<p style="text-align: center;"><a href="http://tsutomutakei.jp/wp-content/uploads/takei-side-gray.jpg"><img src="http://tsutomutakei.jp/wp-content/uploads/takei-side-gray.jpg" alt="takei-side-gray" width="581" height="387" class=" wp-image-5374 aligncenter" /></a></p>
Sax吹き武井努のWeblogへようこそ。

関西を中心にジャンルにとらわれず幅広く活動しています。このWeblogでは僕の活動についてや日々ふと思うこと、読んだり見たり食べたりしたものなどについて、いろいろ雑多に記していっています。楽しんでもらえたら幸いです。

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不定期に適当に書いているブログは<a href="http://tsutomutakei.jp/category/blog/">こちら</a>へ。

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その他の記事はページ上部のメニューもしくは、このページを下にスクロールしていって頂ければご覧になれるように出来ています。ごゆっくりお楽しみください。

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すべてのひとに、恵みある日々を。

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【お知らせ】

Follow Club Recordの記念すべき10作品目となる『TAKESHI meets TAKESHI』(渋谷 毅・清水 武志)が発売開始しました。渋谷さん清水さんの魅力的な楽曲を二人がデュオやソロで聴かせてくれる、とても素敵な作品となりました。ぼくもゲストで2曲参加しています。ぜひ聴いていただきたい作品です。
<table style="border-style: none;" border="0">
<tbody>
<tr>
<td style="border-style: none;" valign="top"><a href="amzn.to/1Km7DeE" target="_blank"><img src="http://tsutomutakei.jp/wp-content/uploads/FC-010jacket-150×150.jpg" alt="takeshimeetstakeshi" width="200" height="186" class="alignnone wp-image-7941" /></a></td>
<td style="border-style: none;" valign="top">1. 夢の中 (渋谷 毅)
2. Desjejum (渋谷 毅)
3. This Here (清水 武志)
4. Two Little Brown Dogs (清水 武志)
5. あしたのあしたのまたあした (渋谷 毅)
6. I’ll Be Happy As Long As You Are My Friend (清水 武志)
7. Type3 (清水 武志)
8. 僕の夢 (清水 武志)
9. Thinking World (清水 武志)
10. En Dehors (清水 武志)
11. Shadow Lover (清水 武志)
12. 生きがい (渋谷 毅)
13. Satin Doll (Duke Ellington)Follow Club Record FC-010 CD
\2,315(tax別)</td>
</tr>
</tbody>
</table>
[取り扱い]
<a href="http://diskunion.net/jazz/ct/detail/1006960889" target="_blank">DISK UNION</a>、 <a href="http://amzn.to/1Km7DeE" target="_blank">Amazon</a>、 <a href="http://www.hmv.co.jp/artist_%E6%B8%8B%E8%B0%B7%E6%AF%85-%E6%B8%85%E6%B0%B4%E6%AD%A6%E5%BF%97_000000000659645/item__6903812" target="_blank">HMV ONLINE</a>、 <a href="http://tower.jp/item/4207429/%E3%82%BF%E3%82%B1%E3%82%B7%E3%83%BB%E3%83%9F%E3%83%BC%E3%83%84%E3%83%BB%E3%82%BF%E3%82%B1%E3%82%B7" target="_blank">TOWER RECORD</a> 他

<iframe src="https://www.youtube.com/embed/2J3Ce-Ujf8Y" width="560" height="315" frameborder="0" allowfullscreen="allowfullscreen"></iframe>

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2012年9月にその37年の歴史に幕を閉じた兵庫県西宮市の西宮北口にあったジャズ喫茶Corner Pocket。そのラストライブを収録したDVDの制作を手がけました。こんな長編映像の制作は初めてだったのですが、みなさんに助けられて素晴らしい作品が誕生しました。映像もですが、やはり演奏、そしてその音が素晴らしいです(Corner Pocketのお店の音そのままです)。

2014.6.7追記:DVDが全国の店舗やネットショップにて取り扱いされることになりました。是非よろしくお願いします!
[取り扱い] <a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/B00JRS9FBG?adid=06WYCWVFJVJJGD9RNRPJ&amp;camp=243&amp;creative=1615&amp;creativeASIN=B00JRS9FBG&amp;linkCode=as1&amp;tag=tsutomutakei-22" target="_blank">AMAZON</a>、<a href="http://tower.jp/item/3570531/ラスト・ナイト・アット・コーナーポケット" target="_blank">Tower.jp</a>、<a href="http://www.hmv.co.jp/artist_北川潔_000000000178761/item_Last-Night-At-Corner-Pocket_5742887" target="_blank">HMV</a>、<a href="http://diskunion.net/jazz/ct/detail/1006208962" target="_blank">Disk Union</a>、ほか

[レビュー] <a href="http://www.jazzpage.net/rireki/cd/kitagawa_kiyoshi_lastnight.html" target="_blank">JazzPage</a>

[DVDの詳細]
<div>
<table border="0" width="90%" bgcolor="#eeddbb">
<tbody>
<tr>
<td id="" dir="" lang="" style="width: 80px;" scope="" align="center" valign="top">タイトル</td>
<td>「LAST NIGHT AT CORNER POCKET」</td>
</tr>
<tr>
<td id="" dir="" lang="" scope="" align="center" valign="top">内容</td>
<td>2012年9月1日、2日の二日間にわたる北川潔(B)氏と岩佐康彦(Pf)、大野浩司(Gt)各氏とのDUO LIVEより各日それぞれ選りすぐりの3曲、計6曲75分に及ぶ熱演を収録。Corner Pocket37年間の歴史の最後を飾る、これぞJazz Live Performance !!その圧倒的な美しく素晴らしい演奏をどうぞ心ゆくまでお楽しみ下さいませ。各氏の特別インタヴューも収録しています。

