J-M-S

J-M-S

今月は本当に楽しみにしていたライブやコンサートがたくさんあったのですが、その最後がJ-M-Sのライブでした。J-M-SはJAYE公山、村上てつや(ゴスペラーズ)、酒井雄二(ゴスペラーズ)の3人によるコーラスグループで、JAYEさんがいろいろ組んでいるグループの中でもよりファンキーな感じのものをやりたくて組んだそう。この3人がフロントに並んで後ろを務めるというのは実にHUMAN SOUL Reunionをやった2005年以来10年ぶりでした。今回のツアーもそのときにちなんで大阪・名古屋だったそう(あのときは両方BLUE NOTEだった)。2日間というとても短いツアーでしたが、本当に楽しかったです。

この予定が決まったときからもう楽しみすぎて待ち遠しかったのですが、曲がだいたい決まってアレンジをしたり、入念なリハーサルをしている間もウキウキしていました。まあ大概SOULは大好きなので、そういう音楽でセクションをやるのはたまらなく楽しいのですが、コーラスワークも、バンドもばっちりなので、吹きがいがあるというか、がっつり一つのステージをつくりあげていく作業がとても楽しかったです。こういうバンドというかショーは最近ぜんぜんやってなかったので、久しぶりに血が騒ぎました。

そして初日の大阪amHALL(大学軽音のジャズコンサート以来だった。20年ぶりぐらい?!^^;)、満員のお客さんの中での初のJ-M-S単独公演。もちろんバンドもぼくらホーン隊も精一杯頑張りましたが、やはりJ-M-Sのエンターテイナーぶりというかお客さんをすべて魅了できるパワーと歌唱に圧倒されつつ、ああ、そうそうこういう感じするんだよなあ、とニヤけていました。もちろん発せられている音も素晴らしいのですけど、それ以上に発せられるものがあって。もちろんファンの皆さんばっかり(しかも厳しい争奪戦を勝ち抜いた)なので、魅せられないワケはないのでしょうけれど、いやでもそれ以上に魅力的なステージだったんじゃないかと思います。流石だなあ。涙ぐんでるひといっぱいいましたね。宇宙初演の曲もたくさんありましたしねw でも少し緊張した1stでした。

入れ替え制なので、慌ただしい時間の中でも少しでもいいステージにしようとすぐさま修正したりもして、2ndステージは最初の少し浮き足立った緊張感はなくなって、余裕ある感じに。JAYEさんの大阪弁も大爆発ですこぶる楽しいステージになりました。

そしてその勢いのまま名古屋BLUE NOTE。10年ぶりだったのですが、あー、こんなんだったなぁ、と。大阪はBLUE NOTEなくなって久しいのであのブルーカラーのテーブルも懐かしいです。メニュー替えてくるかなーと思ったけれどそれはなく、より質をあげる方向で。大阪での反省とか、もっとよくしたいところを入念にリハ(というより練習)して、いよいよ千秋楽w

こちらも両ステージとも満員のお客さんで、しかもしょっぱなから大阪より熱い感じで。演奏もMCもその他もいい感じにこなれてきてより面白く魅力的なステージになったんではないかなあと思ってます。J-M-Sのコンビネーションもより一層素晴らしくなって(歌もMCもw)一緒にやっているこちらも随分ハッパかけられました。とくに2ndのNeighbor Complainの演奏はとても素晴らしかった。コテコテのSoul Showのような感じだったもんなぁ。しかし名古屋のお客さん、熱かった!

結局大阪・名古屋の4ステージ、どのステージもステージごとに魅力的なところがあってどれも良かったです。その裏にはリハーサルや間の時間を惜しんで入念に練習したり打ち合わせたりするJ-M-Sの凄さがあってこそでした(とくに村上さん酒井さんってきっちりやるんですよねぇ。ほんとに。それが当たり前なのだけど)。Neighborの連中も緊張しながらも(歌伴って普段の演奏と違う部分が要求されるもんねぇ)すごく頑張っていたし、なので負けじとぼくとマコちゃんも頑張りました。おかげでそれ以上に楽しかったです。一番楽しんでたのぼくかもなあ、とか思ったりしています。何にせよ、あっという間の数日間でした。夢だったんじゃないかなーと思うほどです。

いらしてくださったみなさん、来れなくて残念だったけれど応援して下さったみなさん、支えてくださった会場やスタッフのみなさん、本当にありがとうございました。そしてNeighbor Complain、JAYEさん、村上さん、酒井さん、本当にお疲れ様&ありがとうございました。願わくばまたすぐにでもやりたいです!ぜひ!

コメントを残す