SALON de SAX 7/15

毎月恒例になってきている同じサックス吹き落合さんとのサロン・デ・サックス。昨夜で4回目でしたが、昨夜はお互い持ってるテナーが全部Selmer社のもので、しかも全部年代が違う楽器だということが判明したので、それらを持ち寄って見たり吹き比べたりしてみよう!という企画でした。いやー、自分で想像していた以上に面白くて一人(?)コーフンしてましたw

楽器屋さんにいくと楽器はたくさん並んでますが、こうやって同じメーカーの年代違いがここまで集まることもあまりないですし、普段大編成のバンドのライブでも2、3本なので、5本あるという絵面が楽しすぎました。細かな部分もいろいろ違って、普段自分が楽器をみて「ここの形が好きやねんなー」と思ってるようなことをベラベラとw

古い方からSBA、MarkVI50年代、MarkVI60年代、SA、SAserie3、の5本だったのですが、どれも特徴があって、楽器自体が変化していってたり、時代とともにコンセプトが変わって行ったりしていたのが楽器を通して見え隠れしてるなと感じました。僕は好きで古い楽器ばかり吹いて来てますが、昨夜吹かせてもらって落合さんの楽器は両方とも吹きやすく、そしてそっけなくなくて、ああ、現代楽器(といってもserie3でもう20年前ですが)もいいなーと思えたのがとても良かったです。自分の中にある楽器というモノに対する妙なこだわりが少し薄らいで来たのかもしれません。

この企画、毎回ほんと喋ってばっかりですが、一人だと何も思わないのに、こうやって井戸端会議のように話しているといろんな話題が尽きず出てくるのが自分でもとても楽しいです。次回は8/15、どんな内容になるかは当日のお楽しみです。配信もあるのでぜひ。

PS
今回楽器のことばっかりしゃべって時間なくなっちゃいましたが、ケースのことも紹介したかったのですよねえ。僕と落合さんケースも見事に違ってておもしろかったですw