2011.4月のスケジュール

■■■ リーダーライブ ■■■

4/30(Sat) 武井努4
東京 福生 カレーごん 042-551-0290
19:30~
[メ]武井努(Sax)、小山道之(Gt)、工藤精(B)、工藤悠(Ds)

■■■ 震災チャリティーライブ ■■■

4/12(Tue) 東日本大震災チャリティ(木畑晴哉企画)
神戸 元町 JUST IN TIME 078-333-1858
19:30~ 3,000
[メ] 溝口恵美子、池田杏理、木原鮎子、末元紀子(Vo)、武井努(Sax)、塩本彰(Gt)、木畑晴哉(Pf)、時安吉宏(Bs)、ラリーマーシャル(Ds)
※いただいたチャージ料金は全額赤十字に寄付します。

■■■ その他のライブ ■■■

4/5(Tue) 見原洋子
大阪 京町堀 CHOVE CHUVA 06-6225-3003
Open19:00 Start19:30 前2,000/当2,300
[メ]見原洋子(Vo)、川辺ぺっぺい(B)、山田裕(Gt)、とくじろう(Perc)、武井努(Sax、Fl)

4/6(Wed) 石田博嗣(Ds)4
京都 CANDY 075-531-2148
20:00~ 1,700
[メ]石田博嗣(Ds)、武井努(Sax)、安原将生(Pf)、畠山令(B) ゲスト hikari(Vo)

4/7(Thu) 武井~箕作DUO
東大阪 俊徳道 Crossroad 06-6736-8870
20:00~ 2,000
[メ]武井努(Sax)、箕作元総(Gt)

4/8(Fri) 見原洋子
■桜の咲くころに ~ ワンマンライブ
京都 Live Spot RAG 075-241-0446
Open 18:00 Start 19:30
前 1,840(ゴールド) 2,000(会員/一般) / 当 2,300
[メ]見原洋子(Vo)、川辺ぺっぺい(B)、山田裕(Gt)、とくじろう(Perc)、武井努(Sax、Fl)

4/9(Sat) MITCH(Tp,Vo)
宝塚 SALAH’S COUNT 0797-81-5070 (花のセルカ1番館・2F)
19:30~
[メ]MITCH(Tp,Vo)、武井努(Sax)、永田充康(Ds)、祖田修(Pf)

4/10(Sun) Words Of Forest
神戸 三宮 Big Apple 078-251-7049
19:30~ 前1,800/当2,000
[メ]森本太郎(Ds)、清野拓巳(Gt)、三原脩(B)、武井努(Sax)

4/16(Sat) 松田順司3
大阪 西成 Lazy Angel 06-7501-4841
チップ制 19:00ぐらいから
[メ]松田順司(Ds)、廣田昌世(B)、武井努(Sax)

4/17(Sun) 松田一志
■Kazushi ‘funky’ Matsuda Live Show
大阪 東心斎橋 SOMA 06-6212-2253
Open 18:00 Start18:30 前3,000/当3,500
[出] 松田一志(vo)安達隆之(G)、寺田正彦(key)、西田まこと(Gt)、武井努(Sax)、堂地誠人(Sax)、神吉信一(Ds)、城野淳(Gt)、土本浩司(Ba)、Kana,Myah (vo/cho) …他

4/19(Tue) 箕作~武井DUO
寝屋川 萱島 OTO屋 080-6126-1529
20:00~ ¥2,500
[メ]武井努(Sax)、箕作元総(Gt)

4/20(Wed) MITCH(Tp,Vo)
大阪 梅田 ニューサントリー5 06-6312-8912
Live Time 19:50~20:30/21:00~21:40/22:10~22:50 1,800
[メ]MITCH(Tp,Vo)、武井努(Sax)、永田充康(Ds)、TAKU(Gt)、金澤英明(B)

4/21(Thu) こずえ
大阪 アメリカ村 BANCO 080-6113-2504
21:00~
[メ]こずえ(Vo)、足立知謙(Key)、ミッチー(Gt)、田中宏昭(Ds)、吉見イサヲ(B)、武井努(Sax)

4/22(Fri) 宮川~武井DUO
岡本 Born Free 078-441-7890
19:30~ 2,000
[メ]宮川真由美(Pf)、武井努(Sax)