[収録曲]
北川-大野DUO
1. On Green Dolphin Street
2. Alter Ego
3. Backstage Sally

岩佐-北川DUO
4. Stablemates
5. My Ideal
6. Good Bait</td>
</tr>
<tr>
<td colspan="2" rowspan="1"><iframe src="//www.youtube.com/embed/POGnVIhDgmA" width="560" height="315" frameborder="0" allowfullscreen="allowfullscreen"></iframe></td>
</tr>
</tbody>
</table>
</div>
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Ending Of Beginning II

まつりGORIN

matsurigori1 matsurigorin2

今年1月に上演された劇団レトルト内閣「エピメテウスの眼鏡」に引き続き、秋に上演される同劇団の第28回本公演 カーニバル音楽劇「まつりGORIN」に再び楽団として参加させていただくことになりました。楽団はまた気心知れた4人です。稽古への参加などはまだまだ先の予定ですが、目下曲作りに没頭中です。

ようやくビジュアルや公演の情報が公開されましたので、ここでおしらせしますね。タイトルからして、また面白そうですねー。どんなお芝居になるのか、そして僕らがまたどんな風に絡んでいくのか、とっても楽しみです。チケットの発売は8/18ですので、また近づいたらお知らせするつもりです。

ーー

「東京2020」
この言葉に湧きたつのは、アスリートだけではなかった。建築、金融、広告、日本のあらゆるエコノミックアニマルたちが、五輪バブルの恩恵にあずかるべく暗躍していた。そんな東京の片隅、大和ミライは困っていた。志望の会社に入れず、しぶしぶ入社した弱小広告会社の1年目。彼女が出した企画が一次コンペを通過し、一躍、社を挙げた重要案件になってしまったのである。

東京五輪広告プロジェクト
『まつりGORIN ~盆踊りから世界へ~』

しかし、同僚たちはみな個性派。わが道を行くデザイナー、好戦的なディレクター、仕事をしない社長。世界の縮図のようなオフィス、一方では降りかかる倒産の危機。果たしてミライは無事にコンペを通過することができるのか。

仕事は愛が9割?
五輪バブルの片隅、わたしなりの世界への挑み方。
全編生バンドで奏でる、カーニバル音楽劇!

劇団レトルト内閣 第28回本公演
カーニバル音楽劇「まつりGORIN」

【日時】
2018年10月19日(金)~21日(日)
10月19日(金) 19:30
10月20日(土) 15:00/19:00
10月21日(日) 13:00/17:00

【場所】
近鉄アート館

【チケット】
前売り3,500円/当日3,800円
全席指定/税込
2018年8月18日(土)発売開始
チケット予約ページ>>こちら

【脚本/演出/音楽】
三名刺繍

【出演】
福田恵 / たはらもえ / 川内信弥 / 佐藤みか / 伊藤卯咲

久野麻子(スイス銀行) / 久家順平(舞夢プロ) / 鈴木洋平 / 田中之尚(カンセイの法則) / さぶりな(IsLand☆12) / 樹璃 / 宮本リュウジ / 森陽平 / 安東利香 / 片山直樹

【楽団】
sax 武井努 / guitar 菱沼カンタ / bass 井上歩 /drums 原口裕司

五代ゆう – 翔けゆく風(グイン・サーガ142巻)

guin142

グイン・サーガの142巻。このシリーズだけは栗本さんがいなくなった今もいつも本当に楽しみで、本屋にたまに立ち寄っては新刊でてないか探したりしている。あらかじめいついつ本がでるよ、という情報を入手しておけばいいと言われるかもしれないけれど、ある日立ち寄ったら新刊が!っていう出会いが楽しいので^^;

ミロクの聖地ヤガで「新しきミロク」と名乗る者たちがミロクの降臨という一大イベントを打ち上げた。それによりヤガに集まっていた人たちはみな熱狂し、その渦に巻き込まれ、大混乱がおこる。その頃神殿の地下では魔導師たちの果てしない戦いがつづいていた。それはヤガに囚われたヨナとフロリーを助けんとする戦いでもあり、その戦いの中の隙をついてイエライシャは見事に彼らと彼らを探していた戦士を救い出す。また別ではそんなことが起こってるとはつゆも知らずスカールとザザ、ウーラが幼いスーティを連れて黄昏の国からヤガを目指すのだった。

一方パロをようやく逃れたマルコたちはカメロンの棺を携えて沿海州に入らんとしていた。故郷ヴァラキアに入るまえにたどり着いた待ちで彼らを待っていたものは。。。。

タイトル通り、いろんなことが一気に大きく転換していく前夜のような感じ。ヤガとヴァラキアは実は近いからこの二つの話が交わったりするんだろうか?ほんと早く早く続きが読みたくてたまらない。というか、これ生きてるうちに終わるんかな、という不安もなきにしもあらず^^; 宵野ゆめ先生がいま執筆できないそうで、、、、がんばって五代先生!(って書いたら、めぞん一刻みたいやなw)

ハヤカワ文庫 2018

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次松大助新譜「喜劇“鴉片”」

kigekiahen

リリースされてからちょっと経ってしまいましたが、5月半ばにシンガーソングライターで、THE MICETEETHでもずいぶん長く一緒にいろいろやっている次松大助氏の新譜「喜劇“鴉片”」がリリースされました。なんともいえなく、次ちゃんらしいアルバムになったなあと思います。前々作「Animation for oink,oink!」以来の次松氏名義のアルバム制作参加だったので、実に9年ぶり!そんなに経っている気がしないのですが、月日の経過はほんと早いものです。

