バリ島珍道中

最近昔の映画とかをほんと破格で売っているなぁ。なんてったて「バリ島」だし、ビング・クロスビーにハンフリー・ボガートが出てるんじゃぁ、きっとミュージカル風でオモロイに違いない。でも制作が1952年(だったか)なのがちょっと気になるが・・・・

快調にいかにもミュージカル風にはじまったので期待してみていたが、どんどん雲行きが怪しくなり・・・・、気づくとこれはおしゃれなミュージカル映画というよりB級ギャグ映画なのか?!というノリに。

だって、なんとか美術はバリ風なとこもあるのだけれど、音楽はインド風だし、変身するわ、天に登るわ、大イカでてくるわ(まるで昔の東映特撮のよーな)、人面サルは出てくるわ(これ動物保護団体に訴えられるぎりぎりやし(^^;)、火山は爆発するわー、でもう珍道中というかどたばたしまくりで大笑い。

あー、おもろかった!っておもろかったんかい!<自分

ミニミニ大作戦

昔あった映画のリメイク版。といっても話はだいぶ違う(ちょっと途中から見たからはっきりわかってなかったりして・・・(^^;)以前のはミニが大活躍する話で、映像もそれが多かったのだが、今回はミニもあたらしいやつだし、3台だし、あんまり走り回るシーンはなかった、残念。

でも話的にはちょっとどんでん返しっぽいとこもあって、おもしろい。俳優さんもどっかで見たことあるよーな人ばかりで好感がもてた(目だって有名なひとがいないということだ)。輸送車を捕まえるシーンはわくわくする。

東京ゴッドファーザーズ

公開時に観にいきたかったのにいけなかって、やっと見た作品。こう、最近あるアニメ作品の中でも、やたらとSFでなく、かといってぼけぼけ家庭的なものでもなく、なんかちょっと夢ありそうな感じだなーと思ってたので。

イヤミのないストーリーと人物関係の展開がとってもいい具合。普通にありそうで、でもちょっとなさそうなファンタジーちっくなところもいい。何より主人公となる3人(+1)のホームレスが生き生きしててうれしくなってしまう。

とくに目立ったアクションや映像美があるわけでもなく(というと失礼か。結構リアル映画にも迫るカメラアクションがいい)、キャラが派手とかいうわけでもないのに、個々はっきりと性格付けされてて、話はおもしろいし、大げさでないドラマで、いい。

ちょびっと幸せわけてもらった感があって、見てほわんとした。

2003 日本
2003/11/08 公開

刑事 スタスキー & ハッチ

70年代後半にアメリカでテレビシリーズとしてやってた刑事ドラマの焼きなおし映画。なんか見たやつが出てるなーと思ったら、ベン・スティラーだった。相変わらずヘンでオモロイ。

話はなんということはないのだが、時代が70年代なので、そこはかとなくその時代の空気が出てるのが楽しい、BGMとかディスコのシーンとか車とかとか。

サブとして出てくるバリー(だったか?黒人のタレコミ屋)がイカしすぎ。かっこいい。格好もいい。めちゃソウル!うーん、惚れた。あんな格好してみたい。

ニュースの天才

邦題があかんとおもうなぁ。ちょっと内容を誤解しそう。

主人公の追い詰められていくときの姿がスターウォーズ エピソードIIIのアナキンに似てる。ちょっといや。いーーーっとなるわー。

これが、実話だというのだから、世の中わからんよなぁ。

自転車泥棒

第二次大戦敗戦下でのイタリアの町に住む、男と子供が主役で、男がやっとありついたポスター貼りの仕事をするためにとても大事な自転車を盗まれるところから話が始まり、はっきりしないその泥棒を追って町をうろうろする、ある一日を描いた映画。

名画、と呼ばれているのだが、それは何処を指していってるのだろう?

