2024.11.22
Jazzcalabash前日。朝に確認すべきことや修正することをわーっとやって、昼過ぎに実行委員が大阪に集合。いろいろ届く荷物を選別したりしながら明日からの準備。なんか去年とデジャヴになりそう。
いろいろギリギリになるまでやれてなかったこともあり、各所と調整しながら。もっと早くに動いてればこんなことにならなかったのだけれど、と分かってたのにできてない自分がもどかしいが、とにかくやっていかないとと体を動かす。機材の準備に抜けがあったりしてだいぶ周りにも迷惑をかけてしまって申し訳ない気持ち。
それでもなんとか夜には大体の準備ができ、明日朝に残したことを確認して。ちょっと最後にやっておく用事もあってパイルドライバーに顔をだしてコーヒーもらう。なんかここにくるとホッとするなあ。明日お客さんも出演者も楽しんでもらえるように頑張ろう。
2024.11.21
今日も学校公演。昨日まではのんびりしたところにいたけれど、藤沢となるともうだいぶ都会で人も車もめちゃくちゃ多く感じる。しかもなんか知らない土地って感じがすごくした。駅からほど近い学校で公演。でも朝の渋滞で結構時間かかった。浜田や種子島はほんとスムーズだったのになあ。
今日は関西と東京のメンバー半々みたいな感じで。初めましてだけれどお名前はもちろん知ってた渡辺てつさん、安川信彦さんとのサックスセクションも楽しく(しかもお二方ともめちゃかっこよかったです)、ラッパの寺内さんとも久しぶりー、ももちゃんの歌も素晴らしくて、なんか初めて組んだとは思えないバンドに。
女子中高ってことで(初めてじゃないかなぁ)ちょっと緊張してステージに立ったけれど、最初は大人しめだった生徒たちも最後はノリノリに。ノリのいい先生もいたりして。この学校でジャズの鑑賞会は初めてだったそうだけれど(学校創立以来の珍事?)みなさん喜んでくれたみたいでとても嬉しかった。
で、終えてやはり混んでるなかを駅に戻って藤沢から小田原に。来た時は夜だったのでちっともどんなところかわからなかったけれど、伊豆半島が少し見えたり海が見えたり。そういえば随分前に湘南に行くのに江ノ電のって来たなあ。小田原に到着したら、ああ何年か前にこの駅にも来たなあとか感慨深かったり。
やはり往路と同じく新幹線の本数少なく、三島でひかりに乗り換えてえっちらおっちら。大阪に着いたら20時過ぎ。にしても新幹線もほんとこのところ混んでて立ってる人も多い。
家にもどってしばらくしたら永田くんやってきたので、ついに明後日に迫ったJazzcalabashの準備作業。家でできることは大体できたし、新幹線の時間長かったので便利なプログラムも書けたし。でも結局は徹夜まではいかないものの、だいぶ作業してしまう。今日できることは全部できたかな。
2024.11.20
昨日に続いて浜田で、今日は中学校に。後でわかったけれどドラムの斎藤くんの母校だったw そんなこともあるのねえ。全校生徒が来たので先日のワークショップの時よりは人数多かったけれど、全体に少ない目かな。でもやっぱり中学生になると大人って感じするなあ。
うっかりしててアルトリコーダーを持っていくのを忘れてしまったけれど、ソプラノで代用してなんとか。一緒に演奏しても中学生になると少し考えてやってるように見えて面白い。小学生だとまだ天真爛漫さがあるのよね。質問コーナーもなるほどなーって質問でて興味深かった。
今日は視察も入っていたからか演奏も段取りもいつもよりはピシッとしてた感じがしてよかったと思う。何度も同じことやっているけれど、みんなでアイデア出してちょっとずつ変化していくところもいいチームやなと思う。
終わって急ぎ目で出発して広島へ。菊池さん落合さんと一緒にまずは新大阪まで行き、そこで荷物を入れ替えたり(落合さんの楽器を変える必要があった)ご飯食べたりしたあと、そのまま新幹線で小田原まで(止まる本数がめちゃくちゃ少ない)。そこで東海道線にのって藤沢へ。雨が降る藤沢駅に降り立って宿に入ったら23時半だった。移動時間長かったな。流石にくたびれた。