4/23(Sat) 山本久生3
西宮北口 CAPALL UISCE(カプリシカ) 0798-66-5399
21:00~ 300
[メ]山本久生(B)、引田裕路(Ds)、武井努(Sax)

4/24(Sun) Y.Y’s Especial
大阪 心斎橋 トラスティ心斎橋 Bruno del Vino(1Fカフェ) 06-6244-9711
詳細未定
[メ]山田祥央(B)、武井努(Sax)他

4/26(Tue) 荒崎英一郎BigBand
神戸 三宮 BigApple 078-251-7049
19:30~ 前2,000/当2,300
[メ]荒崎英一郎(Ts)、武井努(Ts)、浅井良将(As)、落合智子(Bs)、山田友和(Tp)、横尾昌二郎(Tp)、幸明男(Tb)、太田健介(Tb)、清野拓巳(Gt)、金丸精志(pf)、中嶋明彦(B)、岡野正典(Ds)

4/27(Wed) 松田順司
大阪 西成 立飲屋 難波屋
19時~2stage チャージカンパ制
[メ]松田順司(Ds)、武井努(Sax) 他

4/28(Thu) E.D.F.
大阪 なんば Jazz Spot 845 06-6633-6288
20:00~ 1,800
[メ]清水武志(p)、西川サトシ(b)、田中洋一(Tp)、武井努(Sax)、光田臣(Ds)

4/29(Fri) たけタケともみ
東大阪 俊徳道 Crossroad 06-6736-8870
20:00~ 2,000
[メ]清水武志(Pf)、東ともみ(B)、武井努(Sax)

栗本薫 – グイン・サーガ外伝22 ヒプノスの回廊

昨年亡くなってしまった栗本さん。悲しかった、寂しかった。長年読み続けていたグイン・サーガシリーズが未完のままもう読めない、ということがすごく残念だった。

ところがうれしいことに、限定発表された「前夜」(アニメのDVDに収録された)やハンドブックに掲載されただけの小作品が外伝シリーズの22巻としてまとめられ、ついで(といっては何だが)このグイン・サーガ・シリーズの契機となった古い作品「氷惑星の戦士」など全6編からなる本となって発売されていた!うわーんなんてうれしい。ハヤカワさんありがとう。

収録されている作品たちが書かれた時代が結構はなれているので、話ごとに微妙にテイストが違うのだけれど、やっぱりグインはグインであり、少し読むだけであの広大な世界が目の前によみがえってくる。面白いのは「前夜」というこのサーガが始まる前のエピソード(まさに事件の前夜のこと)と、本編130巻や外伝21巻で描かれたことよりさらに先のエピソードも含まれていて、この広大な物語の裾がまた垣間見えたこと。130巻の先はどんなふうになっていってたのか、いったい栗本さんなにを見ていたのかがちょっとわかってうれしい。それに英雄グインとしての活躍があんまり最近描かれてなかったけれど、今回たっぷりでてくるのもうれしい「ヒプノスの回廊」。

ああ、でもこれがほんとうにラスト。だれかに先を書いてほしいとなんてまったく思わないけれど、寂しさはつのる。もっと読みたかった。こんなに夢中になって、本当にこの物語の世界がすぐ横にあるような感覚にまでなる作品にもう出会うことなんてないかもな。

栗本さん、ほんとうにありがとう。

ハヤカワ文庫 2011

よしもとばなな – 王国(その3) ひみつの花園

ついに3巻。あれほど静かに仲良く惹かれあっていた雫石と真一郎。真一郎の離婚が成立し、2人で暮らし始めようということになって家を探したりするのだが、なにか心の奥に引っかかりを覚える雫石。それがなにかとは考えないようにしていた。ある日、真一郎の親友でありあこがれの人物であった同級生の高橋くん(彼の影響で真一郎は植物の道へ進んだ)が作ったという庭園を見に行く。言葉に出来ないその見事さ。自然と人工の完璧なまでの調和。そしてそれを守る高橋くんの母・・・彼女は真一郎がかつてあこがれた人だった・・・。

