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2016-08

東北ライブ!

来月頭に秋田と仙台でライブがあります。いままで東北は旅行以外ではほとんど足を踏み入れたことがないのですが(バンドのツアーとかはありましたが)、ちゃんとライブをする機会ができたのでとても嬉しいです。

日程は

9/1(木) 秋田 カフェ・ブルージュ 018-852-0888
18:30 Open / 19:00 Start \3,500 (1ドリンク付)
[メ] 武井努(Sax)、Super Matrix: 伊藤ツト虫(Pf)、ゲーミー湯川(B)、Yuki Moritoki(Ds)

9/2(金) 宮城 仙台 KABO 022-261-3792
20:30- \2,500
[メ] Acoustic Jazz Trio : 勝部彰太(sax)、三浦佳明(gt)、勝本宣男(b) ゲスト: 武井努(sax)

9/3(土) 宮城 仙台 Mondo bongo 090-9037-6636
20:00頃- \1,000 + お食事代
[メ] Acoustic Jazz Trio : 勝部彰太(sax)、三浦佳明(gt)、勝本宣男(b) ゲスト: 武井努(sax)
※セッションもします。奮ってご参加を!

です。

秋田でのライブは大学時代の同級生(というか軽音の同期)の守時くんと約20年ぶりとなる再演。彼にお願いして彼所属するSuper Matirxというピアノトリオとやらせてもらいます。初めましての土地での演奏はとても楽しみですし、演奏もきっととても刺激的なものになるんじゃないかなと選曲などのやりとりをしながら期待に胸膨らんでいます。

そして仙台でのライブは同じサックス奏者の勝部くんにお願いしてセッティングしてもらいました。彼とは彼がとあるコンテストで関西にきた時にであったのですが、まだ若いけれど優秀な奏者です。テナー二人でお互い響き合うような演奏にできたらな、と思っています。9/2はライブですが、3日はセッションも。Mondo Bongoは飲みに行ってばかりでしたが、ようやくマスターにも演奏が聞いてもらえるとおもうととっても嬉しいです。

新しい場所や、初めましての方々と演奏するというのは緊張しちゃうところもありますが、それ以上にどんな世界が広がっているのか楽しみのほうが大きいですし、まだ見知らぬ場所や方々と出会えるであろうとおもうとワクワクします。ご近隣のみなさん、お時間都合よろしければぜひいらしてくださいね。

有川浩 – ストーリー・セラー

storyseller

一気に読んだ。いままで読んだ有川さんの本の中である意味最高傑作かもしれないとまで思う。

内容はもちろん、恥ずかしくなるくらいのラブラブ恋愛小説度も物語のスピードも、没頭のしやすさもそうだけど、何より文章というか本自体の構成が素晴らしすぎる。Side:A、Side:Bという2つの相対する物語そのものも素敵(そして悲しい)だけど、それを書いている主人公の立場とそれがうまくスライドして物語の中身とオーバーラップするようになってるそのスムーズさというか、現実と虚構の混じり具合が物語に没頭するとわからなくなって、最後に、あ、と思わされてしまうその構成(というか没頭させる文章力)が見事で、それが対になっていて、どこからどこまでが物語上の現実で、どこがその中で書かれた物語なのかわからなくなってくる。没頭して感情移入してしまうともうどうしようもない感情にさらされてしまうぐらいの濃い恋も、この人の物語の中なら何故か安心して読めてしまう。不思議。

そしてもしかしたらこれ有川さん本人の物語じゃないの?とまで思ってしまう。というのも、作家が主人公なので作家に向けられる言葉や作家が一人称で思う言葉が物語の中ででてくるのだけど、それらが作家じゃないと言えないような言葉なので、有川さん本人の言葉のように思えて仕方ない。文中にも「あたしは作家だ。腹の足しにもならない空想を、絵空事を、夢を、この世でお足に替えている。あたしは夢を操る生き物だ。」とか「小説なんて自分の一番脆いところをさらけ出して勝負してるのに」とあったり、それに主人公が家族から投げつけられる罵詈雑言の数々。まあ想像力の豊かさは作家必須の才能だとおもうけど(物語からも逆説的にそうなるよねえ)、なかなかこんな具体的に出るものなのかな。

そして物語とは離れるけど、作家という部分を音楽家と読み替えたら、腑に落ちたり、ああと膝を打ったり、頭を垂れたくなることも多々。同じようにものを作っていく(でもそれは”腹の足しにもならないシロモノ”であって)人間としては、気づいたり学んだり考えたり、態度を改めさせられる言葉もたくさんあった。有川さん、すごいです。

しかしほんと見事。

幻冬舎文庫 2015

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シン・ゴジラ

shingozilla
知人が「とっても面白かった。いままでゴジラ観たことない人でも楽しめるヨ!」と言っていたので観に行ってきました。実はいままでゴジラ作品一本も観たことないのです。同じように実はクロサワ作品も一本も観たことないのです。釣りバカ日誌も寅さん(これは一つ二つあるけど映画館ではない)もぜんぜん観たことがないのです。いったいいままで何してたんだ?w

