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映画

ステップ・アップ

白人の高校生でストリートダンスがとてもうまいが成績はいまいちな主人公が、仲間とよその芸術学校に忍び込んで遊んでいるときにつかまってしまい、その学 校での奉仕活動を命ぜられる。そこで彼はバレエの卒業制作に悩む女性と出会い、やがて意気投合して新しいダンスをつくっていくが・・・・みたいなお話。す るっと見れて、ダンスも本当にかっこよい。

これといって何もないけれど、冒頭らへんのシーンで黒人ばかりが遊んでいるクラブで主人公がや たらとはりきって踊りまくって黒人たちとトラブルを起こすシーンをみて、先日次期大統領がオバマに決まったけれど、社会全体のトーンとしては「肌の色は関 係ない」なんて風潮になっていったとしても、下々街角ではお互い何か譲れない軋轢みたいなものが脈々とあって、これらをなくするのにはまだ相当な時間と努 力が必要なんだろうな、と、ふと思った。自分でもやはり「けっ、●●のくせに」なんて心で悪態ついたりするのなくならないもんな。

ダンス はすばらしかった。そりゃもちろん映画なので、すばらしく見えるように撮影されてるのだけれど、こればかりはCGとかワイヤーアクションとか使うといまい ちなので、ガチンコでやってるはず。こういうダンスものの映画や映像(PVとかね)を見てると、どんどんこの類のひとたちの身体能力が上がっていってるの に驚く。「そんなことできるんや!」って思うこと多いもんな。本当、いま一番新たに世界が広がっていってる(まだ未開の世界がたくさんある)のはダンスな んだろな、だからこそ、彼らには輝きとパワーがあるんだろうな、と思ったりする。

バレエとストリートダンスが思ってた以上に融合させられていて、なかなか感心した。

ステップ・アップ

ステップ・アップ

おくりびと

ある意味この映画(というかこんなストーリー)で涙流さないわけない、というような設定・話はこびに、ちょっと「ずるいなー」と思ってしまったり。だれしも自分の親や身近なひとたち、自分やパートナーの死というものを前にしたときのことを想像したら、泣いちゃうもんね。

実 際納棺師という仕事があるのはしらなかった。すごく日本人的な感覚のうつくしさ、静かさのある仕事だと思う。でも映画の中でも少し描かれてるけれど、人の 死は十人いれば十通りの死に方や死に模様があるわけで、決して静かで綺麗だったりするばかりではない。そして、やはり”死”に関する物事はこの国この文化 圏ではタブー視されるものだ。忌み嫌われてるのは事実。でもそういう世界に先入観やら感情を越えて美しさを感じさせられたのはこの映画よくやった、と思え るところ。

でも、実際はこの仕事ってもっともっと忌み嫌われたり、どうしようもない場面に遭遇したり、と、もっとエグいはずだ。こんな仕 事をもつ旦那をうけいれるのも、そんな環境に自分をおくのも相当な覚悟がいるはず。なのに、納棺師という仕事とその人間模様を描く作品のはずなのに、その へんがさらっとしすぎていると思う。たんに美しい部分しか描いてない気がする。

一番残念だったのは主役の2人。本木雅広はまだしも広末涼 子という配役はどうだったんかなーと。広末本人が悪いわけでも演技が下手だーとか思った訳でもなく(でも下手かも)、適役じゃなかったんじゃないかなと。 なんか健康的すぎる、広末っぽすぎる。すごく微妙な陰影の映画なのに、画面に広末がでてくると「あ、広末」というふうに見えてしまい、納棺師の妻の美香と いう女性には見えない。同じく本木くんもちょっと健康的すぎる気がする。でもがんばってたと思う。

もっともっとタブーとかこの仕事の暗 さ、そして美しさなんてものをだしてほしかった気がする。夫婦間の愛のエピソードが出過ぎなような。映画の各所にちりばめられるトピックが次の展開の布石 になりすぎてて、ストーリーの自由さというか、自然さがすくなかった気がする。”石文”って素敵なエピソードだけれど、そんなうまいこと転ぶかぁ?とラス トシーンはおもっちゃった。