生きていくのにはあることを満たすためにいろいろ我慢したり、調和をとるために目を瞑ったり、そんなこともたくさんある。そうして生きていく人が大半かもしれない。でも雫石はそうではなく、ぶつかったり、泣いたり、大切なものをなくしてしまってさえ、まっすぐおのれが信じる生き方をすることも、また生き方なのだということを発見(経験)し、それを読者に伝える。不器用で世間からはずれていることが、客観的におかしく見えたとしても、そうせずにいられないひともいるし、そんな生き方は、憧れすら憶える。

雫石の場合、そんな生き方を支えてくれるのは、おばあちゃんであり、彼女から学んだたくさんのことであり、山を降りて見つけた、同様にでこぼこした、世間からはずれてしまった人たち。いったい現実に我々はそんなものを持ちえるのか?持っているけれど気づかないのか、気づけないのか、見ないようにしているのか。まっすぐ生きていくためには、現実社会のたくさんのこととぶつかることが最初から分かっているから、ある程度目を伏せて、障害を避けながら暮らしていくのが普通だろう。でもこのお話を読んで、少しは気づくことがあるはず、何か自分を曲げていること、もっとまっすぐに生きたいのに周りの都合に合わせている自分、我慢していること、まぁこれぐらいならいいかと妥協しているさまざまなこと。それらをまったく気にしない/無視していると、きっと支障をきたしてしまう、それが今の世の中の病巣のひとつ。ストレスになるかもしれないけれど、それらを見つめ考えるのが第一歩なのかもしれない。

誰にでもきっと何もかも忘れてほっとすること/瞬間があるとおもう。世間のすべてのつながりから解き放たれ、自分よりもはるか昔から存在する自然と対峙したときに、大いなるものに包まれたときに、まっすぐ正直につくられたものにであったときに。そのときに大事に思えるものこそ大事にしたい。内なる自分のちいさな声が訴えることに耳をすませば、それは何かわかる。それで世の中とぶつかることがあるかもしれない。でもその大事なことを曲げて暮らすのは、どうだろうか、苦しくないだろうか。

このお話のようにかけがえのない人たちと出会い、かけがえのないことに気づき、守られ、世間というおおきなシステムのなかで、自分の形を変えずに泳いでいくということをできるひとなんて、ほんの一部だと思う。けれど、そうしたいと思うこと、それについて考え悩むことも大事なんだ、てことを教えてくれた気がする。3冊つづけて、物語は進むけれど、最初からよしもとさんが訴えたかったことは変わらず、深く、横たわっているようにおもう。

新潮文庫 2010

分かち合おう

こんなポスターです

東北・関東大震災から数日たって、だいぶ様子が見えてきましたが、混乱はひどく、関東や東北での計画停電もあって、各地で(驚くことに遠い関西でも)一部の人間による買い占めが起こっているようです。Twitter上でもこれが話題になり、「買い占めやめよう」運動が広がりつつあります。

そんな中でデザイナーのTakamasa Matsumoto氏が上記のポスターを制作されました。物資不足のいま、なるべく被災地にモノを届けなければなりません。被災地外のひとたちが何気なく使う日用品ですが、それがどのくらいの人に有用かをわかりやすくデザインしていると思います。

ぼくもこの運動に賛同します。「買い占めはやめよう」

オリジナルの画像?http://ow.ly/i/9cxt/original |印刷用PDFはこちらhttp://ow.ly/4fqKO

ライブキャンセルのお知らせ

本日3/15に予定しておりました萱島おとやでのライブは都合によりキャンセルとさせていただきます。楽しみにお待ちいただいていました皆様、直前の報告になり申し訳ありません。また機会を設けてやりたいと思います。

なおこのキャンセルは東北関東大震災に対しての配慮からのキャンセルではありません。あくまでぼくたちの都合です。まったくもって申し訳ないです・・・・

よしもとばなな – 王国(その2) 痛み、失われたものの影、そして魔法

「王国(その1) アンドロメダ・ハイツ」の続き。

楓と片岡さんがフィレンツェへ旅立ってしまい、一人になる雫石。寂しくてホームシックになったり、福引であたったテレビに没頭してしまったり。山を離れて自分の力が鈍ることに焦る。でもそれは新しい生活、知らない都会での生き方、それに生まれ変わるプロセスだった。変わってしまうと怖れるあまり、現実を見ないようにしてしまう。けれど、過ぎたものは再びまったく同じものとしては続けられない。変わっても本質は変わらず、その場に適応して、また新たに生きていける。その場にはその場にあった自分でいられるはず。

