2017.6月のスケジュール

2017.5 2017.7 >

201706

※先の予定は随時変更されることがあります。line
6/1(Thu) TOMMY-武井5
神戸 摂津本山 Born Free 078-441-7796
19:30- \3,000 (学生\2,000)
[メ] TOMMY(Tb)、武井努(Sax)、志水愛(Pf)、三原脩(B)、中野圭人(Ds)

20170601
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6/3(Sat) 神大Jazz現役&OBオープンジャムセッション
神戸 元町 cafe 萬屋宗兵衛 078-332-1963
Start 19:00 \500
[ゲスト]武井努(Sax)、藪下ガク(Gt)
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6/4(Sun) 中島・武井
豊中 我巣灯 06-6848-3608
14:30- \2,000
[メ] 中島教秀(B)、武井努(Sax)
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6/4(Sun) 塩入(Ds)4
大阪 大阪城北詰 Live Sound Bar Fortissimo 06-7172-1872(18:00〜24:00)
19:30- \2,500
[メ]塩入基弘(Ds)、Jesse Forest(Gt)、Dave Moss(B)、武井努(Sax)

20170604
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6/7(Wed) triogy meets ENSEMBLE SHIPPOLLY
大阪 大正 studio T-BONE 080-4028-1928(有本)
Open 19:30 Start 20:00
予\2,500 / 当\3,000円 + ドリンクオーダー
フード;アンクル・アントの農園で採れた有機野菜のおばんざいあり
[出演] ENSEMBLE SHIPPOLLY : 西島芳(piano/voice)、武井努(cl,ss,ts)、中山雄貴(tb)、有本羅人(tp,bcl)
triogy : 西島芳(piano/voice)、吉野弘志(b)、白石美徳(ds)
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6/8(Thu) Pmp’n Rock Brasileiro!
大阪 天満 Flat Flamingo
20:00- 前\3,000 / 当\3,500
[メ] 高尾典江(Vo,AG)、カオリーニョ藤原(EG,Vo)、武井努(sax)、時安吉宏(b)、池田安友子(perc)
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6/10(Sat) 愛知アートフェスタ 2017
愛知 名古屋 栄 オアシス21 銀河の広場
9:00-19:00
[LIVE PAINT] SIXCOIN (from KOREA) / 岩崎雅一 (CandyArt) / まつやまたかし / 松澤奈奈 / 100人 LIVE PAINTING
[STAGE] 古武道太鼓集団 風之舞(かじまあい) / 武井努トリオJAZZ LIVE(武井努sax、徳田智史b、清水行人gt) / YOUTH THEATER JAPAN / 中谷文美
artfesta2017
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6/11(Sun) 武井3
愛知 吉良 Jazz Club intelsat 0563-35-0972
20:00- \2,500
[メ] 武井努(Sax)、清水行人(Gt)、徳田智史(B)
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6/15(Thu) NYC JAZZ Special Sketch Night
大阪 北堀江 ABSINTHE WORMWOOD 06-6643-9057
19:30-22:30 \2,500 (学生\1,500)
[メ]塩入基弘(Ds)、Jesse Forest(Gt)、Dave Moss(B)、武井努(Sax)
※ SketchNightは、NYCの全米イラストレーター協会で 100年以上続くイベントです。全てのカゴリーのアーチストが 音楽やファッションをライブドローイングします。 今日、日本では音楽やファッションをライブで描いていません。 私たちと描きましょう。きっと何かが始まります。
Halu Iwasaki

20170615
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6/16(Fri) 高瀬裕・武井努DUO
名古屋 新栄 Lamp 052-252-7151
19:30- \3,800 (予約\3,000/学生\2,500) アフターアワーズセッション有り
[メ] 高瀬裕(B)、武井努(Sax)

20170616
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6/17(Sat) 高瀬裕・武井努DUO
高槻 JK RUSH 072-681-7473
19:00- \3,000
[メ] 高瀬裕(B)、武井努(Sax)

