ「エンガワホッコリライブ」

滋賀に電車でいくのは久しぶり。
楽しみにしていたのだが、あいにくの雨で家から出て駅に付くころにはすっかり意気消沈。
でもゆったり車窓に揺られているうちに雨もましになり、気分もましに。
やっぱり草津線いいなぁ。

今日の会場はM重さんの自宅の庭先、の予定だったけれど雨でちょっと具合悪いので、
お向かいにある農業倉庫を借りてのイベント。
到着したときにはすでに用意もできていて、お客さんもちらほら。
ぼくはべべだった。
美味しそうなカレーやらパンやらいろいろあるし、フリマもあったりしてちょっとしたお祭りのよう。

2バンド出た後にE.D.F.。すごくゆったりしたライブだった。
演奏も丁寧でよかったし、どこかすごく地に足のついた感じ。
アンコールも2回もやってすごく盛況だった。
やっぱりこのあたりは場所も人もいいなぁ。

2011/5/21
浅井あきこ(Vo)3@俊徳道Crossroad

布施からぽてぽて歩いているとA井さんに会った。めちゃ久しぶり。
会うのも久しぶりだが、一緒に演奏するのどうやら2年ぶりぐらいみたい。
ついこの間やったような気がするのだが、そんなに時間たったのかぁ。月日ははやい。。。。

今日は土曜日ということもあってか賑やかな感じで。
K作くんとは相変わらずなにも決めずに自由に。ラフにできるのでほんと楽。
A井さんもその状態にのっかって、よう歌うなぁと感心するのだが、
それがまたうまくまとまったときの感じがいいのよね。
好きな曲もたくさんできてよかった。

帰りちょっと雨。あした雨なのね。

2011/5/20
たけタケともみ@三宮Y’sRoad

2度目のY’s。ちょっと早めにあつまるが何するわけでもなく、
だらだらっとしてからご飯を食べに。
S水さんが近所の中華飽きたらしく、今日来しなに見かけた怪しい食堂(なのか?)にいってみる。
入るの勇気いったが、入ってみたらなんのことはない、一膳飯屋だった。

ご主人さんが今日はもう店じまいするというので、
あまってたおかずとか全部食べて、ほいサービスサービスと出してくれたのでえらいたくさん食べた。
食べ過ぎた。。。

ライブはエエ感じで。でも最初はなんだかきりっとした感じで、それはそれで面白かったけれど、
なんだか窮屈な感じ。2回目からはいつものようにだらだらと。こうじゃなくちゃね(っていいのかどうかわからんが)。

2011/5/19
午後から来月あるライブの作戦会議をSみんと。
毎回ネタを考えるのは楽しいのだが、どうもこのところ頭もまわらないし、
気が短い。でもSみんが流れだけ考えてくれていたので、
補足して譜面になおせるように手伝う。

たけタケともみ@俊徳道Crossroad

ぼーっとしていたのでぎりぎりになるほど遅れていったが、
S水さんTみちゃんM上さんで談笑してた。
今日は寂しい感じ。でも演奏は穏やかに。
前回同様だらだらと関係ないことをしゃべったりして、
ホームコンサートのよう。これはこれでいいのだ。

2011/5/18
永田充康5@梅田ニューサントリー5

今月はMITCHがNew Orleansにいっているので、永田くんの仕切りで。
もちろん彼もリーダーバンド持ってるし、やり慣れてるだろうけれど、
いつものお店でこういう形は初めてなのでどんなのか楽しみにしながら。
僕自身もいつもMITCHの陰でこそっとやっていたので矢面に立ったらどうなるかちょっと心配というのもあり。

いつもよりだいぶ早くあつまってリハ。
今日は初参戦のピアノO友くんもいて楽しげ。
いつもの曲や古い曲やらモダンな曲なんかを。いい感じになりそうね。
終わって近所に勉強に行く。

で、N田くんのすばらしい努力で満員のお客さんでスタート。
終始いい感じのライブ。ドラムがリーダーの場合フロントの立ち位置って微妙なのだが、
やっているうちになれて気にならなくなった。
でも、ちょっと吹きすぎたかな。もっと楽にやらんとな。

