岡嶋二人さんの短編推理小説。25の短編が収録されていて、そのタイトルからわかるように、読者に謎解きを挑んでくる。犯人はだれか?なぜ犯人だとわかったのか?謎はどう解く?などなど。全部シチュエーションもパターンも違うお話だし、短いのさっと読めるのだが、なかなか答えを出すのは難しい。いろんな知識やひらめき、読解力が必要だったり。
短いのでさっと読めるのもいいし、どの短編も秀逸なので飽きない。これすごいなあ。
講談社文庫 1989
Tsutomu TAKEI, sax and flute player : 武井努 サックス、フルート吹き
岡嶋二人さんの短編推理小説。25の短編が収録されていて、そのタイトルからわかるように、読者に謎解きを挑んでくる。犯人はだれか?なぜ犯人だとわかったのか?謎はどう解く?などなど。全部シチュエーションもパターンも違うお話だし、短いのさっと読めるのだが、なかなか答えを出すのは難しい。いろんな知識やひらめき、読解力が必要だったり。
短いのでさっと読めるのもいいし、どの短編も秀逸なので飽きない。これすごいなあ。
講談社文庫 1989
子供のころに誘拐された主人公が、最新のテクノロジー(といっても話は87年ごろ)を使ってその誘拐の手口をトレースしたあらたな誘拐事件を起こす・・・というサスペンス。
話もよくできてるので分厚いながら一気に読んでしまえるほどの面白さだったが、やっぱりコンピュータ・・いわゆるパソコンであるとか、パソコン通信(インターネットではない)とかの創成期にあたる時代なだけに、えらく懐かしい響きがするのが、なんかじんわりした。
子供のころにいとこに見せてもらったマイコンで描かれた星座図とか、8ビットのゲーム、テープの磁気記録機、カプラ、等々。そのころから比べるといまってパソコンえらいことになってるよねぇ。またこれほどの革命グッズがあらわれるのかなぁ。
教訓:身代金など金目のものを要求する場合はダイヤがよろしいようです。話の中では10億円ぶんのダイヤがマッチ箱ひとつぐらいにおさまる計算になってます(笑)
講談社 2004