有川浩 – 三匹のおっさん


還暦を迎えた3人の男たち。彼らは「おじいちゃん」と呼ばれるのをいやがり自ら「おっさん」と名乗る。高年齢化してきていまや60歳なんて若く見える人もたくさん。そんな幼なじみの三匹のおっさんたちがある事件を境に自警団を組み、”地域限定の正義の味方”として街のトラブルに陰となり日向となって立ち向かう。剣道の達人キヨ、柔道の達人シゲ、達人エンジニア ノリ。この3人がいろんな事件を解決してくプロセスが面白く、なるほどーうんうん的な落としどころになるのがいい。

相変わらず有川さんの物語のシチュエーション作りというか目のつけどころが素晴らしくて、読んでいてもすごくわくわく、ほのぼの(は少し違うかも)した気分になる。三匹の活躍を読んでいると痛快で、久々にすっきりした気分になる本だった。こんな素敵な(?)還暦を迎えられるなら年を食うのも悪くないなーとか思ったり。でもそれにはちゃんと生きていかないとなーとかも思ったり。こういう祖父が身近にいてくれたら、また楽しかっただろうなぁ。

三匹のうちの一人キヨの孫 祐希、家庭やじいさんに反抗しつつも仲良くなっていくところとか、ノリの娘が清楚でかわいいあたりもキュンとする(この辺は有川さんぽい)のもとてもいい。続編もあるので早く読みたいなぁ。

文集文庫 2012

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