昨年の再結成後、いろんなライブをやってきてバンドとしてまた新たなスタートを切っているマイスティースですが、この2月に再結成後初となるワンマンをすることになって、そこで新曲を披露できたらという話からミニアルバムをつくろうということになり、その制作を昨年終わり頃からぼちぼちとはじめ、今年にはいってスタジオでレコーディングをしてきています。
なんせ作品作りは2007年の「07」以来なんで(実はその後もちょっとやっていた)、どんな感じの作品が出来上がっていくのかやりながらもすごく楽しみだったのですが、収録候補となる曲のデモを聴いた時、「ああ、やっぱりマイスティースやなあ」と思わせる曲たちですごく嬉しかった、そして懐かしかったです。でもまた同時に間違いなくそれらは新しい風をこのバンドにもたらすものでした。7年ほどばらばらであった間にメンバー個人個人で培ったものがまたここに集められて新しい音に集約されていくのはとても楽しく、夢ある作業です。
で、デモの段階からリズム隊の録りを1月の初めにやって(これには付き合ってないけれど、今回のワンマンの宣伝用のスポット的な映像でその様子の一端を覗けます。めちゃ楽しそうw)、その音がとても素敵だったので、もともと考えてあったものをもっともっとイメージ膨らませてホーンセクションをアレンジし、そのレコーディングやダビングものを1月の末にやりました。この現場もとても楽しかったです(同じように映像で様子が覗けます)。やっぱり作ろうとしてる音楽がとてもいいものであって、それに向かってメンバーそれぞれがベストを尽くそうとする姿勢がとてもいいのもありますが、お互いがお互いを盛り上げたり叱咤したり激励したり、そういうことをする現場の雰囲気がいいのです。いいものを作ろう、このメンバーでベストでできるものを、っていう感じがすごくして、録音ブースにいるときでも、家でアレンジにうんうん唸っているときでも、もちろん自分が楽かったり、自分でいいなと思うものを世に出したいという感覚と同時に、このバンドにとって価値あるものに注力したいといつも思わせてくれるのです。
そしていま(これ書いてるのは2/3、あ、節分だ、恵方巻き食べたい)歌入れとミックス作業中です。スタジオでヨーイドンで録ったり、ダビングしたりしたものが整理されてちょっとずつイメージするサウンドに纏め上げるのはかなり時間と根気がいる(JAZZとかだとわりとそのまんまってのが多いのだけれど、こういう作品は曲ごとに仕上がりの音のイメージや目指すサウンドにがある)のですが、それもエンジニア氏とメンバーが協力して少しずつ形になっていくというのはしんどくも楽しい作業で、思い通りにできあがった日にはそれまでの苦労なんてなんのその、っていうものです。まだまだ先は長いですけど。
焦らずに、でも着実にいいものに仕上げてみなさんの手元に届けられる日をいまから楽しみにしてます。乞うご期待!
追記:
結局3日間スタジオにこもってようやく全部出来上がりました!5曲とも違うカラーの、でもやはりマイスティースの音です。ある意味”今”のマイスティースの音になってます。聴いてもらうといろいろ思ってもらえるんじゃないかと思うのですが、やはり「07」があって、この音がある、そんな気がします。そんな風に聞こえるんです。
はやくみんなに聴いてほしいです。先行発売は2/21大阪Shangri-La、2/28渋谷WWWでのワンマンで行います。ぜひ聴いてね!
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