先週ようやく関西でも上映が始まった(といっても限られた映画館で限られた時間だけだけど)映画「喫茶ベイシー」を観に行った。ベイシーに行ったことある方なら分かるであろう、映画始まってすぐにその映像や音であのベイシーの空気感を思い出し、ただいま!I’m comin’ home!って思える感じだった。
全体的には取り留めないドキュメントみたいな映画とも言えるけど、音楽、オーディオ、ジャズとそれを紡いだ人々などへの愛があちこちに感じられて幸せになれる。菅原さんにあったことある人ならあのいろんな表情でしゃべる菅原さんのトーンがよくわかると思し、楽しい。にしても、タモリの真似する菅原さんが似過ぎで、画面でしゃべってるのが菅原さんなのかタモリなのかわかんなくなるw
そしてジャズ喫茶は今でもそうだけど、昔はより文化人のサロン的な側面もあって、そこに集う人はひとかどのひとばかり。画面に現れる人々の話にいちいち肯いたり笑ったり。ミュージシャンもたくさん登場し、坂田さん面白いし、ブロッツマンには背中を押される。途中挿入される阿部薫が来た時の逸話と映像(ピットインかどこかのかな)はエグかった。1分あまりの映像でうわーっと思うぐらいだからあれ1時間聞いたらおかしくなってしまいそう。
にしても、結局ジャズ喫茶ベイシーの素晴らしいところは、とどのつまり、菅原さんのカッコよさとチャーミングさなんだろね。鈴木京香にデレデレし過ぎw
いい映画だった。大阪はシネリーブル梅田で上映中だが、いつまでやってるかは分かんない。
菅原さんに会いに一ノ関に帰りたい。