昨夜おもしろいライブをやりました。賄い付きライブ。中島のりひでBと山内詩子Voと僕というコードレスボーカルトリオ(スカスカだからこそそのハーモニー感と3人の音が色がはっきり聞こえて非常に楽しい)のライブだったのですが、それに中島さんと僕が麺類を出す(K藤マスターは対決と言って聞かなかったけどw)という企画でした。昨年末にやる予定があったのですが僕がスカタンしてしまい、今回初の企画となったのでした。
僕が作れる麺類といったらうどんだけなので、朝から準備。後から考えたら前の晩からやっておいたほうが結局はいい結果になったかもしれないのですが(生地を寝かせる時間を十分に取れなかった。冬場はそのほうがいい)、まあ午前中から始めたらなんとか間に合いました。途中で「うまいこといかんかも」とか思ったりもしましたが。なんせあんまりうどん打ちを最近はやってないので、こつを忘れてつつあるというか。
小麦粉(といっても讃岐うどん用のブレンド小麦粉です。大好きな日讃製粉の”(赤)緑あひる”。香川の栗熊にある前場うどんで小分けしてくれるのでいつも通りかかったら買う)2キロ分試してみたのですが、最初は一応計ってつくった塩水をきっちり必要量だけでつくってみたのですが、そのときはまあまあいい感じかなと思ってましたが、ちょっと全体に水分が少なかったようでした(でも団子にまとめちゃったのでどうしようもなかった)。もう1キロは塩分濃度はそのままだったけれど、加水量は目分量というか、生地を触りながらいい具合のあたりまで、という方法にしたらちょうど良かったです。やっぱりこういうとき信じるのは勘ということなんでしょうか。
なんで、うまくいきそうな団子のほうでうどんを打ちました。延ばすのもだいぶへたくそになってましたが、奮闘して(というほどではないか)、猫の妨害を避けて(これ大事)、なんとかかんとかうどんの形に。生地をもう少し寝かせたりできたらもっと楽にできたんでしょうけど。延ばし始めてから切るまで30分ほど。でも湿度が低いのでみるみる乾いていくので慌てて打ち粉ふって(ほんとはコーンスターチとか使う方がいいんだとおもうけど、ないので薄力粉)タッパーにいれて(これも失敗と言えば失敗。やっぱり平らに並べられる大きなトレイかなんかがいい。もしくはさぼらずひと束ずつラップすればよかった)保冷バッグにいれてお店にもっていったのでした。
ライブはすこぶる楽しかったです。選んだ曲もよかったのかもですが、のりひでさんのアレンジがどれも秀逸で、かつあんなアレンジ(しかもピアノとかなしで)で詩子がすごくいい感じに歌って、3人のスカスカ感がな空間にとてもよく響いて、いい音楽が生まれました。緊張感があってすごく集中できましたし。
で、終わってからは賄いの弛緩タイム。メンバーもお客さんもおなかぺこぺこでw。先に僕がうどんを出して(もうシンプルに冷やしに醤油で)、その次にのりひでさんが撈麺(ローメン)を、そして最後にもう一度うどんを出して、みんな満足した様子でよかったです。まあ、やってみたら大変でえらい疲れましたが(のりひでさんとか神田さんとかディナーショーするけど、ありゃ大変だわ)やってよかったなーと思いました。来てくださったみなさん、マスター、ありがとうございました。
というわけで次回は6/11です。またぼくはうどんだけど、なんかひねりますかねぇ。