松田一志Recording

8月ももう終わりという28日と30日、SoulFeverやら最近では西田まこと(Gt)とのトリオとかでよくご一緒している松田一志氏のレコーディングがありました。このところ年に数度SOUL、FUNKセッションなどでご機嫌なギターを聞かせてくれる安達隆之氏のプロデュース。当日スタジオに入るまで結局なんの曲をやるのかも知らない(決めてない)ままでのスタートでしたが、これがすごく楽しかったのでした。

今回はこういうセッティングで。MD421とU87の組み合わせ

28日はその松田、西田両氏とのトリオの録り。普通ならこういう音楽(SOUL、R&BやらAORやら言われたりするけれど)なんてとくに今の時代の場合、パラで録る(別々のブースなんかで同時録音、もしくはダビングしていく)のが通常だけれど、このトリオはとにかくライブで鍛えて(?)いるので絶対一発録りでその雰囲気を伝えたほうがいいというコンセプトで(実際、そのほうが生き生きする、当たり前)録音しました。普通ならバンドでやるような感じの曲たちなのですが、ライブで散々やってるので”トリオでの音”というものが出来上がっていて、単にバンドでやってるのをちょっとアコースティックでやりました的な感じではなく、3人での音が出来上がっており、録音してみるとやはりそんな感じが思いっきりでててすごくよかったです。試しにやって、細かなアレンジを確認して(といいつつちょっとゆるいほうが自由度あってガチガチにならずによい)、それでもう一度か二度やったらOK、みたいな流れで。

結局3曲録りましたが、残念ながらぼくがタイムアップになってしまい、一曲だけぼくはダビングになってしまいましたが・・・・(:_;)

そして、30日はセクションを。相棒堂地誠人(Sax)とのSax2管という、まことに男前なセクションでした。いや、顔がというわけじゃなくて、普通なら金管楽器も入れたくなるような音楽なのにそこをSaxだけにしてある意味渋く、ある意味いい感じに頭悪い感じで(これほめ言葉です)やってみました。堂地氏とはもう長く一緒にやってるので、どういう感じがカッコいいか、いい感じか、とか、曲によってどういうニュアンスが適当か、というようなセンスが共有しやすいので、一緒にやるのが非常に楽なのです。

マコちゃんと向かい合わせで

アレンジやアイデアは彼に任せて3曲セクションをやりましたが、最初にベーシックトラックを聞きながらマコちゃん(堂地氏)のアイデアを聞き、一度何も考えずに録ってみてから改めて相談して、方向性がまとまってからちゃんと録る、という進め方(ま、普通ですな)でやりましたが、どれも非常にスムーズでした。ま、Sax2管なのでそんな複雑なことできないし、どちらかといえばグルーブ重視で音を抜いたアレンジ(あんまり吹かない)だったので、逆に適度なきちんとさとゆるさ、そして徹底的に良いグルーブでやらないとすごくいまいちになるシロモノだったのですが、いやー、彼とのセクションはほんといい感じになります。何度かトライしているうちに、「ああここか」という位置が決まって、あとはそれを着実にやれればいいので、ブースの中で(結局同じブースの中で顔見合わせながら録った)ノリながら楽しくレコーディングできました。やっぱり部分録りよりも一曲まるまる通してのほうが格段にいいですね。いやー、楽しかった。

これらの録音はシングルとアルバムという形で世に出るはずなのですが、まだどんな形になるのかはお楽しみということで。僕も出来上がりが楽しみです。

やっぱりレコーディング楽しいです。どなたでもなんでもいいから誘ってくださいね!

このスタジオ、物凄い機材が溢れてます。MOOGのタンス!初めて見た!

 

2011.9月のスケジュール

■■■ リーダーライブ ■■■

9/23(Fri) 武井努3
豊中 我巣灯 06-6848-3608 20:00~
17:00~ 2,500
[メ]武井努(Sax)、宮上啓仁(B)、小前賢吾(Ds)

9/24(Sat) 武井努3
大阪 谷町五丁目 グラバー邸 06-6768-5963
20:00~ 2,000
[メ]武井努(Sax)、宮上啓仁(B)、小前賢吾(Ds)

9/27(Tue) 武井努3
寝屋川 萱島 OTO屋 080-6126-1529
20:00~ 2,000
[メ]武井努(Sax)、萬恭隆(B)、小前賢吾(Ds)

■■■ その他のライブ ■■■

9/1(Thu) E.D.F.
東大阪 俊徳道 Crossroad 06-6736-8870
20:00~ 2,200
[メ]清水武志(p)、西川サトシ(b)、武井努(Sax)、田中洋一(Tp)、光田臣(Ds)

9/2(Fri) 武井・福呂DUO
大阪 北浜 RUMBA 06-6222-6700
20:00~ カンパ制
[メ]武井努(Sax)、福呂和也(B)

9/3(Sat) 廣田昌世4
東大阪 八戸ノ里 Green Note 06-6724-88114
19:30~
[メ]廣田昌世(B)、橋本裕(Gt)、高坂照雄(Ds)、武井努(Sax)

9/6(Tue) 武井3
大阪 北浜 RUMBA 06-6222-6700
20:00~ カンパ制
[メ]武井努(Sax)、野江直樹(Gt)、畠山令(B)

9/8(Thu) 武井3
大阪 北浜 RUMBA 06-6222-6700
20:00~ カンパ制
[メ]武井努(Sax)、福呂和也(B)、森本太郎(Ds)

9/9(Fri) 山内詩子(Vo)
大阪 天満 じゃず家 06-6377-1130
20:00~ 2,500 (1food, 1drink付)
[メ]山内詩子(Vo)、牧知恵子(Pf)、武井努(Sax)

9/10(Sat) 小濱安浩・武井努
■岐阜県妙法寺第14回チャリティーコンサート
岐阜 恵那市 妙法寺 0573-43-2275
[出演]小濱安浩(Sax)、武井努(Sax)、藤山ET英一郎(Ds)、奥村和彦(Pf)、徳田智史(B)、大窪玄栄(As)、マユミロウ(Vo)、The Sax Jazz Orchestra他

9/11(Sun) 小濱安浩・武井努
■テナーサミット2011
四日市 フルハウス 059-352-4977
20:00~ 前 3000 当 3500
[メ]小濱安浩(Sax)、武井努(Sax)、藤山ET英一郎(Ds)、奥村和彦(Pf)、島田剛(B)

9/12(Mon) 小濱安浩・武井努
■テナーサミット2011
名古屋 STAR☆EYES 052-763-2636
19:30~2,000
[メ]小濱安浩(Sax)、武井努(Sax)、藤山ET英一郎(Ds)、奥村和彦(Pf)、島田剛(B)