今回はたくさんのトラックに参加しました。セクションはTbにマイティでも一緒の前田君、そして彼の紹介でTpに佐々木大輔くん。なんかダイスケ(次ちゃんはタイスケだけど^^;)だらけですねw。 ポップスぽいやつやもはやこれはクラシックの印象派の曲?みたいなものまで多彩な楽曲にいろいろ彩りを添えさせてもらいました。今回はフルートとクラリネットを結構吹きましたねえ。難しかったですけど、楽しかったです、

出来上がった作品は、ジャケットからもう素敵で、日本画のよう。そして音楽も極彩色で、頭の中でぐるぐる回ってしまうような感じです。この感覚は手にとってもらって聞いてもらえないと実感できないと思います。言葉で言い尽くせない感じ、ですね。いいアルバムになってうれしいです。

リリースツアーは東京と仙台しかしませんでしたが、次ちゃんいうように「次のアルバム作るまでずーっとツアー(笑)」だそうなので、また日を改めて、あちこちに行くと思います。楽しみに待っててくださいね。

ーーー

「喜劇“鴉片”」

1.喜劇”鴉片”
2.まぼろしの日
3.真夏の雪
4.伽藍
5.花束を
6.枇杷に捧ぐ
7.Dad,why am I ugly?
8.木蓮の花庭
9.ソナチネ”睡蓮”
10.これくらいの
11.世は春の日と

2018/5/16 CD
\2,500(+Tax)

[取り扱い]
楽天ブックスAmazonTower Record ほか

ザ・マイスティースの次松大助、ソロアルバム完成。バンド編成による新録。タイトル『喜劇“鴉片”』の意味とは?!

リード曲「真夏の雪」「これくらいの」を含む全編11曲収録! ザ・マイスティースのヴォーカリスト=次松大助がソロ・アルバムをリリース。バンドによる録音。メンバーはDRUMS:藤井寿光(ex.ANATAKIKOU)、W.BASS:服部将典(NRQ)、FL.bass:織原良次(bophana他)、GUITAR:菅原達哉(EG)、WOOD WINDS:武井努(ザ・マイスティース)、STRINGS:波多野敦子 他。

ジャズ、ラテン、室内楽などをポップな作品に昇華させた新作はそのエレガントかつ抒情的な世界観、ロマンティックな魅力にあふれる作風で、唯一無二の存在といえる。ザ・マイスティースのファンにもぜひ聴いていただきたい。

ラテン・テイストで意味深なタイトル「真夏の雪」、これぞPOPな「これくらいの」ほか、聴きどころ満載の新作。

横山大観展

20180711

横山大観展@京都国立近代美術館、観覧。なんの予備知識もなく行ったけど、横山大観ってポップなのね。

日本画や大和絵、西洋画ぽいもの、そして酷評されたという朦朧体などなど、明治から昭和中期にかけていろいろ新しいものを取り入れ咀嚼し生み出していった感じがすごくした。

面白い人だなという印象。まるでコピペのような竹林を描いてみたり、4メートルもつづくくの字の波を描いてみたり、わざと(だと思う)ヘタウマ的線を引いてみたり、これでもかというぐらい鮮やかに色を使ったと思えば、墨のみで見事に鮮やかな色を想像させる世界を描いたり。

多才というのかしっちゃかめっちゃかというのか。その根底にはきっと「こんなの見たことないだろう?」とか「びっくりさせてやろう」というような、いい意味での気概や反骨精神があって、世界に向けては日本の美を、日本に生まれた者たちにはそのアイデンティティと魂を再認識させたかったんじゃないかなと想像したり。

大観の作品を好きか嫌いか言われたら、そこまで好きじゃないかもだけど、戦中お国のために描いたという山に因む十題のうち「龍躍る」とか、霊峰十趣のうち「夜」と「春」、それから「柚子」「菊花」は好きだな。看板にもなってる「群青富士」は見事、完全にポップアートのように感じる。話題にもなってる「生々流転」は後期の展示は後ろ1/3のみ。やっぱり全部並べて見たいな。

併設されてたコレクション展でみた、ピカソマティスよかったなあ。安定感というかブレなさというか確固たるものがあっていいなあ。あと坂本繁二郎も。ユージン・スミスの写真もあって、太平洋戦争の硫黄島やサイパン、沖縄のものや、水俣病のドキュメントの写真たちは強烈だった。

やっぱりなんでも生で触れないと分からない。とるに足らないと思ってしまいそうなものでも、面と向かうと、それが生み出された意味や、ここまで残って対峙できたという偶然や必然、時間を超える力を感じる。そういったものが、いま、とても必要だ。

田中啓文 – 猫と忍者と太閤さん(鍋奉行犯科帳7)

nabebugyo7

鍋奉行シリーズの7冊目。今回も大坂西町奉行・大邉久右衛門が食べまくり、、、挙げ句の果てにお腹壊すの巻?

市中見回りをしていた同心村越が武家たちが何かをやっている現場に出くわすが、それを押さえようとしたときに手傷を負わされた。それは手裏剣だった。この平穏な時代に忍びのものが暗躍しているのか?時を同じくして街では老舗の味を盗む味泥棒も暗躍し、畏れ多くも西町奉行所の糠床を狙ってくる。奉行を毒殺しようとするものもあらわれ、、、、裏で糸を引く武家とは?忍びはいるのか?などを描く「忍び飯」。そして演技は素晴らしいのにサル顔だというだけで看板役者になれない役者が泣きつき、そして久右衛門の天敵のような講談師が繰り広げる大食い騒動「太閤さんと鍋奉行」。広い街からたった一匹の猫を探す羽目になる村越たちと、まるで公家のような者たちが飼うその猫が握る秘密とは「猫をかぶった久右衛門」。いやー、三本ともおもしろい!そして三本とも美味しそう!