20160617
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6/19(Mon) たけうまDUO
寝屋川 萱島 アナンカフェ 072-823-5852
20:00- \2,000
[メ] 武井努(Sax)、馬田さとし(Gt)
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6/20(Tue) 中島教秀・武井DUO
兵庫 尼崎 JAMMER 06-7177-7501
20:00〜 カンパ制
[メ]中島教秀(B)、武井努(Sax)
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6/21(Wed) MITCH(Tp, Vo) ALL STARS
大阪 梅田 ニューサントリー5 06-6312-8912
19:30- \1,800
[メ] MITCH(Tp,Vo)、富永寛之(Gt)、工藤精(B)、永田充康(Ds)、武井努(Sax)
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6/22(Thu) E.D.F.
大阪 堂山 Jazz On Top Act III 06-6311-0147
19:30- 前\2,500 / 当\3,000
[メ] 清水武志(Pf)、、武井努(Sax)、田中洋一(Tp)、西川サトシ(B)、光田じん(Ds)
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6/23(Fri) 松田一志
■ Emotional Voice from SOUL FEVER!
京都 木屋町 LIVE SPOT RAG 075-241-0446
19:30- 前\3,000 / 当\3,500
[メ] 松田一志(Vo)、江崎愛(Vo)、岩田サオリ(Vo)、武井努(Sax)、Kenmichank(Gt)
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6/25(Sun) The Big Wind Jazz Orchestra
大阪 梅田 ROYAL HORSE 06-6312-8958
12:00- \2,500 barcounter \1,000
[メ]飯田憲司(As)、落合智子(As)、武井努(Ts)、後藤重樹(Ts)、松並真嗣(Bs)
横田健徳(Tp)、菊池寿人(Tp)、黒岩洋輔(Tp)、福中明(Tp)
堀田茂樹(Tb)、大島一郎(Tb)、太田健介(Tb)、坂本裕樹(Tb)、的場誠治(Tb)
志水愛(Pf)、宮詠子(Pf)、片岡耕一(B)、原満章(B)、箕作元総(Gt)、森山和弘(Dr)、山下嘉範(Dr)、小橋知枝(Vo)
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6/27(Tue) ジモティーズ
西宮 Three Codes 0798-55-5184
19:30~ \2,000
[メ] 武井努(Sax)、阪本正明(Gt)
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6/29(Thu) 永田有吾4
神戸 六甲 神戸 Always 078-805-0899
19:30- \2,500(学生\1,500)
[メ] 永田有吾(Pf)、武井努(Sax)、坂井美保(B)、橋本現輝(Ds)
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中華鍋

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一番手前が今回入手したもの。左奥が今までつかってたの。右奥がその前の中華鍋。どれもなんだか愛おしい。

最近なんだか台所周りのことが流行っています。自分の中だけで、ですけど。

先日もちゃんとした包丁の砥石を入手したのですけど、ちゃんと研ぐと包丁ってちゃんと切れる、という当たり前のことを今更ながらに知りました。ずっと前に手元にきた包丁をそのままずーっと使っていて、ちょっとずつ鈍っていくわけだけど、それでもそのまま使っていたので、まあこんなもんかーと思いながらいろんなもの切ってたわけです。が、研ぐと、よく切れる。よく切れると料理しやすいしストレスがない。そのストレスを感じたり補ったりする部分につかっていた力を本来のことに使えるので、いろいろ楽です。これ音楽もそうなのですけれど。

そして包丁を研ぐというが、非常に楽しい作業ということも知りました。ちゃんと研ぐには(無論ちゃんとしたこと何も知らないですが、自己流で)、角度とかやり方とかを注意してやらないといけないので、自然となにかある形のものへと、つまり効率いい形というか、姿勢がなったりしていきます。これ結構気持ちいいんですよね。集中するし。餃子を包むのも同じような楽しさがあるのですが、無心の楽しさ、というものでしょうかね。

で、包丁とはまた別で、長年使っていたフライパン(中華鍋との間ぐらいの深いフライパン)がもうだいぶダメになってきたので、まあ使い方も悪かったのですが、いつ新調しようか、なんてことを思っていて、ずいぶん前から教えてもらって目をつけていたIHでも使える中華鍋があるのですが、ついにそれを買いました。ついにっていうほど高い買い物でもないのですが、なんかこういうのって一種の気合が要りますよね。