9/13(Tue) 武井3
大阪 北浜 RUMBA 06-6222-6700
20:00~ カンパ制
[メ]武井努(Sax)、箕作元総(Gt)、福呂和也(B)

9/15(Thu) Words Of Forest
神戸 三宮 Big Apple 078-251-7049
19:30~ 前1,800/当2,000
[メ]森本太郎(Ds)、清野拓巳(Gt)、三原脩(B)、武井努(Sax)

9/16(Fri) Joe-Guy’s Band
■OSAKA SUMMIT!!
大阪 梅田 AKASO 06-7897-2450
前売 3,500yen/当日 4,000yen(自由席・1Drink&1Food代別)
[出]Joe-Guy’s BAND 2011 / KAJA&JAMMIN /SUMMIT Special BAND fet.Yammy [Sassy Tomo(Key&Vo)、Gutti 谷口(G)、堀尾哲二(Dr)、有福珍(B)、Yammy(Vo)]

9/17(Sat) 森村献スーパー・ラテン・セッション
京都 四条 スパニッシュ・ハーレム・ラテン・クラブ 050-1016-0099
20:00~ 前3,000 当3,500
[メ]山田祥央(B)、森村献(Pf)、美座良彦(Perc)、安藤弘(Tim)、武井努(Sax)

9/18(Sun) 小阪ジャズストリート
小阪ジャズストリート
14:00- 食事処まねき [メ]藤井美穂(Vo, Pf)、武井努(Sax)

9/18(Sun) 森村献スーパー・ラテン・セッション
大阪 京町堀 CHOVE CHUVA 06-6225-3003
Open 16:30 Start 17:00? 3,000
[メ]山田祥央(B)、森村献(Pf)、美座良彦(Perc)、安藤弘(Tim)、武井努(Sax)

9/20(Tue) 7 sonora
■秋のお騒がせツアー
大阪 千日前 B-ROXY 06-6633-8205
19:30~ 2,500
[メ]奈奈(Vo)、山田や~そ裕(Gt)、とくじろう(Perc) ゲスト:武井努(Sax,Fl)、KIKI(Dance)

9/21(Wed) MITCH(Tp,Vo)5
大阪 梅田 ニューサントリー5 06-6312-8912
Live Time 19:50~20:30/21:00~21:40/22:10~22:50 1,800
[メ]MITCH(Tp,Vo)、永田充康(Ds,Vo)、武井努(Sax)、杉山悟史(Pf)、宮上裕仁(B)

9/22(Thu) たけタケ
神戸 三宮 Y’s Road 078-241-8803
20:00~ 1,000
[メ]清水武志(p)、武井努(Sax)

9/26(Mon) 松田一志(Vo)
兵庫 三田市 ももたろう 079-564-5888
19:00~
[メ]松田一志(Vo)、城野淳(Gt)、武井努(Sax) ほか

9/29(Thu) 小濱安浩・武井努
名古屋 栄 jazz inn LOVELY 052-951-6085
19:30~ 2,200
[メ]小濱安浩(Sax)、武井努(Sax)、牧知恵子(Pf)、徳田智史(B)、倉田大輔(Ds)

9/30(Fri) 神田秀雄(Ds)4
名古屋 栄 jazz inn LOVELY 052-951-6085
19:30~ 2,000
[メ]神田秀雄(Ds)、武井努(Sax)、太田邦夫(Pf)、加藤雅史(B)

小川洋子 – 猫を抱いて象と泳ぐ

まずタイトルがすごく素敵。「猫を抱いて」という部分だけでもうっとりしてしまう(猫好きです)のに、さらに「象と泳ぐ」。いったいなんのことか?と思ってしまうほどメルヘンなタイトルだけれど、ちゃんと意味があって(当たり前か)、チェスと少年のお話。

チェスというものの駒の動かし方や遊び方を知っていても、その世界にこれほど深遠な、宇宙的な世界、文化があったとは知らなかった。将棋や碁などももちろんそうなのだろうけれど、これらがもっと自己探求的、禅的なイメージを感じるのに対して、チェスはもっと音楽的な耽美的な退廃的なイメージを感じる。これはヨーロッパのものだからだろうか?物語のなかで対局を描くシーンで詩的な、音楽的な描写が見られるからそういうイメージを抱いてしまったのかもしれないけれど、たしかにそんな風なのではないかとイメージしてしまう。

「美しい棋譜」。ああ、いったいそれはどういうものなのか!考えるだけでわくわくしてしまう。そしてチェスの対局は決して争いではなく、美しい音楽と同じように相手の駒の動き・考えと呼応して生み出すハーモニー、旋律である、と。勝つか負けるかではなく、どのような棋譜を残すのか(過程)が大事である、というところは、書かれた楽譜をいかに演奏するか – 作曲者の意図そのままだけではなく演奏者たちの気配りとそれぞれ少しの自己主張、聴衆と演奏者の期待と主張のバランス、その場限りでしか存在しないものへの挑戦 – に似ていると思う。

この物語のおかげで非常にチェスとその文化、人々に興味をもってしまった。

象というのが少年(物語では大人になっていくけど)にとってのかわいそうな、そしてある哲学(大きくなることは恐ろしいこと)の対象として登場するけれど、この象というのはチェスでいうところのビショップ(僧正)のもともとの姿だとか。そして猫を抱くというのは実在した「盤上の詩人」と呼ばれたアレクサンドル・アリョーヒン(アレヒン)の姿だそう。

アレクサンドル・アリョーヒン
アレクサンドル・アリョーヒン

文集文庫 2011

伊坂幸太郎 – ラッシュライフ

結構厚い本で断片的かつ同時進行、しかしまったく関係ない物語が進んでいくので一体何がなんだったか?誰がどれだったか?こんがらなりながら読みすすんでいくうちに、物語がひとつふたつと重なっていき、やがて全体像が見えてくるという、これまた見事な構成美というか複雑さをもった作品。いやー、すごいなぁ。話自体のおもしろさよりもこの見事さのほうに感心してしまう。

神のごとく予言をする男、生きている死体、金ですべてが手に入ると信じている男、巻き込まれ青年、達観した空き巣・・・・さまざまな人間がばらばらに存在しながら交錯していく。ミステリアスな部分だけを取り出してもとてもおもしろいし、各人物像がくっきりしていておもしろい(これほど個性的な、というかくっきりしたというか、カラーが違う人間たち)し、物語のばらばらさ加減もいい。そしてそれが見事に繋がり収束する感じ。まるでとんでもない音からすごく遠回りしていたのにあれよあれよという間に見事に(しかも憎くなるほど洒落た音に)着地するドミナント進行のよう。

