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徳永圭 – 片桐酒店の副業

katagiri

徳永さんの本を読むのは初めて。さてどんな物語を書く人なんだろう。

とある地方(どうやら名古屋)の外れの古びた商店街にあるこれまた古びた酒店。ここの2代目の片桐は酒屋なのになぜかスーツにネクタイ姿。もともとはサラリーマンをしていたらしい。そんな酒店の業務はむろん酒類の販売だが、先代が配送ついでに何か他のものも運んであげた(まごころ)ことから、ちょっとした届け物(人間にできる範囲で、法に触れない範疇で)をする副業があった。

アイドルに自作のケーキを届けたい、憎いあいつに悪意を届けたい、記憶をなくした母に贈り物をとどけたい。。。。様々な人が様々な依頼をしてきて、それに真面目に応え続ける片桐。そこまで仕事に没頭する彼には実は忘れてしまえない過去があり。。。

すこしシリアスな感じやミステリアスな感じもあって、ややもすれば暗い感じになりそうなのだけれど、でも、どこかのほんとした感じがするのは描かれる土地の長閑さからかもしれないし、作者の好みなのかもしれない。いいドラマを観たような読後感。妙なロマンスとかがないのがいいのかもな。この話続いて欲しいなあ。ほかもあるのかなあ。

角川文庫 2016

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