MICETEETHライブ御礼

先日3年ちょっとぶりになった代官山「晴れたら空に豆まいて」でのワンマンを行なって、THE MICETEETHのライブ3本立てが終わりました。大阪・静岡・東京と、いらしてくださったみなさん、本当にありがとうございました。

気づいてみたら手伝うようになってもう15年以上経ってて、その間活動休止の期間もありましたが、今回のこのコロナがそれに続くライブをしない期間で(実際は配信ライブしたり、ネギっ子のめぐちゃんのレコーディングしたり、ちょっとは活動してましたが)、本当に久しぶりに集まって人前でライブをやるのは格別な感じがしました。

長く関わってるだけあって、いろいろ思い出もあるし(晴れ豆のときはいろいろ昔話を思い出してはみんなで笑ってた)、曲も昔からある曲たちも自分がレコーディングに参加したものもどれもが思い出あるものだし、晴れ豆で演奏しながら、いろんなことが走馬灯のように頭を巡ってました。匂いとかと同様に音楽も記憶を刺激するものなんでしょうね。また晴れ豆(その近所のUNITも)が結構格別感ある場所というのもありますし。

各地でも懐かしい顔に出会えたりして嬉しかったです。変わらないところ、変わったところ、自分自身では日々流れて気づかないことも、久しぶりの人や場所と出会うと時間の経過を確実に感じます。それは楽しいことでもあるけど寂しい部分もあって、いろいろやるせない気持ちにさせますが、それはマイスティースの音楽にそれを増長させるものがたくさん含まれてるからかもしれないですね。

「屋根の上のピーナ」「KILLER KHAN」と矢継ぎ早に配信シングルもリリースしてますし、来年からもっと活動できたらいいなーと思ってます。やっぱこのバンドは人前でああやって演奏するのが最高に楽しい時間だし!乞うご期待、です。

先日の晴れ豆のライブは、18日までアーカイブで見れます。僕も見ましたが綺麗な絵で、音もとてもいいですし、ライブ感満載です。ぜひご覧になって欲しいです!https://20221211haremame.peatix.com/

PS
会場にNHK Eテレの「シャキーン!」で共演したここちゃんが来てくれてたのはとても嬉しかったです。会ってみんな一言目に「おおきくなったなー!」て言うぐらいすっかりレディーの雰囲気も纏い始めてて来年は高校生だそう。そりゃ時間経ってるよねえー

「KILLER KHAN」リリース

THE MICETEETHが先日の「屋根の上のピーナ」につづいて、昨夜の代官山晴れ豆のライブに合わせて新曲「KILLER KHAN」シングルを配信でリリースしました。サックス2管のメロウなメロディーでロックステディ調の気持ちいい曲になってます。

めっちゃいい曲やなーと思いながらレコーディングしたのですが、何気にメロディが長くて音が高くて息継ぎするとこがない!という演奏者泣かせ(?)の楽曲なのですが、金澤くんの世界観が溢れ聞こえてくるので、その気持ちを大事にして吹き込みました。

また機能できたばっかりのPVも可愛くて可愛くて^^ なんかぼくネズミになってますね。あ、MICETEETH言うだけに?w ぜひYoutubeやサブスクで聞いて欲しいです!

サブスクのまとめはこちら
https://linkcloud.mu/46cfcd0c

「屋根の上のピーナ」リリース

マイスティースの久しぶりの大阪と静岡でのライブ、とても楽しかったです!いらしてくださたみなさん、ありがとうございました!人前での演奏3年以上ぶりだったのですよねえ。ちょっと緊張もしたけれど、笑顔で揺れるたくさんの人を見ていたら、とても幸せな気持ちになりました。

というわけでバンド史上初となる配信シングル「屋根の上のピーナ」がリリースされました!
屋根の上にいる可愛い猫(のような女性かも)ピーナをSKAのサウンドに乗せて唄う、おとぎ話のような楽曲。可愛く楽しくて気に入ってます。

サブスクまとめはこちら
https://linkcloud.mu/cf1c4179

マイスティースは12月に東京でワンマンがありますよ。

MASTER THRONE PRESENTS THE MICETEETH 
~THRONE NIGHT VOL.15 KILLER KAHN SPECIAL~

12月11日(日)open 18:00 start 19:00
会場:代官山 晴れたら空に豆まいて
※各イベントの詳細についてはTHE MICETEETH オフィシャルサイトをご確認ください※
THE MICETEETH Official Web Site
http://miceteeth.jp/


オバスカドン

大阪に”オバチャーン”というおばちゃんのアイドルグループがあって、いままでレゲエやヒップホップの曲をリリースしているのですが、実はTHE MICETEETHとコラボで第4段となる音源を作ることになり、4月にレコーディングをし、5月に撮影をしました(ほんとはもっとはやくやる予定だったのだが、おばちゃんたちが振りを憶えられなかったとかとかw)。

その音源配信とYoutubeでのMV配信が本日6/3に始まりました。うっとおしい季節にぴったりな元気でる曲ですよ。楽しいからぜひ見てくださいね!