あまりにも複雑で時系列もこんがらがるのでネットには時系列を整理してくれる人がいるほど。なのであわてて読むとほんとよくわからない。一体どうやって書いたのだろう?と考えたけれど、もしかしてまともに書いてからちぎってばらばらに(でもすばらしくうまい手順で)並べたのかもなーと思ってしまうぐらいばらばらだ(決してそんな面倒なことはしないだろうけれど)。現代音楽、ミニマム音楽のよう。まぁちょっとつぎはぎがすごくて全体がわからなくなってしまうので、そのつぎはぎぐあいに圧倒されて物語の本筋の面白さが隠れてしまいそうになるのが難点だけれど、おもしろいことには違いない。でも強烈な印象はないかも。

印象に残るのは登場人物の黒澤さん。彼の吐く台詞がいちいち面白い(彼は他の作品にもでてきた!)。プロの泥棒である彼が言う。「誰だって人生のアマチュアだ」。その通り!

タイトルをカタカナにして英語をいろいろ充てるというアイデアもいい。音楽好きなのであろう伊坂さんを想像させる。やはり「Lush Life」を一番に想像してしまう。好きな曲。カバー表紙の絵も素敵。人生は交差することにこそある、のかも。または分かれ道の連続、ということなのかも。

新潮文庫 2005

『TAKETAKE』好評発売中

ぼーっとしている間に数日経ってしまいましたが、先月予告していたとおり先週18日から武井努・清水武志DUOアルバム『TAKETAKE』(たけタケ)発売しはじめました。といってもいつものごとく、ライブ会場での手売りと、郵送での販売のみになってしまっていますが。(購入やお問い合わせはこちらへメールを edfmailto@gmail.com

どさっと来ました♪ 売るほどあります(笑)

購入いただいたみなさまにはすごく好評でうれしい限りです。自分たちでつくっておいて言うのもなんですが、すごくいいと思います。まず音がいいですし(これ実はすごく大事)、何度も作り直したジャケットもすごく気に入ってますし(また、手触りがいいんですよ。すべすべしていて)、やっぱり演奏がなんだかすごくいい感じなのです。さっと聞くとなんでもないデュオアルバムなのですが、何度か聴いているうちにどんどん味が湧いてきて、何度でもしがんじゃうスルメのようなアルバムに仕上がってます(笑)

僕や清水さんに出会わないとなかなか入手できないシロモノかもしれませんが、なんとか頑張って販路拡大したいと思います。たくさんの人に聞いてもらいたいですから。いつくかの時代を越えてさえ聴かれ「いいねぇ」といわれるアルバムになってほしいです。ぜひ!

アルバムのイメージPVです。

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武井努(Sax) & 清水武志(pf) Duo Album 『TAKETAKE』 (たけタケ)

1. 独り言
2. ねこさんポ
3. 春のきざし
4. But For You, I Couldn’t Live Any Longer
5. こもれび
6. interlude
7. Baby Scrapper
8. 星空
9. Hey Doctor
10. フィルム
11. Para Cha

Follow Club Record FC-003 2,000
2011年2月録音

清水武志(Pf) http://followfukano.com/
武井努(Ten & Sop Sax) http://tsutomutakei.wordpress.com/
E.D.F. http://www.kh.rim.or.jp/~takei/

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P.S.
近いうちに収録されている曲たちの解説を書きたいと思います(清水さんとの連動企画になります、きっと)。それもお楽しみに!

レコーディングとマイク

昨日お昼間にちょっとレコーディングがありました。ライブもたまに一緒になるけれどこういうレコーディングによく呼んでくれる足立くんの仕事。Tpには築山くんに来てもらって。直前に送られてきたデモ音源を聴いてもそう難航しそうなものでなかったので、気楽にスタジオ入りしました。彼の仕事のときのほとんどはここという福島(大阪のね)にあるスタジオ。ここは雰囲気もいいし、音がいい(いい具合の響きのなさ、空間の広さ)のでやりやすくて気に入っています。

そしてここに来ることの楽しみが、お気に入りのマイクに出会うことなのです。Charter OakのSA538Bというチューブコンデンサーマイクで、さほど高価ではないらしいのですが、すごく自然なそのままの音で録ってくれて、音をプレイバックしてもらったときも、その音質だけで満足してしまいそうになっちゃうのですが、すごく僕には合ったマイクのようなのです。

このマイク、好きなんですよー

レコーディングの現場ではいろいろエンジニアさんが用意してくれるマイクと対峙することになるのですが、どこでももちろん高品質のいいマイクを用意してくれるのですが、何でもいいといえばいいのですが、やっぱり自分に合っているマイクというのが少なからずあって、それに出会うって綺麗な音(気に入る音)で録ってもらえるととてもうれしいのです。

昨日のレコーディングも思ったとおりの音で演奏自体も結構いい感じにできましたが、音がとてもよくてうれしかったです。

もし余裕ができたらこのマイクを自分で持ちたいなーと思います(実はほかにもいくつか持ちたいマイクがあります)。もちろん楽器で求められる音を出すのがこういう場でのミュージシャンの仕事ですが、ライブでもそうですが、レコーディングのようにクリエイティブな仕事のときは自分の音を確実に気に入る音で拾ってくれるマイクというものを持ち歩けたらなーと思うのです。やっぱり自分らしい音で拾って欲しいですからねぇ。

足立くん、ぼく、築山くん。へんなポーズ(笑)

.MICETEETH@TOKYO SKA JAMBOREE 2011/8/6

東京スカパラダイスオーケストラの大森氏に金澤くんが誘われたのがきっかけで、今回の出演となった東京スカジャンボリーvol.3。めちゃめちゃめちゃめちゃ楽しかったです。スカのイベントだし野外だし、富士山はあるし、最高のロケーションと最高のバンド陣、楽しくないわけがありません!

