ミロク教の聖地ヤガに潜入して、その様子を探ったり、知人を探す日々のヨナとスカール。怪しげな気配がせまる中、魔導師のはたらきもあり、会いたかった人物をみつけたが、気づかぬうちに状況はすでに最悪の方向へ向かっていっており、ヨナの身に危険が・・・・
ああ、物語が急展開してくるわ、秘密がなんだかじんわり見えてくるわ、ケイロニアの様子も急変するわ(外伝一巻とのカラミがより鮮明に)、とこの先を読むのが非常に楽しみになるような巻なのに・・・ああ。
あとがきがないのがめちゃくちゃ淋しいです。
ハヤカワ文庫 2009