でも脇役たちがめちゃくちゃよかった。社長の山崎努の渋さが素晴らしいし(年食ってもひょうひょうとしててい い)、風呂屋のおばちゃん吉行和子とその息子杉本哲太(彼女が亡くなって、焼き場のおっちゃん高野笹史と嘆くシーンが一番よかった!!!)がものすごいよ かった。だからキャスティングをもうちょい考えたらもっとええ映画になった気がするのになぁ。もったいないなぁ。

そうそう、本木くんは最 初チェロ弾きの仕事をしていたので、チェロを弾くシーンが描かれているのだが、すごく頑張って練習したんだろうなーと感心させられた。ああいう弦楽器を普 段見ない人ならちゃんと弾いてるように見えただろうなー。でも弾いてないのが分かるくらいだった。これにくらべると外国映画で俳優さんたちが音楽家の配役 をやるときの徹底度はほんとすごいなと思う。「Shine」でのジェフリー・ラッシュとか「戦場のピアニスト」でのエイドリアン・ブロディなんてピアノ弾 きを普段よく見てるひとから見ても弾いてるようにしか見えなかったもんな。この辺てやっぱり「外国映画だからすごいんだー」という単なる思い込みや外国人 へのへんな劣等感からそう見えるのか、はたまたやはりほんまにすごいのか、その辺が気になるなぁ。

あとみた映画館がそうだったのかどうか わかんないけれど、音楽がやたらと音量でかかった。静かなストーリーで最低限の音楽でいいのに、これでもかーってぐらいあったので、食傷気味。久石さんの 曲は好きだけれど、ありゃ邪魔になってると思う。しょうもない横やりでもはいってんのかなと勘ぐってしまう。

おくりびと

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全然大丈夫

めちゃめちゃまったりした映画だった。でもそのまったりさ加減が適度でたいくつになったり、しょうもなかったりしないあたりが絶妙の加減だったと思う。

い まの流行なのかなこんな感じの映画。昔の日本映画の寡黙さをポップにしたような感じというところか。ときどきなるほどなーという哲学的な台詞がでてくると ころもいい。でももうちちょい全体的に深みというか立体感あったほうが好きかな。この映画は立体感というより不思議感が立体感をだしてる感じだったけれ ど。

とくになんてことはなかったけれど、はじめは貧相だった木村佳乃がどんどんかわいくみえてくるあたりがよかった。あ、あと地味ーに鳥居みゆきの存在感がよかった(笑)

全然大丈夫

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転々

すごくいい映画、そしていいお話だと思う。

あらすじなんてめちゃ簡単にかけてしまうけれど、その分、主人公二人の心理、ゆっくりだが確実に流れてしまう時間、まだまだ東京のあちらこちらに残る心に目に沁みる風景たち、そういうものたちがじんわり心にはいってくる。映画自体のゆっくりしたテンポもとても心地いい。

オ ダジョーのなんとも(いい意味でちゃんとした)テキトーな感じの演技もすごいいけれど、三浦友和のなんともいえない昔はかっこ良かったけれど、いまはおじ さん的な、ラフだけれどよく見たら渋いなー的な、絶妙なバランスの存在感が画面の中で際立ってて、めちゃくちゃいい感じだった。

それと映画全体のテンポを出したり、ちょっとしたアクセントをつける「時効警察」の面々たちがいい味をだしてる。何度でもみたくなる映画だった。

あてもなく散歩する。それがどんなに贅沢なことか。

転々

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ヒトラーの贋札

第二次世界大戦中、ドイツの捕虜としてつかまったユダヤ人たちのうち、印刷技術をもったものたちが、収容所内での少しましな待遇をうけられるかわりに贋札つくりをさせられるお話。

