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2007-10

よしもとばなな – なんくるない

吉本ばなながよしもとばななと改名したの、気づいてなかった(^^ゞ

彼女が「おきなわ」というくくりで書いた短編4つからなる本。ひさ しぶりばななの本を読んだけれど、こんなにスピード感ある文体だったけな?と思うほど、文章のスピードがはやい。読みやすくて読ませる感じじゃなくて、 せっぱつまって思いをぶちまけるために早口になってるような感じ。その感じが内容も伴ってぐっとせまってくる。

4人の主人公をとおし て、そしてばななさんをとおして、おきなわ、その土地、空気、ひとたちがはいってくる。素敵とかやさしいとか愉しいとか、そんな言葉たちでは到底表現でき ない何か。それを体感した人間のみが語れるような言葉とテンポで読者をいざなう。沖縄に行ってみたくなる本。

この本を読んでるとき、 ちょうど沖縄にいたので、主人公たちが感じているように沖縄を感じたかったが、ばたばたすごす中では難しい。やっぱりゆらゆらとした時間をもっとすごした かったな。でも時間が経つにつれ、体の中の何かが入れ替わったり変化したりして、この土地になじんでいく感じはなんとなくした。ふらふらっと歩いて偶然た どり着いたお店がよかったり、見ず知らずのおっちゃんに家に招き入れてもらったり。不思議な土地。やさしい街。慌しい観光ではわかんないことがたくさんあ る。もっとその土地の時間に自分をあわせないと。

新潮社 2007

なんくるない

なんくるない – Amazon

きくち正太 – おせん 14

14巻。変わった髪型が定着してきた笑
最近になって連載が数回に渡る話が増えてきた。ストーリーが単純なもんじゃなくなってきた、ということか。あと、食べ物が庶民化(?)してきた気がする。作り方とか丁寧に説明してあるもんなー。

今回もどれもうまそーだが、カレーパン(揚げパン)は作ってみる価値ありそうやなー、うまそうやもん。

講談社 2007

おせん(14)

おせん(14) – Amazon

江國香織 – 思いわずらうことなく愉しく生きよ


それぞれ異なった恋愛感をもつ3姉妹、そしてその両親、そして彼女たちを囲む男たちのおはなし。

のっけから江國ワールド全開という感じ で、その特徴あるというか独自なテンポ・行間の物語にどんどんひきこまれる。が、それゆえに物語の主人公である3姉妹の生き方・考え方なんかに息苦しく なってしまうというか、あまりのストレートさ、正直さ、文章中の言葉で言うならそののびやかさに圧倒されてしまう。

彼女たちの言い様、 生き方が、頭ではというか、まぁ少しだけ感覚的には理解できたとしても、実感として、ストレートに、は、理解しがたい。女性にはわかるのかもしれないけれ ど、男性にはつらいなぁ。でも実際この物語にでてくる女性像、世の中の女性たち誰もがどこか自身とかぶってると思えるんじゃないかな?そんなことしか想像 できない。

男なんて女のできそこない、かもしれんしね。

光文社 2007

栗本薫 – 鏡の国の戦士 (グイン・サーガ 外伝22)

外伝22巻。このところナリスだなんだと主役グイン以外の外伝がつづいたが、今回の主役はグイン。しかも、外伝第一巻「七人の魔導師」以降のお話とく りゃー、わくわくしてたまりません。またこの物語の中でも、まだでてきていないであろうエピソードのヒキがあったりして、いったい本編はどうなるのだーと 想像が膨らむばかり。生きてるうちに書き終わるんかな?(笑)

なんせ初期の作品のような匂いを久しぶりに味わいました。

早川書房 2007

鏡の国の戦士

鏡の国の戦士 – Amazon

栗本薫 – 水神の祭り (グイン・サーガ115)

115巻。タイスの水神祭がいよいよはじまった!そのなか繰り広げられ始める闘技会。一座の運命は・・・・。なんて予告風に書いてしまったりして(笑)

なんせ、お祭りがはじまったもんだから、文章もえらいにぎやか、行間から屋台の香りしそう。しかし描写の字がおおいぞー苦笑。しかしすこし見えてきたとはいえ、タイスからの脱出劇はいったいどのタイミングで行われるのか?読んでるほうも不安。

でもガンダルVSグイン、読みたいなぁ。

早川書房 2007

水神の祭り

水神の祭り – Amazon

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