JOKER

joker

先日観に行って来た。これも予告編で面白そうだなあと思ったのと、周りからもバッドマン知らなくても楽しめるという話を聞いたから。実際バッドマンは全然しらない。少し前にこの映画の公開に合わせてテレビでバッドマンのどれかの映画を放送してて、それを観て興味を持ったのもある。基本的にアメリカのアメコミのヒーローものってあんまり興味ないんだけれど。

思ってたよりも静かな映画でよかった。バッドマンは映像は暗い目(夜が多いから?)だけれど派手な映像っていう感じがするけれど、このJOKERはもっと哲学的というか、人間ドラマで好感がもてた。でも結構残酷なシーンもありで、上映中に「うわっ」とか声出ちゃったり^^; バッドマンでは単にヒールとして描かれるJOKERがどうやって誕生したかというのを上手に表現していたとおもう。

それにしてもJOKER役のホアキン・フェニックスの演技のすばらしさよ!かなり難しい(変な?)性格の人物像だったけれど、いやー、本当にそんな人なんだって思い込んでしまうほど。表情だけじゃなくて、体つきも何もかもがJOKERそのもの(って漫画も読んでないから何もしらないけれど、そういう印象だった)という風に見えた。

単に面白かった、というより、何か心に波紋が起こって、それが静かにずっと揺れ続けているような感覚。悪とか正義とかそういうところじゃない、もしかしたら誰もが持っている心の闇の部分を開け広げられた感じかな。誰にだってJOKERがいう言葉のどこかにひっかかるところがあるんじゃないかな。同じだって。

余談だけど、デニーロはいつまでたってもかっこいいねえw

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