宵野ゆめ – ケイロンの絆

グイン・サーガ正伝138巻。この巻は宵野さん。話は変わって場所はケイロニア。先帝アキレウスの死去にともない次期皇帝選びでもめる国内。グインを擁立しようという一派とそうでないものたち。いくら先帝の寵愛を受け、娘婿となり、息子とまで呼ばれたとしても、ふらりと現れた傭兵であったグインではなく、やはり血を引き継ぐものを後につけたいと思うものはいるはずであり、グインもそのことをよくわかっている。またこれをネタに国を揺さぶろうとする輩も現れているよう。そこでグインはもう一人の皇女であるオクタヴィアを推すのだった。

そして隠されていたもう一人の皇女の子供。これがまた物語に波乱を呼ぶ一人になることは間違いない。グインあるところに何かが起こる。その大きな波にケイロニアは飲まれてしまうのか、それとも新しい皇帝とグインがはねのけるのか。スカールの話もあって再びグインのもとにいろいろなものが集まりつつある。

ああ、面白いなあ。相変わらず一気読み。ここにきてケイロニアのいろいろな地方や特色が描かれることが増えてきて、ちょっと目が白黒。ケイロニアって広い国、連合国家だもんなあ。ガイドブック買おうかなあ^^;

関係ないけどこの本を読んでるとき電車に忘れていくってことをしてしまった。しかも電車だったかどうかもわからず、心当たりあるところに全部問い合わせてみたが出てこず。諦めかけた数日後JRから連絡あって見つかったと、しかも姫路で。無くしたの大阪城あたりだったんだけど、どうやってそこまでいったんだろうか?拾って届けてくれた方に感謝です。本もだけどこのブックカバー戻ってくるにこれで2度目だなー^^;

ハヤカワ文庫 2016

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