先日10/10、名古屋黒川の北文化小劇場にてギタリスト清水行人くんのファーストアルバム「Tiny Tones」の発売記念コンサートがありました。本来なら2020年に録音するはずだったアルバムがコロナ禍のために延期になり、今年の6月にようやくレコーディングをし、今月アルバムが完成するのでそれに合わせたコンサートでした。
ライブハウスでなくて劇場でやるというのはかなりハードルが高いことなのですが、ピアニスト平光くんが主宰するジャズコネクションの大きな助力があってこの北文化小劇場で行うことができました。ここは普段どちらかというと劇団とか歌舞伎のようなものが上演されることが多いのか、なんと花道や桟敷席があって、普通の音楽ホールとは違う雰囲気でそれだけでとても楽しい場所でした。花道歩くなんて未だ経験なかったですしねえ。
コンサートは清水くん他の多大な努力で200人を超える方々に来場いただいて、アルバムの曲の数々を演奏しました。アルバムの内容もとてもいいものですが、この日の演奏もとてもいいものだったと思います。研ぎ澄まされていて、でもリラックスしたメンバーの集中力が織りなす音の織物がゆっくり重なって完成していくような感覚でした。90分一本勝負の長丁場でしたが、みなさんじっくり聴いてくださってとても嬉しかったです。MCで清水くんが言っていたように、みなさんがその貴重な時間を割いて音楽に耳を傾けにきてくださったことに本当に感謝の念が絶えません。CDもほんとたくさんの方々に購入いただいて、生まれて始めたあんなにたくんさんサインしました(笑)
ほんと来場いただいた皆さん、劇場のみなさん、運営を手伝ってくださったみなさん、平光くん、バンドのメンバーとくに清水くん、ありがとうございました&お疲れ様でした。また来年の東名神ツアーも楽しみです。