2024.11.19
朝、他のメンバーも集合して、先月も行った島根の浜田へ。兵庫辺りにいると日本海側はほんと遠いイメージだけれど、広島ー浜田は車で1時間半ぐらいなので近い感じ。先日と同じようなルートで浜田まで。ついてみるとなんとなく覚えていて懐かしい感じ。
子供たちもすごく練習してきてくれたようで、あれこれ恥ずかしがってたけれど本番になるとみんな「おー!」というような感じで演奏してくれて嬉しかった。おちょけるのも思いっきりおちょけてくれて、初めてみるメンバーにも大ウケ^^ 今日の公演も楽しかった。
夜は先月もいった居酒屋さんに顔をだす。ママ元気そうで楽しい。いらんことも言ってしまったりしたけれど、まあそれも仕方ないか。
2024.11.18
朝早くから広島へ移動。今日はもともとは移動だけの日の予定だったけれど急遽午前中に学校公演が入って。今年は広島駅に何度も来たけれど今日が最後かなー。
広島城が見えるぐらいのところの学校。少し気温は低かったけれどそこまで寒くなくてよかった。元気な大勢の子供達を見てるとこちらも元気になる。
演奏終わっても宿のチェックインまでは時間があったのでみんなで広島駅あたりでお好み焼きたべて(美味しかった)解散。とくに行きたいところもなかったけれど、学校から戻る時になんかお寺というかが山手に見えたのでそこに散歩に行くことに。広島東照宮でした。
広島駅から歩いて10分もかからないところだったけれど、拝殿の横からこの東照宮が鎮座する二葉山に登れるようになってて、小さな祠にお参りしながら山頂にいけるということだったのでテクテクと。久しぶりに歩くとだいぶ脚力おちているような気が。それでもゆっくりゆっくり登って金光稲荷神社の奥宮まで。市内が一望できる高さがあって、ここの岩が御神体なのかな。なんかありがたい気がする。ここで空襲やら原爆やらを見てきた岩なんだろうなとか考えるとなんとも言えない気持ちに。近くには高射砲の跡地もあったり。戦争はそんな前のことじゃないんだと思わされる。平和塔にもお参りして。
降りて宿にチェックインしてからは大人しく用事などをこなして。作曲したいが全然進まない。
2024.11.17
お昼過ぎからシッポリィのリハーサル。来週のRAGのライブもあるけど、最終的には12月頭のレコーディングに向けていろいろ曲を仕上げて行くために。結局まだ新しい曲は書けず。書きたい感じの曲とかアイデアはあるけれど、纏めるためにはすこし落ち着いた時間が欲しいのだけど、全然とれず。何処かの隙間時間にと思ってたけれどなかなか手につかず。
かおりんの曲のアレンジが全面改訂されてたり、演奏方法のイメージが刷新されたり、なるほどなーって思うこと多し。やっぱりこのバンドっていろいろ制約がなくて楽しいなあ。
そして夜は昨日に引き続きヨリスさんのバンドでJOT。サウンドチェックだけでリハーサルはほぼせずに。昨日で以前やった時の感触だいぶ思い出したので今日はもう少しは食いつけたかな。にしてもやっぱりある一定以上の大きい音だと力入りすぎてしまうなあ。アルトのあの軽やかさには叶わない。同じ風にやらなければいいのだけれど、どうも踊らされてしまうw でも今日は昨日よりは何かが見えて、一層楽しかった。こういうある意味野蛮でハードな音楽のやり方もやっぱり好き。またヨリスさんに会えるときが来るといいな。
帰り際用事もあって久しぶりにTrashへ。さえみちゃんもコーンさんも元気そうで嬉しかった。なんか20年ぐらいタイムスリップしてしまう。
