MAHIZO関西ツアー

201703mahizo

ちょいと時間が経って先週のことになってしまいましたが、愛知からやってきたトリオMA HI ZOの関西ツアー無事終えることができました。いらしてくださったみなさん、お手伝いいただいたみなさん、本当にありがとうございました。

愛知の吉良にあってとてもお世話になっている老舗インテルサットのマスターからこのバンドとピアノの佐藤さんを紹介してもらい、音を聞かせてもらい、関西でのツアーを手伝って欲しいと言われた時に、こういうバンドと一緒にできるなんて楽しいだろうなーと思っていたのですが、実際の演奏はそれ以上に楽しいものになりました。バンドとしても完成されているし、何よりスタンダードやカバーのアレンジがとても秀逸でかっこよかったです。もちろん普通にやってもすごくいいのです。

先月のアルベルトさんのバンドでも思いましたが(これは大いなる文化の違いを感じた)、ミュージシャン一人だとあまりわからないですが、こうやってバンドとして出会うとその地域性というか、独自性をすごく感じます。MAHIZOの場合も同じような感じでやってる(と、ざっくり言うと失礼になっちゃいますが)バンドやミュージシャンはいるでしょうけど、MAHIZOにはMAHIZO弁というか、彼らが普段いる土地や文化なんかの背景が僕のそれとは違うものがあるんだな、ということを感じました(いい意味でです)。言葉の違いというのか、土地が違うとちょっとした音楽上の言葉や流れ方や、全体のサウンドが違って聞こえます。それが個人的なものではなくてバンドの上に乗ってる、というような。不思議な感じでした。でもそれはすごく素敵なことだと想います。

初物に弱い(と、勝手に思っている)関西ではなかなかたくさんの方々に聞いてもらうことができなくて残念でしたが、また彼らは関西にもやってきますし、愛知を離れてあちこち行く予定をしているようですから、是非みなさんチャンスあれば聴きにいってくださいね。いいバンドですよ!

MA HI ZO : 佐藤正道(Pf)、長谷川英喜(B)、野村陽三(Ds)