2011/5/17
夜、ストリート。いつもの場所で外国人がギター引き語りをやってたので、
ちょっと離れた場所に移ってやる。
微妙な場所の違いで大きく違うんのだな、人の流れが同じでも。
やっぱり信号間際はよくないなぁ。立ち止まる人は多いが、信号が変わるといってしまう。

遅くに妙な外国人と知り合いになり、彼の連れの店で演奏しないかといわれる。
たまにある調子のいいやつかと思ってたら、その店長まで連れてきて、
いい時間になってきたので、じゃあせっかくだし、と彼の店へ。
北浜にあるすごく雰囲気いいお店でテラスもあってすごくいい感じ。
イベントやってみることになった。こういう出会いっていいなぁ。
ありがとうTim (USJでも働いていたそうだが、彼は今は大工だそう。
落ち着いたら東北に行くといっていた、タフなヤツだ)

2011/5/16
オフ。何かしないといけないが、何も手に付かない。無駄に一日を過ごした気分。

今日読みおえた本:宮部みゆき「理由」

2011/5/15
どうもイライラというか気分がころころ変わるのが収まらないのは黄砂のせいなのか?どうなのだろう。
今日BigAppleに付く手前で会ったN藤くんとそんな話に終始。

Tenor Sax Ensamble@三宮BigApple

今日は何人なのかなーと思ったら9人だった。
ちょっと前からあるネタを思いついてそれをなんとか形にして譜面書いたが、さてどうか。
これ11人用なのよねぇ。。。多すぎたか。
Nさんも新曲書いてきていた。相変わらず東欧系の曲はとっつき悪いのだけれど、
やって慣れるととても楽しい。変拍子が変拍子でなくなるときがある。

今日は偶然A崎さんが店の前でであったというポール氏も参加してのライブ。
なかなか出足が悪かったけれど、それなりにいい音でてたのだろうか?今日はよくわからなかった。
席順とかメンバーですんごい変わるからなぁ、いつもに増して難しかった。
書いた曲もイメージどおりにはなかなかならず。持っていきかたまずいのかな?
アイデアは悪くないと思っているのだけれど。

2011/5/14
昼から南港。いい天気。暑くもなくちょうどいいぐらい。
もっと夏に近づくと暑かったり雨だったりしてきっと憂鬱な気分になるだろうな。
今日は待ち時間が長くしびれ切れそうだった。
終わって急いで芦原橋へ。

Make Jazz 6@芦原橋cafe Make

ちょうどリハもはじまっていたので慌てて用意して参加。
練習もだいぶやったしライブも2度目なので、みんな落ち着いていて大丈夫そう。
音の感じを確認したらややこしい曲の確認をして、あとはお客さんを待つ。

なかなか出足が遅かったのだが、そのうち(多大なお店の努力あって)たくさんやってきてくださって賑やかに演奏。
今日は大半がJazz Messengersもの。難しいけれどやっぱり3管ものは楽しい。
いろんなタイプのものやってたぶんやってるほうも聞いてるほうも面白かったんじゃないかなぁ。
あとは中身かー。もっといろいろトライしたいなぁ。

2011/5/13
昨日寝たのが早かったのもあるが、基本的に母と叔母は朝が早いので、
ぼくも早くからおきてしまう。でもまぁ早くに起たねばならないのでちょうどいいか。
えらく嫌な夢をみたので寝汗だらだらなので贅沢に朝風呂さしてもらって、
ささっと朝ごはんを食べて宿を出る。いい宿だったな。
もっとゆっくりしたかったな。

バスに乗って土庄へ。池田からはちょうどいい船がなかったので。
1時間ほどまた船にゆられる。昨日より景色はいいので退屈しない。
高松でほぼ待ち時間なくバスに乗り込む。そっからくてっと寝てしまい、
気づいたら淡路の中ほど。そのままぼーっとしているうちに三宮に到着。