本当は中華料理屋さんでつかうような全部鉄でできた中華鍋(ずっと前にも中華鍋使ってた)がよかったのですが、いまは空焼きできないので、同じ鉄製だけどもう少し手入れを簡単にできるものを買いました。リバーライト極ってシリーズなのですが、厚みもあって、ちょっとだけ重くていい感じです。

ずっと前に中華鍋つかってたときはお手入れもなにもやりかた知らなかったので、だいぶ雑につかってたのですが(まだ置いてあります)、今回は丁寧につかってみようと。道具にはその道具の扱い方がちゃんとあって、それを守るとちゃんと応えてくれる。モノってそういうものですよね。道理があるというか。楽器も同じですよね。たんに人間が好き勝手に使える便利な道具じゃなくて、使い方があって、それを見極めてやると素晴らしい力を発揮する、そんな部分があるのもまた楽しいのです。

丁寧にものをつかうというのに、今更ながらちょっと目が開きかけた今日この頃の雑記でした。

 

[猫日和]2017.5.19 Pちゃん 4th お誕生日!

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Pちゃん4歳になりました。すっかり大きくなっちゃったけど、中身はますます子猫化しています。兄かまがいなくなってとっても寂しいらしくやたらと甘えてくる毎日で、ぼくのお腹を座布団か何かと勘違いしているようです^^;

そしていま流行っていることは枕元に座ることです。毛がこそばゆいったらありゃしない。でも可愛いから許しちゃうけど。

あまり太りすぎないようにダイエットもして、健康な一年を過ごせますように1

残俠(天切り松 闇がたり 2) – 浅田次郎

天切り松 闇がたりの第2巻。留置されている人間たちにはなぜこの小さな老人が優遇されるのかわからない。そんな謎の老人が同じ留置される人間たちに夜な夜な昔話を語る。今やそれは看守はたまた所長までの愉しみとなっている。

大正ロマンあふれるある日、寺の境内でみた見事な剣さばきの老人。その人が目安一家の客人となった。話をきくと彼はかの清水次郎長の子分・小政だという。そんな昔話の人物、、、と皆思うが、実は大正はさほど江戸時代からは離れていなかったのだ。だから江戸の任侠を引きずる人間がこの文明開化の華咲く大東京にもまだ残っているのだ。

そんな昔かたぎの人物の話から、目安の親分の切れ味いい中抜きの話、松蔵の初恋の話、そして松蔵と姉を捨てた父親との話などなど、人情味篤い話が8編。どれも読んでワクワクすると同時に、すこし哀しくなって空を見上げてみたり。ほんとこのシリーズいいな。時代劇でもなく現代劇でもなく。でも間違いなく今の人に向けて浅田さんは書いてるよね、きっと。

集英社文庫 2002

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浅田次郎 – 闇の花道

大正ロマンあふれる時代。明治の維新は遠い昔になり、まだ東京を大震災が襲うすこし前。街や人々は新しい時代に心躍らせていたが、まだまだ江戸の昔を大切にしていた者たちもいた。それは盗人稼業においても。

時は変わっていまの時代。留置所の隅にうずくまる老人。彼は夜な夜な同部屋の留置人たちに昔話をする。それも昔の盗人が使ったという声音・闇がたりという方法で。知る人ぞ知るこの御仁こそ、その大正の時代に名を馳せた目安一家の小僧で、天切りという大技を継いだ盗人・松蔵だった。彼ら一家が狙うのは盗られても誰も困らない天下のお宝。そして貧しい人には手を差し伸べる。義理と人情、そして何より粋であることを大切にした、そんな人々の物語。

とかく、いまの若い者は、なんて言葉がよく出るけれど、いまも昔もそれはさほど変わっていない。しかしその中でもすこしずつ変化はしていっている。今のご時世に義理や人情、はたまた粋、なんてことを信条にしている人間がどれほどいるものか。昔は本当にそういうものを大事にしている人たちがいて(と信じたい)、彼らの話を聞き、自分のいまを見つめ直す。話は昔話だから古いけれど、そこに含まれる真理や人の情は色褪せるものじゃない。