ほんと毎回大坂の描写が素晴らしくて、読んでいてウキウキする。村越がどこを歩いているのかとか、寺町はそうやってできたのかーとかとか。とくに歴史に詳しくなくても、こうやって見せてくれると、江戸時代といまが地続きなんだなと実感できる。そして街々だけでなく、人々もいまと脈々と続いてるんだなと思える。

猫好きとしては猫の話に食いつきたいところだが(笑)、今作では太閤さんの話が面白かったなあ。講談師っていうのはまだ拝聴したことないけれど、テレビの連続ドラマより絶対おもしろそう。こんな芸(というとおかしいかもだけど)あるなら、学校の歴史の事業はこれにすればいいのにね。こっちのほうがよっぽど頭に入るというか、人物が像を結びそう。数字や文章では何もわからないもんな。一回聞いてみたいなあ。毎日通っちゃったりするかなあw

太閤さんだけじゃなくて、いろんな人物のものを聞いてみたい。それこそ平家物語とかああいうの語りきかせてもらいたいなあ。。。そっか、震災とかの記憶を語りつぐ語り部も、やはり語るから伝わることがあるのか。文章もいいけど、人が語ったり、音がでたり、同じ時間を共有して目の前で繰り広げられるものというものは、芸がよければより印象的に伝わるものなのだろうな。ということを本の感想に書くというのは如何なものかってのもあるけど^^;

おおや・ひろこさんの解説も素敵。
面白かった。次巻も楽しみ!

ps
桂歌丸師匠が亡くなった。粋な人がまた一人。寂しいな。ご冥福を。

集英社文庫 2016

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2018.7月のスケジュール

<table style="border-style: none;" width="100%">
<tbody>
<tr>
<td>&lt;&nbsp;<a href="http://tsutomutakei.jp/schedule/2018-6/">2018.6</a></td>
<td id="" dir="" lang="" scope="" align="right" valign=""><a href="http://tsutomutakei.jp/schedule/2018-8/">2018.8</a> &gt;</td>
</tr>
</tbody>
</table>
<a href="http://tsutomutakei.jp/wp-content/uploads/201807.jpg"><img class="aligncenter wp-image-9222" src="http://tsutomutakei.jp/wp-content/uploads/201807.jpg" alt="201807" width="570" height="381"></a>

※先の予定は随時変更されることがあります。
<img src="http://tsutomutakei.jp/wp-content/uploads/line.jpg" alt="line" width="550" height="1">
7/1(Sun) THE BIG WIND JAZZ ORCH.
大阪 福島 <a href="http://www.3rd-stone.jp" target="_blank">THIRD STONE</a> 06-6136-7654
19:30- \2,500
[メ]飯田憲司(As)、落合智子(As)、武井努(Ts)、後藤重樹(Ts)、松並真嗣(Bs)
横田健徳(Tp)、菊池寿人(Tp)、寺内茂(Tp)、高田将利(Tp)
堀田茂樹(Tb)、大島一郎(Tb)、太田健介(Tb)、的場誠治(Tb)
志水愛(Pf)、宮詠子(Pf)、片岡耕一(B)、原満章(B)、箕作元総(Gt)、山下嘉範(Dr)、近藤泰代(Vo)
<a href="http://tsutomutakei.jp/wp-content/uploads/20180701.jpg"><img class="alignnone size-medium wp-image-9186" src="http://tsutomutakei.jp/wp-content/uploads/20180701-222×300.jpg" alt="20180701" width="222" height="300"></a>
<img src="http://tsutomutakei.jp/wp-content/uploads/line.jpg" alt="line" width="550" height="1">
7/4(Wed) 荒崎英一郎 5 Sax
神戸 元町 <a href="http://www.soubei.co/" target="_blank">cafe 萬屋宗兵衛</a>&nbsp;078-332-1963
19:30- \3,000
[メ]荒崎英一郎(Ts)、浅井良将(As)、武井努(Ts)、當村邦明(Ts)、古谷光広(Bs)、石川翔太(b)、有田真大(p)、岡野正典(ds)
<img src="http://tsutomutakei.jp/wp-content/uploads/line.jpg" alt="line" width="550" height="1">
7/6(Fri) E.D.F.
大阪 上本町六丁目 <a href="http://www.zeniyahompo.com/honkan/zeniyacafe" target="_blank">ZENIYA CAFE &amp; GALLERY</a> 06-6770-5770
18:45-
・スタンディング \2,500-(税込)
3階席から見下ろす特別な空間。後方に椅子とテーブルを複数ご用意しております。
(スタンディングの皆様分のご用意があるわけではありませんので予めご了承下さい。)
※1ドリンクオーダー制となっております。
・スタンダードプラン \5,000-(税込)
スペシャルディナー付きの着席プラン
[メ] 清水武志(Pf)、西川サトシ(B)、光田じん(Ds)、田中洋一(Tp)、武井努(Sax)
<img src="http://tsutomutakei.jp/wp-content/uploads/line.jpg" alt="line" width="550" height="1">
7/7(Sat) Mother Funker!!
大阪 北新地 <a href="http://www.misterkellys.co.jp/">Mr. Kelly’s</a> 06-6342-5821
19:30- 前\3,500 / 当\4,000
[メ]三原淑治(Gt)、Larry Ransome(Dr)、正垣雄治(B)、草野京子(Key)、チーチョ西野(Perc)、武井努(Sax)、横尾昌二郎(Tp)、Sandk Blair(Vo)