—————–
オバスカドンiTunesにて配信中↓
https://itunes.apple.com/jp/album/oba…
~大阪のオバチャンパワーで世界を元気に~
オバチャーン公式第四弾曲「オバスカドン」の公式MV!
なんとTHE MICETEETHとのコラボスカソング!
落ち込んだときにはオバスカドン聞いて元気になってやー!

オバチャーンオフィシャル http://www.obachaaan.com/
マイスティースオフィシャル http://miceteeth.jp
オバチャーンFacebook http://www.facebook.com/obachaaan

マイスティース ワンマン!

20150302-1
WWWでのリハの一コマ

 

2010/4/17にラストライブをして活動を休止した(解散した)THE MICETEETHでしたが、去年イベントに立て続けに誘われたこともあって、再結成・再始動することになりました(ライブをやってみたらやっぱりすごく楽しかった)。そして待ちに待ったワンマンが先月21日大阪Shangri-La、28日東京渋谷WWWでありました。ご来場いただいたみなさん、協力してくださったスタッフやホールのみなさん、本当にありがとうございました!どうなるんだろうとドキドキする中で迎えたワンマンライブでしたが、いい音を届けられたのではないかと思っています。終わって2日ほど経って、あれはほんとにあったのかなとかまで思ってしまうほど、あっという間の時間だったのですが、いろんな方面から感想を聞かせてもらったりして、ああ、ちゃんとやったのね、夢じゃなかったのね、と思ってる今です。

ワンマンライブは再結成後のイベントへの出演など当然全然違うものなので、時間をかけて結構がっつりリハーサルをしたり、ライブ当日の準備もいろいろして迎えたので、まあ普通にやればいいライブができるとは思ってたのですが(いままでの積み重ねもあるし)、やっぱりあまりにも久しぶりなので、一体お客さんたちとどういう風に顔を合わせたらいいんだろうか?とかいらん心配してしまったりしてました。それにShangri-Laは2010年のラストライブをやった場所なので、自分が一体どんな気持ちになるんやろ?などとも思ったり。実際リハーサルを終えて懐かしい楽屋にいるとタイムスリップしてしまってラストライブがついこないだのことのように、いやいややはりずいぶん前のことだったように思えたりなど、いろんな感情が浮かんでは消え、していました。

そして、開演時間になって上がったステージ。まだ照明が点いてない暗い会場から沸き上がる歓声と熱気がすごくて「ああ、このバンドを待ってた人がほんとたくさんいたんだな」ととても強く感じさせられました。前だったら危うくこれで涙ちょちょぎれたりしたんですがw。Please Please Take Me Downからスタートしたライブは最初はバンドも少し緊張気味だったような気もするけれど、徐々に会場の熱気になじんで、いいグルーブ感が出て、ああマイスティースのライブやなーという感じになっていきました。途中ぼくらホーン隊がちょっと抜けるシーンではステージ横や楽屋のモニタから会場の様子がよくわかって、やってる側なのに見ている側のように嬉しくなってしまいました。自分も長い間これ待ってたんだなーと。

大阪では鏡割りがあったり(最初のライブということでお祝いに)もして2時間半くらいの熱演(と、ぐだぐだした空気w)でした。最後までもう楽しくて仕方なかったです。懐かしい人たちもたくさん会えたし。

ストイックなことに実はライブの次の日もリハーサルをして(メンバーがまだ大阪にみんないる、というのが大きな理由だけど)、一週間後には渋谷WWWでのライブ。実はその一週間の間、大阪での録音を聴いたりしていろいろ反省したり(やっぱりちょっとは舞い上がってる状態なので、やってるときには気づかなかったことがいろいろある)、もっとやりやすい環境作りや、特に僕の場合はホーンセクションがもっといい音で伝わるようにはどうしたらいいか?なんてことを考えたりしてました。というのもWWWはもと映画館でライブのハコとはずいぶん音の感じが違うらしいって話も聞いていたので(もちろん初めて出るところですし)。