何巻か続くシリーズ物。「天切り松 闇がたり」シリーズ。一巻目となるこの作品では天切り松こと松蔵が目安の親分に拾われるところから、小僧時代のお話が主。博打好きの父親が借金のかたにと姉を置屋に、そして弟・松蔵を奉公にだすところから始まる。一家の姉御おこんが意地から同じ人物から同じものを盗り、それが人生の中での大きな恋になるお話「槍の小輔」がかなり素敵な話。そして生き別れた姉が吉原の花魁になって再開、そして別れる話などなど。義理人情なんていま流行らないというか二の次にされるようなことだけに、こう話にしてじっくり聞かされると、今はなんなんだろうとか思ってしまう。ロマンとか今ないもんね。そして粋。ほんといまは無粋な事ばかり、嫌になる。

こんな話をみせてくれる浅田さん、いいなあ。続きも楽しみ。

集英社文庫 2002

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田中啓文 – UMAハンター馬子 完全版

 

UMA – 未確認生物、それらを追っている訳でもないのだが、いく先々(あることを探し求めている)でUMAらしきものやそうでないものに出会う、ただひとり”おんびき祭文”の伝承者を名乗る、蘇我屋馬子とその弟子イルカ。彼女たちのいく先々で出会うものは、ネッシー、ツチノコ、雪男、クラーケンなどなど、UMAとしてその正体も存在も謎だとされる生き物たち(なかには魔界のモノも混じってくるけど)。それらをなぜかやたらと湧き出す知識によって暴いていく馬子。そしてそこにつきまとう謎の男。彼らはなにを探し求めているのか。そしてそれはどういう結果を招くのか?

怪獣やら異形のものやら呪いやらジャズやらなんやら、サックスを吹いていてもまるで叫びか呪術かのような音を追い求めている、そんな田中さんはきっとオドロオドロしいものに興味を惹かれるんだと思う。そして同時に未知なるモノへのロマン。ネットやらなんやらで地上のことはいろいろ明るみにされていってるけれど、いやいや実は我々が見知ってることなんて宇宙のほんのちょっと。でも、そういうことさえ忘れ去られて、なんでも指先一つで調べられてしまうと思い込まされているこのご時世に、ああ、こんな世界がたしかにあった、いや、あるんだ、ということを再認識させてくれるのがこの馬子たちなのかも(大げさ?)

各エビソードはさておき、煮しめたような、皆が想像する最大公倍数的な典型的な大阪のおばはん、馬子のキャラが強烈で、それを読んでるだけでおもしろい。でもこれ面白いって思えるの関西や大阪の人間だけなのかなあ。こなもんやの馬子はもうちょいおとなしいというか、小学校の近くにあった駄菓子屋のおばちゃんぽい感じやったけど、ここでの馬子はもう怪獣のよう。実は小学校のときにお世話になった先生に被るのよねえw

各UMAに対する憧れも、それを現実的にみた正体らしきものも、いろんな夢やロマンを馬子の口を借りて田中さんが語っていくのが楽しい。そして最後にアレがでてきて、ウルトラQだかなんだかのような展開になるのがもう笑うしかなくてー。やっぱり大阪城や高いビルは破壊されなきゃならないですよねえ。完全に最後の方は脳内映像再生になってました。

各章の間に挟まれる解説というか私見もおもしろく読ませてくれるし、このUMA愛に溢れた作品とてもいいです。この完全版ができるまでに紆余曲折しまくったようだけど、よくぞ最後までいってくれたって感じ。なんかうれしい。馬子はそして幸せになれるのかな、石切あたりで商売やってたりするんかなあ、なんて思いながら街をいきかうおばはんを眺める日々なのでした。

ハヤカワ文庫 2005

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秋本尚美 – グーグーだって猫である(映画版コミック)

同名原作で映画化された作品のコミカライズ版。なのでもともとの大島さんの漫画とは全然違うお話。

前猫サバの悲しいエビソードから、グーグーがやってきて、そして大島さんに身体をともなう大きな人生の転機がきたり。恋が芽生えそうになったり(これはフィクション?)、新しい漫画の話があったりするのは実話だろうけど、大島さんの作品にはでてこなかった。でも、映画としたらこういう話の流れとてもいいなあとおもう。映画はきっと見ないけど。

