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五十嵐貴久 – RIKA

rika

ちょっと前に読んだ「Fake」に引き続き五十嵐さん。これも読んで時間経ってるので備忘録的に。

ネットの出会いサイト(といってもここでもネットはパソコン通信ぐらいなのだけれど)を勧められ、最初は気乗りしなかったがそのうち面白くなってはまっていく主人公・本間。適当に遊んで終わりにするつもりだったが、これで最後にしようと出会った女性がRIKAだった。話してみると気もあい、楽しくてRIKAにのめり込んでいく本間だったが、いろいろ不安だということもあってなかなか会えない。が、ようやくネットのメールではなく、電話で話したことから流れが一変。四六時中電話をかけてくるRIKA。その執拗さにあきれ、迷惑と感じるようになる本間。一旦ネットからも離れ、電話も変えて普段の生活にもどったかに見えた本間だったが、ある日RIKAから電話が。。。。

物語の半分以上を延々と占めるRIKAの執拗ないやがらせやしつこさにどんどん怖くなってくる。実際ここまでのことはないだろうと思えるけれど、いやいや、もしかしてとも思ったり。想像の世界だけれど、ここまでの執拗さは本当に怖い。さすが第二回ホラーサスペンス大賞受賞作。

出版時にはなかったのだが、この文庫本版にはエピローグが書き足されている。本編が「ああああ、、、どうなるのだ?!」的な終わり方なので、その先を描かれると「そうだったのか」と腑に落ちて終わるというのが普通だけど、五十嵐さん、さらに恐怖を煽る設定にしてからもう。。。。もしかして続くの?!エンディングを書き加えてダメになるどころかより一層怖くできるとは、恐ろしやです。参りました。もう怖くて二度と読みたくないw

幻冬舎文庫 2003

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