兵庫県知事選挙に朝いった。結局は斎藤さんが知事に返り咲いたけれど、ほんと先日の衆院選もそうだったけれど何がちゃんとしたことを言ってるのかわからない。テレビなどのメディアもSNSもどれも。その中から自分が信じたりえるものを探して、それを信じるしかない。結果がどうあれ県政頑張ってもらいたいと思う。
2024.11.16
結局今日のJALの振替も無理(満席)になったので、割と早い目に起きて新幹線。土曜日の朝っていうのもあるのか満員。たくさん駅にとまる列車だったからか熊本出る頃には自由席には立ってる人も。せっかく博多を通るのだからーと途中下車して(そういう乗車変更した)牧のうどんに寄ってこの時期だけあるしいたけうどんを食べて満足した^^
一旦家に戻って荷物入れ替えて草津へ。オランダから来日してるJorisさんのバンドにジョイン。一体何年振りなんやろう?って話してたら8年ぶりだった。なんかついこの間のような気がするのにな。ヨリスさんも柳さんもお元気そうで嬉しい。そしてドラムの古地さんも一体いつぶりか?って感じ。九州ツアーで彼のお店OLD EARTHに行ったのも何年前だか。
旧交を暖めてる暇はなくリハーサル。バンドはもうツアー何日目かだけれど僕は初日なのでいろいろ曲をやってもらう。いやー、ヨリスさんと久しぶりに並んで吹いたけれどキレが凄い。音もでかい。負けじとやると力みすぎちゃう。
本番もめちゃ音がデカかったのでだいぶ翻弄されてしまったけれど、横で演奏してるとヨリスさんの熱さとかジャズ好きさ加減がよく伝わってきて楽しい。バンドもいい意味でぐちゃぐちゃしつつ纏まっていて、無責任ではない自由さがふんだんにあって演奏も面白い。来てくれたお客さんたちもとても喜んでくれて嬉しかった。「いつもと全然違うやん」ってそりゃそうだw
2024.11.15
朝まだ暗いうちに起きて食堂でご飯。昨日も思ったけれどなんかご飯が矢鱈と美味しい。豪華なものじゃないけれど全部美味しい。部屋はなんか慣れない感じだったけれどいい宿だった。ここ屋久島も仕事で長期滞在の人多いんだろうなあ。
少し離れた学校へ。海カメの産卵が日本一多いという海岸の近くの小学校。静かな小さな集落で学校も静かに佇んでる感じ。準備して子供たち迎えてワークショップして、公演も全部午前中に。生徒さん少ないけど近所であろう幼稚園の子どもたちも参加しにきたり、集落の方々も見に来たり。結局みんな知り合いだからというのもあってか、後半は大人も交えて大盛り上がり^^ それに子どもも負けじとやるもんだからw あー、面白かった♪ほんとこういうところに育つと純な感じに育つんだろうなあ。大人も伸び伸びしているし。後で聞いたところによると国内留学の制度があるそうで、ここに引っ越してきてる人も少なくないそう。都会みたいにないモノは沢山あるけれど、それ以上に得られるものがたくさんあると思うな。いいところだな。
飛行機の時間まで時間があったので、せっかくの屋久島、どこか一箇所くらい行きたいねということで、車でも行けるという紀元杉を見に。だいぶ島の中心に近いところでクネクネ道を1時間以上走って。深い森の中に鎮座する見たことない大きさの杉は立派という言葉が陳腐なぐらい立派で、威厳と慈愛に満ち満ちていた。ほんの短い時間だったけれど会いに行けてよかったと思える時間だった。いや、ほんといつか山歩きに来たいな。まだ屋久島の”や”の字も体験できてない気がするし。
で、空港に着くと悪天候の影響で乗る機体が遅れていると。あまり遅れると鹿児島での乗り継ぎが出来ないのだけれど。というかここから飛ぶかも怪しいということになって、とりあえずはと待っていると、見た顔が。今日訪れた学校の方々が「見送りにきましたー」と。なんて嬉しいこと!!一気に疲れが飛んでみんな元気に。学校の中ではもじもじしてた子どもたちもいろいろ話してくれたりして。明るいみなさんに見送られてとても暖かになった。ありがとう。
