群ようこ – 働く女

先日読んだ同じく群さんの「でも女」につづくような本なのかな。10人の女の人のそれぞれの面白い、ちょっと哀しい、とほほな短編たち。どれもすごくリアルに存在する感じの女性ばかり。

物語で短編だから多少の脚色はあっていいと思うのだけれど、この本に登場する物語はどれも赤裸々というか飾り気なくそのまんまな感じがして、一喜一憂、どちらかというと「あーあ」と思ってしまうところがあるのだけれど(異性だからそう感じてしまうのかもしれないけれど)、リアルな感じが好感持てる。

個人的には古本屋を手伝うことになる「そして私は番をする」と、ラブホを経営する母子の「いろいろあって、おもしろい?」が好きだなー。

あっさり楽しく読める本だった。

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  1. その後「幅取り」や「面取り」、そして「厚みを取る」工程へとつづきます。どの工程も、竹を刃に当て、力を均等にゆっくり長めに削るのがポイント。作品に使うのは表皮側のみ。内側はしなりが弱くすぐ折れるため、捨ててしまうのだとか。ここまできてやっと、材料となる「竹ひご」の完成です。中臣さんの竹ひごは、幅も厚みも、どれも気持ちの良いほどピッタリ。

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