お昼をちょっと食べて時間調整してから京都へ。
今日は何かのパーティーでの演奏に。ちょうどいい時間について、サウンドチェックとリハを。
控えでみんなでご飯食べたりのんびりと。

パーティーは最初こそ堅くみえたものの、食事や演奏が進むとくだけた感じに。
きっと普段みなさんまじめだろう方々がざっくばらんになってる姿というのはほほえましい。
懐かしい曲なんかをたくさん。演奏の内容よりも、曲を奏でていること自体がいい。
楽しんでもらえたようでよかったよかった。

2011/5/12
小豆島へ。父の遺言というか、生前願っていたことがあった。
死んだら小豆島の故郷に撒いてほしい、と。
ほんとは散骨ってのはどうやら法律では認められていない(墓がいるもんね)けれど、
このために分骨してあったので、それをもって。

バスで高松へ。そこで母と叔母と合流する。
本当は伯母(ややこしいな。でも伯母と叔母の違い、今知った!)も来る予定だったのだが、
一昨日だかに怪我をして断念。悔しがってるだろうなぁ。
そのまま船にのって小豆島へ。

実は小豆島に来るのは30年ぶりぐらい。小学生のときに来て以来。
だからほとんど何も覚えてないのだけれど、なんだか懐かしい感じ。
島に近づくにつれて叔母がはしゃぐのがかわいい。
事前の天気予報は台風くるみたいな感じだったけれど、
少し天気が悪いだけで海は荒れていなかった。


波間に花

池田港に到着。港の建物が布団太鼓になってるのがかわいい。
宿の人が迎えに来てくれていたのでいったん宿へ。
池田の町が見下ろせる丘の上。
道中やら宿で叔母さんがいろいろ話をしてくれる。

そのうちいとこたちがやってきたので(結構年上なので実は伯父伯母なのかいとこなのかわかってなかった)、
当初考えていた船からっていうのはあきらめて、人気のない海際でということになり、
わりと近くの海際へ行く。ちょうどシーズンもオフだし、ここは漁もしないところだという。
父が好きだった花を母が今朝庭から摘んできたそうなので、
それと一緒に撒いてあげた。

波間に漂う花と白い砂。
帰りたかったところにやっと帰ってこれたね。
やっと連れて帰ってきてあげられたね。
ここでまた昔のこと思い出せたらいいね。

その後、生家があった場所に案内してもらう。
今はその面影はなくて、別の人(といってもまったく関係ない人たちではないそう)が住む土地になってしまっているのだが、
叔母さんがいろいろ思い出して話を聞かせてくれる。
たしかに当時もあった樹がまだあったり。

雨がだいぶきつくなってきたのでこの辺であきらめて宿に戻る。
短い時間だけれどすごくお世話になったいとこたちにお礼を言って再会を約束して別れる。
またすぐにでも来たいなー。
写真とかも送らないといけないしな。

3人ともぬれたのでお風呂はいって(明るい時間に風呂入るなんて何時振りだろ)、
ご飯を食べながらあーだこーだしゃべったりしてゆったり夜を過ごす。
こんなゆっくり過ごす夜もいつぶりだか。
いくらでもしゃべってられるのだが、それもほどほどにしてまあまあ早い時間に就寝。

—–

小豆島に来て思ったこと。
60年前ぐらいまで父がここにいて、家族と暮らしていたということ。
そしてその血をぼくは受け継いでいるということ。

島から出て遠い大阪にいくとき、父はどれだけの覚悟をし、どれだけ寂しかったのだろうか。
いまは便利な世の中になって国内ならどこへでもすぐに行けるようになってるけれど、
それでも島へ来るのには結構時間がかかった。
半世紀以上前なら尚更だろう。父の手記にもそのことが少し書いてある(まだきちんと読めていない)。
そんな父がいたから、ぼくがいる。そんな当たり前のことをいまやっと実感できた、そんな気がする。
今回のこの旅はそれを教えてくれるために父が残したプレゼントなのかも。