最後の方に弱っていく主人公に前猫サバが会いに来る、そしてお話するシーンがあるんだけれど、これがたまらない。もし飼ってた猫としゃべれたら、と思うと。彼からはどう見えてたんだろう?嫌じゃなかった?幸せだった?なんてこと聞きたい。なにをもっとして欲しかったのかな、とか。

大島さんの漫画だとグーグーの模様がちっともわからなかったけど、この秋本さんの作品が近いとするなら、かなり変わった模様の子よね。もしうちにこの猫来たらへんな名前つけただろうなあ、ウズシオのシオちゃんとかw

なんなんだろうな、猫って。不思議な家族。

角川書店 2008

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2017.5月のスケジュール

2017.4 2017.6 >

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※先の予定は随時変更されることがあります。

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5/1(Mon) 武井3 with 嘉本信一郎(Ds)
大阪 芦原橋 studio & cafe Make 06-6562-3294
19:30- \2,500
[メ]嘉本信一郎(Ds) from Tokyo、武井努(Sax)、清野拓巳(Gt)、萬恭隆(B)

20170501
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5/2(Tue) 津上会
神戸 三宮 Big Apple 078-251-7049
19:30-~ 前\2,500 / 当\2,800
[メ] 津上研太(Sax)、武井努(Sax)、津上信子(Fl)、萬恭隆(B)
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5/5(Fri) ジモティーズ
西宮 Three Codes 0798-55-5184
19:30~ \2,000
[メ] 武井努(Sax)、中川健(Gt)
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5/7(Sun) 中島・武井・杉山
豊中 我巣灯 06-6848-3608
19:00- \2,500
[メ] 中島教秀(B)、杉山悟史(Pf)、武井努(Sax)
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5/9(Tue) 中島教秀・武井DUO
兵庫 尼崎 JAMMER 06-7177-7501
20:00〜 カンパ制
[メ]中島教秀(B)、武井努(Sax)
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5/11(Thu) E.D.F.
大阪 今里 ZattoFour 06-6751-1990
19:30- \2,000
[メ] 清水武志(Pf)、武井努(Sax)、田中洋一(Tp)、西川サトシ(B)、光田じん(Ds)
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5/13(Sat) たけタケ
東大阪 俊徳道 Crossroad 06-6736-8870
20:00- \2,000
[メ]清水武志(Pf)、武井努(Sax)
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5/14(Sun) 河村・武井テナーバトル
大阪 堂山 Jazz On Top Act III 06-6311-0147
14:00- \2,500
[メ] 武井努(Sax)、河村英樹(Sax)、志水愛(Pf)、三原修(B)、東敏之(Ds)
※ 日曜日お昼下がりのライブです。

20170514
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5/16(Tue) The Symphony Hall Big Band ~Music Director 菊池寿人~ Vol.5
大阪 福島 ザ・シンフォニーホール 06-6453-1010
18:00 開場 / 19:00 開演
[メ] Tp 菊池寿人、築山昌広、広瀬未来、塩ノ谷幸司
Tb 大島一郎、Tommy、山内淳史、川口哲史
A.sax 小林充、藤吉悠
T.sax 武井努、高橋知道
B.sax 里村稔
Pf 宮川真由美
Bass 藤村竜也
Drs 岡本健太
スペシャルゲスト 赤木りえ(フルート)
[料金] S\5,000 / A\4,000 / B\3,000 (全席指定 税込)
[問] アーヴィング 06-4964-5797(12:00〜19:00 月〜金)
[チケット] ザ・シンフォニー チケットセンター 06-6453-2333

20170516
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5/17(Wed) MITCH(Tp, Vo) ALL STARS
大阪 梅田 ニューサントリー5 06-6312-8912
19:30- \1,800
[メ] MITCH(Tp,Vo)、武井努(Sax)、永田充康(Ds)、TAKU(Gt)、光岡尚紀(B)
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5/19(Fri) たけうまDUO
東大阪 八戸ノ里 Bar 蓄音機 06-4307-0080
19:30- \2,000
[メ] 武井努(Sax)、馬田さとし(Gt)