はしゃぐ .(ten) の3人。朝8時です・・・・

ホーン隊の脱退とともに代わりにサポートで入って数年、2009年に解散を発表してすごく残念に思っていたのですが、2010年にはタワレコの30周年で誘われて一夜限りで復活、その勢いで4月に大阪でも解散ライブと銘打ってワンマンをやったのを最後に、もうないのかなぁ、とすごく寂しい気持ちでいたのです。それほどこのMICETEETHというバンドの魅力は僕の中に深く根を張っていました。その後もケイちゃんとのFlying Resisterや、次ちゃんのレコーディングなんかにも参加しながらメンバーの連中とは繋がっていたのですが、今年に入って2月に久しぶりにザワから連絡があったとき「あ、もしかして」と思って電話を取ったのが、今日の始まりでした。

どういう形になるのかもわからないけれど、とりあえず早く準備しておこうということで、Tb前っちTp寺田くんにとは連絡を取って曲のことや譜面のことを相談しながら、ああ、またあの曲たちを演奏できるのだとえらく早い時期からワクワクしていました。

新しくメンバーを入れて新しいプロジェクトとしてやる、というザワの発案でギターにBack Drop BOMから栫くん、ベースにTAROくんを迎え、さていったいどういうパフォーマンスになるのかと楽しみにして入ったスタジオ。やりながらどんどん纏まっていく感じ、バンドとして形を成していく過程がとても面白く新鮮で、スカジャンボリー当日が楽しみで待ちきれませんでした。

=====

で、5日の夜中に大阪発のメンバーを順番にピックアップし、前っちに運転を任せて僕はしゃべり相手として助手席へ(いつものパターン(笑))。あとのメンバーはゆっくり休んでもらって。ゆっくり安全運転で高速をひた走り、なんの渋滞にも巻き込まれずに朝7時過ぎに山中湖へ到着!今日の舞台となるきららに到着して、会場の素敵さに興奮し、ロケーションのよさに歓喜して、これは今日は楽しくなるに違いないと思いました。

富士山が雄大に見つめてくれてます

しばらくほっと休憩したり、会場を散歩したりしているうちに他のバンドさんもぼつぼつやってきて、準備は進み、早い時間からお客さんは並び(すごい!)開場となって東京スカジャンボリーvol.3がスタート。この時点では天気にも恵まれOpening Actのバンドがすごくいい感じで会場を盛り上がらせていくのを見ながら、ああ、なんていいところに来させてもらったんだと感激しました。特にムーン インレット サウンズ オーケストラがめちゃくちゃカッコよく(高校のときに同じようにビッグバンドやってたのでどんなけ上手ねん!とびっくり)会場もえらい盛り上がりで、ぼくたちこのあとに出演していいの?みたいなノリに僕らもスカパラのメンバーもなってたほど素晴らしいOpening Actの面々でした。

で、Main Actの最初がいきなりスカパラ。昨年末にCount Down Japanでも見てたのですが、今回はステージ袖から。彼らの熱意と驚異的なパフォーマンスがより一層よく見えて、やはりエンターテイナーとはこういう人たちなのよね、と感激しまくり脱帽しまくりでした。お客さんも盛り上がりちぎりで、自分自身もこの会場の熱気にだんだん盛り上がっていくのがわかります。

しかしスカパラ終わるころから遠くで雷がゴロゴロ・・・まずいなぁと思っているうちに雨ざーざー。続くBlue Beat Players のときもずーっと雨のまま。どうなるのかなぁ、ちょっとでもましになってくれないかなぁと祈りながらステージへ。セッティングとサウンドチェックを。雨のせいかお客さんは結構まばらで寂しい・・・トホホな気分になりそうだったけれど、セッティング終わりを待って袖で円になっていつもの気合入れをしたら、もうやる気まんまんになって、そして”Dolly”流れる中いざステージへ。

出演直前です

いや、ほんと、また出ていっただけで泣きそうになってしまいました。たくさんの笑顔と拍手で迎えてもらえるってのがこんなにうれしいことなんだというのを毎回思います。そして次ちゃんのいつものMCでスタート。ネモ。空に吸い込まれていく音の気持ちよさ。笑顔でゆれるひとたち。この瞬間をいつも思い描いていたような気がします。つづく”あいのけもの”、次ちゃんの「うぃ~~~」も久しぶりに聞けたし(笑)、”春の光”、”ごめんねベティ”・・・どの曲でもイントロから歓声を上げて、同じ笑顔で横に縦に揺れてくれるみなさん、そんな姿を見てるだけで泣けてきてしまうので、見えないように空ばかり見ていました(笑)。しかもベティーの歌詞のごとく、雨上がるし!なんなのでしょう、この偶然。必然なのか・・・・?

MCする次ちゃん♪

最後まですごくいい感じで演奏できました。メンバーもみんな終始笑顔で。けいちゃん弾かんと踊ってるし(笑)。ぼくも吹いて笑って歌って踊って、結構涼しいと思ってたのに汗でびしょびしょ、隣の2人もはしゃぎまくって満面の笑顔。ああ、この瞬間をみんなと共有するために今日があったんだな、と心の底から思えました。最後の”サルビア”が終わってハケていくときに巻き起こったアンコール。いくらステージ短いとはいえ、イベントの中盤なんでアンコールなんてもらえるとは思ってなかったのに、この熱望。ステージ袖でスカパラのみなさんからも「行け行け!」と言ってもらったで同じ曲でも、という意見もありましたが、今日はこれがMaxだったので・・・みなさんごめんなさいね。

楽屋でもそこまでの移動の中でもたくさんのひとに「よかったよ!」と言ってもらってすごくうれしかったです。イベントの中盤で盛り上げられたこと、いい演奏できたと思えたこと、なによりみなさんが喜んでくれたこと、ほんとうれしく思いました。感謝で一杯です。

その後は物販のぞきにいったり、タワレコのコーナー(このところあちこちのフェスなんかでタワレコ×SUNTORYのブースがあって、お酒出してる。山崎ハイボールうまい!)に顔出したり(きっとまた来週のサマソニで出会うでしょね(笑))、声を掛けてくれたみなさんと飲んだりしゃべったり、楽しい時間を過ごせました。

で、イベントラストはセッション。最初にスカパラとFISHBONEのアンジェロのセットがあってから、イベント出演者総出でのセッション。2曲とも大盛り上がり。会場に入りきれないぐらいちゃうのん?ぐらいのお客さんの数。全体が一体となってゆれる様は圧巻でした。隅っこにいたのにGAMOさんに引っ張られてソロ吹かしてもらったり。酔ってるので、あー恥ずかしい(笑)でもすんごく気持ちよかったです。こういうセッション久しぶりだからめちゃくちゃ楽しかった。みんなの笑顔、ほんと素敵だった。みんなにありがとうー!!です。

ステージ奥から。セッション大盛り上がり!!

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こんな素敵なイベントを主催し、僕たちを誘ってくれた、東京スカパラダイスオーケストラのみなさんに感謝、ただただ感謝&HUGです。そして多くの出演者のみなさんに惜しみない拍手を。ほんとありがとうございました。また会える日を楽しみにしています。そして来て見て踊ってくださったみなさん、ほんとありがとうです。すごくHappyにしてもらえました。ありがとう!TOKYO SKA JAMBOREEEEEEEEEEEEEEE!!!!