<a href="http://tsutomutakei.jp/wp-content/uploads/20180707.jpg"><img class="alignnone size-medium wp-image-9187" src="http://tsutomutakei.jp/wp-content/uploads/20180707-212×300.jpg" alt="20180707" width="212" height="300"></a>
<img src="http://tsutomutakei.jp/wp-content/uploads/line.jpg" alt="line" width="550" height="1">
7/8(Sun) 仁川ファイト倶楽部セッション
宝塚 仁川駅前 <a href="http://salala.kul-site.com/" target="_blank">さらら仁川</a> 北館3F 音楽スタジオ
14:00〜20:00 参加費\500
※どなたでも参加できるジャムセッションです。特定のホストバンドはありません。ですので積極的に自由に演奏に参加してもらえる場になればと思います。ぜひぜひ奮ってご参加を。
<img src="http://tsutomutakei.jp/wp-content/uploads/line.jpg" alt="line" width="550" height="1">
7/10(Tue) たけタケ
神戸 三宮 <a href="http://www.geocities.jp/kbigapple/" target="_blank">Big Apple</a> 078-251-7049
19:30- 前 \2,500 / 当\2,800
[メ] 清水武志(Pf)、武井努(Sax)
<img src="http://tsutomutakei.jp/wp-content/uploads/line.jpg" alt="line" width="550" height="1">
7/13(Fri) 松田一志
大阪 宗右衛門町 Bar GOLD 06-6212-0185
20:00- 前\3,000 /当\3,500
[メ] 松田一志(Vo)、KenmiChank(Gt)、武井努(Sax)

<a href="http://tsutomutakei.jp/wp-content/uploads/20180713.jpg"><img class="alignnone size-medium wp-image-9221" src="http://tsutomutakei.jp/wp-content/uploads/20180713-212×300.jpg" alt="20180713" width="212" height="300"></a>
<img src="http://tsutomutakei.jp/wp-content/uploads/line.jpg" alt="line" width="550" height="1">
7/14(Sat) Ensemble Shippolly
堺 七道 <a href="https://www.spinningmill.info" target="_blank">Spinning Mill</a> 072-242-6894
15:30- 予約\2,500 / 当\2,800円 (ワンドリンク付き)
小中高生と70歳以上 \1,000 (ワンドリンク付き)、未就学児無料
[メ] 西島芳(piano/voice)、武井努(cl,ss,ts,fl)、中山雄貴(tb)、有本羅人(tp,bcl)

<a href="http://tsutomutakei.jp/wp-content/uploads/20180714.jpg"><img class="alignnone size-medium wp-image-9220" src="http://tsutomutakei.jp/wp-content/uploads/20180714-213×300.jpg" alt="20180714" width="213" height="300"></a>
<img src="http://tsutomutakei.jp/wp-content/uploads/line.jpg" alt="line" width="550" height="1">
7/14(Sat) ジモティーズ
西宮 <a href="http://www.three-codes.com/" target="_blank">Three Codes</a> 0798-55-5184
19:30- \2,000
[メ] 武井努(Sax)、坂本正明(Gt)
<img src="http://tsutomutakei.jp/wp-content/uploads/line.jpg" alt="line" width="550" height="1">
7/15(Sun) 塩本・浅井・武井
大阪 梅田&nbsp;<a href="http://tabelog.com/osaka/A2701/A270101/27055842/" target="_blank">パイルドライバー</a>&nbsp;06-6341-6110
19:30- \3,000 (1ドリンク付)
[メ] 塩本彰(Gt)、浅井良将(Sax)、武井努(Sax)
<img src="http://tsutomutakei.jp/wp-content/uploads/line.jpg" alt="line" width="550" height="1">
7/16(Mon) 唐口一之4
豊中 <a href="http://www42.tok2.com/home/gastou/" target="_blank">我巣灯</a> 06-6848-3608
19:30- \3,000
[メ] 中島教秀(B)、唐口一之(Tp)、大野こうじ(Gt)、武井努(Sax)
<img src="http://tsutomutakei.jp/wp-content/uploads/line.jpg" alt="line" width="550" height="1">
7/18(Wed) MITCH(Tp, Vo) ALL STARS
大阪 梅田 <a href="http://www.newsuntory5.jp/" target="_blank">ニューサントリー5</a> 06-6312-8912
19:30- \1,800
[メ] MITCH(Tp,Vo)、武井努(Sax)、永田充康(Ds)ほか
<img src="http://tsutomutakei.jp/wp-content/uploads/line.jpg" alt="line" width="550" height="1">
7/19(Thu) 武井・河村テナーバトル
神戸 摂津本山 <a href="http://www.bornfree-kobe.com/" target="_blank">Born Free</a> 078-441-7796
19:30- \2,500
[メ] 武井努(Sax)、河村英樹(Sax)、志水愛(Pf)、三原修(B)、東敏之(Ds)
<img src="http://tsutomutakei.jp/wp-content/uploads/line.jpg" alt="line" width="550" height="1">
7/20(Fri) E.D.F.
大阪 桃谷 <a href="http://www.ms-hall.com" target="_blank">M's Hall</a> 06-6771-2541
20:00 \1,800
[メ] 清水武志(Pf)、武井努(Sax)、田中洋一(Tp)、西川サトシ(B)、光田じん(Ds)
<img src="http://tsutomutakei.jp/wp-content/uploads/line.jpg" alt="line" width="550" height="1">
7/21(Sat) 円広志
■ 円広志デビュー40周年CD「遥かなる風人」発売記念ライブ
徳島 <a href="http://www.crowbar.jp" target="_blank">CROWBER</a> 050-5277-5059
Open 17:30 / Start 18:00
前\3,500(+1drink)
[チケット] 会場、チケットぴあ(0570-08-9999 Pコード:114-562)
<img src="http://tsutomutakei.jp/wp-content/uploads/line.jpg" alt="line" width="550" height="1">
7/23(Mon) マッド山下 & The Zama Jazz Band
■ 坐摩神社夏祭り
大阪 本町 <a href="http://www.ikasuri.or.jp/" target="_blank">坐摩神社</a> 06-6251-4792
17:20~18:00 / 18:30~19:10 / 19:40~20:20 観覧無料
[メ] 山下"マッド義信(Vo)、小柳淳子(Vo)、武井努(Ts)、あかぎしほ(Key)、張木浩司(B)、永田充康(Ds)
<img src="http://tsutomutakei.jp/wp-content/uploads/line.jpg" alt="line" width="550" height="1">
7/24(Tue) The Symphony Hall Big Band ~Music Director 菊池寿人~ Vol.11
大阪 福島 <a href="http://www.symphonyhall.jp/" target="_blank">ザ・シンフォニーホール</a> 06-6453-1010
18:00 開場 / 19:00 開演
[メ] Tp 菊池寿人、築山昌広、広瀬未来、塩ノ谷幸司
Tb 大島一郎、Tommy、山内淳史、川口哲史
A.sax 小林充、藤吉悠
T.sax 武井努、高橋知道
B.sax 里村稔
Pf 宮川真由美
Bass 藤村竜也
Drs 岡本健太
スペシャルゲスト 古澤 巌(ヴァイオリン)
[料金] S\5,400 / A\4,320 / B\3,240 (全席指定 税込)
[問] 大阪アートエージェンシー 072-648-3852(平日10:00〜17:00)
[チケット] <a href="http://www.symphonyhall.jp/?post_type=schedule&amp;p=9684" target="_blank">ザ・シンフォニー チケットセンター</a> 06-6453-2333
◆S席 3回公演セット券 12,960円
→7月24日(Vol.11)・10月30日(Vol.12)・ 2019年1月22日(Vol.13)の3枚綴りチケットです。
※セット券についてはウェブでの販売はございません。ホール窓口またはお電話をご利用ください。
※未就学のお子さまのご入場はお断りさせていただきます。