20170519
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5/20(Sat) ナガオクミとハツカネズミ隊
大阪 中崎町 創徳庵 080-1476-1934
19:30- \前2,500 / 当\2,800 +1ドリンク(500円~)
[メ] ナガオクミ(Vo)、武井努(Sax)、藤村竜也(B)、チーチョ西野欣哉(Perc)

20170520
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5/21(Sun) 武井・箕作DUO
守口 大和田 ゆうゆう
20:00-
[メ] 武井努(Sax)、箕作元総(Gt)
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5/24(Wed) TOMMY(Tb)
京都 木屋町 LIVE SPOT RAG 075-241-0446
19:30- \3,500
[メ] TOMMY(Tb)、武井努(Sax)、田中洋一(Tp)、中島徹(Pf)、三原修(B)、渕雅隆(Ds)

20170524
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5/25(Thu) Funky Sax Night SPECIAL!! feat. 清水興
大阪 梅田 Azul Terrace 06-6373-0220
19:30- \3,000
[メ] 武井努(Sax)、清水興(B)、TAKU(Gt)、足立知謙(Key)、平岡タカノリ(Ds)

20170525-a4
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5/26(Fri) E.D.F.
大阪 桃谷 M’s Hall 06-6771-2541
20:00- \1,800
[メ] 清水武志(Pf)、武井努(Sax)、田中洋一(Tp)、西川サトシ(B)、光田じん(Ds)
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5/27(Sat) 松田一志
大阪 天満 Pink Flamingo 080-3118-9372
大阪市北区池田町8-11 天満パール2F
open 18:00 start 19:00 前\3,000 / 当\3,500
[メ] 松田一志(vo)、武井努(sax)、Kenmichank(G)
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5/29(Mon) 武井3
神戸 摂津本山 Born Free 078-441-7796
19:30- 2,500
[メ] 武井努(Sax)、小前賢吾(Ds)、萬恭隆(B)

20170529
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5/30(Tue) たけうまDUO
寝屋川 萱島 アナンカフェ 072-823-5852
20:00- \2,000
[メ] 武井努(Sax)、馬田さとし(Gt)
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5/31(Wed) 神戸ジャズサキソフォン五重奏
神戸 元町 cafe 萬屋宗兵衛 078-332-1963
19:30- \3,000
[メ] 荒崎英一郎(ts)、武井努(ts)、内藤大輔(ts)、浅井良将(as)、古谷光広(bari)、石川翔太(b)、岡野正典(ds) 他
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有川浩 – 旅猫リポート

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有川さん×猫、こんな本あったなんて。読まずにはいられない。

以前飼っていた猫をやむない理由で手放したことがある主人公サトル。あるとき彼の車のボンネットでくつろぐ猫と出会う。ひょんなことから彼に飼われることになったその猫はナナ。しっぽが鉤型に曲がって7みたいだから。サトルとナナはすごく仲良く暮らしていたが、5年後、またサトルはナナを手放さなければならなくなる。そこでサトルはナナとの出会いの車・銀色のワゴンに乗って知人の家を回り、ナナをもらってくれないかと旅をするのだった。

ああ、これだけ書いただけでも泣けてくる。犬は飼ったことないからわからないけれど、飼っている猫をだれかにもらってもらわなきゃならないなんて、なんて寂しい状況か。あの、勝手気儘に暮らしているように見える猫も、一緒にいるとお互いの気持ちがよくわかる。そして時間が重なるにつれ明に暗に深く繋がっていく感じがする。お互い何かを共有して分け合ってるような。そういう猫のいる空間といない空間は全然ちがう雰囲気がしてしまう。

もちろん主人公はサトルなので、サトル周りで話は進むのだけれど、たまにナナの一人称で描かれるシーンがある。猫の目線で。この猫目線がよくできてるというか、有川さん猫なんじゃない?と思うぐらい猫の気持ち、生態なんかがよく描かれてる、うれしくなるぐらい。猫の好きなこと・嫌いなこと、子猫はまだバカであまり人語を解さないこと(というのと同時に猫は人語を解するということ、でもそれを人間はわかってないということw)、犬とも会話できること(もちろん犬もしゃべること)、外国の猫とはあまり通じないこと(人間も同じね)などなど。柴田よしきさんの猫のシリーズもよく生態見てるなーと思ったけれど、有川さんはより人間にちかく感じているような。