結局屋久島からは飛べたけれど、鹿児島で乗り継ぎできず。金曜日ということもあって宿とかも満室で鹿児島市内はあきらめて川内のほうへ移動して落ち着く。事務所の皆さん手配ほんとありがとうございました。晩ごはん兼ねて訪れた居酒屋さんは美味しくて、焼酎飲み放題が600円(^^;最高やんw
2024.11.14
南種子の小学校で学校公演。種子島は「たねがしま」だけど、種子って書いたら「たね」て読むので、「たねがしま」の「が」は何処に一旦だろうと考えたりw 歴史ある小学校で子どもたちも元気だった。みんな目がキラキラ、天真爛漫でこちらまで元気になる。
終わってから船の時間まで少しあるし港に移動するまでの途中なので「種子島宇宙センター」に行きたい行きたい!と主張して(笑)寄ってもらう。種子島はなかなか普通に来れることがないし、JAXAはやはり関係先だし。とても綺麗に整備された海岸近くにあって、竹崎展望台に登ると先日H3が発射された大型ロケットの発射場も見える。宇宙センターは本物と同じ模型やらなんやらがあって、駆け足で巡るにはもったいな過ぎたけれど、何を見てもコーフン。天気もすごく良かったので外の展示物(1/1のロケット模型とか)もとても見応えあった。にしても本当に綺麗な景色、海岸と青い海。
そして港まで移動してジェットフォイル(いわゆる水中翼船ね)で屋久島へ。このタイプの船たぶん初めて乗ったけれど、浮いてからはほんと揺れないのねー。ジェットエンジンの音(やよね?)も気持ちよくてワクワクして。
陽が落ちる頃に屋久島に到着。なんか種子島の開放的な感じと違って、屋久島は近寄り難くて静謐で威厳がある感じがする。レンタカー借りて宿まで、暗くなりゆく山々の端々を見ながら移動。なんかちょっと怖いなあ。
晩ごはんのあと(宿がご飯付きだった、美味しかった、飛び魚!)、宿の部屋の前(外)で何人かで少し飲む。ほんとに静か。聞いたことない虫の音がする。月が少しでていたので山の影が見えて。
無重力体験中(うそw)
2024.11.13
今日は移動日。明日からの学校公演のために伊丹空港へ。あちこち行かせてもらっているけれど、種子島と屋久島は初めて訪れるのでとてもワクワク。あまり自由になる時間がないのは分かってるけれどカメラとか荷物に入れたりw
お昼過ぎに伊丹空港に集合して、まずは鹿児島に飛んで、そしてそのまま種子島へ乗り継いで。到着するころには夕方になってたけれど、窓から見下ろす種子島は森が鬱蒼としてて、ああ全然違う植生のところに来たなと感じさせられる。まだ未踏の地とかもたくさんあるのかな。島自体は結構大きいしねえ。
宿まで移動したらすっかり夜。街外れの宿だったので送迎してもらって晩ごはん。何食べても美味しかったけれど、なんかやたらとお米が美味しい。そして大阪とかでは見ないアイスもうまい。
楽器のために席とってもらえた。嬉しい。
2024.11.12
午後に母に会いに。ちょっと外出。先日できなかった用事を。時間がかかると思ったけれど2つともスムーズに済んだ。母が懸念してたこと(考えてたら夜も眠れないそう)が解決したので、母安堵、ぼく一安心。あとは受け取りだけだなあ。にしても、書留とかああいうのって自宅にいないと受け取れないけれど、あれって本人確認しないよねえ。なんかこのご時世、変な気がする。どこにいても本人が本人と証明して受け取れるように変更すべきじゃないのかな?自宅にいる人=本人ってのは昔な考え方のシステムよねえ。
このあと別の用事で受け取りに郵便局行ったけど、この時は本人証明する必要あった。どこか転送お願いしてやはり本人証明あったらOKみたいにならんもんかねえ。
夜はスリーコーズ。阪本さんとアレどうやったっけ?コレどうやったっけ?なんか言いながらあれこれ演奏したり。真理子さんも交えてあれこれ飛びながら話するのも楽しい。
2024.11.11
ほんと暑い。気温は高く無いにしろ、日差しがきつい。太陽の活動が活発だからなのかな?
