浅野いにお – ソラニン

一気読みした、って2冊だけど。すごくよかった。素直に楽しめたし、絵も、コマ割りも、キャラクターもお話もよかった。大学で音楽サークルに入ってたし、あんな雰囲気だったし、あんな毎日だった。懐かしさとせつなさがよみがえってくる。

この物語のようなドラマなんてなかったけれど、あのころの意味のないアツさがこみ上げてきて、猛烈にバンドがしたくなった。音楽をもっと希求したい。喜びを。

きっと映画は見ない。せっかくの曲がイメージと違ってて壊れるのがいやだから。まんがの中で描かれる音のない曲はきっと読む人ひとりひとりの心に響いていて、それはそのひとだけのものだから。

こういうとき多摩川って絵になるよなぁ。東京とかさ。だれか淀川が絵になる作品つくってくれないかなぁ。同じごちゃごちゃさでも、なんか大阪ってきちゃないのよねぇ。うーん。

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