28日、渋谷WWWへ着いた後はそういう部分などを結構時間をかけてリハーサルして、あれよあれよという間に開演時間に。この日のライブを終えてしまうとしばらくはこういう時間がないのかと思うと、まだ始まって欲しくないよーというような複雑な気分に。こんなときでなくてもマイスティースのときはいつもこういう気分になってしまうんですがw。

そして上がったステージ。映画館だったこともあって会場全体がよく見渡せたのですが、こっちからも(きっと)向こうからもよく見えるのでなんだかちょっと照れちゃう感じでした。それもあったのかおとなしい感じでライブがスタート(いや決して演奏がおとなしい感じじゃなかったんですよ)したけれど、次ちゃんが「探ってないですか、お互い?w」ってMCしてぐっと距離が近づいた感じに。大阪ってわりと呑んで騒いでナンボって感じが強いのですが、東京は逃さず聴きたい!という感じが強いようで、「もしかして盛り上がってないの?」的な心配をしてしまいそうだったけど、あとから聞いた話ではとても盛り上がってたそうでよかったです。なんかその熱気が伝わりにくい感じなのか、僕自身が割とクールにというか落ち着いてやろうとしてたからかもしれないけれど。会場の音の感じが透明で(とてもやりやすい環境に仕上がってた。ホールっぽいといえば近いかも)、あのライブハウス特有のぐちゃぐちゃ感が少なかったからそう思ったのかもですねぇ。

なんせあっという間のステージでした。大阪より短く感じました。いい音を届けようと集中したのもあったけど、やっぱりとてもとても楽しかった、観て聴いてくれてる人たちの笑顔がほんと嬉しかった(ほんとよく見えてたんですよ、後ろまで)からです。アンコール終わって、楽屋でみんなで握手して回ってるときに、やったった感とともに、ああもう終わっちゃった、寂しいなぁ、とひしひし感じました。

ワンマンを終えて思いますが、やっぱりマイスティースの音楽ってほんといいし、それを大事に演奏していきたいし、それを待っていて受け入れてくれる人が本当に沢山いる、そんな状態がとても幸せです。こういう時間が再びやってきたこと/持たせてくれたことにほんと感謝します。次ちゃんも言ってたように、これからまた頑張ってやっていきますし、バンドもまだまだ成長させるし、やってみたい新しいことも沢山あるので、さらに新しい音を届けていくつもりです。もっとたくさんの人に聴いてもらいたいです、ライブも音源も。なので、みなさん、ほんとよろしくお願いします。またライブでお会いしましょう!ありがとう。

まずは興奮さめないうちに今の気持ち書き留めておきました。おまけ↓

2010-2015
2015年と2010年、同じ場所で。変わってない?変わってる?

 

GREETING CD

greetingcd

待ちに待ったTHE MICETEETHの新しいミニアルバムが完成しました。先日21日の再結成後初となる大阪でのワンマンで発売されたものです。「マイスティースレコーディング」という記事でも書きましたが、昨年末からごそごそ動き始めて今年はじめから2月頭までで制作をして、ワンマン当日に納入されたのですが、いや、とても感慨深いものがあります。

マイスティースには10年ほどまえからちょっとずつ関わっていて、本格的に参加してから2枚のアルバム「CONSTANT MISIC 2」「07」(や、シングルなどもあった)のレコーディングをしました。なので2007年の「07」以来だから、だいたい7年半ぶりぐらい(そんなに経つのか!)の音源制作だったんです。アルバムたちは当時僕たちがアジトと呼んでいたスタジオで全部自分たちでレコーディングしたので、今回のミニアルバムのようにいわゆる普通に大きなスタジオでレコーディングというのは久しぶりで(クリスマスのコンピのときぐらいかな、僕は。これとかこれ)、それ自体も刺激的で楽しいものでしたが、アジトで作られたものとは違う音で(しかも素晴らしいエンジニア2人の協力もあって)出来上がった音源というのもこれまたすごく新鮮で嬉しいものでした。

で、それがようやく作品という形で世に出ました。聴いてもらえれば分かるかと思いますが、また新しいTHE MICETEETHの姿が見えると思います。以前の繰り返しではなくて、でも全く違うものではなくて、「CONSTANT MUSIC」から始まって「07」の音へと広がっていったその先にこの「GREETING CD」があるんだなと思ってもらえたらうれしいです。僕にはすごくつながって聞こえます。