TOKYO SKA JAMBOREE

東京スカパラダイスオーケストラ
FISHBONE
Blue Beat Players
Oi-SKALL MATES
The Kingstompsers
THE AUTOCRATICS
ムーン インレット サウンズ オーケストラ

野沢尚 – 魔笛

野沢さんの本は「深紅」以来かな。ほとんど読んだことがないのだけれど、犯罪とか組織とか人のもつ狂気とかそんなものを浮き彫りにするイメージがある。この「魔笛」、タイトルからぱっと思い浮かぶのはモーツァルトの曲とかハーメルンの笛吹き(両者とも物語の中で出てくる)とか暗いイメージのものだけれど、さてこれが物語のタイトルとしてどう作用するのかなーと読み進むと、なるほどなるほど魔笛か。

とあるテロ的な爆破事件にちらつくカルト的宗教教団の存在。以前教団が起こしたとされる事件により教団は解体され管理され、教祖や大半の主だった幹部は逮捕されていた。にもかかわらず教祖の死刑判決が出たその日におこった爆破事件。ちいさなヒントから事件の真相を追うひとりの警察官。彼(と彼の妻)が解き明かしていくその先には、教団と公安と警察の暗い三角関係があった・・・・。

いやー、面白いです。大きな力をもった組織はその存在理由もだし、組織や力の維持のために自分の力を無理につかうことってきっとあるのだろうけれど、実際に起こった事件(ここではオウムの事件)を題材に、国や公安、そして警察といった組織が何を考えて動き、どう絡み合うことがあるのかということを分かりやすく見せてくれた物語だと思う。そういう意味で脚本家として名を馳せた野沢さんらしいドキュメントとフィクションの間ぐらいの、リアルさのあるドラマという風に読めた。カラクリも面白いし、設定がいかにもありそうでいい。細かなディティール(爆弾やら仕掛けやら)もはっきりしてるし。

結局いちばん魔笛に操られているのは誰なのか?魔笛をなんと捉えるかにもよるし、操られることが悪なのか、操られているほうが楽なのか、いまの社会とくに日本の現状を考えさせる作品に思えた。折りしもオウムの事件は16年前、その直前に阪神大震災があった。あれ以来カルト的な宗教組織はみなナリを潜めているし、反体制なものもいまはあまり力がない。人々はみんな忘れている。でもそんなタイミングでまた何者かが力の復興を願ったら・・・・。怖いことが起こらなければいいが、なんて思ってしまう。

講談社文庫 2004

2011.8月のスケジュール

■■■ リーダーライブ ■■■

8/17(Wed) 武井努4
大阪 梅田 ニューサントリー5 06-6312-8912
Live Time 19:50~20:30/21:00~21:40/22:10~22:50 1,800
[メ]武井努(Sax)、箕作元総(Gt)、宮上裕仁(B)、東敏之(Ds)

8/20(Sat) 武井努4
大阪 芦原橋 studio & cafe MAKE 06-6562-3294
19:30~ 2,500
[メ]武井努(Sax)、牧知恵子(Pf)、川本悠自(B from TOKYO)、小前賢吾(Ds)

8/22(Mon) 武井努3
大阪 谷町五丁目 グラバー邸 06-6768-5963
20:00~ 2,000
[メ]武井努(Sax)、川本悠自(B from TOKYO)、小前賢吾(Ds)

■■■ .MICETEETH ■■■

8/6(土) TOKYO SKA JAMBOREE
山梨 山中湖・野外特設スカフィールド(山中湖交流プラザきらら内)
11:00開場 13:00開演(雨天決行・荒天中止)
Sゾーン「絶対前で踊りたいゾーン」¥6800(税込)
Kゾーン「真ん中で聴きたい見たいゾーン」¥6800(税込)
Aゾーン「ゆるく寝転んで少し後ろで快適ゾーン」¥6800(税込)
※中学生以下無料
[出演] 東京スカパラダイスオーケストラFISHBONE / .MICETEETHBlue Beat Players / Oi-SKALL MATES / 【Opening Act】 The kingstompers, THE AUTOCRATICS, ムーン インレット サウンズ オーケストラ

■■■ その他のライブ ■■■

8/1(Mon) tenor sax ensamble
神戸 三宮 Big Apple 078-251-7049
19:30~ 前2,500 / 当2,800
[メ]内藤大輔、武井努、服部利一、秦ゆり、登敬三、辻田宣弘、福代亮樹、荒崎英一郎(以上全員ts) guest : 岩宮美和(vo)、浅井亮介(Ts)

8/4(Thu) たけタケともみ
東大阪 俊徳道 Crossroad 06-6736-8870
20:00~ 2,000
[メ]清水武志(Pf)、武井努(Sax)、東ともみ(B)

8/8(Mon) 松田一志(Vo)
■Old&New Soul Jam
大阪 北新地 Mr. Kelly’s 06-6342-5821
19:30~ 前3,000 / 当3,500
[メ]松田一志(Vo)、マーティー・ブレイシー(Ds)、武井努(Sax)、城野淳(G)、土本浩司(B)、大嶺泰史(B)

8/9(Tue) 永田充康(Vo,Ds)5
大阪 梅田 ニューサントリー5 06-6312-8912
Live Time 19:50~20:30/21:00~21:40/22:10~22:50 1,800
[メ]永田充康(Ds,Vo)、武井努(Sax)、加納新吾(Pf)、TAKU(Gt)、宮上裕仁(B)

8/11(Thu) 武井・畠山DUO
大阪 北浜 RUMBA 06-6222-6700
20:00~ カンパ制
[メ]武井努(Sax)、畠山令(B)

8/16(Tue) 武井~箕作DUO
寝屋川 萱島 OTO屋 080-6126-1529
20:00~ 2,000
[メ]武井努(Sax)、箕作元総(Gt) ゲスト:小前賢吾(Ds)
※いつものように持ち寄りPartyです。

8/18(Thu) たけタケんご
大阪 なんば Jazz Spot 845 06-6633-6288
20:00~ 2,000
[メ]清水武志(Pf)、武井努(Sax)、小前賢吾(Ds)

8/19(Fri) E.D.F.
大阪 桃谷 M’s Hall 06-6771-2541 20:00~ 1,800-
20:00~ 1,800
[メ]清水武志(p)、西川サトシ(b)、武井努(Sax)、田中洋一(Tp)、光田臣(Ds)