その切実さを、どっちかといえば寡黙な主人公が見事に演じきってるとこか?イタリア人の気質をなんの飾りもなく撮りきってるところか?はたまたその救いようのない話がゆえか。。。。

うーん。

誰か見た人いないー?どんな評価なんだろ?
とにかく久しぶりに「いーーーっ!」となった。「奇人達の晩餐」以来か。あー、いーーーっ!とするー!みんなそう思うのかなぁ。

コラテラル

見た。コラテラル=巻き添えって意味なのねぇ。こら!テラル、ではありませんでした笑

映画半ばまでの異様にクールなトムクルーズはかっこよかったけれど、後半になるにつれ、うーん、ちょっと人間味ぽくなりすぎるのが、ちょっと不満。ま、そういう設定なんだろーから仕方ないのだろうけれど。

Co主演のタクシー運転手との間のやりとりで、結構身をつまされるような台詞がたくさんあった。どきどき。正確には忘れたけれど・・・「自分をごまかしてる」だの「本当にやりたいこと」だのそーいうの。うまくかけないけれど。

ま、ストーリーうんぬんより、中ででてくるいろんな台詞を言わせたかったんやろなと思う。そういう意味ではとてもふーんな映画かな。

2004 米
2004/10/30 公開

チャーリーとチョコレート工場

行ってきましたよ、この映画、ようやく。ジョニー・デップが今度はどんな味を出してくれるのか楽しみで。

映画は筋をいうたら一瞬でおわってしまえるぐらい簡単な話だけれども、それを映像とうまい場面の展開で2時間をあっという間に思わせえてしまえるティム・バートンはすごい。

中途半端なつくりだったらきっとアラが見えまくってしまいそうな映像も、すみからすみまで丁寧につくってあって、見ているだけで楽しい。工場に入ってのシーンはTDLのスプラッシュマウンテンを彷彿とさせた。すごくいい出来栄え。全体にCGも極力少ない目でよかった。

繰り返しでてくる小さい人たちのばかばかしさの徹底さ加減が最高。でも一番の功労者はリスか?笑。ジョニー・デップの「ちょっとおかしい人」加減もめちゃいい。カリブの海賊といい、この人って、ちょっとネジゆがんだ人やらせたらハマるよなぁ。脇役では主人公の父親役の人がえぇ味だった。

たしかにヘンテコな世界のヘンテコな映画。それだけにハマれる人には楽しい。

アメリカ 2005
2005/9/10 公開

最後の聖戦

劇場公開以来初めて観たので、もうかれこれ20年ぐらいぶり?それでも結構内容や映像を覚えている自分にびっくり。若いころは集中力があったのね(^^;

こういう昔々の物語が実は現在どこかにひっそり存在してる、っていう話には弱い。すごくロマンを感じるから。こういうのって日本的なものより西洋的(キリスト的といったほうが早いか)なもののほうが好き。なのでこのシリーズも全部好き。盲目的に。

3作目は何といってもショーン・コネリーが格好良すぎる。当時007以外でのショーンを知らなかった(見たことなかった)ので、この映画でいきなりスキンヘッドで出てきた彼を見て驚いたのと同時に、「ハゲってかっこえぇ」と思わせたのも彼が最初。回りにいるおやじたちの情けない頭に比べて、なんて格好いいんだろうと、子供心に思ったのが懐かしい。

あれからだいぶ年月経ったが、いまや、スキンヘッドはかっこいい一ジャンルを確立するにいたって、もしかしたら彼の功績も大きかったのでは?と勝手に賞賛を贈る次第だ。

ドッジボール

お馬鹿(笑)。こういうノリ一発ものの映画が好きな方にはとってもオススメ。ストーリーうんぬんより、悪役のベン・スティラーがいい味を出しすぎている。いかにもいそうなトレイナー振りがGOOD!きっと英語で観れて、アメリカ文化を知ってる人ならもっと笑えるんだろうなぁ、とちょっとうらやましい。

しかし、こういうオバカ映画には必ずといっていいほど、なんらかの決めポーズがある。サボテンブラザースしかり、ゾルダン星人しかり、オースティンパワーズしかり!この映画の場合は「パン・パン・シャー!(コブラの真似)」だった。あほらしくて最高!

秋の夜長の退屈しのぎ、しっとりした映画ばかり見すぎたときの口直しにオススメ!笑

アメリカ 2004
2005/4/29公開