ドイツ映画だからなのか、華美なことがなく、淡々と物語が進み、少し全体的にセピア色がかった映像がその単調さに拍車をかけるが、それがゆえに、物語の本質やら登場人物たちの心理がより浮きだってみえるような作品だった。

本 当の話なのかどうか知らないのだけれど、生きるために自分の本意と違う事を(自分の信念に反する事を)するというのは、外様な意見としてはどうしてなんだ ろ?そんなことしなくていいのに、なんて思ってしまいがちだけれど、究極な状態ではなんでもありになってしまいそうな気がする。それでも自分の意志を貫こ うとするものもあれば、みんなのためにあえて嫌な事を進んでする、そういう者もいる。

どちらがよくてどちらが悪いという次元の話ではな く、よく考えても結論なんてだせない話だけれど、もし現実にそんな状態になってしまったら、時間だけは過ぎ去ってしまうから、結局何かを選択せざるを得な くなるのだろう。そんなとき、自分がどういう風に生きていくのか、そんなことを考えさせられた。

でも、そのあと、一体どんな気持ちになるのか、想像すらできない。

ヒトラーの贋札

ヒトラーの贋札 – Amazon

崖の上のポニョ

いろいろ大人からあーだこーだいわれているそうだけど、やっぱり宮崎監督はすばらしいとおもう。

やっぱり映画、とくにアニメーションには 夢がないと、そして無条件に無垢な心で楽しめないと、と伝えたいのかな?と思わせる作品だった。大人な目でみてしまったり、ストーリーやらリアルなことな んか考えてしまうと、いろいろ突っ込みどころ満載だけれど、子供のときのように目の前に現れるものをそのまま素直に受け入れていけば、そのまま楽しめる、 そんな映画だった。ストーリーに理由なんていらないもん。

いつの間にか忘れてしまってる子供のときにあったはずの感受性とか、素直な心と か、ちっさな夢とか、あったらいいなーとおもうこととか、絵本のなかの世界とか、子供にだけ見える空想の世界とか。つじつまはあってなくても理由もなくて も、ただそこにあるだけでうれしいようなものや世界。そんなものをみんな持ってたんだよー、てことを思い出さそうとしてくれたのか。単に宮崎監督のあこが れなのか。でもそれもどうでもいい。じんわりできたから。

あとすごく「そうよね!」と思ったのが、 最後のロールのときに、普通なら声優、監督、作画、アニメーション作成なんて、いろいろ役割毎に関係者名が列記されるところを、 ぜんぶ一緒くたにして「この映画をつくったひとたち」ってひとくくりにしていたこと。そう!みんな同じ気持ちでつくったんだよー、ってのがひしひし伝わっ てきて、すごく感動した。

そんなことをやってくれる宮崎監督。もっとたくさん映画と夢を見せてほしい!

崖の上のポニョ

崖の上のポニョ

ブレイブ ワン

恋人と散歩中に突然なんのいわれもなく恋人を殺害され、自分自身も重傷を負い、トラウマにおびえ、心に復讐を誓う女性の話。

日本でも最近「誰でもいいから殺したかった」という無差別殺人事件が頻繁におこるようになってきてしまったが、勝手なイメージだとたぶんアメリカとかの方がもっとひどいんだろうな。殺したいと思って殺す病的な殺人から、ゲームのような殺人まで。この映画では後者か。

し かし救いようのない展開が続くので結構ダメージをくらう。自分の中の別の自分が「制裁者」として動き、社会的悪を裁く、なんて字で書いたらかっこいいけれ ど、実際はめちゃくちゃなこと。しかし自分がその立場にたってしまったらどう考えるか、ってのは想像できない。だから少しはわかる気がするけれど、やっぱ りできないと思うな。いまの司法でもこの辺りの裁きはとても難しいだろうな。だから裁判員制度、どうなるのやら。正直あたりたくない。

最後はやっぱりアメリカ映画のええ話ぽい終わり方で、ちょっと全体とアンバランスやないんかなぁ?

