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2007-11

田口ランディ – 聖地巡礼

雑誌ダ・ヴィンチに1年ほどにわたって連載された田口ランディの紀行集。彼女が”聖地”と感じる日本のあちこちに実際に赴き、そこで感じたこと、いろんな 人が示唆してくれたこと、などなどをまるで隣でおしゃべりしてるかのごとくな口語で描いてくれている。めちゃ面白い。天川の弁財天から始まり、渋谷の暗 渠、富士、下北、広島やら出雲やら熊本やら計10箇所。どれも共通しているテーマは”水”、そして神社などなど。いま自分自身もなにかひっかかるものがあ るので、一気に読んでしまった。

とかく都会やその周辺に住んでいると、自分のなかになにかが積もってしまったり、詰まったり、あるいは パワーが抜けていってしまったり、あまりいい循環でいることは難しいとおもう。若いときは自身のパワーでそれは補えるが、年とともに自家発電的なことはあ まりできなくなり、逆に大地や自然、水なんかからもらえるパワーに敏感になるのかもしれない。本当にパワー(霊的)なものに触れると、自分のなかが整理さ れてすっきりしたり、風通しがよくなって、新たなパワーがでてくる、そういう気がする。

たぶんそれぞれみんな、自分にとってそういう場所がそれぞれあって、それを「聖地」とよべばいいんだろう。

この本のなかだと、先日いった天川、そして出雲、熊本、いきたいなー。あ、屋久島も!

メディアファクトリー 2003

聖地巡礼

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ゲド戦記

劇場公開で見に行きたかったけれど、結局いかなかった作品。

原作者といろいろ揉めたとか聞いてるけれど、結局原作はまったく読まずにこの作品だけ見てみた。こういう世界観は大好きだし、話の発端からその物語が進んでいく様はわくわくする。

けれど、途中から物語はどんどん細かい方向にいってしまい、もともとの大きな話の流れはどっかいってしまって、この世界の成り立ちやルール、憂慮されているこの世界の行く末なんてことはさておき、主人公の内面、生き方、悩み、そんなことばかりがクローズアップされて、それはそれで面白いのだけれど、肝心の話はどこにいっちゃったんだろー?という感想になってしまう。壮大な物語のプロローグだけ見た、って感じか。

物語のなかでは、今の現実の世界への憂慮や、人間のエゴ、今を生きる人たちへの細かなメッセージなんかが織り込まれていて、それらはそれらでいいんだけれど、じゃぁ、「ゲド戦記」ってなんなの?というと、なんなのかまったく分からない。エピソードが小さすぎるのかな?というか、やはりそもそも2時間ぐらいの映像の枠に収めるのが難しすぎたのかもな。最近の映画はそういう傾向が大きいような気がする。だから続き作ってほしい。

でもジブリ作品ぽいところは、評価できるなー。

あと、もうちょい声優さんは声優さんに慣れた人にやってほしいなぁ。ちょっとぎこちない気がするなー。絵と声がずれている気がする。というかちゃんとした声をもつ声優さんがあまりにもいない、ということなのか。

とにかく、原作を読んでみよう。

赤ちゃんの逆襲

おフランスお笑い映画っぽい作品(笑)同じネタをハリウッドがやったらもっとうっとおしい作りにしてしまうんだろうな。しかしヒトネタだけでここまで映画にできる才能に脱帽。めちゃあほらしい話なのにねー。

知ってる(みたことある)役者さんがたくさんでてて楽しい。途中の(ちょっと)無茶な赤ちゃんのCGぽいのが気になったが、あとはよーしゃべるフランス人たちのほんま勝手な、でも愛情あふれる感じに、フランス的笑いニュアンスがわからなくても、たぶんフランス人の半分ぐらいは笑えたんじゃないかなー。ながら見できそうなぐらいライトな作品。

栗本薫 – 暁の脱出 (グイン・サーガ 117)

117巻。タイトルからわかるとおり、ついにタイスから脱出!10巻にもわたるタイスへの寄り道がやっとこさ終わった。

まぁ、想像どおりだったけれども、結構意外な展開もあり、そんなんずるーい!という伏線もあったりして、物語は一気にパロへすすみそう。さてどうなるのかなー。楽しみ

早川書房 2007

暁の脱出―グイン・サーガ〈117〉

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栗本薫 – 闘鬼 (グイン・サーガ 116)

116巻。これでタイスに9巻の長きにわたって逗留してることになるそう、すげー。

ついに実現!グインvsガンダル。手に汗握る感じだったわん。めちゃめちゃ面白かった。やっぱりグインが活躍すると読者はうれしい!

早川書房 2007

闘鬼―グイン・サーガ116

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