8月にライブレコーディングした音源が出来上がって今日のライブに間に合わせてくれた小野さんさすが。今回はジャケットから何から勉強してやったそう。そう、最初わけわからず大変なのだけど、わかってくると面白くなるのよね。あれこれできて。
今日もいぬさんやらねこさんやらの曲をたくさん。先日ミタケのために書いた曲ももう少し試したくてここでもトライ。小野さんとやるとどこまでもハッチャけてしまえるのが面白い。でも収拾つかなくならないのが凄い。脱線すごいけどねえw ちょっと先日からセッティングがハードよりなので、力んでしまうのがマイナス。
ほんと久しぶりに夜に家にいられたのでテキトーご飯をつくって。何をテキトーにつくっても自分の味になるので、なんかホッとする。
2024.11.10
朝早くに枚方に集合してコマツの工場へ。去年も出演させてもらったコマツのわくわくケンキフェスティバルにブラスバンドで。去年は小雨だったけれど今年はピーカン!でも影はちょっと寒いな。
開場前にささっとリハーサルして待ってると、朝から来場する人たくさん。去年も思ったけれど、これほんと人気のイベントね。建設機械自体に興味を示す子供もたくさんいるだろうし、こういう工場解放されるのって面白そうだし、ライダーショーもあるしねえ(コレか?w)
午前とお昼頃にパレードしてステージでも演奏して。去年より長い距離歩いたような気もするけれど、天気よかったので気持ちよかった。そして建設機械はかっこいいいし!
終わって三宮に移動してグレートブルーに。Ricoさんのレコ発ライブ。RIcoさんとは初めましてだったけれどバンドはよく知った仲間だしご機嫌だし。アレンジも面白くて。演奏はタイトな感じでよかった。難しくて感じがうまくだせなかったのもあるけれど、また来月京都(ツアーラストだそう)で改善できるかな。
2024.11.09
午前中に宿をでて一旦家にもどって、フェスティバルホールへ。今日は前々から楽しみにしてた、ウィーンフィルのコンサート。去年は母と行ったけれど今年はちょっとタイミングも合わなくて行けなかったので残念。でも母にとってウィーンフィルはニューイヤーコンサートのイメージなので(たぶん)、年明けのシュトラウスばかりやるコンサートに一緒に行った方が喜ぶかもなあ。
演目は、フィロコフィエフのバイオリン協奏曲1番と、マーラーの5番。フィロコフィエフは初めて聴く曲(予習してなかった)、マーラーはレコードで聞いたことあるぐらいで、両方とも初めて生で聞くのでとても期待して席について。
途中の休憩を挟んで最後まで、圧倒的すぎて、なんて書いたらいいのかさっぱり分からない。昨年と全然違う印象だった。
フィロコフィエフのソリストの五嶋みどりさん。思ってた以上に小柄な方だったけれど、そこから出てくるとはとても信じられないぐらいの音圧とコントロール。変な書き方になってしまうけれど、人間を超えた何者かを聴いているようだった。素晴らしくて、凄まじかった。
アンコールはバッハの無伴奏パルティータの3番のI。これも何に媚びることもなく、颯爽と弾いて聴かせてくれた。ほんと素晴らしかった。こんな陳腐な言葉でしか書けなくて情けない。
そしてマーラー5番。オケも先ほどとは違って(協奏曲とはオケの心持ちも違うものなのかな)我らの出番とばかりに。知ってるより遅いテンポで重厚で。レコードで聞くより、曲のイメージがよくわかる気がした。1楽章ってニューオリンズのブラスバンドでやってる感じにとても似ている。曲も葬送だからかもね。19世紀末から20世紀初頭のクラシックとジャズの関係はもっと知った方がいいんだろうなと感じた。
にしても、この曲ってほんと形がわからなくなるぐらい複雑だったり盛り上がりがたくさんあったり、長かったり、すごい曲で、難しそう。でもオケの方々(ニューイヤーの画面で見る人もたくさん)は飄々と楽々と楽しそうにやってるように見える。きっとこれが日常なのだろうなあ。同じ音楽漬けの感じでも僕のいる環境や状態とは全然違うんだろうなと思い知らされる。実際のところは知らないけれど、でもとても羨ましい。素晴らしい演奏に時を忘れて音楽に浸りきって、本当に幸せな時間だった。陳腐な言葉でしか表現できなくてもどかしい。