いろいろ面白い作品を世に送り出している庵野監督というのもあって、庵野さんがいったいゴジラをどう料理するんだろう?という興味もありました。最近の庵野さんといえば「風立ちぬ」の声優してたなーという感じですが。

で、肝心の映画は単純に楽しめました。ゴジラを得体の知れない巨大な生物として存分に映像化することに成功してたとおもうし(ちょっとしつこいぐらいだったけど。でもあんなん現れたらもう逃げまくりますよね)、いままできっとなかったんだろうゴジラ自体が進化するというネタもまるほどなーという感じで面白かったです(まあ、完全にエヴァじゃん、とかとも思いましたが)。

ゴジラが何者なのかを研究する流れの細かさとか専門的っぽい感じ、日本という国のシステムのだらしなさ(またそれがいい部分もあったりするが)、自衛隊の限界を描いたこと(想像でしょうけど。全面的に自衛隊の協力受けてましたもんね。あまりにもすごいのでプロパガンダか?とかまで思ってしまうほど)などなど、いろいろ映画をつくるにあたって庵野さんが伝えたかったことや、面白がって欲しいとおもったことが盛りだくさんで、ほんとよくできた映画だなーと思いました。が、結局のところゴジラがなぜ東京にやってくるのか?という一番単純なところが描かれてなかった(見落とした?)ように思えて、そこがちょっと消化不良でした。なぜあの生物が生まれたのか?というのがもともとのゴジラのテーマだったように聞いたことあるのですが。

しかし、映像すごかったです。やっぱりゴジラは日本人が描いたほうがよりゴジラっぽいのでしょうかねえ?(ハリウッドのやつも観てないけどw)

E.D.F. NHK-FM再び

E.D.F.で4月に出演し、5月に放送のあったNHK-FMのSession2016ですが、本放送では流れない、各収録回のアンコール曲などを集めて放送する「未放送音源セレクション」という番組があり、再びE.D.F.も登場します。近々になってしまいましたが、今週木曜日です。

NHK-FM Session 2016 プレゼンツ 未放送音源セレクション(3)
放送日時:2016.8.11(木) 16:00-18:00

E.D.F.は番組冒頭、最初の登場となる予定です。
詳しくはこちらをご覧ください。

本放送を聞いていただいた方も、そうでないかたも、E.D.Fや全国で活躍するさまざまなミュージシャンの演奏を聴くことのできるチャンスですので、ぜひチェックして聞いてくださいね!

各地のNHK FMの周波数はこちらからチェックできます。またスマートフォンやパソコンなどでインターネットラジオ(らじる★らじる)を通して聴くこともできますよ。ぜひ!

新譜「Valley」

ツアーにでたりあちこち行ってたので投稿が遅くなってしまいましたが、ベーシスト中島教秀・ドラムス清水勇博と録音した新作「Valley」、完成しました。こんなアルバムになりました。

NN-0006jacket Valley

1. 大杉谷
2. 岩魚の気持ちは言わないで
3. Nobody Knows
4. Resting
5. 小籠包ステップス
6. 分岐点
7. All Too Soon

bass – 中島 教秀 Norihide NAKAJIMA
sax – 武井 努 Tsutomu TAKEI
drums – 清水 勇博 Takehiro SHIMIZU

Nano Peaks NN-0006 CD

この作品は前作の「In The Kitchen」と同様宅録で作ったのですが、前回とちがってドラムが入ったトリオなので、どうなるかわからない中、試しながらやってみたのですが、これが意外ととてもいい音で録れました。結局はマイクの点数や設備の良さよりも、如何に音楽がちゃんと捉えられるところにマイクを置くかということだと思いました。楽器それぞれの”音”を録るのであれば、もっとデシベルの効率の高い場所や、それぞれの音色のいいところにセパレートで置いたほうがいいのは当たり前のことですが、”音楽”を録る場合なら、もともとわれわれのような音楽は(アンプを使ったとしても)その場でアンサンブルをしながら音楽を作っているので、それがよく表れているところにマイクを立てるのが音楽自体はより捉えやすいと思います。逆にそうして演奏されてる音楽を一旦バラバラにとってまた再構成するというのは、また違う意味になってくるんじゃないかと思います(いい意味でも悪い意味でも)。なので今回の録音はすごく面白かったし、勉強になりました。

聴くと「なるほど」と思ってもらえると思いますが、音質的にはそういうセパレートで録られたものにはかないませんが、ライブ感溢れる、音の混じり方がよくわかる(各奏者が横を向いたりするとわかったりする)仕上がりになっています。そんなに広くない部屋で録ってるなーという感じとか(ある意味小さなライブハウスで聞いている感じです)。これがマイクたったの2本で録ったというのが実に面白いです。

どんな感じかはこのPVでどうぞ。

ぜひたくさんの方に聞いていただきたいです。現在ライブ会場などでは販売しています。まだCD販売店やネットショップの販路はできていませんが、いずれ載せるつもりです。よろしくお願いします。

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