松本城

このアングルがほんと綺麗ですよねぇ。
このアングルがほんと綺麗ですよねぇ。

これまただいぶ前、4月の半ばの話になるのですが、3Daysツアーをした最終日が松本だったのですが、ライブの翌日の朝、かねてからずーっと行きたかった松本城にいってきました。前回松本を訪れたときは時間がなくて行けなかったのですが(日帰りした)、今回は泊まったので、朝から行くことができました。

行こうとしたのが日曜日だったので前夜に「できるだけ早くいったほうがいいよ」と言われて、「でもそんな早くに起きれない」とか思っていたのですが、偶然にも早く目が覚めたのがよかったです。最初にちょっとお堀の外から眺めた後にする天守に登りに行ったのですが、その時はそんなに人いなかったのに、10時頃になるともう入場制限がかかるぐらいで、あー、早く行ってよかった、と思ったのでした。

とにかく、ひとこと、美しい城です。ぼくは別に城マニアでもなんでもないのですが、行った土地にお城があると見に行きたくなる性分で、あちこちお城眺めにいってますが、松本城はバランスがとてもいい、まさに「城」って感じでした。どこから撮っても絵になる感じ。天気があまりよくなかったのが残念でしたし、あと一週間早かったら桜が満開だったのになーと、いろいろ思いましたが、いや、それを差し引いても美しくて、行った甲斐がありました。

なので、思い出とともに写真をいくつか。

3Daysツアーやります!

来週4/17〜19にかけて、ミニツアーをします。同じメンバーで立て続けに演奏することってのは僕の場合なかなかないので、1回でも楽しそうなメンバーなのに、3日間通して演奏がどんなふうに変化していくのだろうと非常に楽しみにしています。

最終日19日の松本でのコンサート(以前2年ほど前に出演させて頂いた信州JAZZ民さん主催のコンサートシリーズです)が決まったときに、ではその前後でも演奏したらいいんじゃない?という単純な動機で組み始めたのですが、なかなか含みある(?)ツアーになりそうです。

メンバーは、いつ一緒にやってもその発想や演奏に驚かされるピアノの牧知恵子、音楽がより立体的に自由になる素晴らしいベーシスト萬恭隆、そして1月に初めてご一緒してその素晴らしさに惚れたドラマー則武諒、というカルテットです。初日17日は今年5月いっぱいでの閉店が決まって寂しい、さんざんお世話になった神戸・元町JUST IN TIME、18日は初出演となる名古屋・金山Mr.Kenny’s、そして最終日19日は長野・松本チクマ楽器です。

きっと楽しく、いい夜になると思いますので、お時間ある方、ぜひぜひ聴きにきてくださいね。よろしくお願いします。

4/17(Thu) 神戸 元町 Just In Time 078-333-1858
19:30〜22:00 \3,500

4/18(Fri) 名古屋 中区 金山 Mr. Kenny’s 052-881-1555
20:00〜 前\2,500 当\3,000

4/19(Sat) 長野 松本 チクマ楽器 3F 0263-28-2800
18:00〜 前2,800 / 学生1,500 / 当3,300
■Jazz Study 5 信州JAZZ民 0263-50-6190

[メ] 武井努(Sax)、牧知恵子(Pf)、萬恭隆(B)、則武涼(Ds)

20140417-19a4

信州JAZZ民Study-1

楽しい夜でした
楽しい夜でした(photo by 表さん)

先日長野県は松本市を訪れました。偶然から知り合った方(この方が信州JAZZ民を主宰しておられる方でした)からの話がきっかけで企画された”Study-1”というコンサートでした。初めての土地で、関西からのミュージシャンというのはなかなか難しい企画になりそうでしたし、なかなか難航もしたのですが、いざ蓋をあけてみると、大盛況。お客さんも熱いし、演奏も熱く、零下の気温なんてなんのその、素晴らしくいいコンサートになりました。

松本は昔からの城下町で観光地としても有名ですし、音楽も盛んなようで、毎夏にはサイトウ記念オーケストラが公演を行うようにクラシックが盛んです。そんな中にもちろんジャズファンもいらっしゃるそうなのですが、それでも都会とは違ってそんなに盛り上がっては(都会もどうだか、ですが)いない。そこでもっと信州でジャズを流行らせたい・・・そういう意味で立ち上げた「信州JAZZ民」というグループだそうで、その第一回目の企画になった今回のコンサート、その出来によって今後の様相も変わるかもねー、ということで、とても緊張して(実は)迎えたのでした。

途中寄ったSAから
途中寄ったSAから。うっすら雪景色。

最初はピアノの牧さんに声を掛けて・・・というところから始まったのですが、その仲介をしたこともあり、僕も入って、そしてベースに萬くんも、という風に話が進み、でも馴染みのない関西のミュージシャンばかりというのもなかなか難しいかもということだったので、現在松本在住のドラマー表直志氏に参加してもらってのカルテットになったのでした。

折りしも観光シーズン真っ盛りで予想してたとはいえ渋滞に巻き込まれたり、意外と遠い松本までちょっと時間かかってしまい、リハーサルも駆け足で、表さんともろくに挨拶もできず、という状態でのステージだったのですが、いやいや、最初に信州JAZZ民の水谷さんから聞かされていた「松本の人たちはおとなしいですから・・・」という話は一体どこへ?すごく盛り上がってくれたので、こちらも熱い演奏を繰り広げることができました。初めてでリハも十分じゃなかったのに、表さんも快くいろいろ付き合って下さるし、熱いドラムで盛り立ててくれて、すごく楽しかったです。

選曲もよかったとお褒め頂いたのもうれしかったです。普段はやらないようなド・メジャーなスタンダードから映画の楽曲、日本の曲、そしておまけで僕の曲とか。内容もだけれど選曲というのも(曲順やMCも!)やっぱり大事だよな、と改めて思いました。

いいコンサートができる/出会えるとこちらまで元気になります。どうなることかと心配ばかりしてたけれど本当に行ってよかったです。いらしてくださったみなさん、ありがとうございました!そしてメンバー、表さん、水谷さんをはじめ信州JAZZ民の皆さんと協力いただいたスタッフのみなさん、チクマ楽器の社長、ありがとうございました。また松本訪れたいです!

リハの様子
リハの様子
いい感じ♪
いい感じ♪(photo by 表さん)

PS
しかし、返す返すも残念なのは、次の日の予定が早かった(というか予定入れるなよ、という話なのですが)ので、コンサート終わって打ち上げも乾杯だけして夜行バスで帰る、という寂しい展開だったこと。牧さん萬くんは十分打ちあがって、次の日は温泉に蕎麦にネコ三昧だった様子、くーやーしーいーーー!