まんぷくトリオ@Pile Driver

ギタリストの畑さん、ボーカリストの詩子さんとのトリオ@パイルドライバー、来ていただいた皆さんありがとうございました。このトリオ、いつの間にやら「まんぷくトリオ」という名前になってます(笑)

きっちりとしたショーのようなステージも好きだけれど、こういう3人のアットホームな(アットホーム過ぎるという話もありますが)雰囲気を楽しんでもらうのも好きですし、こういう感じになれるパイルドライバーという場所がほんとありがたいです。いつも終わって出してもらえる賄いもほんと美味しいですし。

次回のこのまんぷくトリオ、遠いですが、11/11となりました。ぜひぜひ!

City of Asylum

リハの様子 by Akemi Seki

昨日8/6お昼間に京都のラグにてライブの撮影収録をしました。というのも来月2021年9月にペンシルバニア州ピッツバーグ市にあるCity of Asylumという団体が開催するバーチャルコンサートの参加の要請を受けたからです。ベーシストの中島さんの後輩でもあり、僕も親しくしているNY在住のS女史(そういえば昔一緒にNY行ったな)からのツテがあってです。この企画に今年頭にレコーディングだけして全く活動できていない、中島さん率いるMakin’ Noodle Especial Group(もともと僕と中島さんがBig Appleで始めた製麺隊に山内詩子voが参加、そこから広がったバンド)で参加することになりました。

録音はしたもののいろいろあって収録しなかった日本語の曲(アレンジがどれも秀逸)や、中島さんのオリジナルを中心に10曲ほどを撮影。これらが全部そのバーチャルコンサートで流れるかどうかはわからないですし、そもそもどういう形で参加になるのかもわかりませんが、いい演奏が撮れたと思うので、ぜひ世界に向けて公開してもらえたらなーと思っています。収録って緊張しますが、素晴らしいメンバーのおかげで楽しい時間になりました。

また詳細わかれば報告したいと思います。

Makin’ Noodle Especial Group
中島教秀 Bass
武井努 Sax
竹下清志 Piano
清水勇博 Drums
山内詩子 Vocal

紅介さんと再び

withBenisuke

すこし時間があいてしまいましたが、先日のベーシスト坂井紅介さんとの2days、いらしてくださった皆さん、本当にありがとうございました!

昨年初めてご一緒して素晴らしく深く音楽的だったなという強い印象を持ちましたが、今回はそれに加えもっと自由に楽しめたなと思えました。さすがにいろいろ緊張することもあったのですが、それを忘れさせてくれる紅介さんのお人柄と演奏に、今回もいろいろ鼓舞させてもらいました。簡単にいうと、本当に自由でした。

もちろん演奏の技術云々ということはとても大事ですが、それ以上にこういう少ない人数で演奏するときの、コミュニケーションのしかた、アイデアの提示、そしてクスリとさせられるウィット、楽器という枠を越えた”音を出す”という行為に対する貪欲さ、などなど、一緒に演奏しながら、これこれこういう風にやったら面白いよ、と、またたくさん教えて頂けたなと思います。

そして初日は山内詩子さんに入ってもらって、彼女も一緒に紅介さんの上で自由に遊ばせてもらい、創徳庵のあの空間に消え入る音を楽しみましたし、二日目の牧知恵子さんとは前回よりもっとざっくばらんに、貪欲に、演奏を楽しめたとおもいます。ほんと二日とも素晴らしい夜でした。

再びこういう機会が与えられて、その貴重な時間を一緒に楽しんでくださった皆さん、お店のみなさん、牧さん、詩子さん、そして紅介さん、ありがとうございました。またこの素敵な機会が訪れるのを楽しみにしております!

(photo by k.kishida)

ライブ&麺

メンバー表がw
メンバー表がw

昨夜おもしろいライブをやりました。賄い付きライブ。中島のりひでBと山内詩子Voと僕というコードレスボーカルトリオ(スカスカだからこそそのハーモニー感と3人の音が色がはっきり聞こえて非常に楽しい)のライブだったのですが、それに中島さんと僕が麺類を出す(K藤マスターは対決と言って聞かなかったけどw)という企画でした。昨年末にやる予定があったのですが僕がスカタンしてしまい、今回初の企画となったのでした。

僕が作れる麺類といったらうどんだけなので、朝から準備。後から考えたら前の晩からやっておいたほうが結局はいい結果になったかもしれないのですが(生地を寝かせる時間を十分に取れなかった。冬場はそのほうがいい)、まあ午前中から始めたらなんとか間に合いました。途中で「うまいこといかんかも」とか思ったりもしましたが。なんせあんまりうどん打ちを最近はやってないので、こつを忘れてつつあるというか。

(赤)緑あひる。美味しい粉です。
(赤)緑あひる。美味しい粉です。

小麦粉(といっても讃岐うどん用のブレンド小麦粉です。大好きな日讃製粉の”(赤)緑あひる”。香川の栗熊にある前場うどんで小分けしてくれるのでいつも通りかかったら買う)2キロ分試してみたのですが、最初は一応計ってつくった塩水をきっちり必要量だけでつくってみたのですが、そのときはまあまあいい感じかなと思ってましたが、ちょっと全体に水分が少なかったようでした(でも団子にまとめちゃったのでどうしようもなかった)。もう1キロは塩分濃度はそのままだったけれど、加水量は目分量というか、生地を触りながらいい具合のあたりまで、という方法にしたらちょうど良かったです。やっぱりこういうとき信じるのは勘ということなんでしょうか。

