INTO THE AIR

時間が経ってしまいましたが、先日1/8に敬愛してやまないサックス奏者・塩谷博之氏の追悼ライブ(今月CDが発売されるのも記念して)があり、キーボードの島田さんに誘ってもらって参加しました。

何度か書いたりしていますが、塩谷さんにはBig Appleができた当初から可愛がってもらい(芳垣さんのFIRST EDITIONとか見に行ってた)、師事させてもらった訳ではないけれど、本当にたくさんのことを教えてもらったし、塩谷さんを通してたくさんの方々に出会わせてもらいました。僕のいまの音楽土壌の土台は塩谷さんによって形作られてる部分がだいぶ大きいと思います。晩年はほとんどお会いすることもなく、いつぞやかのオルケスタリブレの神戸公演でお会いしたのが最後になってしまい、本当に残念でした。

そんな塩谷さんが自ら作ったグループ「INTO THE AIR」の曲の数々を追悼でやることになって、その大役を任せられたわけですが、果たして自分に務まるものなのか?と当日を緊張して迎えました。譜面と共に送られてきた音源を聴くと、まさに塩谷さんであり、その圧倒的な音色や音楽力には到底及ばないにしろ、あのバンドの世界観がうまく再現(と考えたのがよくないよね)できるかなぁとか思いながらも、演奏に臨みました。

昔を知るたくさんの人たち、見守ってきた近藤さん、そして島田さん、三原さん、岡野さん、自分がいちばん遠いところにいるとて感じ焦る中、塩谷さんの背中を追いかけてみてもやはりああなるわけはなく、でもそんな僕をなんでもいい、どうなっても大丈夫やし、と演奏を通して語りかけてくる御三方の音によって次第に自分なりの、この音楽への音やアプローチに誘導してもらって、そこでようやく何か溶けあったような気がしました。それでも拙いことこの上ないですが、何か腑に落ちるところがあり、違うかもだけれどこのバンドの何かに触れられた、つまり塩谷さんの音楽の何か一部分に触れた気がしました。とても大切な経験でした。

こんな機会を与えてくれたみなさんに本当に感謝します。そして塩谷さんの音に、音楽に触れて本当に好きやなーと改めて気づきました。今普段自分がやってることとは違うけど、また新しいことにチャレンジするヒントや気づきを与えてもらった気がします。塩谷さん、ありがとう!また、機会あったらINTO THE AIRの世界に入らせてもらいたいです。

そしてCDがとても楽しみです。今月中にはできてくるそうですよ。(まだネットなどに情報はなさそうですが、わかれば何かアクションしようと思います)