たかのてるこのOL旅シリーズ第5段(だっけ?)
思わぬ大失恋から心にとびこんできたのが、ダライラマ14世の笑顔。それにひきつけら れ、「会いたい」の一心で、チベットを旅行し、そして現在ダライラマが亡命してるインドのラダックを訪れるお話。ちゅうかそんな願って会えるようなひとで はないのに、会えてしまうあたりが、このたかのてるこのすごさ、行動力、人間味あふれるパワーか。
読んでいるとこのひとの人柄がほんといいんだなー、正直で明るいひとなんだなーというのがすごく伝わってくる。おかげで読んでいるほうにもパワーや明るさを与えてくれてる気がする。流れ込んでくる、というか。
チベットやこのラダック、行ってみたいなーとおもうよりももっと、ここに住むひとたちと会って、その時間を体感したいなーと心底おもわせてくれる、楽しい旅行記。
ダライラマ、会ってみたいなー。
でも会っても、きっとなにも話せないやろな笑
幻冬舎 2004