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お団子ちゃん

なんで、うまくいきそうな団子のほうでうどんを打ちました。延ばすのもだいぶへたくそになってましたが、奮闘して(というほどではないか)、猫の妨害を避けて(これ大事)、なんとかかんとかうどんの形に。生地をもう少し寝かせたりできたらもっと楽にできたんでしょうけど。延ばし始めてから切るまで30分ほど。でも湿度が低いのでみるみる乾いていくので慌てて打ち粉ふって(ほんとはコーンスターチとか使う方がいいんだとおもうけど、ないので薄力粉)タッパーにいれて(これも失敗と言えば失敗。やっぱり平らに並べられる大きなトレイかなんかがいい。もしくはさぼらずひと束ずつラップすればよかった)保冷バッグにいれてお店にもっていったのでした。

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まあまあいい感じに打てました。

ライブはすこぶる楽しかったです。選んだ曲もよかったのかもですが、のりひでさんのアレンジがどれも秀逸で、かつあんなアレンジ(しかもピアノとかなしで)で詩子がすごくいい感じに歌って、3人のスカスカ感がな空間にとてもよく響いて、いい音楽が生まれました。緊張感があってすごく集中できましたし。

で、終わってからは賄いの弛緩タイム。メンバーもお客さんもおなかぺこぺこでw。先に僕がうどんを出して(もうシンプルに冷やしに醤油で)、その次にのりひでさんが撈麺(ローメン)を、そして最後にもう一度うどんを出して、みんな満足した様子でよかったです。まあ、やってみたら大変でえらい疲れましたが(のりひでさんとか神田さんとかディナーショーするけど、ありゃ大変だわ)やってよかったなーと思いました。来てくださったみなさん、マスター、ありがとうございました。

というわけで次回は6/11です。またぼくはうどんだけど、なんかひねりますかねぇ。

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出来上がったうどん。美味しかった。

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のりひでさんのローメン。激ウマ!

 

西神NTジャズ倶楽部

コンサート後のヒトコマ
コンサート後のヒトコマ

先日西神NTジャズ倶楽部の10回目のコンサートがあり、たけタケとその仲間達(山内詩子vo、大塚恵b)で出演してきました。このイベントはもう5年続いていて、1年に2度ほどのペースで続けてこられて今回めでたく10回目となったのでした。しかもありがたいことに僕自身出演は3度目で(実は最多らしい)すっかり馴染み、というか、いつもいいコンサートだなーと思って出演させてもらっていました。

主宰する同じく西神にあるジャズ喫茶(Barか?)DANのS坂さんにはもう今年の春先ぐらいに依頼されていて、「10回目は武井さんに頼もう。できたらたけタケで」と決めて下さっていたそうです。ほんとありがとうございます。どんなんがいいかなーと思い、今回のテーマ(毎回テーマがあるのです。前回はニューヨークだった)がナット・キング・コールだったので、やっぱりボーカルが欲しいと思って詩ちゃんに、そしてたけタケとは最近よくやってて、というかこの一年で関西のベーシストの中でめきめき頭角を現してきためぐちゃん、というクインテットがいいだろうなーと思って(実際やりやすい)決めたのでした。そして実際ばっちりでした♪

今回はお客さんの出足もすごく早く、集まってからみなさん呑んだりしてたので(このコンサートは飲食ありなのです、しかも安い)ぼくたちがステージにあがったときにはもう客席はえらくいい感じに盛り上がっており、たけタケのちょっとシリアスな演奏と全く関係のないしゃべりというギャップ攻撃にも易々と応えて頂いて、もう清水さん大ウケ(笑)。のっけからそんな状態だったので演奏もすごくやりやすくて、滑らかに始まって、当然詩ちゃんもお客さんにあわせて縦横無尽に歌ってくれるので、すごくいい音楽が届けられたんじゃないかと思います。

会場からは「(清水)たけちゃん!」とか「(詩子)師匠!」とか「めぐみちゃーん!」とか声援もとぶような、これジャズコンサートですか?!みたいな楽しい雰囲気がずーっとつづき、コンサート最後までだれも帰らないし、飲食は売り切れるし(一体お客さんなんぼほど呑んだのでしょう)10回目を飾るにふさわしいコンサートにすることができて、これもほんとS坂さんを始めスタッフのみなさんと、来て頂いたすべての方のおかげだと感謝しています。ありがとうございました。やってるこっちが一番楽しませてもらいました。

10回続きましたが、この企画もっともっと続けて行って欲しいです、いい文化だと思うので。
ほんとみなさんおつかれさまでした!
ありがとうございました。

ソリオライブ!

今日は久しぶりに宝塚ソリオホールでのコンサートでした。季節に一度ほどベースの中島のりひでさんの企画で開かれるものなのですが、ぼくはこれで確か3度目の参加です。平日ですが昼と夜の2公演あり、いつも好評頂いてるシリーズなのです。今日は中島のりひで(B)、竹下清志(Pf)、Larry Marshall(Dr)、山内詩子(Vo)、僕というメンバーでした。テーマは「カラフル」、いろんな色にまつわる曲を演奏しました。

このメンバーでの演奏はほんと楽しいもので、選曲もよかったし、のりひでさんのオリジナルはやっぱりいつ演奏してもいいなぁと思うものでした。譜面見てもぜんぜんイメージ湧かないのに、音になるとあんなに景色が見えるというのはほんとすごいなぁと思います。

残念なのはLarryとの演奏は今日を最後にしばらくできないということなのです(故郷に帰るそう)。こんな感触のドラマーはほかにはいないですから。そんなに数多く一緒に演奏した訳ではないけれど、いろいろ教えてもらいました。そういえば今日も楽屋で変拍子についあーだこーだとしゃべりました。もっとたくさんやりたかったなぁ?。

このコンサート、また出演できたらなーと思います。来場いただいたみなさま、ありがとうございました。

Larryと
Larryと