「旨音」発売!

20代後半から30代にかけて参加していた大阪発の伝説の?サルサバンド Sabrosura Del Sonidoの未発表音源が発売されました!録音はしていたのですが、いろいろ紆余曲折あってお蔵入りになっており、こうやって日の目を見ることになって嬉しいです。にしても、こんなことやってたんだなあと聞いてびっくり、ものすごいです。若い時にその力をここに賭けてたんだなあと。演奏もですが何曲かホーンのアレンジもしたはずですが、なぜかあまり当時のこと憶えてなくて、逆にめちゃっくちゃ新鮮です。

ぜひ聴いていただけたら。


旨音 / Sabrosura Del Sonido

全11曲収録 \3,300(税込)

[tracks]
1. Introduction [1:47]
2. Hola estrellas [5:30]
3. Llegó el día [5:57]
4. Cielo [4:56]
5. Misión [5:25]
6. El matiz a la vida [6:25]
7. Changó [9:59]
8. La fantasía [6:04]
9. Gracias [6:51]
10. Outroduction [0:29]
11. S.D.S [6:48]

[member]
Kenichi Masaki (Director/Conga/Djambe)
Tokujiro (Bongo/Conga/Cajon/Chorus)
Tetsuya Hoshiyama (Drum/Timbales)
Tomohide Kinugasa (Drum/Timbales)
Peppei Kawabe (Bass)
Takaya Saito (Piano)
Ayumi Ozaki (Trumpet/Chorus)
Tadahiro Fusahara (Trumpet/Chorus)
Daisuke Maeda (Trombone/Chorus)
Tsutomu Takei (Saxophone/Flute)
Shunsuke Fujita (Vocal)
Nana Cantarina (Vocal)
Hiroshi Kotegawa “Error-404” (Programing)
Megumi Tanada (Guest Violin 7,9)

詳細や試聴、購入はこちらから

El Arrullo
Amazon
Tower Record

またハイブリッド・キューバン・サルサバンド “Sabrosura Del Sonido”は今後、パンデミック(PANDEMIK)としてライブが決まっていますよ。

・10月8(日) 東京クロコダイル(+CHAKALA)
・11月25(土) 京都RAG
・11月26(日) 大阪梅田Always

そのほか最新情報はブログで!
サルサ・パンデミック!ブログ

PANDEMIKデジタル配信

もう20年以上前にひょんなことから参加したナニワ発のサルサバンド「Sabrosura Del Sonido」。2004年くらいまで活動して、一旦休止して装い新たに2009年からPANDEMIKとして活動再開してたのですが、それもやがて停滞し、となっていたのですが、なんと、今週末その音源がデジタルリリースされることになりました。

配信されるのはPANDEMIKの1st mini Album 「A bailarrrrr! ほな踊ろか!」です。惜しくも2月に亡くなってしまったペッペイさんとまたやろかと言ってたこのバンドの音源、ぜひ聞いていただきたいです。

配信先リンクは
https://linkco.re/cvh7efmA

でもって秋にめちゃめちゃ久しぶりにライブもやります。20代終わりくらいの30代のバッキバキにやってた頃の感じなので、今聴いたら、ええーーー!?!(^◇^;)ってぐらい物凄いのですが、死ぬ気でやってみたいと思いますので、チェックよろしくお願いします。

NORAさん

20131122-1

先週2年ぶりにNORAさんとご一緒しました。場所は同じく愛知県は豊橋にて。前回はある会主催のものでしたが(まぁ今回も似たようなものだったのですが)「とよはしまちなかスロータウン映画祭」というイベントのゲストとして、NORAさんとベースの山田さん率いるManborama Legendというバンドのサルサライブだったのでした。

好天に恵まれてのドライブでしたが、えらい渋滞に巻き込まれて(なんか先週もそんなことあったな)だいぶ余裕もって出たのについたらちょうどでした。よかった。NORAさんやメンバーも次々に到着して、セッティングしてリハーサル。2年前にやった曲とかもあったので、うろ覚えだったり初体験のものあったり。でも、基本的にNORAさんが歌う楽曲はキャッチーで楽しいです。

ライブは本当にたくさんのお客さんが集まっていただけて、しかも最初からその盛り上がりが半端ない感じだったので、もう演奏も最初からすごくいい感じに場になじんで、素敵な時間になりました。というか、さすがはNORAさんです。やっぱりスターですねぇ。歌っていてもしゃべっていても踊っていても、その場が華やぐようで、自然とお客さんの気持ちが集まりますから。一緒にやってるこちらも「いいなー」と思ってしまいますし。こんなバンドでもちょこっとツアーでもできると楽しいのでしょうけどねぇ。

結局ほんとうに大盛り上がりでダブルアンコールまであって、ちょっと時間押すぐらいでしたが、それでも会場の熱気は冷めませんでした。いいライブを体験できるとこうなるんだなーという典型的な感じで、ぼくらもちょっと誇らしかったり。いやほんと楽しかったです。また行きたい豊橋!