静かに父に感謝したい。ありがとう、そしておつかれさまでした。また会いたいです。

2011/5/11
昼から今週末のメイクのバンドの練習。
曲が前回より難しくなっているので念入りな感じにしなきゃね。
そのあと難波へ移動。雨だったのでメイクのマスターが送ってくれた。いつもありがとうございます。

野江3@なんば845

今日はなんか面白い曲ばかり。モンクの曲ってほんと面白い。
というか聞くのとやるのとがぜんぜんぜんぜん違う。
今日はTbのI西くんが遊びに来てくれて、2回目のセットはずっとセッション。
実ははじめましてだったのだけれど、かっこいいなぁ。
もっと洒落た感じで吹くひとなのかなと思っていたが、男前な感じでかつクールな。
TbとGtもあうなぁ。それにテナーなのでかなり渋い音だった。いいなこれ。

2011/5/10
オフ。すんごい疲れがたまっているのとイライラが頂点な感じ。
何が原因なのかよくわからないけれど、いーーーっとした感じ。
天気もいまいちだし。

曲を書きたくていろんなメモから拾ってつくってみたが、いまいちピンとこない。もう少しか。

2011/5/9
松田一志@えるえる

ここでのライブも15回目だそう。そのうち半分ぐらいきてるかなぁ。
いつも賑やかなえるえる。お店もいいし、お客さんもぼくたちもみんなで月曜日の西北をエエ感じにしようという気持ちで一致しているので、
自然と和気藹々となる。ごく自然にこうなるようになってきたのは、みなさんの努力の賜物ね。

このトリオでもいい感じに力が抜けて楽に演奏できる。特に今日はええ曲の並びやった。
ややこしいこと考えずに浸っていられると、それだけで音楽になるような気がする。

2011/5/8
御堂筋のイベントと同時開催で音楽系のイベントに。
アメ村の三角公園なんかで演奏するのってめったにない(というか初めて)なのでなんか面白い。
でも、時間がぎちぎちだったので、現場をまとめる人もおらず、あわただしくなって残念。
でも外はやっぱり気持ちいいなぁ、もうちょいいい音でしたかった。

というかちょっと昨日ぐらいからイライラ。そのせいでちゃんと演奏できてない。
ほんますんません。終わってS水さんS川さんらとのみに行ってオモロイ時間過ごすが・・・・治らない。

2011/5/7
一昨日と同じ場所で。ラウンジでやるのって難しい。
やりながらふと思う。
GWというか休日の夜にこういう場所でゆったりできる人たち。
そしてそれにサーブする人たち。
僕はこっち側にいつの間にかなっててんなぁ、と。
なんともいえない気持ちがする。

2011/5/6
昼から今月末にやる予定になってる震災チャリティーの打ち合わせに。
なんせたどり着く自信がなかったので近所で待ち合わせして連れて行ってもらう。
難しかった・・・やっぱ待ち合わせでよかった(笑)

主催者TさんやスタッフさんやらマスターやらコントのO田さんらとわいわい。
それぞれがいろいろアイデアだしたら小さなことでもすごく素敵に変化する。
どうなるのかなーと心配だったけれど、すごく具体的になって、
いいイベントになりそうな予感。やっぱ集まって話たら、はやいよなぁ。
あ、チャリティーは29日です。場所は谷町6丁目のカレー呂(スケジュールみてね)。
そしてそのまま西成へ

松田順司4@西成LazyAngel

今日は高校後輩であるN村さんとのダブルテナー。
彼女は男前なテナー吹きなのでそんな感じの曲をピックアップして。
ベースには初登場のN川さん。こりゃ楽しみ。

最初はちょっと遠慮気味にスタートしたような気がするけれど、
もう途中からはテナー2管といえばこうでしょう?というような王道ブロウ大会。
久しぶりに結構吹いたなぁー。
それを後ろからN川さんM田さん煽るしー、止まらないわ(笑)。
お客さんも大盛り上がりで、楽しい一夜だったなー。
またぜひこの組み合わせで!