8/21(Sun) 武井・里村4
京都 祇園 CANDY 075-531-2148
20:00~ 2,000
[メ]武井努(Sax)、里村稔(Sax)、川本悠自(B from TOKYO)、小前賢吾(Ds)

8/23(Tue) 武井3
大阪 北浜 RUMBA 06-6222-6700
20:00~ カンパ制
[メ]武井努(Sax)、福呂和也(B)、森本太郎(Ds)

8/24(Wed) チャーリーニーシオ(Vo,Gt)
奈良 詳細分かり次第UPします。

8/25(Thu) 武井~馬田DUO
寝屋川 萱島 OTO屋 080-6126-1529
20:00~ 2,000
[メ]武井努(Sax)、馬田諭(Gt)

8/28(Sun) 武井努 with Make Jazz Quintet
大阪 芦原橋 studio & cafe MAKE 06-6562-3294
19:30~ 1,500
[メ]武井努(Sax)、塩ノ谷幸司(Tp)、古御門幹人(Tb)、藤川幸恵(PF)、中谷俊(B)、さらかずはる(Ds)

8/29(Mon) 野江直樹(Gt)3
大阪 なんば Jazz Spot 845 06-6633-6288
20:00~ 2,000
[メ]野江直樹(Gt)、光岡尚紀(B)、武井努(Sax)

8/30(Tue) 武井3
大阪 北浜 RUMBA 06-6222-6700
20:00~ カンパ制
[メ]武井努(Sax)、福呂和也(B)、森本太郎(Ds)

8/31(Wed) Roko(Vo)
大阪 堂島 CHERRY JAM 06-6346-2323
19:30~
[メ]Roko(Vo)、加納新吾(Pf)、武井努(Sax)

(旧)2011.8月の日記

2011/8/31
朝からSUBの店主であり、関西の偉大なベーシストであった西山満氏の訃報。
まだまだまだまだまだまだ元気だったのに。
まだまだまだまだいっぱい弾いていてほしかったのに。
結局ここしばらくはだいぶご無沙汰してしまっていた。寂しくてならない。
安らかに。

ROKO@堂島Cherry Jam

ママがすごくやせててびっくりした。このところめちゃくちゃ忙しかったらしい。
気をつけてよー、ほんと。
K納くんとの演奏はやりやすくていい。もっと息が合わせられたら楽しくなるなー。
彼のピアノのイメージだいぶ変わった。もっとシックな感じだと勝手に思ってたのだが、
いやいや色豊かでいいなぁ。
聞いてきた音楽もJazzから離れてておもしろそう。

2011/8/30
一昨日に引き続き松田さんのレコーディング。今日はMコちゃんとセクション。
彼とやるのはほんと楽でいい。簡単なリフでさえすごくいい感じになる。
3曲レコーディング。結構長い時間吹いたのでかなりくたびれた。

Weblogでもレポートを >> 「松田一志Recording」

夜は北浜RUMBAに。もう8月も終わりだからかだいぶ風が心地よい。
気ままに演奏。でも萎えることばかり。

2011/8/29
野江直樹3@難波845

今日はすごくしっとりした曲ばかりを演奏。
ほとんど知らない曲ばっかりだったけれど、一度演奏しただけで「いい曲だなー」と思える曲ばかりだった。
こういう曲つくれたらなあと思う。しっとり静かな演奏は、好きだ。

2011/8/28
昼から松田一志氏のレコーディング。今日は最近よくやってるN田さん(Gt)とのトリオの録り。
ライブでの勢いというか新鮮さをそのまま封じ込めたいので、3人でブースにはいって一発録り。
ライブでやっているだけあって、バランスのとりかたさえ分かれば、いい感じでできる。

結局3曲録った。つづきはあさって。

急いで移動して芦原橋へ。今日はメイクのクインテット。
時間がなくて急いでリハをしたが、少しずつだけれど成長している各メンバーたち。
今日は曲の勢いもあってか、全体的に勢いのある演奏だった。
そうそうできなくてもとにかくやろうとすることが大事、そう思う。

2011/8/27
朝から明日のメイクのクインテットのリハ。ちょっと眠いがみんな気合入っていい感じ。
昼からもいろいろ練習とか。一日メイク三昧だった。

2011/8/26
オフ。なんもしないつもりだったけれどこまごまと用事をしてしまうところが貧乏性か(笑)。

2011/8/25
武井~馬田DUO@萱島おとや

NY話なんかを面白くきかせてもらう。
2度か3度目だけれど演奏もよくなってきた気がする。

持ち寄りってことにもなってないのに、最近おとやは持ち寄りがデフォルトになってきてるなぁ。
今日も甘いものたくさん食べてしまった。うまいんだもん(^^ゞ

2011/8/24
とあるパーティー仕事。2度目となるチャーリーニーシオさんのバンドで。
なんせバンドのS夜くんとT田くんのコンビが面白いので、待ち時間が長くても苦にならない。
演奏もめったにやらないオールディーズ系をそういう風にやったりするの、面白い。
もっと機会あったらもっとうまくできるようになりそうなんだけどなぁ。

2011/8/23
武井3@北浜RUMBA。今日もお店は盛況でいい感じ。

近しい人が亡くなる。寂しい。数ヶ月前に元気な顔見たのに。
お通夜にいったけど、なんかみんな力なさげで寂しかった。
どないなんのかなぁ。

2011/8/22
武井努3@谷町5丁目グラバー邸

K本くんとのライブも今日で最後。
東京ではたまにだけれど、こうやって関西で一緒できるっては面白いなぁ。
ゆっくりお店に集まって。3日目にもなるとサウンドチェックもいらない感じ。
ぼくとK前くんはなれてるし、たぶんK本くんも大丈夫。

月曜日だったけれどたくさんの人に集まっていただいてライブ。
今日は3人なのでぼくは楽にやらせてもらえた。
ノリのいいお客さんもいてくれたために、えらいしゃべりもしゃべりまくってしまう(笑)
2回目のステージなんて一曲終わってしゃべってたら30分経ってしまったもん(^^ゞ。
これじゃーS水さんにあれこれいえないなーなんて思いながら。

ちょっと悲しいことが心にあったけれど、演奏はすごくいい感じだった。
3人だと濁らなくて音が澄むところがたくさんあっていい。いまはこんな演奏がしたいみたい。

K本くん、おつかれさまでした。気をつけて帰路(ってまだ帰らないらしいが)を。

2011/8/21
武井里村川本小前@京都祇園CANDY

なんかCANDYだとS村くんとの2フロントってのが多いなあ。
でも今日はぜんぜん違うメンツなので面白い。
僕の曲や川本くんの曲を。結構ガツガツした感じで。
長々と演奏したなぁ。やりすぎたかなぁ。

帰りの電車でS村息子とさんざん遊ぶ。
というか遊んでもらう。おもちゃにされるの結構おもしろい(笑)

2011/8/20
武井努4@芦原橋カフェメイク

東京いったときは必ず一度は一緒にやるK本くんが関西に来ているというので実現したライブ。
今日はK前くん、そしてピアノにMさんを迎えて。
昼間仕事だったのでちょっと遅れて到着。K本くんとMさんのんびり待っててくれた。
K前くんもそろったところでリハ。うんいい感じ。新しい曲もちょっと馴染んできた、かな。

いつも集客がうまくいかずに迷惑をかけ続けているメイクだけれど、
今日はたくさんのお客さんが来てくれて盛況な中でのライブ。K本くん効果か?!