<a href="http://tsutomutakei.jp/wp-content/uploads/20180724.jpg"><img class="alignnone size-medium wp-image-9169" src="http://tsutomutakei.jp/wp-content/uploads/20180724-211×300.jpg" alt="20180724" width="211" height="300"></a>
<img src="http://tsutomutakei.jp/wp-content/uploads/line.jpg" alt="line" width="550" height="1">
7/25(Wed) たけうまDUO
寝屋川 萱島 <a href="https://tabelog.com/osaka/A2707/A270702/27065263/" target="_blank">アナンカフェ</a>&nbsp;072-823-5852
20:00- \2,000
[メ] 武井努(Sax)、馬田さとし(Gt)
<img src="http://tsutomutakei.jp/wp-content/uploads/line.jpg" alt="line" width="550" height="1">
7/26(Thu) Funky Sax Night SPECIAL!
大阪 梅田 <a href="http://azul-umeda.com/" target="_blank">Azul Terrace </a>06-6373-0220
19:30- \3,000
[メ] 武井努(Sax)、土本浩司(B)、TAKU(Gt)、足立知謙(Key)、梅本浩亘(Ds)
Special Guest 堂地誠人(Sax)

<a href="http://tsutomutakei.jp/wp-content/uploads/20180726funkysaxnight.jpg"><img class="alignnone size-medium wp-image-9188" src="http://tsutomutakei.jp/wp-content/uploads/20180726funkysaxnight-300×168.jpg" alt="20180726funkysaxnight" width="300" height="168"></a>
<img src="http://tsutomutakei.jp/wp-content/uploads/line.jpg" alt="line" width="550" height="1">
7/27(Fri) THE MICETEETH
■ THRONE NIGHT vol.8
東京 代官山 <a href="http://mameromantic.com/" target="_blank">晴れたら空に豆まいて</a> 03-5456-8880
Open 19:00 / Start 20:00
前 \4,000 / 当\4,500 (お土産無し / お土産付き) +1drink
当\4,500 (お土産無し) +1drink
*お土産は『完全限定生産のカセットテープ』!THRONE NIGHTのために製作、新曲未発表曲含む未発売曲収録のスペシャル・レア・アイテム!ご予約時に「お土産希望」の旨明記。もしくはイープラスで券種「その他1」を選択してください。既に「お土産なし」でご予約/ご購入済みのお客様も+500円にて切り替え可能です。
*150名様限定となります。
*整理番号順の入場です。
*フロアは畳敷き、スタンディングです。
[チケット] <a href="http://www.mameromantic.com" target="_blank">晴れ豆メール予約</a> / <a href="http://e-plus.jp" target="_blank">e+</a> (整理番号順のご入場となります) / 晴れ豆電話予約 ( 03-5456-8880 ) ※15:00〜22:00
[total info] <a href="http://miceteeth.jp" target="_blank">miceteeth.jp</a>

