石田衣良 – 骨音 池袋ウェストゲートパーク3

3冊目。飽きない。面白い。よくこんなけネタを思いつくな~という感心よりも、実際リアルタイムで(本書が書かれた頃ならまさに旬なネタだったろうな)街をよく観察してるんだろうなー、とひたすら感心する。

全 4編中「骨音」と「西口ミッドサマー狂乱」の2つが音楽(音)関連なだけに、かなり興味惹かれた。音やらライブ、そしてアーティストの感じなんかの描写な んかも、~っぽい、って感じでなく、限りなくリアルで飾りのない、そんままな感じの描き方されていて、本当にすごいなと思う。実際すこし田舎の山頂でやる 野外のライブの開放的な感じ、なんでもオッケーて思ってしまえるようなあの雰囲気って、実際に言って知ってないと絶対描けないだろうし。”音の速さ”なん て、体験しないと書けない表現だろうし。

すごいなぁ。あー、面白かった。一気に読んでしまった。

骨音―池袋ウエストゲートパーク3
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