塩素は非常に楽しかった。楽しかったのでやりすぎた、かも(笑)。
自分で書いた曲が自分がいちばんヘタってのはやるせないなぁ。
K本くんの曲はどれもいい感じ。僕こういう感じのかけないなぁ。
もっとイメージと色彩、だろうか。

2011/8/19
E.D.F.@桃谷M’sHall

ステージの場所変わって2度目。まだちょっと馴染まない感じもするけれど、やっぱりこの場所いいなぁ。
今日は毎年のように夏の終わりライブということで、
今日だけしかやらない曲を。毎年なんか切ない気分になる。今年はなんだか特に。

2011/8/18
たけタケんご@なんば845

いつものたけタケにK前くんを入れてのトリオ。
なかなかサックス、ピアノ、ドラムっていう組み合わせの演奏はないだろうけれど、
K前くんはぜんぜん普通にできる、なんでかなぁ。
いつものたけタケのナンバーを。

おばちゃんのおしゃべりパワーにかなり四苦八苦した・・・・おそるべし。
修行足りないのかなぁ。

2011/8/17
武井努4@梅田ニューサントリー5

今日はいつもの第3水曜日なのでMITCHの日なのだが、
あいにく彼もN田くんも櫓なので(そう、盆踊りの季節真っ最中)彼らがNGだったため、
急遽僕が取り仕切ることに。大丈夫なんかな??

というわけでK作くんM上くんに、ドラムにAさんに来てもらって。
いつものように軽くリハしてから近所でごはん。いつものとこで勉強して、と。
盆明けだし、僕がリーダーということでお客さんの入りを非常に心配していたのだけれど、
お店の定連さんやら、知人もきてくれたりして、なんとかかんとか。

演奏は非常に楽しかった。Aさんいいなぁ。
BOPものとかほんとスリリングで最高!!

2011/8/16
武井~箕作DUO@萱島おとや

盆明け最初はおとやでライブ。
今日もK前くんにゲストで来てもらって。
お客さんもたくさん、持ち寄りもたくさんで賑やかで楽しい。こういうライブほんとにいいな。

今日もほんと好きに演奏したけれど、
今日もまたマジックのような音が作り出された。
2,3日ぶりに楽器吹くっていうそれだけですごく新鮮な気分になるし。
楽しいな。

2011/8/15
オフ。さすがにくたびれた。ぐうぐう寝てしまう。

2011/8/14
SUMMER SONIC 2011 OSAKA2日目

今日も朝からUstの放送。昨日に増してお客さんやらABCのアナウンサーが頻繁にやってきてくれて盛況。
とくにABCのアナウンサー(遊びに来ていた人もいた)が勢ぞろいしてのトークショー
(ほっといたらナンボでもしゃべってる(笑))は非常におもしろかった。
アーティストとかは出せなくても、こういう側面からサマソニ盛り上げられたらいいかなと思う。

昨日は満員すぎて追いついてなかったオアシスも今日はちょっと落ち着いていた。
2度ほど会場内を散歩したけれど、今日はなにかをじっくり見たりはせず。
あ、そんなことないや、アヴリル・ラヴィーン可愛かったな。

なんだか学祭にきているような気分。
日が暮れてくるとすんごく寂しい気分になる。
あっという間の4日間だったなー。また来年。

2011/8/13
SUMMER SONIC 2011 OSAKA1日目

いよいよ開幕。今年も朝早くから出勤(?)するが、
この1日目はX JAPANとレッチリが出演するからか、すでに到着したとき(まだ8時前)には長蛇の列。
チケットはソールドアウトしてるらしいから、こんなもんなのかもなぁ。

昨日しつらえたテントに機材をセッティングして、すぐにUstの放送開始。
といっても垂れ流しだけだけれど、
昨日いろいろごちゃごちゃ考えたことをまとめたりして。

ライブがスタートして何組かしてからちらちらとABCのアナウンサー陣がやってきてくれた。
彼らはステージMCも兼ねているのでその移動のときなんかにステージの様子をレポートしてもらったり。
特に上田アナウンサーが非常に暑く語ってくれるのが、すんごいうれしい。
やっぱりサマソニ楽しいなーという雰囲気伝わってくる。

あと、おいどんこと桂アナウンサーもやってきてくれた。ミーハーにちょっとうれしい。
Tシャツにサインもらってきてー、という無理難題にも笑顔で応えてくれたし。

結局X JAPANを遠くから(一杯で入れなかった)と、レッチリをみただけ。
でも楽しかったなー。明日も頑張ろう。

2011/8/12
昨日に続いてサマソニの準備。
機材の搬入は終わっているので、例年と同じ準備を。
外のテントの下は日差しはさえぎることはできるものの、やっぱり暑い。
PCがハングしたりしないかちょっと心配。

今年の僕の仕事になりそうなUstの準備。
ちゃんと映るみたいね。さて、何が放映されるんでしょうねぇ。

2011/8/11
いよいよ週末に迫ったサマソニの準備。
今年もいい感じでできるかなぁ。ただ会場とかの規模は小さくなってるらしい。
でもチケットはすごい売れてソールドアウト間近とか。
やっぱりX効果?レッチリ効果?

