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きくち正太 – おせん (16)

活字も大好きだけれど、実はまんがも好きなんだけれど、4年前だかテレビドラマがになってそれによってきくちさんがえらくショックを受けたらしく(原作になっていたのに、あまりにも違う内容だった)、連載がストップしてしまったシリーズ最終巻。出てたの知らずだったのでようやく入手。

最後のエピソードは本枯節の話(鰹節ね)だったのだけれど、日本料理ひいては日本人の味の基本のひとつである出汁の悲しい現実の話で、考えさせられることが多い。最初は粋な女将のいる老舗の料亭のちょっと面白い話からスタートしたけれど、文化とは、心意気とは、人情とは、生きていくこととは、なんていうテーマをこれでもかこれでもかと筆に力を込めて描くきくちさんに拍手を惜しまない。まんがという形をとった文化論書のよう。

残念ながら「おせん」はこの巻で終わりだけれど、連載誌を移して「おせん 真っ当を受け継ぎ繋ぐ」というシリーズになってます。これも読むべし。

16巻は話の数は少ないので、「萬屋先生道行恋の春絵巻 よひわひな」が収録してある。

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