来年もまた聴きに来たい。もっと欲を言うならウィーンに行って聞きたい。
2024.11.08
またまた朝早くに集合して名古屋へ。出る時間がちょっと違うと混む場所や感じも変わるねえ。京都から滋賀が混んでて予定より到着が遅れたので慌てて準備。今日は名古屋市の郊外にある高校。最近小学校ばっかり行ってたから高校生みたらめちゃくちゃ大人に見える。久しぶりの内容なので一通りリハーサルしたり、吹奏楽部との合奏の練習も。なんかせっかくなのでーと管楽器は生徒さんと並んで吹くことになったけれど、どの子たちも眩しいなあ。若いってすごいなあ。
やはり高校は生徒さんもとても多く公演もとても反応良くて賑わう。やってるほうも楽しい。結構進行が巻いていって大丈夫かいなーと思っていたけれど(内容、つまり曲ごとの演奏時間がだいたい分かってて、全体のコンサートの長さがきっちり決まっる場合、どこかで調整しないと時間余ったり足りなかったりするとマズイので)、MCとヴォーカルの大塚さんうまく調整していい長さにぴたりと。さすがやなあ。
終わって割とすぐに出て名鉄乗って吉良に。直通の電車に乗れたのでグウグウ。なんか早起きもあったけれど車でもあれこれしてたら眠れなくて。
ミタケ@インテルサット。もう定番になってきた美香ちゃんとのデュオも毎回のように新曲や新ネタもってきて楽しむ感じになってる。今回は先日いい思いつきした曲と(でも難しすぎて当初のアイデアは次に先送り^^;)バラード、昨日思いついて書いた曲なんかを。美香ちゃんの曲もあわせたらこのデュオもオリジナルの曲だいぶ増えてきたなあ。
なんか花粉とか来てるのか、ちょっとぼーっとするところもあったけれど、演奏は毎回同様とにかく一生懸命ガガガーっと。オルガンとやるとなんかやる気スイッチ(?)が入るのよねえ。あの音色のせいかしらん。ドローバーがたくさん下がると負けてられん!って気になってしまうw 落ち着いて演奏しないといけないのにねえ。困った困ったw
2024.11.07
朝早くから大阪城にブラスバンドで。去年もあった大阪城天守の記念イベント。今年で93歳だそう。北村英治さんよりは若いなw
朝早くなのに観光の外国人や修学旅行ぽい方々もたくさん。さすが大阪の観光スポットね。天気もとてもいいし(でも翳ると寒い)。最初のパフォーマンスは天守の前で。なんだなんだ?といろんな人が集まってくるのを見てるのが実は面白い。観光の人もだけど、犬連れた散歩の人とかもいるし。今日はテレビの取材も来てた(夕方の報道番組にでたらしい)。
お昼と午後には桜門を出たところで。フードトラックとかも出てて、大阪城全体がテーマパークぽく仕立ててあるみたい。いろんな人がこうやってブラスバンドをみてくれて興味もってくれたら嬉しいし、こういうこと(ステージでも野外でも移動しながらでも)できるってことを知ってほしいなー。あちこちで演奏できたらなあ。
今日はヘルプで黄ちゃんが来てくれた。なんか彼といると面白いのよねえ。話すこともだけれど、物腰というか存在が。演奏もめちゃかっこいいし。なんかスタイル少し変わったような。というかちょっと唐口さんみたいになってるし^^ かっこいい。
終わって心斎橋に移動して、Soul Fire@SOMA。このバンドになってもう結構経ったなあ。ちょっとはまとまってきた気がする。今日は久しぶりの曲(随分前にSoul Feverでやったのだっけなあ。ずいぶんたくさん採譜したホーンの譜面にあった。これらって清書したら売り物になったりしてw)もあったりして。