**

で、明けて次の日は帰路だったのですが、先日の名古屋の帰りに渋滞でいくことができなかった愛知の瀬戸、深川神社前にある(ミュージシャンの間ではかなり有名らしい)うなぎやさんに行きました!やたー!ビバうなぎ!一年に一度くらいしか食べないけどw

知る人ぞ知る的なお店のようですが、おやじさんが一人でさばきも焼きもやるようで、しかもお店も狭く、行列というほどではないのですが「一時間ぐらいかなー」という声がでるようにみなさん待つのが普通のような混雑でした。なので、すぐ近所の深川神社にお参りしたり、その辺にたむろする猫と戯れたりして遊んで(天気がよかったのでのんびりできました)、待ってましたのうなぎ丼!奮発して大を頼んだらうなぎ一尾半、丼からはみ出た焼きたてのうなぎさんは、かりふわで、甘いタレですんごーーくおいしかったです。これはみんなが遠回りしてでもわざわざ行くのが分かりますねー!大満足でした。

田代
田代

うな丼大
うな丼大

街のねこさん
街のねこさん

深川神社
深川神社

**

しかし今月何回東名高速乗ったんだろうというぐらい愛知ばっかりいきました。なんか同じ景色ばっかり見ているとデジャヴのようでしたが、紅葉が少しずつ進んで行く様子は美しかったです。

メンバーと
メンバーと

ステージ中
ステージ中

さぼっている訳ではない
さぼっている訳ではない

宿の朝食ウマすぎ。真ん中の緑のジュース(小松菜)がもっとほしい!
宿の朝食ウマすぎ。真ん中の緑のジュース(小松菜)がもっとほしい!

 

 

 

バリサク

20131116-1

NY在住のサルサシンガーYOKOさんのツアーが終わりました(正確にいうとまだ東京が残っているので終わってないのですが、東京は別のホーン隊なので僕らのツアーは終わり)。昨年はいけなかったので2011年以来2年ぶり(忘れもしない3/11から始まったのでした)。今回も楽しかったです。最近はぜんぜんラテン音楽とくにサルサはやる機会がなくなって寂しいのですが、こうやってがっつりセクションでできる機会があるとうれしいです。とくにツアーみたいになると、どんどん変化するし。

このYOKOさんのツアーでは僕はバリサク(バリトンサックス)なのです。持っていても持ち運ぶのも大変だし、レコーディングとか以外ではなかなかがっつり吹く機会のない楽器なので、まあ慣れてないのもあるし、チャンスがないのですが、今回4回ライブやらせてもらって、なんだか楽器を操るのがうまくなったというか楽器との親和性が上がった気がします。前まではもう少しこのバリサクにたいして苦手意識があったのですが、今回ツボにうまくはまれたというか、この楽器の吹き方が少しわかったように思いました。ソプラノサックスがそうであるように、バリサクもバリサク的吹き方をちゃんとしてやる(当たり前ですが)必要があるということなんですね。で、元々魅力的だなー思ってた以上に好きになりました。

その理由のひとつがバリサクの役目というかおいしさ(味ではなくて、出す音のかっこよさというかなんというか)なのですが、YOKOさんの譜面は仕掛けがいっぱいあるタイプで、ベースとユニゾンをやってみたり、非常におもしろいテンションノートを吹いたりするアレンジの妙があって、それがバリサク心をすごくくすぐるのです。やりながら「あー、これかっこいいハモリの音吹いてるなー」とか「ベースとユニゾン気持ちいいー」とか思ってたりしたのです。まあ、テナーも割と低い音担当したり、とくに割とモダンなジャズのビッグバンドだとすごくかっこいいハモリのセクションとか吹いたりすることもあるのですが、やっぱりバリサクだともう一段突っ込んでいるというか、おいしさが違うというか、吹いてる人にしかわかんないのですが(笑)

なんせとても楽しかったので、もっと機会をつくって吹きたいです。その時はもうバリサク専門で(テナーとかももっていく、とかはしんどいし)やりたいですね。そんな機会ないかなあ。ビッグバンドよりも、そうですね、4とか5管編成ぐらいで、というのが楽しいかなと思います。

しかし今回のツアーではハプニングもありました。ライブ初日の前日にリハーサルをみっちりやったのですが、そのときに「やっぱりバリサク重いなー」とか単純に思っていただけだったのですが、大阪でのライブが終わった後、ばりばり吹いたこともあってか身体が痛い(特に左側が)と感じたのですが、その日はそのまま帰宅。次の日高松へ移動するのに集合場所まで移動中もまだ痛いなーとか思っていたのです。が、高松つく頃になると息するのもままならないぐらい左胸あたりが痛くなってきて、オリーブホールにたどり着いたものの楽器を出すこともできずにへたりこんでしまって、そのまま病院に連れて行ってもらいました。

もしかして気胸とか肋骨が折れてたりするんじゃないか?と勘ぐりたくなるぐらい痛かった(病院での問診票にもロクに字を書けないぐらいだった)ので、日曜だったけれどいろいろ急いでもらってレントゲンとCTを撮ったのですが、結局のところ肺や骨には異常なし(ほっ)。でも自分の身体の内側見るのってとても気持ち悪いというか緊張しますね。へんな陰映ってたらどないしよかとか思いますし。

なので、たぶん大阪でのライブの日に吹きすぎた&構え方がダメだった(重かったので横向きによっこらせと担ぐみたいにして吹いていた)んだろうなーということにして(結局そうだったかどうなのかは分からずじまい、これ書いている時点ではだいぶ治ってるのですが)、高松のライブはなんとか吹くことはできそうだったので、スタンドを調節して楽器をぶら下げずに演奏しました。姿勢ちょっとしんどかったですけれど、断然楽でした。なので、昨日今日のライブでもスタンドにおいて吹きました。2度とあんな痛いの嫌ですしね。やっぱり身体も筋力が落ちてるのもあるでしょうし、頸椎痛めたりしたら目も当てられませんからね。気をつけねば。ほんと肝を冷やしたハプニングでした。何もなかったからこうやって笑って書いてますがw

いやはや、こんなことも含めて楽しいツアーでした。

みなさんお疲れさまでした!

 

20131116-2
今回のホーンセクション

YOKO
YOKO

とくちゃん
とくちゃん

岡本くん、安藤さん、macomoさん、Raviちゃん
岡本くん、安藤さん、macomoさん、Raviちゃん

ヤマダさんとちえみさん
ヤマダさんとちえみさん