というのもまた曲がいいんですよ。自画自賛になりますが。オリジナルのメンバー4人でそれぞれ曲を提供してるのですが、これがどれもその人となりをよく表しているなーと思います。次ちゃんは次ちゃんの、学くんは学くんの、けいちゃんはけいちゃんの、そしてザワはザワの感じです。それがとても面白い。今回も全面的にホーンアレンジやらせてもらいましたが、練り上げて行く間も、それが音となったときも、とても楽しかった。なかなか、うんうん、いい感じのアレンジになったんじゃないかなと密かに自慢げな気分でいますw。

ま、そんなことはともかくとにかくより沢山の方に聴いてもらいたいです。聴いた方、どんな風に思ったか教えてもらえたらうれしいです。まぁいろんな意見もでるかなーと思いますけど、これがいまのマイスティースの「これ!」とい感じだし。でもまだもっと先に先にと進んでいきたいです。僕自身にもやってみたいことまだまだありますし。

このミニアルバムは(多分)当面はライブ会場のみでの販売となります。なのでぜひマイスティースが出演するライブに足を運んでいただいて、そこで聴いて気に入ったら入手してもらえたら嬉しいです。数に限りもありますし、お早めに、です。重ねて書きますけど、はっきりいっていいです!次のライブは2/28東京ワンマン@渋谷WWWです。来場された方、ぜひ手に取ってくださいね。待ってます。

GREETING CD / THE MICETEETH
1. 永久風船
2. ダンデライオン
3. さくらの花が、描くまで
4. 「うん」という日
5. M’s Theme


5曲目に収録されている”M’s Theme”のデモです(アルバム収録とは別テイク)。これ、レコーディングしたスタジオで撮ったものなんで、レコーディングの雰囲気味わえて面白いです。

マイスティースレコーディング

今回の録音では5本吹きました。
今回の録音では5本吹きました。

昨年の再結成後、いろんなライブをやってきてバンドとしてまた新たなスタートを切っているマイスティースですが、この2月に再結成後初となるワンマンをすることになって、そこで新曲を披露できたらという話からミニアルバムをつくろうということになり、その制作を昨年終わり頃からぼちぼちとはじめ、今年にはいってスタジオでレコーディングをしてきています。

なんせ作品作りは2007年の「07」以来なんで(実はその後もちょっとやっていた)、どんな感じの作品が出来上がっていくのかやりながらもすごく楽しみだったのですが、収録候補となる曲のデモを聴いた時、「ああ、やっぱりマイスティースやなあ」と思わせる曲たちですごく嬉しかった、そして懐かしかったです。でもまた同時に間違いなくそれらは新しい風をこのバンドにもたらすものでした。7年ほどばらばらであった間にメンバー個人個人で培ったものがまたここに集められて新しい音に集約されていくのはとても楽しく、夢ある作業です。

で、デモの段階からリズム隊の録りを1月の初めにやって(これには付き合ってないけれど、今回のワンマンの宣伝用のスポット的な映像でその様子の一端を覗けます。めちゃ楽しそうw)、その音がとても素敵だったので、もともと考えてあったものをもっともっとイメージ膨らませてホーンセクションをアレンジし、そのレコーディングやダビングものを1月の末にやりました。この現場もとても楽しかったです(同じように映像で様子が覗けます)。やっぱり作ろうとしてる音楽がとてもいいものであって、それに向かってメンバーそれぞれがベストを尽くそうとする姿勢がとてもいいのもありますが、お互いがお互いを盛り上げたり叱咤したり激励したり、そういうことをする現場の雰囲気がいいのです。いいものを作ろう、このメンバーでベストでできるものを、っていう感じがすごくして、録音ブースにいるときでも、家でアレンジにうんうん唸っているときでも、もちろん自分が楽かったり、自分でいいなと思うものを世に出したいという感覚と同時に、このバンドにとって価値あるものに注力したいといつも思わせてくれるのです。

そしていま(これ書いてるのは2/3、あ、節分だ、恵方巻き食べたい)歌入れとミックス作業中です。スタジオでヨーイドンで録ったり、ダビングしたりしたものが整理されてちょっとずつイメージするサウンドに纏め上げるのはかなり時間と根気がいる(JAZZとかだとわりとそのまんまってのが多いのだけれど、こういう作品は曲ごとに仕上がりの音のイメージや目指すサウンドにがある)のですが、それもエンジニア氏とメンバーが協力して少しずつ形になっていくというのはしんどくも楽しい作業で、思い通りにできあがった日にはそれまでの苦労なんてなんのその、っていうものです。まだまだ先は長いですけど。

焦らずに、でも着実にいいものに仕上げてみなさんの手元に届けられる日をいまから楽しみにしてます。乞うご期待!