あいかわらず引き込まれる文章。まっすぐなストーリーがあるわけではなく(いや、あるのだが)、日記のように、その人の語り口調のように、まるで蝶が花から花へ舞うように、おはなしはふわふわと雫石の日常と内面を語る。より一層、自然とのつながりや人とのつながり、そういう点が強調されているよう。

繰り返し繰り返し形を変え、たとえ話を変えながら、生きること、大地を踏みしめること、人間という動物として野性的であること、を諭されているように思える。現代人が便利さと忙しさ、痛みの少ない、取り返しのつく世界というもののために棄ててしまった(見ないようにしてしまった)本来あるべき姿を思い出させようとしているのかな、よしもとさんは。

雫石の成長の物語はそのまま我々の気づきの物語になっているように読める。

新潮文庫 2010

3/11 M8.8 東北地方太平洋沖

昨日宮城県沖でM8.8(宮城では震度7を観測)という日本での観測史上最大の地震が発生した。揺れによる被害も不明なまま、その後広範囲にわたって太平洋側の海岸を襲った何度もの津波により、太平洋に面する街々は甚大な被害を被っている。一夜明けた12日、TVに次々にうつる映像は、絶句してしまうものばかり。

神戸の震災のときを思い出す。あのときの感覚がよみがえってくる。関西にいる僕たちはすぐには何もできなくて悔しい。いまは静かに祈ることだけ。

この寒空の下、被災した方々、そしてそれを心配する人たち、救助や復興に奮闘する人々に平安と励ましを。どうか一人でも多くの人が救われますよう。

Off the coast of Miyagi Prefecture yesterday M8.8 (in Miyagi observed seismic intensity of 7) was the largest earthquake in recorded history of Japanese.?By shaking and damage remain unclear, the tsunami that struck several times and then extensively in the Pacific coast, facing the Pacific towns have suffered serious damage.?12th dawned overnight, TV footage to pass from person to person, things end up just speechless.

I remember when the Kobe earthquake.?When that feeling comes back to me.We are not immediately Kansai shame any longer.?Now I can only pray quietly.

Under the wintry sky, the people who were affected, and those who worry about it, peace and encouragement to those who fight for relief and reconstruction.?As many people will be saved even one person, please.

YOKOリハーサル

明後日11日から3日間NYで活躍中のサルサシンガーYOKOさんのツアーがあります。今日はそのリハーサル。昨年秋ぶりなので結構いろいろ忘れていたりして、思い出しつつリハビリのような感じです。久しぶりのバリトンやっぱり重い…

軽いの欲しいなあ。あともう少し音量だしたり、音色変えたいなあ、と悩み中ですが、なかなかそこまで手が回らないのが現実ですね。

今回はピアノ&コロに中島徹氏を迎えてなんでより一層賑やかです、飛び交うダジャレ(笑)

なんにせよ楽しみです。が、体力もつかなあ。それと花粉症がいよいよ厳しくなってきてるのがつらい今日この頃です。

中島氏、山田氏、Raviちゃん、バリサク

3/11(Fri) YOKO ~MAMBORAMA LEGEND~
大阪 梅田?ShangriLa 06-6343-8601
Open 19:30 Start 20:00 前2,500/当3,000【整理番号有り】
[メ]YOKO(Vo)、山田祥央(B&Coro)、中島徹(Pf&Coro)、安藤弘(Tim)、赤松洋一(Conga)、村田康夫(Bongo)、Tommy(Tb)、築山昌弘(Tp)、福谷誉樹(Tp)、武井努(Bs)

3/12(Sat) YOKO ~MAMBORAMA LEGEND~
広島 中区 China Town 082-247-5270
詳細未定
[メ]YOKO(Vo)、山田祥央(B&Coro)、中島徹(Pf&Coro)、安藤弘(Tim)、赤松洋一(Conga)、村田康夫(Bongo)、Tommy(Tb)、築山昌弘(Tp)、福谷誉樹(Tp)、武井努(Bs)