前回はとても喉の調子が悪かった松田さんが心配だったけれど、今日はいつもの感じでよかった。ノリも曲も楽しいんだけれど、もうちょっと知られて賑わいたいなあ。こういう音楽(昔のソウルやファンクやR&B)って今は受けないんですかねえ。素敵な曲いっぱいあるんだけれどなあ。
明日も早いので、今日は飲むのをぐっと我慢。
2024.11.06
昨日よりもっと早起きして^^;集合して割と近くの小学校へ。今日は午前公演なのですべてが早い目。児童より早く学校に行く感じ。泊まってる宿の朝ごはんが美味しいのだけれど、当初の予定だと時間的に食べられないので出発を10分だけおそくしてもらったり。こういうちょっとしたことが旅先では大事よね。
今日も先月一度来た学校なので覚えている顔もちらほら。みんな頑張って聞いたり演奏してくれたりするので楽しい。自分からチャレンジするのって難しいことだけれど、なんでもいいから一度やってみてくれて、そこで何か感じてくれたらとても嬉しいし、甲斐があったなと思える。
終わってささーっと片付けて岡山駅に戻り、ご飯もたべずに来た新幹線にのって帰路へ。まあまあ早い時間に家につけたので、来月頭にあるシッポリィのレコーディングに向けて西島さんとミーティングしたり(ほんとネットでできるようになったのって便利)、今週末のミタケ用に曲書いたり。カラバッシュの用事もしなきゃ。
久しぶりに家でご飯作って食べた。
2024.11.05
朝早い目に集合して児島方面へ、また今日から学校公演。先月頭に訪れた学校に再び。子供たちが元気に挨拶をしてくれて嬉しい。公演でもとてもわいわい喜んでくれるので演奏しているこちらも楽しくなってくる。
夜はほんとお世話になっている岡山の方々と呑みに。これまでのイベントのあれこれとか来年の話とか。でも最終的には自分達の子供時代の話とか家族の話とか猫の話とかw いくら話してても尽きないけれど、明日も早いのでほどほどで。楽しかった♪
クインシージョーンズ、楳図かずお、と相次ぐ訃報。昭和が遠くなる。クインシーはカウントベイシー楽団のアレンジでたくさん聞いたけど、それ以上に気付いてないけれど数多のジャズのアルバムでアレンジを書いているのできっと知らずに触れてきてる。演奏した曲もきっといくつもあるし。シナトラのスタジオライブで指揮してるのとか、We are the worldとか、懐かしい。
2024.11.04
倉敷へ。一年ぶりにスコットさんのお店 Guitar Trailerに。着くなり今日到着したっていう楽器をいろいろ見せてもらう。面白い。ギターとか弦楽器さっぱり弾けないけれど、こういうところにいると欲しくなってしまう(買わないけどw)。にしてもいろんなウクレレあるなあ。弾く楽器としてもだけれど飾っておくアイテムとしても貴重なもの多し。
前回は荒木さんとスコットさんのトリオだったけれど、今日はベース赤星さん、パーカッション河野さんにも入っていただいて5人で。曲もスコットさんセレクトでアメリカの古い曲やカントリーの曲、ジャズの曲、荒木さんの曲などなど、知らない曲ばかりで面白い。にしても、美しい曲が多い。いままで触れたことない音楽に触れた気がする。なのにどこか懐かしい感じがするのは、音楽が表現している郷愁みたいなものが、人類共通の感覚だからかもなあ。これを機にもう少し知ってみたい。
Guitar Trailerは箱自体はコンテナだけれど内装は木製で響きがちょうどよくて(ギターとか木製楽器がたくさんあるのもあるかも)演奏してて気持ちいい。5人の音が綺麗に混じって美しかった。スコットさんの歌声好きやなあ。また、ここで演奏したいな。
2024.11.03
岡崎ジャズストリート2日目。早く寝たので流石に早くに目が覚めたので、宿の朝ごはんも早い目に。でもそんな時間でも人いっぱい。子供たちが元気でこっちも目がシャキッとしたり。天気もすこぶる良くて昨日の雨はなんやったんや?って感じ。