追記:
結局3日間スタジオにこもってようやく全部出来上がりました!5曲とも違うカラーの、でもやはりマイスティースの音です。ある意味”今”のマイスティースの音になってます。聴いてもらうといろいろ思ってもらえるんじゃないかと思うのですが、やはり「07」があって、この音がある、そんな気がします。そんな風に聞こえるんです。

はやくみんなに聴いてほしいです。先行発売は2/21大阪Shangri-La、2/28渋谷WWWでのワンマンで行います。ぜひ聴いてね!

20150206-2
ホンセク録音こんな感じ。上にぶら下がってるリボンマイクがとてもよかった。

20150206-5
絵になる男、すなぱん。

20150206-4
けいちゃんダビング中

20150206-3
となりのブースは学くん。

.MICETEETH@TOKYO SKA JAMBOREE 2011/8/6

東京スカパラダイスオーケストラの大森氏に金澤くんが誘われたのがきっかけで、今回の出演となった東京スカジャンボリーvol.3。めちゃめちゃめちゃめちゃ楽しかったです。スカのイベントだし野外だし、富士山はあるし、最高のロケーションと最高のバンド陣、楽しくないわけがありません!

はしゃぐ .(ten) の3人。朝8時です・・・・

ホーン隊の脱退とともに代わりにサポートで入って数年、2009年に解散を発表してすごく残念に思っていたのですが、2010年にはタワレコの30周年で誘われて一夜限りで復活、その勢いで4月に大阪でも解散ライブと銘打ってワンマンをやったのを最後に、もうないのかなぁ、とすごく寂しい気持ちでいたのです。それほどこのMICETEETHというバンドの魅力は僕の中に深く根を張っていました。その後もケイちゃんとのFlying Resisterや、次ちゃんのレコーディングなんかにも参加しながらメンバーの連中とは繋がっていたのですが、今年に入って2月に久しぶりにザワから連絡があったとき「あ、もしかして」と思って電話を取ったのが、今日の始まりでした。

どういう形になるのかもわからないけれど、とりあえず早く準備しておこうということで、Tb前っちTp寺田くんにとは連絡を取って曲のことや譜面のことを相談しながら、ああ、またあの曲たちを演奏できるのだとえらく早い時期からワクワクしていました。

新しくメンバーを入れて新しいプロジェクトとしてやる、というザワの発案でギターにBack Drop BOMから栫くん、ベースにTAROくんを迎え、さていったいどういうパフォーマンスになるのかと楽しみにして入ったスタジオ。やりながらどんどん纏まっていく感じ、バンドとして形を成していく過程がとても面白く新鮮で、スカジャンボリー当日が楽しみで待ちきれませんでした。

=====

で、5日の夜中に大阪発のメンバーを順番にピックアップし、前っちに運転を任せて僕はしゃべり相手として助手席へ(いつものパターン(笑))。あとのメンバーはゆっくり休んでもらって。ゆっくり安全運転で高速をひた走り、なんの渋滞にも巻き込まれずに朝7時過ぎに山中湖へ到着!今日の舞台となるきららに到着して、会場の素敵さに興奮し、ロケーションのよさに歓喜して、これは今日は楽しくなるに違いないと思いました。

富士山が雄大に見つめてくれてます

しばらくほっと休憩したり、会場を散歩したりしているうちに他のバンドさんもぼつぼつやってきて、準備は進み、早い時間からお客さんは並び(すごい!)開場となって東京スカジャンボリーvol.3がスタート。この時点では天気にも恵まれOpening Actのバンドがすごくいい感じで会場を盛り上がらせていくのを見ながら、ああ、なんていいところに来させてもらったんだと感激しました。特にムーン インレット サウンズ オーケストラがめちゃくちゃカッコよく(高校のときに同じようにビッグバンドやってたのでどんなけ上手ねん!とびっくり)会場もえらい盛り上がりで、ぼくたちこのあとに出演していいの?みたいなノリに僕らもスカパラのメンバーもなってたほど素晴らしいOpening Actの面々でした。

で、Main Actの最初がいきなりスカパラ。昨年末にCount Down Japanでも見てたのですが、今回はステージ袖から。彼らの熱意と驚異的なパフォーマンスがより一層よく見えて、やはりエンターテイナーとはこういう人たちなのよね、と感激しまくり脱帽しまくりでした。お客さんも盛り上がりちぎりで、自分自身もこの会場の熱気にだんだん盛り上がっていくのがわかります。

