122巻。ケイロニアに戻ってきてようやく落ち着くかに見えたグイン王であったけれど、前巻からの懸念事項は王妃シルヴィアのこと。ひきこもり、妊娠騒ぎ・・・・さていったい?
錯 乱してしまったかに見えるシルヴィア。グインはなすすべなくすべてを宰相にまかせるが、結局はグインとシルヴィアが対面することとなる。そのときのシル ヴィアの独白が鮮烈。いままでは一方的にダメな面しか描かれていなかったシルヴィアの真意が描かれる。なるほど、いままでほんま嫌なやつとしか見えなかっ たシルヴィアもそういう風に解釈することもできるのか、と。しかし知るには遅すぎた、か。哀しいほうへほうへと話は流れる・・・・
ああ、どうなるの!