2日目は初めて演奏する会場・龍海院。ピラミッド型の屋根の建物やなーと思って中に入ったら中もピラミッド型だった。空間が広いので音がよく響いて気持ちいい。西洋の教会とかと同じ理屈なのかな。どこか荘厳な雰囲気がする。
対バンが何年かぶりにドラムの森山威男さんのバンド。リハを眺めてるだけで何か血湧き肉躍る気持ちになってくる。今年80になられたそうだけれど全くそんな感じしない。今岡友美さん田中信正さんとのトリオはどこまでも自由。圧倒されてしまう。にしても森山さんかっこいい。
間の時間ではすぐ近くの葵丘でやってた鈴木良雄さんのクインテットを覗きに。今年は毎年恒例のサトネ企画の珠也さんとやるタイミングが合わなかったので挨拶も兼ねて。前回見た時からまた変わっててシリアスでかっこいい。にしても峰さんほんとすごいな。森山さんより先輩やもんなあ。迷いのないプレイにまた圧倒された。
会場の楽屋に戻ったらさっき行ってたチンさんのバンドのみなさんが次々と。こういう機会でないとミュージシャン同士もなかなか顔を合わせられないからか森山さんに会いに。峰さんらと昔話してたりするの横で聞いてるだけで楽しい。歴史を垣間見る。
MITCHのバンドも3日目になるとすごく纏まって何をやっても面白い。今回は古い曲やブルースをたくさんやって新鮮。ちょっとずつレパートリーが変わっていくのも長くやってる醍醐味。休憩時間に毎年恒例味噌掬いにいくが、目の前で売り切れ( ; ; )昨日テレビの取材があったそうでそれでたくさん人が来たそう。また来年やなあ。
2024.11.02
岡崎ジャズストリート1日目。岡崎に着いた時はそうでもなかったけれど、夕方ごろは大雨らしい。能楽堂は開放的で音も気持ちいいんだけれど暑くても雨でもちょっとお客さんがしんどいだろうなあ。ま、それはともかく準備して。でも雨か何かのせいで新幹線が止まってしまい、小林くんが間に合うか?!という事態にも。
サウンドチェックやリハをやってるときはほとんど雨粒はおちてこなかったけれど、1回目のステージの途中ぐらいからぽつぽつ。さすがに今日は雨予報ということで岡崎ジャズスト有料会場で唯一野外の能楽堂へ来てくださったお客さんは少なめで、最初は普通にみてた方々も途中から雨ガッパや傘姿に。それでも熱心に聞いてくれてとても嬉しい。
2回目のステージになるとだいぶ雨足も強くなって。でも傘をさしたり屋根のあるところにより集まったりして熱心に聞いてくださる方が増えて嬉しい。ステージが進むにつれて雨もましになって、最後はほとんど止んでくれた。演奏も2回ともいい感じで、やっぱり野外ってのはいいなあと思う。普段地下とか暑い壁に囲まれたところが多いから。開放的なところだと音も開放的になる。
毎年のことなら、終わってから東岡崎あたりでわいのわいのと呑んだりするのだけれど、今年は珍しくご飯食べたらそれで満足したようで(疲れてるのもあるのか)ここで解散。ぼくも大人しく宿に戻って、早くに就寝。スヤスヤ教に入信したしw 栄養あるものと睡眠。今月なんとか乗り切らないといけないので。
2024.11.01
朝早くに集合して名古屋へ。さすがにもう5時とかに起きると暗い感じねえ。名古屋の中心地にある小学校で学校公演。ちいさな学校だったけれど子供たちはめちゃくちゃ元気で圧倒された。短い目の公演を学年分けて2回。やっぱり低学年と高学年はだいぶ感じが違うのが面白い。お昼ご飯は給食を頂く。やっぱり赤味噌ねー。美味しい。さつまいもと合うの初めて知った。
そこからみんなと別れて豊橋へ。昨年はブギウギの撮影予定と重なってしまってできなかったハウスオブクレージーでのMITCH ALL STARS。2年ぶりだと久しぶり感もあるけど、しばらく居たらもう慣れてホーム感w 豊橋の方々がたくさん集まってくれていい時間になった。ほんと嬉しい。
終わってからマスターらといろいろ飲んで話して。さすがに朝早かったので途中からフラフラ^^; でもとても楽しかった。来年はお店が30周年だそうで、この秋以外にも来られたらいいな。