ブレイブ ワン

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インディ・ジョーンズ クリスタル・スカルの王国

よーやく見てきました、というか、見てしまった♪

前作の「最後の聖戦」が1989年公開で、そのとき劇場に観に行ってからということだから、19年ぶり?そんなに経つのかー、と映画を見る前からいろんな思いが錯綜。

ま だ公開中だから内容は特に触れないとして、やっぱりハリソン・フォードはこの役がとても似合うと思うし、少し抜けてたり、逆にウィットに富んでいたり、女 に弱いが力は滅法強い、みたいな、漫画のヒーローのようなそんなキャラを演じるのが上手いと思う。こういう映画にありがちなやたらとキャラの立った仲間と か敵とかメカとか、そんなんなくても、画面の中でインディが上へ下へと縦横無尽に活躍するのは、ほんと映画の一番いい醍醐味を味わせてくれると思う。

ちゃ んと映画の中でも時間が立っていて50年代のアメリカからはじまる。ハリソン・フォード演じるインディ・ジョーンズも年をとっているし、父や友人が亡く なってるという設定になってるし、最初のシーンで倉庫のどたばたの最後にちらりと見える箱のなかみが1作目のアークだったりしたり(笑)、何度もみたら もっと面白そうなところ探せそうなのも、こういうシリーズ物の醍醐味か。

やはり時代の流れか、CGを使うシーンが以前より格段に増えて いる。それは実写ではなかなか演出できないようなことを可能にするけれども、やはりリアルなものをつかって工夫して撮影されたもののような、生の感じ、 チープなものにこそある深み、立体感、そんなものがかけてしまって、やもすれば主人公より目立ってしまってしまうのが少し残念。

でも、やっぱりインディ。わくわくするような世界の秘密やら、秘境やら、謎。そんなものが封じ込められたこの映画、やっぱり見ないと夏ははじまらないと思うなー。

単純に楽しめた、面白かった!

フライボーイズ

実話に基づいたお話。第一次世界大戦時にフランス空軍に参加するべく集まったアメリカの若者たちが、フランスに渡って飛行技術を学び、飛行機に乗り、ドイツ空軍と戦うお話。

第 二次世界大戦とちがって、なんだか複葉機とかはのんびり感があって、戦争ものであっても、少し悲壮感がないのは気のせいかな?でも、もしこの映画のなかの エピソードたちが実話に近いのであれば、この時代の闘いは、武士道精神ぽいところがあっていい時代だったのかもと思わせられる。いまのような大量発射大量 破壊みたいなものではなくて、一対一で正々堂々と戦うとこなんぞ、中世の騎士のよう。

ま、ストーリーは単純だったけれど、なによりも、フランスの大地のうつくしさには目をうばわれる。原野、森、草原、そして川、その色彩の豊かさ、そしてそれを繊細に映し出した画面、それに浮かぶ、なんだか少しのんびりした複葉機たち、そんな画面がすばらしく美しい。

フライボーイズ

フライボーイズ – Amazon

ヘアスプレー

楽しい映画。ふつーならどう転んでも人前に立つような仕事(ダンスの)につけなさそーな女の子が、持ち前のバイタリティーと夢とダンスのパワーでステージに登るおはなし。

ちょ いとミュージカル調で、ノリとテンポがよくて見やすいけれど、逆にいうとそれだけかもーという感じで、実は60年代初頭当時の人種差別問題やらもでてくる のだが、それはオマケで、とにかく楽しいだけー。でももしかしたらもう少し内容というか、テーマというか、焦点がはっきりしていた方がうれしかったかも。 でも昔々の白黒映画の白人娯楽映画はこんなだったのかもな。でもそれにしても、ちょっと薄いかなー。残念。

特筆すべきは主人公の母親役の人物で、最初からなーーんか違和感あるなー、スティーブン・タイラーじゃないよなー、とか思ってたら、思いっきり特殊メイクしてるジョン・トラボルタだった(笑)、これだけは見物だ!

ヘアスプレー

ヘアスプレー – Amazon

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