3/13(Sun) YOKO ~MAMBORAMA LEGEND~
京都 北山?MOJO WEST 075-706-8869
Start 19:00 前2,500/当3,000
[メ]YOKO(Vo)、山田祥央(B&Coro)、中島徹(Pf&Coro)、安藤弘(Tim)、赤松洋一(Conga)、村田康夫(Bongo)、Tommy(Tb)、築山昌弘(Tp)、福谷誉樹(Tp)、武井努(Bs)

 

よしもとばなな – 王国 (その1)アンドロメダ・ハイツ

よしもとさんの本もその紡ぐ物語も好きだし、どれも素敵だなーと思っている。その等身大ぽい感じも人間ぽさ、小さな感じとかも。エッセイとかもそんな感じだし。でもこの本を読み出すと、おやぜんぜん違うぞ?という感じで驚いた。ふわふわしている、見えているけれどよく見ようとすると見えない、確固たるものなのに自由に変化する、うまく言えないけれど、そんな世界観。今まで読んだ物語とは明らかに違う感じがする。そして、これは、間違いなく、好きなタイプ。

おばあさんと2人きりで人里離れた山奥で暮らしてきた雫石。おばあさんは自然の力を分けてもらってお茶をつくり、人々を助けてきた。雫石はそのお手伝い。しかし彼女は植物と通じ合う不思議な力を授かっていた。

一方どこかの街のはずれでウワサになっている少し目の不自由な、でもちょっといい男の占い師、楓。彼はものを通してそのひとの背景が見える。過去も今も未来も。そんな楓のもとにアシスタントとしていくことになる雫石。普通のひとには感じられない世界のなかで共感しあう2人。

そしてサボテンを通して知り合い、恋仲になる雫石と真一郎。人と植物をちゃんと区別するけれど、植物を愛してやまない彼。そして楓の恋人(彼はゲイだ)片岡さん。

不思議な人たち、でもいわゆる常識的な世界からはちょっとはみ出してしまっているひとたち。彼らは苦労するけれど、それでもちゃんと生きている。

街と自然。忘れてしまってるもの。闇。光。植物との対話。

ぜんぜんなにも具体的でなく、はじまりも終わりも曖昧だけれど、確実に自然に流れているものがあり、形はまったくはっきりしないけれど、確実に存在するものがあり、乱暴に扱うとすぐに壊れてしまう、でも力強くそこにある、なにか。そんなものに非常にあこがれる。この物語にでてくる、自分にはない、あってほしい、素敵な魅力と能力と生き方をするひとたちに惹かれてやまない。

まだ(その1)なので物語がどうなっていくのか、よしもとさんが何を描きたいのかわからないけれど、すでにこの物語の虜になってしまった。うまく伝えられるように感想かきたかったけれど、書こうとすればするほど、ぼやけてしまう。だから読んでほしい。

新潮文庫 2010

2/13 西神DAN

昨年夏に「Seishin NT Jazz Club 4th LIVE ‘SUMMER KNOWS’」というコンサートに出演させて頂いたのですが、すごく好評だったので、再びその企画元の西神中央のDANさんで先月の13日にライブをやらせていただきました。今回もテーマは映画音楽。しかもイタリア映画というお題。なかなか選曲も難しく(やってみたい曲はたくさん)、アレンジに悩み(だいたい暗い曲がおおい(^^ゞ)ので当日どうなることやらと思って臨みましたが、箕作元総(Gt)、萬恭隆(B)とのトリオ、すごくいい感じに演奏でき、お客さんも、その空間もいい具合で、演奏を楽しむことができました。

前回のコンサートでも撮影や録音をしてもらっていて、それがすごく素敵でお店では写真展まで開催され(写真は横島克己写真事務所撮影)たのですが、今回もまた録音を(しかもオープンリールで!)してもらって、それらが昨年夏のコンサートの写真(これがねー、LPジャケットサイズの立派な写真なんですよ)とともにやってきました。

聴いたのですが、これがなんとも素敵で(自画自賛)、日曜日の昼下がりにとてもぴったりな感じの演奏だったんだなーと、一月ほど前のことなのに、もうえらく懐かしい気分で聞き入ってしまいました。

お店からもOKもらったのでちょっとだけその様子をおすそ分けしますね。

モア (映画「世界残酷物語」のテーマ曲)

ひまわり (映画「ひまわり」のテーマ曲)