2011/5/5
夕方から神戸へ。めったにそんなんやらない(仕事がない?(笑))けど、
ホテルのラウンジで。神戸港の夜景って絵に描いたように素敵。
K作くんとDUO。しかも今回は彼がメインで歌+ギター。
女性ボーカルはある意味想像できるけれど、
しっとり歌う男性ボーカルのほうが実は合うんやないかな?

2011/5/4
高槻ジャズストリート

実に10年ぶり。この日記を過去にさかのぼったら2001年に出て以来。
混んでたら嫌だなーと思ってちょっと早めに到着。
気になってたATNの本屋さんを覗きに行く。でも場所わからず結構迷う。
その間にもたくさんのミュージシャンやら知り合いやらに会う。
さすがほとんどの人来てるんちゃうかなーと思ってしまうぐらいの盛況ぶり。

出番はE.D.F.で夕方に高架下と夜に多目的ホールで。
そしてElectric Psychedelic Dixieで最後のコマに焼き鳥屋さんで。
しかしあちこち会場も増えて、拡がって、収拾付いてないんちゃうかなぁ。

E.D.F.は楽しく演奏できたけれど、
やっぱり短い時間でちゃちゃっとやるとE.D.F.本来の良さがあまり出せないようで残念。
それをダメだといわれるとつらいのよねぇ。
のんびりやって空気をつくってこそのE.D.F.って部分まできてるもんな。
そういう意味では夜のホールはまぁいい感じだった。喋りもテキトーだったし(笑)

最後のコマは予想通りメンバーもお客さんもやってくる人もみーんな酔っ払いだった。エエ感じ(笑)。
H田くんやらS村くんにも乱入してもらってめちゃアナーキーで面白かったのだが、
ちょっとやりすぎたかなぁ。お店のみなさま、ごめんなさい。

2011/5/3
昼前から吹田で仕事。久しぶりに来た迎賓館。
天気がよくて気持ちいい。
しかし椎名林檎の曲をDUOってのは難しい。
でもリクエストをしてくれた人がちゃんと聴いてくれてたので、
それを言ってもらえてすごくやった甲斐があった。うれしかった。

2011/5/2
オフ。雑務に追われる。黄砂がつらい。

2011/5/1
ゆっくり寝させてもらって、おきてからもうだうだ。
ご飯まで食べさせてもらって、ほんとおおきにです。>K藤くん

関東平野の端っこのほうを走るJR武蔵野線やら南部線を乗り継いで、東横線で横浜へ。
偶然電車で魔Hに出会う。疲れているみたいだが相変わらず元気そう。なによりなにより。
赤レンガ倉庫、めちゃくちゃ久しぶり。

電車が遅れたので遅刻して到着したけれど、リハも押していたので間に合った。
軽くサウンドチェックと曲を流して終わり。腹も減ったし飯だ飯だ。
小雨。でも出歩いて近所のショッピングモールのレストランにいってバイキング。

戻るとちょうどいい時間。
今日はブラジル系のイベントなのでサンバチームがすっごく華やか。
そんな中我々の出番。

Pandemik@横浜レンガ倉庫

前日のリハを一生懸命やったので、まあ大丈夫だろうと思って臨むが、
結構思ってなかったことって起こるのよねぇ。
でもお客さんもノリノリだったし、終始いい感じだった。
もしかして曲数足りなくて時間短いかもーとも心配したがぜんぜん大丈夫だったみたい。

直前になっていっつも頭を悩ませるLolaLolaのネタも、
今回は割と自由にやって魔Hに采配任せたらすんごくうまくいった、これ楽でいいよねぇ。
前からウワサになっていたけど、このネタ待ってる人たくさんいるのねぇ。
うーん、やり続けなければー、ネタ尽きるかもー(^^ゞ
勢いいいライブだったしみなさん踊ってくれてよかったよかった。

終わってゆっくり片付けて、でもしんどかったので、
Kぬちゃんとささっと横浜を出る。
帰りの道では結構社会的な話をずーーーーっとしてたら、結構早くついた。ふう。
お疲れさま!

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