則竹裕之さんと

一昨日9/8、昨年だったかに亡くなられたサックス奏者エレファント酒井さんの追悼も込めて、酒井さんたちが昔やっていた「BANANA CLUB」というバンドのライブにサポートで入らせてもらいました。酒井さんとは彼が勤めていたスタジオを一時よく使っていたので、その時は顔を合わすことが多かったでのすが、一緒に演奏したことは数えるくらいでした。ですのでこういう場に参加させてもらえてとても光栄でした。

80年代はフュージョン全盛期でBANANA CLUBもその一翼を担ったバンドだったそうです。今回は結成当初のメンバーを中心にサポートで僕やベースのかつきくん、ゲストボーカルに岩崎さんが入り、ドラムはなんと結成当初のメンバーの一人でもあった則竹さんが来られました。(彼が参加できるというのもあってこの企画が進んだという面もあり)

則竹さん、以前一度岡崎ジャズストリートのリブラホールで出番が表裏になったときにご挨拶させていただいたことはありましたが、今回こういう縁があってご一緒できてとても嬉しかったです。というのも実は則竹さんは大学軽音の先輩でもありまして(割とすぐに上京されたので在籍は短かったそうですが)、いつかご一緒できたらなあと常々思っていたのでした。

当日リハからの本番という短い時間でしたが、本当に素晴らしいという言葉では全く足りないほど素晴らしいドラマーであり音楽家であり、瞬発力や出てくるサウンドもアイデアも凄いものでした。そしてとても謙虚で、ああ第一線でやるということはこういうことなのかなあと感じさせられました。

楽しい時間はあっという間でしたが、演奏にしろ、その佇まいにしろ、たくさん糧を戴きました。ありがとうございました!またやりたいなあ。