猫と旅をする。憧れることの一つ。残念ながら今まで飼った猫はみんな外が怖い子だったので、連れ出そうものならえらいことになったけれど、いつかそういことしてみたい。運転する車の中で猫が自由にうごきまわって、窓の外眺めたり、椅子で寝てたり。たまにリードをつけてどこか散歩したり。きっと旅好きな猫もいると思う。出会うかどうかはわかんないけど。いつかそんなことができたら、、、、楽しいだろうなあ。どこ連れてってやろうかな。デザイナーの平松さんが飼ってるノロが羨ましかったもんな(平松夫妻とノロは旅好き、ヨーロッパにも行った)。

かまはいなくなってしまったけれど、最近はPがやたらと甘えてくるので嬉しい。慰めてくれてるのか、単に寂しいのか、それとも単に暖かい腹がすきなのかw。でもくっついて来てくるということは、ぼくはまだ不吉な匂いがしないということだろうな、と猫に乗られながら安心する。猫は不吉なものには近寄らないから。ナナはそれがわかってもサトルと居ようとするのがたまらない気持ちにさせる。ぼくが猫と別れるときもいずれくるだろうけど。

きっとまだ近所に住んでいるであろう有川さんにもし会う機会ができたら、どの作品も素晴らしくて好きです、ってことを伝えるとともに、よくぞこの作品を
書いてくれたという感謝を伝えたいな。ありがとう、有川さん。

講談社文庫 2017

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トミー・コッテル・トリオ

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photo by yuki asane

先週のことになってしまいましたが、2月に続き再びスウェーデン・イエテボリ在住のベーシスト森泰人氏が主宰するスカンジナビア・コネクションの第41回目のツアー、トミー・コッテル・トリオのライブに参加しました。前回のアルベルトさんのバンドもでしたが、このトミーさんのバンドも演奏も楽曲も素晴らしかったです。

トミーさんのバンドはフリーフォームなところはあるものの、ほぼ彼が作曲した曲を演奏するのですが、未知のものですごく刺激的なのに、懐かしくて知ってるような感じがしました。例えて言うと父親のように猛々しく、母親のように大らか、そして弟のようにやんちゃで、妹のように純粋、というような。とにかく根本的に健康的でハッピーなサウンド、それでいて何かをなぞるのではなく、どこまでいっても創造的な演奏でした。

そんな中に入って演奏すると、聴いてるのと中に入って一緒に音を出すのはぜんぜん違う感触がして、いかに自分が自分であるかということが一番大事なのである、ということを強烈に認識させられました。

ぼくは英語はもちろんスウェーデン語なんて全然なのですが、拙い英語でいろいろドラマーのダービッドと話して(彼はとても話好きだった)いると、日本人が演奏するジャズとはなんぞや?みたいな話になり、いろいろ考えさせられました。古来からある日本の伝統音楽と融合するというものでもなく、借りてきたフォームの上で演奏している自分は、一体どこに自分のアイディンティティがあるのか(出せるのか)というのは、普段意識してないけれど、実は一番考えたり感じたりしなければならない命題だと思います。誰かと同じこと、モノマネではなく、自分であって、しかもそれがこの土地にいる人間だからこそ出せるもの。きっとそういうものがあるんだと信じてやっているのですが、今の時点ではこれこれこうですよ、というものは具体的に出せないです。が、彼に答えたように、この土地にいてこの言葉と食べ物、文化によって育まれている自分のバックグラウンドから出る音、というものがあるはずで、それが自分なんだ、と思ってやっています。アルベルトのときにも同じようなことを思いました。

本当に再びとてもよい経験ができました。いつか逆にスウェーデンに行けたらなとも思います。今回のツアーを聞いてくださったみなさん、協力してくれたみなさん、ありがとうございました。そして、トミーさん、森さん、ダービッドさん、ツアーお疲れ様でした、もう帰国したころですかね。またお会いできたらと思います。

Tommy Kotter(Pf)、森泰人(B)、David Sundby(Ds) ゲスト 武井
4/10 梅田 Mr.Kelly’s
4/11 芦屋 Left Alone

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