Home > > 石田衣良- 美丘

石田衣良- 美丘


相変わらず石田さんのこの手の話は美しく、美しいがゆえにうねる波のように猛々しく、激しく、圧倒的なスピードで過ぎ去っていってしまう。

章立てが短くて、すべて過去形で書き始められる文なので、あっという間に読んでしまう。というか読み出したらとまらない。そして物語りも転がり落ちていくようにスピードアップしていく。悲しい寂しい恋の物語。

そのひとがそのひとたるゆえんは何か?姿形?声?考え?
それが失われていくということは、どんな気持ちなのか?そのひとは?そのパートナーは?

めったにないことのはずなのに、すぐとなりでおきてしまいそうな、そんな気持ちがわらわらする、物語でした。

角川文庫 2009

Comments:0

Comment Form
Remember personal info

Trackbacks:0

Trackback URL for this entry
http://tsutomutakei.jp/2009/05/28/%e7%9f%b3%e7%94%b0%e8%a1%a3%e8%89%af-%e7%be%8e%e4%b8%98/trackback/
Listed below are links to weblogs that reference
石田衣良- 美丘 from Ending Of Beginning II

Home > > 石田衣良- 美丘

Search

Return to page top

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。