5拍子の福音

今年前半にMBSラジオで放送された「5拍子の福音」というラジオドラマが、文化庁芸術祭の優秀賞に選ばれました。ドラマ制作に音楽で関わったものとしてはとてもうれしいです。その他にもこのドラマは今年のギャラクシー賞入賞、日本民間放送連盟の近畿地区ラジオエンタテインメント部門最優秀作・中央審査優秀賞と合わせて3つの賞をいただきました。

このドラマは昨年度のMBSのラジオドラマ脚本コンクールの最優秀賞の脚本で、吃音に悩む引っ込み思案な少女が、音楽を通しての出会いをきっかけに、人生の困難を乗り越えて幸せをつかんでいく物語で、ぼくはその主人公の演奏するアルトサックスを担当しました。ドラマの流れにも合わせてこういう若い女性だったらどう吹くのかなあ、とか考えて演奏したのですが、難しかったです。自分の好きなこと吹くのは簡単ですが、ある役割をイメージして演奏するというのは、違う側面があります。なかなかイメージ通りにはできなかったですが、聞いていただいて、あ、若い女の子っぽいなあーとか感じてもらえたら嬉しいのですが、はたしてそうなっていたやら、です^^;

このドラマはもうずいぶん前の放送だったので、今は聞くことはできませんが、いつか機会があったらまた聞きたいですし、公共で流れるようなことがあれば、お知らせしたいと思います。

関係者のみなさん、本当にありがとうございました。そしてお疲れ様でした。そしておめでとうございます!

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