また乙一。いろんなタイミングで書かれた短編集4編。相変わらず設定がおもしろくていいな。表紙から見ても想像できるように、ちょっと青春ぽい。
最後の一遍「失はれた物語」、ネタとしてはよくあるタイプなんかもしれないけれど、なかなか描写もおもしろい、んで、切ない。で、そんな幕切れはやだ!(T_T)
今まで読んだものに比べると、比較的読みやすいように書かれたものなんちゃうかなーと勝手に想像。
角川書店 2002
![乙一 - さみしさの周波数 乙一 - さみしさの周波数](https://i0.wp.com/ec2.images-amazon.com/images/I/513CH1A8X9L._BO2,204,203,200_PIsitb-sticker-arrow-click,TopRight,35,-76_AA300_SH20_OU09_.jpg?resize=180%2C180)
Tsutomu TAKEI, sax and flute player : 武井努 サックス、フルート吹き