R.I.P. 古谷充さん

古谷充さんが亡くなられた。いつもお元気なので今回も大丈夫かなと思っていたのだけれど、、、とても悲しく残念です。

たぶん30年以上前に千里のセルシーでお会いしたのが初めてで、そう数多くではないけれど、ご一緒させてもらう機会もあり、そのミュージシャン/バンドマン気質、スター性、音楽愛、そして素晴らしい音色とプレイからたくさん学ばせてもらいました。いつも「古谷さん」という人柄が垣間見える音をしていました。もちろん歌においても。

昨年だったかに奈良のブルーノートでE.D.F.のゲストに来ていただいたのがお会い出来た最後になってしまいました。もっといろいろお話を聞かせてもらいたかったです。古谷さんに会うといつもまだまだペーペーの子供のような気分にさせられて愉快でした。たくさんたくさんありがとうございました。

ご冥福を。

(追記)
古谷さんの今にも起き上がってきて「君ら何集まって楽しそうにしてんのや?」て言い出しそうなお顔をみてきました。さみしかったけれど、変な言い方ですが、少し安心しました。

そんなお顔をみてて、ふと思い出したことがあります。もう随分前、僕がこの世界に戻って来た時か、まだ戻る前だったかは忘れましたが、何かの時に古谷さんと同じステージに立つ(ゲストで出演していただいたときだったか)ことがあったのですが、そこに母も見に来ていたのです。終演後、とても感激したのか母が古谷さんに挨拶にいったところ、古谷さんが母に「彼(僕ですね)はいいミュージシャンになりますよ」というようなことを言ってくれたそうなのです。

息子の将来にとても不安を感じていた(この先やっていけるのだろうか、とか、同じステージに立つなんて恐れ多いことだ、とか)母は、その言葉がとても嬉しかったようで、後になってその様子を嬉々として話してくれました。僕は古谷さんがそう言ってくれたこと(お世辞でも)も嬉しかったですが、それ以上に、そうやって母を喜ばせてくれたことが嬉しかったのを覚えています。母子ともどもとても励みになりました。

改めて、古谷さんありがとう。またあの世で。

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