A Piece of JAZZ quartet レコーディング

先週のことになりましたが、ピアニスト/作曲家の大前チズルさん率いる A Piece of JAZZ quartetのレコーディングがありました。

このレコーディング自体はコロナ禍の中の夏前からボチボチ進めているのですが、今回のアルバム(2ndになるはず)は、前作から変わってメンバーの曲をいろいろ取り入れようということで、教秀さんの新曲やら、清水くんの曲やらと合わせて、ぼくもこのバンド向けに曲を書き下ろしました。

書き下ろした曲はこのコロナ禍に翻弄されている世間をイメージした組曲と、東北の震災をテーマにした曲です。自粛期間中に書いたためリハーサルも何もできないままでしたが、一度RAGの配信ライブで演奏しました。そのあとまあまあ集まれるようにもなってから一度レコーディングはしてみたのですが、その時の音があまりよくなかったため、今回改めてトライさせてもらうことになったのでした。

久しぶりでいろいろ懐かしいアルケミースタジオで。エンジニアの北畑さんもお元気そうでなにより。そしてレコーディングは終始スムーズに。もうみんな曲も知っているので、打ち合わせもそこそこにイメージだけ伝えてあとは今日のノリだけで。ほぼすべてテイク1でOKという感じでした。

実はいままでレコーディングはいろいろやってきていますが、自分の作品をここまでちゃんとレコーディングしたのは初めてで、テイクバックを聴いていると何とも不思議な気持ちが湧いてきました。演奏が素晴らしかったのはもちろんなのですが、まさにこのメンバがこの時だから出せる音、気持ちを色濃く感じられて、感無量でした。いい演奏を、いい録音をしてもらってほんと嬉しいです。

まだアルバムが出来上がるのはもう少し先になりそうですが、早く聴いてもらいたいです。いま僕の思ってる感じがすごくでた演奏になっているので。頑張って早く作り上げたいと思います。乞うご期待、です!

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