しかしスカパラ終わるころから遠くで雷がゴロゴロ・・・まずいなぁと思っているうちに雨ざーざー。続くBlue Beat Players のときもずーっと雨のまま。どうなるのかなぁ、ちょっとでもましになってくれないかなぁと祈りながらステージへ。セッティングとサウンドチェックを。雨のせいかお客さんは結構まばらで寂しい・・・トホホな気分になりそうだったけれど、セッティング終わりを待って袖で円になっていつもの気合入れをしたら、もうやる気まんまんになって、そして”Dolly”流れる中いざステージへ。

出演直前です

いや、ほんと、また出ていっただけで泣きそうになってしまいました。たくさんの笑顔と拍手で迎えてもらえるってのがこんなにうれしいことなんだというのを毎回思います。そして次ちゃんのいつものMCでスタート。ネモ。空に吸い込まれていく音の気持ちよさ。笑顔でゆれるひとたち。この瞬間をいつも思い描いていたような気がします。つづく”あいのけもの”、次ちゃんの「うぃ~~~」も久しぶりに聞けたし(笑)、”春の光”、”ごめんねベティ”・・・どの曲でもイントロから歓声を上げて、同じ笑顔で横に縦に揺れてくれるみなさん、そんな姿を見てるだけで泣けてきてしまうので、見えないように空ばかり見ていました(笑)。しかもベティーの歌詞のごとく、雨上がるし!なんなのでしょう、この偶然。必然なのか・・・・?

MCする次ちゃん♪

最後まですごくいい感じで演奏できました。メンバーもみんな終始笑顔で。けいちゃん弾かんと踊ってるし(笑)。ぼくも吹いて笑って歌って踊って、結構涼しいと思ってたのに汗でびしょびしょ、隣の2人もはしゃぎまくって満面の笑顔。ああ、この瞬間をみんなと共有するために今日があったんだな、と心の底から思えました。最後の”サルビア”が終わってハケていくときに巻き起こったアンコール。いくらステージ短いとはいえ、イベントの中盤なんでアンコールなんてもらえるとは思ってなかったのに、この熱望。ステージ袖でスカパラのみなさんからも「行け行け!」と言ってもらったで同じ曲でも、という意見もありましたが、今日はこれがMaxだったので・・・みなさんごめんなさいね。

楽屋でもそこまでの移動の中でもたくさんのひとに「よかったよ!」と言ってもらってすごくうれしかったです。イベントの中盤で盛り上げられたこと、いい演奏できたと思えたこと、なによりみなさんが喜んでくれたこと、ほんとうれしく思いました。感謝で一杯です。

その後は物販のぞきにいったり、タワレコのコーナー(このところあちこちのフェスなんかでタワレコ×SUNTORYのブースがあって、お酒出してる。山崎ハイボールうまい!)に顔出したり(きっとまた来週のサマソニで出会うでしょね(笑))、声を掛けてくれたみなさんと飲んだりしゃべったり、楽しい時間を過ごせました。

で、イベントラストはセッション。最初にスカパラとFISHBONEのアンジェロのセットがあってから、イベント出演者総出でのセッション。2曲とも大盛り上がり。会場に入りきれないぐらいちゃうのん?ぐらいのお客さんの数。全体が一体となってゆれる様は圧巻でした。隅っこにいたのにGAMOさんに引っ張られてソロ吹かしてもらったり。酔ってるので、あー恥ずかしい(笑)でもすんごく気持ちよかったです。こういうセッション久しぶりだからめちゃくちゃ楽しかった。みんなの笑顔、ほんと素敵だった。みんなにありがとうー!!です。

ステージ奥から。セッション大盛り上がり!!

===

こんな素敵なイベントを主催し、僕たちを誘ってくれた、東京スカパラダイスオーケストラのみなさんに感謝、ただただ感謝&HUGです。そして多くの出演者のみなさんに惜しみない拍手を。ほんとありがとうございました。また会える日を楽しみにしています。そして来て見て踊ってくださったみなさん、ほんとありがとうです。すごくHappyにしてもらえました。ありがとう!TOKYO SKA JAMBOREEEEEEEEEEEEEEE!!!!

TOKYO SKA JAMBOREE

東京スカパラダイスオーケストラ
FISHBONE
Blue Beat Players
Oi-SKALL MATES
The Kingstompsers
THE AUTOCRATICS
ムーン インレット サウンズ オーケストラ