大島さんは初めて。昔アニメ映画で「綿の国星」があって、それの原作者だってのは知ってたけど、手に取ったのはこれが最初。あの綿の国星のイメージと全然ちがうこのグーグーのいい意味で乱暴な感じの絵が好き。そもそも手にとったのは先日読んだ江國さんの「はだかんぼうたち」に出てきた女子大生が好きで読んでいるって設定があって、興味わいたのだった。まあ、かまがいなくなったこともあったし、映画も面白かったらしいし。
最初のサバがいなくなるシーンはわかりすぎるので、泣きもできないけど、じんわり。そのあともグーグーがやってきて、ほかにたくさんの猫が去来していく感じ、ほんとよくわかる。ぼくもこんな家に住んでたら猫優先にしてしまいそうw 壁とか梁とかにキャットウォークつくるのが夢だったり。あまりにもたくさんだと無理だけど、2、3こ猫いたらほんと楽しいだろうなあ。
猫愛にあふれる作品でした。
角川書店 2011