<a href="http://tsutomutakei.jp/wp-content/uploads/20180727.jpg"><img class="alignnone size-medium wp-image-9170" src="http://tsutomutakei.jp/wp-content/uploads/20180727-300×178.jpg" alt="20180727" width="300" height="178"></a>
<img src="http://tsutomutakei.jp/wp-content/uploads/line.jpg" alt="line" width="550" height="1">
7/28(Sat) THE MICETEETH
■ THRONE NIGHT vol.9
大阪 東心斎橋 BAR voco 06-6484-6468
Open 19:00 / Start 20:00
前 \4,000 / 当\4,500 (お土産無し / お土産付き) +1drink
当\4,500 (お土産無し) +1drink
*お土産は『完全限定生産のカセットテープ』!THRONE NIGHTのために製作、新曲未発表曲含む未発売曲収録のスペシャル・レア・アイテム!ご予約時に「お土産希望」の旨明記。もしくはイープラスで券種「その他1」を選択してください。既に「お土産なし」でご予約/ご購入済みのお客様も+500円にて切り替え可能です。
*100名様限定となります。
*整理番号順の入場です。
[チケット] <a href="mailto:bar.voco18@gmail.com" target="_blank">BAR vocoメール予約</a> / <a href="http://e-plus.jp" target="_blank">e+</a> (整理番号順のご入場となります) / BAR voco電話予約 ( 06-6484-6468 ) ※月曜~土曜 19:00~24:00(日曜、祝日の定休日を除く)
[total info] <a href="http://miceteeth.jp" target="_blank">miceteeth.jp</a>

<a href="http://tsutomutakei.jp/wp-content/uploads/20180728.jpg"><img class="alignnone size-medium wp-image-9171" src="http://tsutomutakei.jp/wp-content/uploads/20180728-300×178.jpg" alt="20180728" width="300" height="178"></a>
<img src="http://tsutomutakei.jp/wp-content/uploads/line.jpg" alt="line" width="550" height="1">
7/29(Sun) THE MICETEETH
■ THRONE NIGHT vol.10
大阪 東心斎橋 BAR voco 06-6484-6468
Open 15:00 / Start 16:00
前 \4,000 / \4,500- (お土産無し / お土産付き) +1drink
当\4,500- (お土産無し) +1drink
*お土産は『完全限定生産のカセットテープ』!THRONE NIGHTのために製作、新曲未発表曲含む未発売曲収録のスペシャル・レア・アイテム!ご予約時に「お土産希望」の旨明記。もしくはイープラスで券種「その他1」を選択してください。既に「お土産なし」でご予約/ご購入済みのお客様も+500円にて切り替え可能です。
*100名様限定となります。
*整理番号順の入場です。
[チケット] <a href="mailto:bar.voco18@gmail.com" target="_blank">BAR vocoメール予約</a> / <a href="http://e-plus.jp" target="_blank">e+</a> (整理番号順のご入場となります) / BAR voco電話予約 ( 06-6484-6468 ) ※月曜~土曜 19:00~24:00(日曜、祝日の定休日を除く)
[total info] <a href="http://miceteeth.jp" target="_blank">miceteeth.jp</a>

<a href="http://tsutomutakei.jp/wp-content/uploads/20180729.jpg"><img class="alignnone size-medium wp-image-9172" src="http://tsutomutakei.jp/wp-content/uploads/20180729-300×178.jpg" alt="20180729" width="300" height="178"></a>
<img src="http://tsutomutakei.jp/wp-content/uploads/line.jpg" alt="line" width="550" height="1">
7/31(Tue) 中島教秀・武井DUO
兵庫 尼崎 <a href="http://jammer-jazz.com/" target="_blank">JAMMER</a> 06-7177-7501
20:00- カンパ制
[メ]中島教秀(B)、武井努(Sax)
<img src="http://tsutomutakei.jp/wp-content/uploads/line.jpg" alt="line" width="550" height="1">

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江國香織 – 泣く大人

nakuotona

江國さんのエッセイ。四つのパートからなる。江國さんの日常の身の回りがみえてくるような「雨が世界を冷やす夜」、彼女の魅力的な男友達(恋人ではない)の話「男友達の部屋」、相変わらず江國さんらしい視点だなーと思わされる「ほしいもののこと」、そして紹介された本をどれもよみたくなってしまう「日ざしの匂いの、仄暗い場所」

江國さんが紡ぐ物語もそうだけれど、エッセイから彼女の一種の湿っぽさとか、仄暗さとか、そういう肌触りや匂いが感じられるのが好きで、なのでそこで描かれるものものからも同じ様なイメージを感じる。すこしフィルターを通して写した写真のように。鮮明ではなくて、青や緑がかっている感じ。そんな感触が好きなので、いつまでも彼女が書くものは読めてしまう。決して親近感を感じるっていう感じじゃないのだけれど、なんだろう、一種のあこがれかな。

どれもこれもが魅力的で、かつ、そうでないものさえ魅力的に感じさせてしまうその視点、視線に感じ入ってしまう。素敵。そうとしか言えない。

角川文庫 2004

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鈴木光司 – シーズ ザ デイ

seizetheday1 seizetheday2

はじめましての鈴木さん。男っぽい文章だなという印象。

学生時代からヨットにはまった主人公・船越は、いいヨットマンだったが若いときに預かっていた船を謎の原因で沈めてしまい、以来マリン関係の営業の仕事に甘んじ、ヨットから遠ざかっていた。不甲斐ない人生を歩む彼は突然妻から離婚を言い渡され、それを機に天気とするべく家を手放してヨットを買う。そこから彼の人生が大きく動きだす。