今年は例年のようにレストランに拠点を構えるのではなく、
オアシスの隅のトレーラーハウスに。
しかも僕の場所はトレーラーハウスの中ではなくて、間のテント!暑!(^^ゞ
いろいろ機材の搬入やら、散歩やらしているうちにタイムアウト。市内へ戻る。

武井・畠山@北浜ルンバ

お盆前というかもうお盆休みに入りつつあるのか、お客さんは少なめ。
ヒマやねーとか言ってみたり。
でもそういってながら遅い時間にどんどこお客さんきたりする、不思議なお店。
川沿いはすずしく、今日も機嫌よく演奏できた。

2011/8/10
京都コンポーザーズジャズオーケストラ@大日ハドウス

先月ぐらいに突然誘われて。
前から興味あったので誘われるままに来てみた。
大日駅の上にあるイオンモール内のステーキハウス「ハドウス」。
前からここではたまにライブやっているってのも聞いていたし、
ステーキ食える!ってのも聞いてたので興味ないわけなし(^^ゞ

ちょっとリハに遅刻して到着。早速参加。
数日前にもらった譜面がやたらと難しいのでぜんぜん吹けないのだが、なんとかごまかしごまかし。
久しぶり会うT口さんは元気そうでなにより。他数名知ってる顔もいるけれど、
はじめましての人がたくさんでちょっと緊張したり(人見知りいまだにしてしまう・・・笑)。

レストランだけれど普通にライブ。
どの曲も曲自体もアレンジもかっこよくて、さすがそういう名前をつけてるだけあるなぁと。
難しくてまったく手も足もでないものもあるけれど、
そういうアレンジにするのもわかるので、今度誘われたらちゃんと吹きたいなぁと。

バンドもいい感じにドライブするのでやってて楽しかった。
ステーキもすごいうまかったし。
終わってから店長さんとあーだこーだしゃべったり、
挙句の果てにバーテンになってカウンターの中で酒作ったりしたのも楽しかった。また来たいなぁ。

2011/8/9
永田充康(Vo,Dr)5@梅田ニューサントリー5

5月か6月かにもあったN田くんリーダーのライブ。
今日はピアノにK納くんにはいってもらって。
トラディショナル中心にいくかんじ。早い時間から練習(お稽古と呼んでいる笑)して、
いつものように勉強をしにいく(近所の焼肉やさんにいくことを言う笑)。

今日もN田くんのお客さん満員で。
ドラムもだけれどやたらと景気のいいMCがなんか面白い。
どのステージもN田君らしい感じですんごい楽しかった。
ドラム真ん中にもってきたらいいのに、ねえ(笑)

2011/8/8
松田一志OLD&NEW SOUL@梅田Mr.Kelly’s

数年ぶりにドラムのマーティーと。
相変わらずいい調子だし、ドラム最高だし、日本語ぺらぺらでおもしろい。
今日はステージでベーシストが変わるという豪華なライブ。
ちょっと早めにはいってリハ。知ってる曲が大半だけれど、
この組み合わせメンバーでは初めてなので、一通り確認を。

終わってからみんなで近所でごはん。
結構時間もあったのでわいわいと。
こういう時間って大事よねぇ、バンドがバンドになるし。
相変わらず調子のいいマーティーおもしろすぎ。

そしてライブ。
満員のお客さんでM田さんのテンションもめっちゃ上がって、最初からいい感じ。
SOUL FEVERとはまた違う感じでおもしろい。
身軽なだけに音が澄んでいるというか。
D本っちゃんとマーティーのからみは最高やなぁ。

最後までみんなおお盛り上がりだった。あー楽しかった。

2011/8/7
明け方に帰ってきて腑抜け状態。
すんごく疲れたけれど気持ちい疲れ方。昼ぐらいまでぐっすり眠る。
昨日のあれは夢だったんじゃないか?と思うが、大量の片付ける荷物やらTシャツやらで、
ああ、ほんとにあったことだったんだなーと思う。

また、やりたいなぁ。いきたいなぁ。

2011/8/6
.MICETEETH@TOKYO SKA JAMBOREE

拾ってもらったあと、TAROくん、T田くんを拾ってそのまま京都へ。
そして最後に魔Hひろって。コンビニで気合をいれて(?)いざ出発!!
めくるめくほぼ0泊3日のスカジャンボリーへの旅!

詳しいレポートはWeblogのほうで >> 「.MICETEETH@TOKYO SKA JAMBOREE 2011/8/6」

2011/8/5
オフ。明日のためにゆっくり休む。
というかなんもする気起こらない。明日の準備したり。
夜が近づくにつれそわそわ。はやく迎えにこないかなーと。
23時ごろに電話「来ました」。さて出発だ。

2011/8/4
昨日に続き.MICETEETHのリハ。
明らかに昨日よりぜんぜんよくなったし、バンドがすごくドライブしだした。
初めて参加するTAROくんKくんもめちゃなじんでるし。
我々ホーン隊.(ten)の気合も一段と入って(といいつつ今日のリハでは僕とT田くんはニアミスになってしまったのだけど)、
明後日のステージがほんと待ち遠しい。
しかしライブがあるので泣く泣く途中で抜けて、と。

たけタケともみ@俊徳道Crossroad

リハ場所に長くいすぎたので到着がぎりぎりになってしまった。
「ごめんなさいー遅くなってー!」と飛び込むが、でもお店はゆるーい空気(^^ゞ。
なのでいきなり緩んで、ぼちぼちと店の空気に馴染む。

演奏もゆったりと。
今日はともみちゃんの曲を3曲やった。
いつものS水さんや僕の曲とはまた違うので、これまた違うサウンドがでておもしろい。
でもどれも素敵な曲。

こうやってゆるやかに輪を広げていきたいなぁ。もっと知らない曲に出会いたいなぁ。

2011/8/3
.MICETEETHリハ。メンバーが全員集まって。
はじめましてのKくんとSくんと。
スタジオのロビーでうだうだして話しているうちにもう前から知ってたかのような感じ。
やっぱりこのメンツが揃うと何かと楽しいし、
マジックが起こる気がする。

6時間ぐらいみっちり練習。結構くたびれたが、充実感あり。
ホーン隊もさらに細かなところ修正したりして、もうばっちりやな!

2011/8/2
いよいよ今週末に迫ったスカジャンボリーに向けて個人連。
MICETEETHの曲は久しぶりなので覚えてるっちゃー憶えてるのだけれど、
細かなところ忘れているのでねぇ。何度も何度も反復。
こんな練習の仕方するのも久しぶり(笑)。

アルトを持ったの久しぶりだけれど、やっぱり楽しいなぁ。
小さい分扱いやすいがやっぱCONNは難しい。でも楽しい。

2011/8/1
Tenor Sax Ensamble@三宮BigApple

今日は最近でいちばん参加人数少なく、8人。
しかしゲストにボーカルI宮さん。
今日のために譜面まで書いてきてくれて、いい感じ。

今日の演奏はいつもに比べてすっきりした感じ。
やっぱり人数少ないとみんなが何やってるか聴こえるからかなぁ。
もっとハプニング起こると面白いのだが・・・。
でもそんな中でもやっぱりNさん面白すぎ。すごいわほんま。