そんな彼のまえに、その謎の沈没を遂げたヨットの沈没位置を示す海図を示す女性があわられ、さらには昔付き合っていた女から生まれなかったはずの子供の存在を知り、やがては行方不明だった父の影までチラつき始める。船越は自分の人生を掴み直すため、出向することを決意する。

ミステリーぽくもあるけどハードボイルドな感じで(というわりには主人公は控えめだが)、知らない海の世界、ヨットの世界の話ということもあって楽しく読めた。でも基本的に海に潜る、とかはこわいので、ぼくにはないなあーという話なのだけれど、ところどころに差し込まれる美しい海の描写や、大海の真ん中で降るような星を眺める描写にはうっとりした。

新潮文庫 2003

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戒め

20180618-1  20180618-2

昨日の朝、大阪北部を震源とする最大震度6弱の地震があった。大阪で震度6弱というのは観測史上初らしい。ぼくのいるあたりでも5強ぐらいは揺れたんじゃないかと思うけれど(4階というのもあるだろう)、揺れが始まった瞬間に飛び起きた。「うわーー」とか意味のない声をあげて、近くの壁にへばりついていた。やっぱりとっさの時にはほとんど何もできない。

それよりも揺れを感じながら、このままこの揺れが大きくなっていって大地震になったらどうしよう、という恐怖が先に立った。幸い揺れは10秒ほどだし、どんどん大きくなるといったことはなかったけれど、昨日一日その地震の恐怖でフラフラだった。

もう23年も経ったのに、阪神大震災のことを全然忘れていない。意識的にはだいぶ忘れているつもりだったけれど、実際ああいう大きな揺れに晒されると体の奥から恐怖が蘇ってきた。実際阪神大震災のあの揺れの瞬間のことを映像のように思い出した。体が覚えている。しかもその後余震があるたびに頭がクラクラし、自分では平気のつもりでも体が震えている。情けないけれどこれが現実で、過去のトラウマは簡単には去ってくれないよう。なのでそれを理解して共存するしかない。

東北や熊本や淡路やらで大きな地震が、昔に比べると頻発するようになってきているけれど、普段の自分の世界にあまり影響してこないと、対岸の火事のように思い込んでしまっている自分がいるということを昨日思い知った。いつ自分の足元で起こってもおかしくない、そんな時代に生きているんだということを、新たに強く認識し直さないといけない。災害に対する準備もだけれど、もっと、普段からの覚悟というか、心構えが。

それは、格好をつけるわけではないけれど、その日一日を一生懸命生きたかどうか、ってことに尽きるんじゃないかと思う。どんなことでもいいから自分が満ち足りたり、誰かが喜んだり、少しでも前進したり、そこまでいかなくとも努力したと思えたり。そういう日々を送ることが一番大事だと、いまは思う。

地震などの自然災害は実際避けることはできない。あるものだ。昨日も揺れが収ってから地震のアラートがきた。結局自分を守るのは普段の自分であり、どうあっても後悔しないよう生きていくことだ。

昨日の地震をうけて、うろたえている自分に対する戒めとして。

2018.6.19 武井

聴く鏡Ⅱ – 菅原正二

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以前読んだ「聴く鏡」の続編。岩手の一関にあるジャズ喫茶ベイシーのマスター菅原さんの著作。季刊ステレオサウンドに連載されている記事をまとめたもので、Ⅱは2006年から2014年にかけて書かれたもの。つまり東北の震災をまたいでいる。

この本も、ベイシーのあの丸テーブルで菅原さんが喋っているような気分になってくる。レコードをかけながら、メガネを上げ下げしながら。前作同様日々のお店の音やオーディオ機器との格闘や、音楽仲間、ミュージシャンとの楽しい話などたくさんだけれど、JBLの社長がやってくる話や、逆にアメリカに招かれる話がとても楽しい。そしてそれらの中で描かれる社長も技術者もみんなが、音楽を聞いて感動しているエピソードがとても熱くなる。いいオーディオをつくる人たちがいいリスナーであるのはとても楽しくうれしい事。どの文章からも音楽が好きでたまらないという気持ちがあふれていて読んでいて胸が熱くなる。だからまた早くあのお店へ帰りたい。

そして地震があってお店がぐしゃぐしゃになった話、そして落ち着くと音楽を聞きたいと人が集まってきた話、やがて東北のジャズ喫茶があつまってコンサートをする話などなど読んでいると、7年前のあの頃のことや、ずーっと走った三陸の海岸の無残な姿が蘇ってくる。それでもそこからみんな立ち上がって、またあんなすごい音を聞かせてくれて本当にうれしい。感謝しています。

実は先月ベイシーに訪れて、菅原さんには挨拶もせず片隅でずーーーーーーっと音楽に浸った。あの大音量(でもちっともうるさくない)を全身に浴びていると、耳だけでなく、体がジャズそのものに作りかえられていくような気分さえした。音楽的にどーのこーのというのもあるけれど、何を聞いても最初に感じるのは、かっこいいだろう、という吹き込んだジャズメンやエンジニアや、それらに息吹を吹き込む菅原さんのニヤリとした顔。いつか何日も通いつめたり、本のエビソードにあるように、夜中までわいわい騒いだりしてみたいな。

と、この記事を書いている今日、2018年6月18日の朝に大阪北部を震源とする地震があった。もうすっかり忘れかけていた23年前の震災のことを揺れたその瞬間に思い出して、とても怖い思いをした。最近地震がやたらと多いけれど、心のどこかで遠くのことと思い込んでいたよう。でもいつ足元で起こってもおかしくないんだということを改めて思い直す。悔いなく生きていきたいし、今日出せる精一杯の音を出していきたい。

ステレオサウンド選書 2014

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